<南総里見八犬伝:目録>

曲亭馬琴著「南総里見八犬伝」の目録。

No.
輯名
No.
巻名
No.
回名題目岩波
巻数
備考
111季基訓を遺して節に死す
白龍雲を挟みて南に帰く
1里見義実編
2一箭を飛して侠者白馬を[あやま]つ
両郡を奪ふて賊臣朱門に倚
1
23景連信時暗に義実を阻む
氏元貞行厄に館山に従ふ
1
4小湊に義実義を聚む
笆内に孝吉讐を逐ふ
1
35良将策を退て衆兵仁を知る
霊鴿書を伝て逆賊頭を贈る
1
6倉廩を開きて義実二郡を賑す
君命を奉りて孝吉三賊を誅す
1
47景連奸計信時を売る
孝吉節義義実に辞す
1
8行者の岩窟に翁伏姫を相す
滝田の近邨に狸雛狗を養ふ
1伏姫・八房編
59盟誓を破て景連両城を囲む
戯言を信て八房首級を献る
1
10禁を犯して孝徳一婦人を失ふ
腹を裂て伏姫八犬子を走らす
1
2611十一仙翁夢に富山に栞す
貞行暗に霊書を献る
1
12十二富山の洞に畜生菩提心を発す
流水に泝て神童未来果を説く
1
713十三尺素を遺て因果みづから訟
雲霧を払て[あやしみ]はじめて休
1
14十四轎を飛して使女渓澗を渉
錫を鳴してヽ大記総を索
1
815十五金蓮寺に番作讐を撃つ
拈華庵に手束客を留む
1大塚編(信乃・荘助登場編)
16十六白刃の下に鸞鳳良縁を結ぶ
天女の廟に夫妻一子を祈る
1信乃☆
917十七妬忌を逞して蟇六螟蛉をやしなふ
孝心を固して信乃曝布に禊す
1
18十八簸川原に紀二郎命を隕す
村長宅に与四郎疵を被る
1
1019十九亀篠奸計糠助を賺す
番作遠謀孤児を托す
1
20二十一双の玉児義を結ぶ
三尺の童子志を演
1荘助☆/道節・現八登場編
31121二十一額蔵間諜信乃を全す
犬塚懐旧青梅を観る
2
22二十二浜路窃に親族を悼む
糠助病て其子を思ふ
2
1223二十三犬塚義遺託を諾く
網乾謾歌曲を売る
2
24二十四軍木媒して荘官に説く
蟇六偽りて神宮に漁す
2
1325二十五情を含て浜路憂苦を訟ふ
奸を告て額蔵主家に還る
2
26二十六権を弄て墨宦婚夕を促す
殺を示して頑父再[じょう]を羞む
2
1427二十七左母二郎夜新人を略奪す
寂寞道人見に円塚に火定す
2
28二十八仇を罵て浜路節に死す
族を認て忠與故を譚る
2
1529二十九双玉を相換て額蔵類を識る
両敵に相遇て義奴怨を報ふ
2道節☆/小文吾・親兵衛登場編
30三十芳流閣上に信乃血戦す
坂東河原に見八勇を顕す
2芳流閣
41631三十一水閣の扁舟両雄を資く
江村の釣翁双狗を認る
2現八☆
32三十二[もがり]を除て少年号を得たり
角觝を試て修験争を解く
2小文吾☆
1733三十三小文吾夜麻衣を喪ふ
現八郎遠く良薬を求む
2
34三十四栞崎に房八宿恨を霽す
藁塚に犬田急難を緩す
2
1835三十五念玉戯に笛を借る
妙真哀て婦を返す
2
36三十六忍を破りて犬田山林与戦ふ
怨を含て沼蘭四大を傷害す
2
1937三十七病客薬を辞して齢を延ぶ
侠者身を殺して仁を得たり
2親兵衛☆
38三十八戸外を戍りて一犬間者を拉ぐ
徴書を返して四彦来使に辞す
2
2039三十九二箱に斂めて良儔夫妻を葬る
一葉を浮めて壮士両友を送る
2
40四十密葬を詰て暴風妙真を挑む
雲霧を起して神霊小児を奪ふ
2親兵衛神隠し
52141四十一木下闇に妙真依介を訝る
神宮渡に信乃[やす]平に遭ふ
3/荘助救出編
42四十二夾剪を[ひらふ]て犬田進退を決む
額蔵を誣て奸党残毒を逞す
3
2243四十三群小を射て豪傑法場を鬧す
義士を渡して侠輔河水に投む
3
44四十四雷電の社頭に四雋会話す
白井の郊外に孤忠讐を窺ふ
3
2345四十五名刀を売弄して道節怨を復す
窮寇を追失ふて助友敵を換ふ
3
46四十六地蔵堂に荘助首級を争ふ
山脚村に音音旧夫を拒む
3
2447四十七荘助三たび道節を試す
双玉交其主に還る
3
48四十八駄馬暗に両夫妻を導く
兄弟悲て二老親を全す
3
2549四十九陰鬼陽人肇て判然
節義貞操迭に苦諌す
3
50五十白頭の情人合?を遂ぐ
青年の孀婦菩提に入る
3
62651五十一兵燹山を焼て五彦を走らす
鬼燐馬を助て両孀を導く
3
52五十二高屋畷に悌順野豬を搏にす
朝谷村に舩虫古管を贈る
3毛野登場編
2753五十三畑上謬て犬田を捕ふ
馬加窃に舩虫を奪ふ
3
54五十四常武疑て一犬士を囚ふ
品七漫に奸臣を話説す
3
2855五十五馬大記賺言して途に籠山を窮せしむ
粟飯原滅族せられて里に犬坂を遺す
3
56五十六朝開野歌舞して暗に釵児を遺す
小文吾諷諫して高く舟水を論ず
3
2957五十七対牛楼に毛野讐を鏖にす
墨田河に文吾船を逐ふ
3対牛楼/大角登場編
58五十八窮阨初て解て転故人に遭ふ
老実主家を続て旧憂を報
3
30五上59五十九京鎌倉に二犬士四友を憶念す
下毛州赤岩庚申山の紀事
3
31五下60六十胎内竇に現八妖怪を射る
申山の窟に冤鬼髑髏を託ぬ
3
61六十一柴門を敲きて雛衣冤枉を訴ふ
故事を辨して礼儀薄命を告ぐ
3大角☆
7七-上3262六十二船虫奸計礼度に説く
現八遠謀赤嵒に赴く
4
63六十三短刀を携来て縁連師家を訪ふ
衆兇と挑て信道武藝を顕す
4
3364六十四現八単身にして衆悪と戦ふ
縁連・牙二郎、信道を逐ふ
4
65六十五[よめ]に逼て一角胎を求む
腹を劈て雛衣讐を仆す
4
3466六十六妖邪を斬て礼儀父の怨を雪む
毒婦を丐て縁連白井に還る
4信乃・甲斐編
67六十七礼儀義家禄を捨つ
船虫謀て縲絏を脱る
4
3568六十八穴山の枯野に村長秋実を救ふ
猿石の旅宿に浜路浜路を誘ふ
4
69六十九仕官を謨て木工作信乃を豪留す
給事を薦て奈四郎四六城を撃つ
4
8七-下3670七十指月院に奸夫淫婦を伴ふ
雑庫中に眼代戍孝を捕ふ
4
71七十一冤尸を検して尭元姦を知る
禅院に寓して旧識再会す
4
3772七十二三士一僧五君を敬ふ
信乃道節甲主に謁す
4小文吾・越後編
3873七十三仇を謬て奈四郎頭顱を喪ふ
客を留て次団太闘牛に誇る
4
9八-上3974七十四牛を[とゞめ]て悌順答恩銭を辞ふ
朸を卸して磯九残雪窖に墜つ
4
75七十五酔客を止て小文吾次団太に遇ふ
短刀を懐にして仮瞽女犬田を按摩す
4
4076七十六庚申堂に侠者賊婦を囚ふ
廃毀院に義任舩虫を送る
4
77七十七衆賊を尽くして酒顛旅舎を脅す
内命を伝へて由充二客を招く
4
4178七十八北母自賞罰を恣にす
東使双で首級を賜ふ
4
79七十九家廟に斎して良臣異刀を返す
茶店に憩ふて奸佞落葉を試す
4
42四上80八十残仇を斬て毛野荘介と戦ふ
伝来を舒て小文吾両雄を和ぐ
4毛野☆
43四下81八十一荻野井返命して偽刀旧主に還る
三犬士再会して宿因重て話表す
4
82八十二青柳の歇店に胤智詩歌を題す
穂北の驟雨に礼儀行裹を喪ふ
4
10八-下4483八十三得失地を易て勇士厄に遇ふ
片袖禍を移して賢女独知る
5
84八十四夜泊の孤舟暗に窮士を資く
逆旅の小集妙に郷豪を懲す
5
4585八十五志を傾けて夏行四賢を留む
夢を占して重戸讖兆を説く
5
86八十六道節再復讐を謀る
ヽ大巧に妖賊を滅す
5
4687八十七天機を談して老獣旧洞を惜む
蕉火を照して勇僧猯穴に入る
5
88八十八湯嶋の社頭に才子薬を売る
聖廟の老樹に従者猴を走らす
5
47八上89八十九奇功を呈して義侠冤囚を寧す
秘策を詳にして忠款奸佞を鋤く
5
48八下90九十司馬浜に舩虫淫を鬻く
閻羅殿に牛鬼賊を劈く
5
91九十一鈴森に毛野縁連を撃つ
谷山に道節定正を射る
5
11九-上4992九十二二犬路を分ちて一犬を資く
孤忠[くつわ]に携りて衆悪を訟ふ
5
93九十三轎に坐して守如主を救ふ
川を隔て孝嗣志を演ぶ
5
5094九十四高畷の板橋に道節戦馬を放つ
五十子の城に信乃姓名を留む
5
95九十五頭鎧を梟て忠與凱旋す
鼓盆の悼み定正過を知る
5
5196九十六管領讒を容て良臣を疑ふ
郷士義に仗て大敵を俟つ
5
97九十七良将征せずして地を二総に広くす
兇賊心なくして自積悪を訴ふ
5
5298九十八盗人の従者偸走りて盗に戮さる
賊巣に宿りて強人賊難を免る
5
99九十九素藤鬼語を聴て黄金水を施す
遠親邪説に惑て館山城を鬧す
5
53100旧党招に応して土民益憂ふ
返魂術を異にして美人弥奇なり
5
101百一老尼計を薦て旧祠新に葺る
逆将人を樹にして公子衛を喪ふ
5
54102百二伏姫霊を顕して敗損を補ふ
義成兵を制めて家訓を聴く
5
103百三里見源老侯富山に亡女を弔ふ
犬江親兵衛高峯に勍寇を拉ぐ
5親兵衛再登場
12九-中55104百四老侯に謁して親兵衛神助を訟ふ
奇特に驚て刺客等各帰順す
6
105百五名山霊有り枯樹復花さく
逃客路無し老侠俘を献る
6
56106百六青海波を牽して景能稲村より来たる
黒闇夜を犯して曼讃信館山に赴く
6
107百七犬江親兵衛活ながら素藤を捉ふ
里見御曹司優に陣営に還る
6
57108百八義成仁を旨として刑を寛くす
貞行主に謁して克を奏す
6
109百九八百尼山居に敗将を誘引ふ
浜路姫病牀に冤鬼に魘はる
6
58110百十反間術妙椿犬江を遠ざく
妖書の[わざはひ]仁妙真に辞別す
6
111百十一妖尼庭に衆兇を聚ふ
素藤夜旧城を襲ふ
6
59十一112百十二君命を稟て清澄再叛の賊を伐つ
機変を旋して素藤牛狼の囚を易ゆ
6
113百十三三[がん]の瓶里見侯を醒す
一級の首南弥六を愆つ
6
60十二114百十四義侠元を[うづめ]て郭号を遺す
神霊魔を懲して処女を全す
6
61十二下115百十五前面岡に大刀自孝嗣を救ふ
不忍池に親兵衛河鯉を釣る
6
13九-下-上62十三十四116百十六賢士重て犬士を知る
政木肇て政木を詳にす
7
117百十七恩に答て化竜升天を示す
津を問て犬童風濤に悩む
7
63十五118百十八両国河原に南客北人に逢ふ
千千三畷に師弟奸淫を屠る
7
119百十九来路を説て次団太驥尾に附く
余談を尽して親兵衛扁舟を促す
7
64十六120百二十命令を伝て使臣征伐を正くす
一葉を献して窮士前愆を償ふ
7
121百二十一天資神祐石門牢戸を劈く
犬江親兵衛魔を破り賊を夷ぐ
7
65十七122百二十二勲功を譲りて親兵衛法会に赴く
賞禄を後にして安房侯寒郷を温す
7
123百二十三小乗楼に一僕故主に謁す
ヽ大庵に十僧法莚を資く
7結城法要
66十八124百二十四師命を守りて星額遺骨を齎す
残捨を受て[くわ]僧禍鬼を告ぐ
7
125百二十五逸疋寺に徳用二三士と謀る
退職院未得名詮諌て不得
7
14九-下-中67十九126百二十六仮捕使三路に兵を行る
義兄弟両林に悪を懲す
7
127百二十七ヽ大庵の厄に親兵衛伴を喪ふ
石菩薩の前に信乃応報を悟る
7
68二十128百二十八犬士露宿して追隊を迎ふ
老僧袱を[かゝげ]て冥罰を示す
7
129百二十九忠僕死に事る霊仏の起本
孝子京を去る伝燈の法脈
7
69二十一130百三十里見侯白浜に旅[しん]を葬る
大法師穂北に客情を果す
7
131百三十一八行の霊玉光を良主に増す
九歳の神童氏を花営に請ふ
7八犬士安房入り
70二十二132百三十二金碗後無して更に後あり
姥雪望を失て反て望を遂ぐ
7親兵衛京へ出発
133百三十三客船を哄して水冤鬼酒を沽る
波底に没みて海龍王仁を刺んとす
7
71二十三134百三十四苛子の海中に与保千金を撈る
蕃山の窮難に照文一将に逢ふ
7
135百三十五渥美浦に便船紀二六を送る
管領邸に禍鬼親兵衛を抑む
7
15九-下-下-甲72二十四136百三十六政元権を弄びて正副使を分つ
犬江別に臨て忠良僕を借る
8
137百三十七能弁軍記を講じて餅を薦む
窮鳥旧巣に還りて巧に囀る
8
73二十五138百三十八士卒矛盾して自家を防ぐ
餅書教に因て秘密を告ぐ
8
139百三十九五条の頭に代四郎宿憂を啓く
撃剣の場に親兵衛武藝を見す
8
74二十六140百四十犬江仁名を華夏に揚ぐ
左京兆恩を東臣に厚くす
8
141百四十一悪報明を失ふて更に懺悔を事とす
神助[ねたみ]に因て反て冥罰と成る
8
75二十七142百四十二両滅を誣て辰巳誑簡を貽す
故事を尋て政元名画を疑ふ
8
143百四十三虎眼に点して巽風公文庁を鬧す
衆口を[いと]ふて京兆禄斎屋を誅す
8
76二十八144百四十四犬江前諾して関符を請ふ
澄月が一謀五虎を殲す
8
145百四十五五頭を献りて衆奸卒数頭を喪ふ
脚小を櫃にして悪師徒手足を断る
8
16九-下-下-乙77二十九146百四十六白河山に代四郎小姐を救ふ
談講谷に親兵衛大虫を射る
8
147百四十七紀二六月下に真刺に逢ふ
親兵衛湖上に三関を破る
8
78三十148百四十八頓智之[はたらき]従者妙に利く
奸詐之悔執権還を送る
8
149百四十九石薬師の堂に賢少年朝賞を辞ふ
東山の銀閣に老和尚驕君を醒す
8
79三十一150百五十照文二書を捧て東藩に還る
両侯衆議を聴て京信を寛す
8
151百五十一七犬兵を煉り夢想三使を遣る
定正将を連て水陸大軍を起す
8
80三十二152百五十二憲重・憲儀聚兵使を同くす
行包・在村忠奸諫を異にす
8
153百五十三毛野計を呈る八百八人
ヽ大命を聴く善巧方便
8
17九-下-下-乙-中81三十三154百五十四百中売卜両将を倡ふ
風外風術巽二を招く
9
155百五十五豊俊時を得て恩赦を請ふ
妙真愁愬して軍役に入る
9
82三十四156百五十六貞行奥に託て穉子を留む
毛野明に察して死囚を免す
9
157百五十七上総の民孝義再恩を稟く
安房侯仁心軍令を定む
9
83三十四下158百五十八滝田の三士生拘を献る
扇谷の間諜仮使を導く
9
84三十五159百五十九助友忠諫父の志に代る
信隆機変族の兵を借る
9
160百六十衛士相挑む両枝の花
名将許容る内応の質
9
85三十五下161百六十一重時異同両姓に逢ふ
義任藁人三勇を先にす
9
18九-下-下-上86三十六162百六十二悌順慈善生口を流す
荘介信義三舎を避く
9
163百六十三荘介伏を設て夜将衡を擒にす
小文吾勇を奮て鷲熊を撃つ
9
87三十七164百六十四残兵刃を奪ふて窮君を売る
水軍艦を寄せて敗将を載す
9
88三十八165百六十五一虜を挟て現八橋梁を断つ
火豬を放て信乃戦車を焼く
9
89三十九166百六十五-下この題目は、既に前巻に出たり。
所云野豬を放て信乃戦車を焼く、即是なり
9
90四十167百六十六衆侠を以孝嗣源公子を援く
西使を果し来て仁景春を敗走らしむ
9
19九-下-下-中91四十一168百六十七奔馬北るを逐て犬江暴雛禽を籠にす
再戦場に親兵衛五知己に会す
9
169百六十八三陣を衝突して霊猪再功を奏す
旧恩を報答して戍孝前言を全うす
9
92四十二上170百六十九野坑を擡出されて親兵衛賜を受く
風葉を帚除して諸勇士立談す
9
171百七十神薬施し得て敵兵再生す
現八箭を抜て水死の将を救ふ
9
93四十二下172百七十一神変を操りて伏姫猶子の初陣を華やかにす
旧君に謁して信乃父祖の忠義を詳にす
9
94四十三、四173百七十二定正水路に大兵を行る
音音江中に一舩を焼く
9
174百七十三数艘を借て大角義武を[ささ]ゆ
降旗を建て豊俊定正を愚にす
9
175百七十四万里一水道節小仇を射る
八百八人毛野大敵を鏖にす
9
95四十五176百七十五南弥六霊を顕して子を祐く
礼儀時を失ふて時に為こと有り
9
177百七十六禍福反覆して三士功を同くす
追兵屡逼りて忠臣主を拯ふ
9
20九-下-下-下96四十六178百七十七一顆の智玉途に一騎の騎将を懲す
四個の保質反て両個の保質を捉る
建柴の道場に毛野守如の墓に謁す
湯嶋の茂林に道節三隊敵を破る
10
97四十七上179百七十八有種恥を雪て郷党を復帰す
ヽ大水陸に衆鬼を済度す
10
98四十七下180百七十八-下里見諸将士稲村の城に凱旋す
安房侯博愛隣国の窮民を賑す
10
99四十八181百七十九照文帰東して房総福多し
東西和睦して両国津を開く
10
182百七十九-中義成十二敗将に面す
助友秘封一匣を受
10
100四十九183百七十九-下戌孝孝を全うして故君に別る
孝嗣義に仗りて旧主に辞ふ
10
101五十184百八十-上一姫一僧死生栄貴を等くす
孝感力芸詠歌奇異を賛す
10
185百八十-中義成功臣を重賞して八女を妻す10
102五十一186百八十-下義成功臣を重賞して八女を妻す
信隆旧城に還任して罪過を免る
10
187百八十勝-上狐龍化石を貽してヽ大蝉脱す
八行璧を反して八行十世に伝ふ
信隆・宗盈古江に孝嗣に逢ふ
政木大全論弁和漢を引く
10
103五十二188百八十勝-中延命寺に義成牡丹花を賞す
富山の窟に念戌遣題の歌を見る
10
104五十三上189百八十勝-下-大団円犬士退隠して天命を楽む
諸将の得失其尾を備にす
10
105五十三下190回外剰筆頭陀枕中を話説す四十八城
稗史本伝を大成す二十八年
10
※「南総里見八犬伝」は22回106冊に分けて出版された。岩波文庫の構成とは少し異なり、初版は次のようであった(新潮古典文学集成第12巻より)。
※輯名、巻名、回名は簡略化したが、輯名については以下に正式名を示す。

No.
輯名(略)輯名
1肇輯
2第二輯
3第三輯
4第四輯
5第五輯
6第六輯
7七-上第七輯(上帙)
8七-下第七輯(下帙)
9八-上第八輯上帙
10八-下第八輯下帙
11九-上第九輯上套
12九-中第九輯中帙
13九-下-上第九輯下帙之上
14九-下-中第九輯下帙之中巻
15九-下-下-甲第九輯下帙之下甲号
16九-下-下-乙第九輯下帙之下乙号
17九-下-下-乙-中第九輯下帙之下乙号中套編
18九-下-下-上第九輯下帙下編上
19九-下-下-中第九輯下帙下編之中
20九-下-下-下第九輯下帙下編之下

最終更新日:2006/02/28