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2013/08/18

ポプラ社「ルパン 最後の恋」

ルパン 最後の恋 :モーリス・ルブラン,那須 正幹 | ポプラ社(2012年)
http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=49001680

□付録
・ルパンとは何者?/モーリス・ルブラン(加藤真理子・高橋美江/訳)
・解説/住田忠久


表紙は南洋一郎の文章で出版されていた「怪盗ルパン全集」からのパッチワークです。どの作品の表紙からなのかは、中で種明かしされています。でも、懐かしの装丁を模しているのに旧版の「怪盗ルパン全集」とは判型が違うのですよね。現行の「新訂 シリーズ怪盗ルパン」とも異なります。

「ルパン最後の恋(22)」の那須正幹氏によるリライト版。ちゃんと原作を読んだうえでの改作のようだけれど、ちょっと中途半端な感じがする。会話部分が多くて脱落しかけた。設定などは刈り込んでいるものの、独自色みたいなものを感じない。子ども向けにしては若干恋愛色は強めかも。

設定の一部に変更あり。オックスフォード公が王の親類ではなく王子となっているなど。私が気になったのは、レルヌ大公の自殺があるイギリス人が原因となっていることと、ルパンがヒロインにアルセーヌと呼ばせること。作中で起きた自殺だけど、事件性はないと思うんだよね。それと連動してか、遺書がルパンを頼れとなっているのも…(原作は自分で人生切り開け)。後者は表の女性に裏の名前を呼ばせるのは、ちょっと…。もっとも、その辺の苦悩がカットされてるのだけど。


「ルパンとは何者?」は若干の省略と子ども向けのアレンジあり。
住田氏の解説は、「最後の恋」出版の経緯について詳しく、「アルセーヌ・ルパンの大財産」(「ルパン最後の事件(21)」)の表紙など貴重な図版あり。

なお、本作品の執筆にあたっては、翻訳者の協力があったようです。
翻訳・通訳者が発信する日記 : 『ルパン 最後の恋』 ポプラ社
http://blog.livedoor.jp/may_and_rosehiptea/archives/51459501.html


ポプラ社からモーリス・ルブラン「ルパン最後の恋」発売予定
ポプラ社「怪盗ルパン全集」

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