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2013/11/21

宝塚「ルパン -ARSENE LUPIN-」感想 2

2013年8月30日~10月6日、東京宝塚劇場。
月組公演 ミュージカル『ルパン-ARSENE LUPIN-』 グランドレビュー『Fantastic Energy!』| 宝塚歌劇公式HP
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/j334.html


またも2階席。表情が見えないというのは致命的かも。
見たという実感より、何だか分からないという感覚のほうが先に立ってしまうのが残念。

2回目なので、冒頭の歌で状況説明や人物紹介をしているのもわかったり、ある人物とある人物がひそひそ話してたり、四銃士の一人がいろんなところで気配りしながら立ち働いていたり、見れた部分も多かった。冒頭、オペラグラスを向けたとき視界に入ったのはヘリンボーンだった。ビクトワールはイケメンで若い男捕まえられてよかったね。ラストの「聞いてた!」という台詞、かわいかった。四銃士の一人がアルベールの背中を押すシーンも好き。愛されてるのに、孤独だとぐちぐちいってるなんて贅沢な奴。アルベール(ルパン)はいつオペラグラス向けても美しいってすごいわ。みなさん美しいのだけども。カーベットの気だるい感じもいい。


愛の部分は…ヒーローとヒロインのシーンだな、と思ったら、ヒゲの男が横切る。ラストシーンだな、と思ったら、きょろきょろ…(ヒゲ男の気配探す)。普通に二人のシーンが見たいよ (PД`q。) と思ってしまう。

ルパンとルブランがほぼ出ずっぱりで、ルブランがルパンから話を聞きながらツッコミを入れているらしいんだけど、ツッコミが入ってこなくて、それに対するルパンの反応も見れていない。だから最後だけ急にルブランを気にするふうに見えてしまうんだと思う。

ルブランの歌。さわやかだけど、一方でルパンは地を這うとか闇の中とか歌ってて。表のことも裏のことも教えてもらえる立場にいるはずなのに…と思うと、暗澹たる気持ちになった(なぜだ)。やっぱり見方がわからない。それから、ルパンが歌う内容も、ルブランが歌う内容も、舞台では表現されていないよね。かといってそれを描写されてしまうと原作と乖離してしまうし。ううむ(葛藤)


謎の自殺と煽られているけれど、原作ではレルヌ大公の自殺のきっかけは破産だと思う。享楽的な生活を送っていたこと、何度も破産の危機にあって回避してきたこと、コラの胸騒ぎ。最後のほうでレルヌの屋敷が抵当に入っていることが分かる。サヴリーがレルヌ大公がコラの資産状況を明らかにしたと言っているのは、コラには資産が殆ど残されていないことを明らかにしたのだと思う。お金など関係ありません、令嬢はお守りしますという確約を得て後を託したのではないかな。この辺、お察しくださいって体で書かれているからね。

大公の自殺を受けて、あるものはイギリスに連絡を取り送金の手筈を整えた。そしてあるものは、大金がイギリスから送られることを知り、自分の目的に利用しようとした。という風に、レルヌ大公の自殺が発端となって後の事件が起きた。でも、自殺という火種を起こそうと試みるものはいるだろうかと考えるといないと思う。つまり事件性はないと思う。

舞台では、ヘアフォール伯爵が、レルヌ公は自ら生涯を閉じられたのだ(事件性はないっぽい?)と言ってたような気がするんだけど、「ル・サンク」をひっくり返しても見つけられない。冒頭で謎の自殺と煽るのははいいとしても、(すべての事件が解決した後の時空にいる)ルパンが、今思えば何かの力が働いていたのも、とまぜっかえすようなことを言うので分からなくなる。


宝塚「ルパン -ARSENE LUPIN-」感想

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