2023/04/15

20世紀初頭のフランスと「枕草子」

「枕草子」のフランス語翻訳について調べていたら、フランスのルネ・ヴィヴィアンという20世紀初頭の女性作家が、清少納言について触れているということを知った。彼女が友人との共著ポール・リヴェルスダール名義で1904年に発表した『根付』という作品である。


中島淑恵「ルネ・ヴィヴィアンと日本の三人の女流詩人 : ポール・リヴェルスダールの著作における小野小町・清少納言・ 加賀千代女の記述をめぐって」

https://toyama.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=254


「枕草子」に基づいた詩と思われるものが紹介されているのだが、「春:曙」「夏:夜」「秋:宵」ときて「冬:昼間」なのである。冬が「つとめて(早朝)」ではない。ここが気になって調べてみた。「枕草子」単体では英語訳もフランス語訳も出ていないが、アストンの「日本文学史」には、「枕草子」の部分訳が含まれている。原著は英語で1899年に出版され、1908年に日本語訳が出ている。


日本文学史(W.G.Aston 著, 芝野六助 訳補)

https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/992379/1/131

A History of Japanese Literature/Book 3/Chapter 5 - Wikisource, the free online library(英語)

https://en.wikisource.org/wiki/A_History_of_Japanese_Literature/Book_3/Chapter_5


「冬の雪は言葉では言い表せないほど美しい!(自動翻訳)」

となっていて、時間の表現がない。


日本語訳の方は、原文の翻訳ではなくて、日本で流通している本文(能因本系統)を引用している。原文はおそらく「枕草子春曙抄」から英訳したのではないだろうか。とあたりはついたのだけど、そもそも「枕草子春曙抄」読んだことがなかった。


枕草子春曙抄 上 (岩波文庫 ; 742-747)

https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/1129774/1/21

早稲田大学:枕草子春曙抄. 1-12 / 北村季吟 [著](影印)

https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/bunko30/bunko30_e0094/index.html

https://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko30/bunko30_e0094/bunko30_e0094_0001/bunko30_e0094_0001_p0006.jpg


「冬は雪の降りたるはいふべきにもあらず。」


なんてこった、冬はつとめてではなかった(笑)


「枕草子春曙抄」は江戸時代に出版された「枕草子」の注釈書。江戸時代の知識人はほとんど「枕草子春曙抄」で枕草子を読んでいたので、「冬はつとめて」を知らなかったのではないだろうか。「つとめて」は江戸時代には完全に死語だったからかもしれない。「日本文学史」に枕草子は全部で13巻とあることからも「枕草子春曙抄」から翻訳したと推察できる(「枕草子春曙抄」全12巻と「装束抄」1冊でセットになっていることがある)。


アストンの「日本文学史」は1902年にフランス語訳が出版されている。

Gallica - Litterature japonaise / par W. G. Aston ; traduction de Henry-D. Davray(フランス語)

https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k9600256b

https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k9600256b/f135.item


「冬は昼間」とはなっていないので、ルネ・ヴィヴィアンがアストンの「日本文学史」を読んだとは確定できないけれど、少なくとも「春はあけぼの」の段について、彼女が解しうる翻訳はあったのである。


年代的にアルセーヌ・ルパンが読んでいてもおかしくはない(笑)



□参考文献・リンク

『枕草子』千年のあゆみ|ちくま学芸文庫|島内 裕子|webちくま

https://www.webchikuma.jp/articles/-/576

島内裕子「徒然草研究の起源―欧米における研究から聞い直す」

https://www.jstage.jst.go.jp/article/chusei/52/0/52_52_11/_article/-char/ja/

アストンの『日本文学史』を読みたい。 | レファレンス協同データベース

https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000054899

「20世紀初頭のフランスにおける『枕草子』受容」(常田槙子)

https://genjiito.org/report/%E7%AC%AC13%E5%9B%9E%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A%E5%A0%B1%E5%91%8A%EF%BC%882020-02-12%EF%BC%89/

研究報告書一覧 - 海外平安文学情報(「日本古典文学翻訳事典」)

https://genjiito.org/aboutkaken/allresearchreports/

平安文学翻訳史 - 海外平安文学情報

https://genjiito.org/heian_ltrt/heian_history/



□おまけ

このページで見られるのは、1875年のプフィッツマイアーによる最古のドイツ語訳「Die Aufzeichnungen der japanischen Dichterin,Sei Seo-Na-Gon」(日本の詩人清少納言の手記)で良いのだろうか。アルファベットで日本語の読みを示し、ドイツ語訳が続いている(英語もドイツ語もフランス語も分からない…)

Sitzungsberichte(ドイツ語)

https://archive.org/details/sitzungsberichte81stuoft

2022/10/22

恋こそ人の命なりけり

馬場あき子『歌説話の世界』を読んでいたら、平安時代の歌人・能因に関するある説話が紹介されていた。


能因が自分が歌を提出した歌合の勝敗が知りたくて、ひそかに会場に忍び込んだ。相手の歌が詠まれると、自分の負けを悟って密かに退出したということだ。

能因の歌は
「くろかみの色もかはらぬ恋すとてつれなき人にわれぞ老いぬる」
相手方の藤原頼宗の歌は
「あふまでとせめてわが身の惜しければ恋こそ人の命なりけり」
である。

歌の優劣はよくわからないけど、頼宗は難しく考えなくても意味の分かる率直な歌だと思う。「恋こそ人の命なりけり」というフレーズに惹かれて、何気なく検索してみた(ググってみたのである)

すると、幕末の志士伊東甲子太郎が詠んだとされる和歌が出てくる。浦島坂田船さんの曲「誠-Live for Justice」では、「逢ふまでと せめて命が 惜しければ 恋こそ人の 命なりけり」と引用され、この形がよく知られているらしい。

しかしほぼ同じ形の和歌が藤原頼宗の歌としても検索できるのだ。そこで状況を整理してみたいと思う。

藤原頼宗の和歌は、1035年に藤原頼通の屋敷で行われた歌合で詠まれた歌で、『後拾遺和歌集』に入集した。

「逢ふまでと せめて命の 惜しければ 恋こそ人の いのりなりけれ」

ところが、5句目が「いのりなりけれ」ではなく、「命なりけれ」となっている場合も多いのである。そして係り結びの「こそ」があるので、本来末尾は「なりけれ」だったものが崩れて「なりけり」となれば、ほぼ伊東甲子太郎の和歌と同じである。

昔の本は手書きで書かれていたので、「いのりなりけれ」が、「いのちなりけれ」に間違われるのはなんとなくわかる。かなの「り」と「ち」の形が近いこと、「命なりけり」という表現で有名な歌があったこと、この2つが影響しているのではないだろうか。(『袋草紙』で「わが身」となっているのは謎である)

「逢ふまでと せめて命が 惜しければ 恋こそ人の 命なりけり」は伊東甲子太郎が藤原頼宗の古歌を書き付けたということではないだろうか。

□引用
馬場あき子『歌説話の世界』講談社
あふまでとせめてわが身の惜しければ恋こそ人の命なりけり(P102)

『袋草紙』岩波書店・新日本古典文学大系
※上巻と下巻では底本が異なる
上巻
あふまでとせめてわが身の惜しければ恋こそ人の命なりけれ(P83)

下巻
あふまでとせめていのちのをしければ恋こそ人のいのりなりけれ
「けれ」「けれ」、また病なり。
(略)この時、作者の大臣病ある事を始めて覚悟して(略)後日相ひ改めて、自筆の集には「こひのをしきかな」と書かる(P199)

逢ふまでとせめていのちのをしければ恋こそひとのいのりなりけれ(P214)

『後拾遺和歌集』岩波書店・新日本古典文学大系
巻第十一 恋一
642 逢ふまでとせめていのちのをしければ恋こそ人の祈りなりけれ

『歌合集』岩波書店・日本古典文学大系
長元八年五月十六日関白左大臣頼通歌合(賀陽院水閣歌合)
十番・恋 右
あふまではせめていのちのをしければ恋こそ人のいのりなりけれ

『栄花物語』小学館・新編日本古典文学全集
巻第三十二 歌合
あふまでとせめて命のをしければ恋こそ人の祈りなりけれ

『宝物集』岩波書店・新日本古典文学大系
62 あふまでとせめていのちのおしければこいこそ人のいのり也けれ

『十訓抄』小学館・新編日本古典文学全集
「一ノ十」
あふまでとせめて命の惜しければ
恋こそ人の命なりけれ
これは長元八年、三十講の歌合の歌なり。「けれ」の詞二つあれども、沙汰なくて、勝ちにけろ。

同詞の病なれども、歌がらよくなりぬれば、聞きとがめざるにや。

□参考リンク
新日本古典籍総合データベース:後拾遺和歌集
http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100000027/viewer/120
あふまてとせめて命の惜けれは恋こそ人のいのちなりけれ

新日本古典籍総合データベース:袋草紙
https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100005434/viewer/85
あふまてとせめていのちのおしけれはこひこそ人のいのちなりけれ

国立公文書館 デジタルアーカイブ:群書類従:賀陽院水閣歌合(6コマ目)
https://www.digital.archives.go.jp/item/728558.html
あふまてとせめていのちのおしけれは恋こそ人の命なりけれ

国立国会図書館デジタルコレクション:入道右大臣集 : 尊経閣叢刊. 解説
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1184263/17
国立国会図書館デジタルコレクション:入道右大臣集 : 尊経閣叢刊. 解説
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1184264/17
あふまでといのちのせめてをしきにはこひこそ人のいのりなりけれ

伊東甲子太郎「残し置く言の葉草」(2)恋・志
http://www4.plala.or.jp/bakumatsu/kodaiji/ik-waka-2.htm
あふまてとせめて命のおしけれは恋こそ人の命なりけり

誠-Live for Justice- 歌詞 浦島坂田船 | オリコン
https://music.oricon.co.jp/php/lyrics/LyricsDisp.php?music=6766275
逢ふまでと せめて命が 惜しければ 恋こそ人の 命なりけり

佐藤 雅代「「命なりけり」の歌の系譜」山陽論叢 26巻 P189-198
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sanyor/26/0/26_189/_article/-char/ja/

空行く月のめぐり逢ふまで:逢ふまでの恋ぞ祈りに
http://sorayukutsuki.livedoor.blog/archives/478985.html
逢ふまでの恋ぞ祈りになりにける年月ながき物思へとて(続後撰和歌集 藤原為家)
※藤原頼宗の歌を本歌取りした歌

2021/10/29

尾形力丸に関するメモ

明治の講談速記本に『豪傑緒方力丸弘行』がある。「緒方力丸弘行 字 自来也」とある。

豪傑緒方力丸弘行 - 国立国会図書館デジタルコレクション(講談速記本)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/889973/5

 

児雷也(自来也)の本名は『自来也説話』では尾形周馬寛行、『児雷也豪傑譚』では尾形周馬弘行。字は違うけど「おがた」。

 

尾形力丸で検索するといくつか画像が出てくる。

 

「忍術を使う尾形力丸」と紹介されているこの絵、児雷也っぽいと感じるけれども、なぜ「周防」(山口県)なのか気になった。

H04すっぽん(花道の迫り) - もっと知りたい! 歌舞伎の世界

http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/kabuki2015/2015/11/post-45.html

 

Google様のお告げによれば、尾形力丸は「日本第一和布刈神事」と「けいせい廓苧環」という(歌舞伎)作品に登場するらしい。

 

〇「日本第一和布刈神事」について

 

「日本第一和布刈神事」が曲者で、検索するとまったく違う作品が出てくる。

 

源平合戦の時代の関東が舞台。尾形力丸は出てこない。

日本第一和布刈神事. 巻之第1-7 / 並木正三 作 ; 暁鐘成 校合并画(絵入根本)

https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he08/he08_04337/index.html

 

「錦帯橋」「大内義興」「菊浪検校 実ハ尾形力丸」などが読める。錦帯橋は山口県にある橋

日本第一和布苅神事. [2] - 国立国会図書館デジタルコレクション(演劇台帳)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2560308/5

 

この事情については以下の論文で説明されている。

青木繁「文化期の大坂劇壇」(『日本演劇学会紀要』25巻)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjstr/25/0/25_45/_article/-char/ja

 

・「日本第一和布刈神事」は「けいせい廓苧環」の増補である

・中芝居では新しいタイトルが付けられないので、「けいせい廓苧環」を元にした作品に既存の「日本第一和布刈神事」と題を付けた

・増補後、「けいせい廓苧環」という題でも上演された

・文化8年(1811年)に増補

ということが分かる。「日本第一和布刈神事」のあらすじも紹介されている。

 

ちんこ役者はちんこ芝居(格の低い劇場で演じる小芝居をいう大坂の呼称)の役者の意味。調べたw

 

〇「けいせい廓苧環」について

 

一番下のコマ。「尾形の亡霊 力丸を呼とめ術をさづける」「力丸がまのじゅつをさづかり むほんうけつぐ」ほかに大内義興(よし興)の名前も見える

けいせい廓苧環 : 角の芝居 - 国立国会図書館デジタルコレクション(絵本番附)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2541953/2

 

一番上、右から2つ目のコマの女性の左隣は「さとひめ 力丸をしたひ おちゆく」と読める。男が力丸で女がさとひめ。

けいせい廓苧環 : 角の芝居 - 国立国会図書館デジタルコレクション(絵本番附)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2541953/3

 

『歌舞伎台帳集成22』勉誠社で翻刻されている「けいせい廓苧環」は、「尾形力丸」は出てくるが、山口県が舞台ではなく「さとひめ」も出てこない(が、口絵に「大内さと姫」が使われている)。「児雷也」の名前も出てこず、蝦蟇の妖術(呪詛)は力丸の家臣が使う。

 

「児雷也」の名がないのは当然のことで、「けいせい廓苧環」の初演は明和6年(1769年)、「自来也説話」の刊行は文化3年(1806年)。文化8年(1811年)に増補で、大幅に変わった可能性がある。

尾形力丸は尾形三郎(緒方惟義)の説話に影響を受けていて、蛇の子孫である。「廓苧環」の題もこの挿話から。緒方惟義の話は『新日本古典文学大系』平家物語(下)巻八、緒環で確認できる。


○おまけ

この英語のページ、「けいせい廓苧環」の「尾形力丸」の絵だと紹介されているが、画像に言葉がないので不詳。尾形力丸=自来也と紹介されている。

subdue two giant frogs(蛙を討伐)…蛙は味方のはずでは??

Viewing Japanese Prints Sekkotei Hokumyo (雪江亭北妙)

https://www.viewingjapaneseprints.net/texts/ukiyoe/hokumyo_sekkotei.html

 

山口県が舞台なら「きっかわたてわき」が正しいと思うけど根拠がない。

「吉川帯刀(よしかわたてわき)」 「浅尾額十郎(あさおがくじゅうろう)(初代浅尾額十郎の吉川帯刀)」 - Cultural Japan (カルチュラル・ジャパン)

https://cultural.jp/item/arc_nishikie-MFA_11_35146

2013/09/22

2013年に行った展覧会

■2月
・輝ける皇妃 エリザベート展
平成25年2月9日(土)から4月7日(日)、岡山シティミュージアム
岡山シティミュージアム/山陽放送創立60周年記念 積和不動産中国スペシャル 「輝ける皇妃 エリザベート展」
http://www.city.okayama.jp/okayama-city-museum/tenji/tenji_201302-03_elisabeth.html

■5月
・チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち
平成25年4月6日(土)~平成25年5月19日(日)、高松市美術館
高松市美術館公式サイト_展覧会
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kyouiku/bunkabu/bijyutu/ex_special/s251.html


目覚めたばっかりでポテンと転がるチェブラーシカにやられた~。チェブラーシカ以外では「ミトン」という短編動画が面白かった。

■7月
・貴婦人と一角獣展
2013年4月24日(水)~7月15日(月・祝)、国立新美術館
貴婦人と一角獣展
http://www.lady-unicorn.jp/

大きさと、細やかさに圧倒。一枚、裾のほう切られているよね。痛んだのかな。

・浮世絵 Floating World-珠玉の斎藤コレクション
2013年6月22日(土)~9月8日(日)、三菱一号館美術館
浮世絵Floating World-珠玉の斎藤コレクション|三菱一号館美術館
http://mimt.jp/ukiyoe/
第1期 浮世絵の黄金期
第2期 北斎・広重の登場
第3期 うつりゆく江戸から東京

・大妖怪展-鬼と妖怪そしてゲゲゲ-
平成25年7月6日(土)~9月1日(日)、三井記念美術館
特別展 大妖怪展 -鬼と妖怪そしてゲゲゲ:美術展・展覧会:NHKプロモーション
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/20130706_145444.html


水木氏の描く妖怪画と、そのもとになった絵が両方見られた。「がしゃどくろ」理解。

■8月
・花開く 江戸の園芸
2013年7月30日(火)~9月1日(日)、江戸東京博物館
花開く 江戸の園芸│江戸東京博物館
http://www.edo-engei.jp/


黄色いアサガオは今は存在しないらしい。江戸時代すごい。

・谷文晁
2013年7月3日(水)~8月25日(日)、サントリー美術館
生誕250周年 谷文晁 サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2013_3/index.html

・アンドレアス・グルスキー展
2013年7月3日〈水〉→9月16日〈月・祝〉、国立新美術館
ANDREAS GURSKY | アンドレアス・グルスキー展
http://gursky.jp/

・幽霊・妖怪画大全集
2013年7月27日(土)~9月1日(日)、そごう美術館
福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/13/0727_yureiyokai/

・和様の書
平成25年7月13日(土)~9月8日(日)、東京国立博物館
特別展「和様の書」 | 東京国立博物館 平成館 | 平成25年7月13日(土)~9月8日(日)
http://wayo2013.jp/
東京国立博物館 - 展示 日本考古・特別展(平成館) 特別展「和様の書」
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1602


料紙として使われてる紙がすごい。贅沢な空間だった。

2013/01/10

兵(つわもの)たちの物語

第62回企画展「兵(つわもの)たちの物語 ~絵画にみる源平合戦~」:高松市
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/5974.html
高松市歴史資料館、2012年11月10日(土) ~12月24日(月)


源氏は笹竜胆、平家は蝶。源氏は白、平家は赤。

屏風絵などもあったが、浮世絵・歌川国芳なども多かった。月岡芳年は圧倒的に動きと躍動感が違った。どんな体勢なんだ?!と突っ込みたくなるものもるれど。矢嶋大合戦之図(だったか?)は几帳の濃い紫と、健礼門院が着ている薄い紫とが印象的だった。

図録に収録されていないものがあるのが残念。

□展示構成
合戦前夜まで
兵たちが織りなす戦模様
兵たちの夢のあと

マウリッツハイス美術館展/ベルリン国立美術館展

■ベルリン国立美術館展
公式「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年」
http://www.berlin2012.jp/
ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年|2012年-|過去の展覧会|国立西洋美術館
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/past/2012_233.html
国立西洋美術館、2012年6月13日(水)~9月17日(月・祝)


デッサンなども多く、美術の歴史的価値のあるものがみれたけど、美術にうといところがあるので十分には楽しめなかった。こちらにあるのはフェルメール「真珠の首飾りの少女」。

音声ガイドは、機会がペン状になっていて、台紙に書かれた印にあてて聞く。こんな仕組みもあるのか。一日で二つ回ったせいか、しゃべりのプロが解説しているほう(マウリッツハイス~」が聞きやすいなと思う。


■マウリッツハイス美術館展
asahi.com : 朝日新聞社 - マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝
http://www.asahi.com/mauritshuis2012/
【特別展】リニューアルオープン記念「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」 | 東京都美術館
http://www.tobikan.jp/museum/2012/mauritshuis2012.html
東京都美術館、2012年6月30日(土)~ 9月17日(月)


リニューアル後の東京都美術館。エレベーターとエスカレーターが設置され、バリアフリー化しているのはよいのだけれど、前の方に戻ってまた見たいと思うことがあるので戸惑った。

フェルメール「真珠の耳飾りの少女」はやっぱり印象的感じ。絵の前はロープが張られていて、歩きながら見る感じ。でも、最前列は通路になっているものの、そばに待避所があって立ち止まって見ることもできたのはよかった。

2012/06/10

ザ・タワー~都市と塔のものがたり~

『ザ・タワー~都市と塔のものがたり~』
http://tower-ten.jp/
過去の特別展リスト│展覧会情報│江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2011/02/index.html
江戸東京博物館、2012年2月21日(火)~2012年5月6日(日)


19世紀以降、パリ・東京・大阪に建てられた塔についての展示。エッフェル塔、凌雲閣、通天閣、東京タワーetc. そしてスカイツリーへ。

□展示構成
・人はなぜ塔を建てるのか
・近代の都市と塔
・パリから東京、大阪へ

2012/02/24

歌川国芳展

没後150年 歌川国芳展
http://kuniyoshi.exhn.jp/
没後150年 歌川国芳展 六本木ヒルズ - Roppongi Hills
http://www.roppongihills.com/events/2011/12/macg_kuniyoshi.html
森アーツセンター、2011年12月17日-2011年2月12日


前期・後期でがらりと作品の入れ換えがあったので2回見に行った。作品数が多い上に、見学者も多くてじっくり見るのは難しかったけれど、「武者絵」と「戯画」をメインに見ると決めて行ったのでほぼ満足だった。

武者絵は迫力を楽しむのもいいけれど、この武将好き! とかこのシーン知ってる! とかあると楽しい。「水滸伝」のほかに「八犬伝」や源平の武将、源頼光と四天王、鵺退治の源頼政、少しマイナーどころでは城長茂、四條畷の戦いの楠木正行などなど楽しかった。ああ「水滸伝」まだ読めてない…。

「金魚づくし」の中でも、新発見の「ぼんぼん」。イタリアで発見されて日本初お目見え。かわいい。手を繋いで口をあけて歌を歌っている。

そして猫。「其まゝ地口猫飼好五十三疋」(東海道五十三次の地名を猫でもじってある)みたいにひたすら猫というのも笑ってしまうし、こんなとこにまで猫、というのを発見するのも楽しい。「浮世よしづ久志」(「よし」が付く物を集めている。「よし尽くし」)でちゃっかり猫を肩に「国芳」(くに「よし」)として登場していたり。

□展示構成
武者絵―みなぎる力と躍動感
説話―物語とイメージ
役者絵―人気役者のさまざまな姿
美人画―江戸の粋と団扇絵の美
子ども絵―遊びと学び
風景画―近代的なアングル
摺物と動物画―精緻な彫と摺
戯画―溢れるウィットとユーモア
風俗・娯楽・情報
肉筆画・板木・版本ほか

2011/12/04

トゥールーズ=ロートレック展

「トゥールーズ=ロートレック」展|三菱一号館美術館所蔵コレクション<Ⅱ>
http://mimt.jp/lautrec2011/
トゥールーズ=ロートレック展 三菱一号館美術館コレクションⅡ トゥールーズ=ロートレック展の見どころ EVENT Marunouchi.com
http://www.marunouchi.com/event/lautrec_11_01.html
三菱一号館美術館、2011年10月13日(木)~12月25日(日)



以前に行ったロートレックの展覧会は、ベル・エポックという時代との関わりに焦点をあてたものだったけれど、今回は「絵」で勝負!な展示だった。「HTL」というT=ロートレックのイニシャルをマークした判子が押されている。まさに「お墨付き」の絵がたくさん。

ポスターはかなり保存状態がよく、どういう人物かというのがよく描き出されていた。珍しい風景画や、両親を描いた絵などもあり楽しめた。

娼婦の日常を描くという点で、歌麿の影響があるのではないかということで、喜多川歌麿の「青楼十二時」の展示もあった。(以前、逆のパターンでみたなあ) もともと、T=ロートレックの蔵書には、日本の本もあって、T=ロートレックの故郷を案内したパネルには「錦の幣」「北斎漫画」「山海名産図絵」などが写っていた。


ある絵の中に、チャールズ・コンダーという画家がいた。音声ガイドによると、奇しくも三菱一号館美術館の復元の建物デザインを手がけたジョサイア・コンドルの親戚らしい。まさに耳寄りな情報。

ジョサイア・コンドル。チャールズ・コンダー
ん? 同じ苗字じゃね?
コンダーのほうが英語本来の発音に近いけど、日本では「コンドル」として有名だからそのまま踏襲しているらしい。

ジョサイア・コンドル - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB
Charles Conder - Wikipedia, the free encyclopedia(英語。チャールズ・コンダー)
http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Conder

チャールズ・コンダーは、アルセーヌ・ルパンシリーズの戯曲をノベライズした作品に名前が出てくるので知っていた。
ポプラ社アルセーヌ=ルパン全集「呪いの宝冠」読了


□展示構成
第1章 トゥールーズ=ロートレック家の故郷・南西フランスと画家揺籃の地アビ
第2章 世紀末パリとモンマルトルの前衛芸術
第3章 芸術家の人生

2011/10/04

日本美術にみる「橋」ものがたり/東京の交通100年博

■日本美術にみる「橋」ものがたり
三井記念美術館
http://www.mitsui-museum.jp/
三井記念美術館、2011年7月9日(土) ~ 2011年9月4日(日)

□展示構成
1. 工芸に見る 橋の意匠
2. 橋にちなんだ茶道具の取り合わせ
3-1. 神仏の橋 この世とあの世の架け橋
3-2. 神仏の橋 聖俗境界の橋
3-3. 名所・文学の橋
4. 諸国の橋
5. 橋の番付 日本大橋尽くし
6. 京の橋
7. 江戸の橋

■東京の交通100年博
江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
特別展「東京の交通100年博~都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”」│展覧会情報│江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2011/07/index.html
東京の交通100年博~都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”~」の開催 | 東京都交通局
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/toden/2011/tdn_p_201105261_h.html
江戸東京博物館、平成23年7月14日(木)~9月10日(土)


□展示構成
第1章 東京の市内電車~明治の交通と都電のはじまり~」
第2章 震災の街を走る円太郎バス~都バスの誕生~」
第3章 都電黄金期」
第4章 さよなら都電」
第5章 都営地下鉄の発展」
第6章 都営交通のいまとこれから」


都電荒川線で33年ぶりに花電車が運行されるようです。
運行日:2011年10月1日(土)、10日(月・祝)、16日(日)、23日(日)、30日(日)

都電荒川線の花電車の運行について | 東京都交通局
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/toden/2011/tdn_p_201109121_h.html
都電荒川線の花電車の運行ダイヤについて | 東京都交通局
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/toden/2011/tdn_i_201109202_h.html

より以前の記事一覧

案内

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

アルセーヌ・ルパン

スキップ・ビート!

鉄人28号

つぶやき

無料ブログはココログ