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2013/06/06

モーリス・ルブラン「ルパン、最後の恋」ハヤカワ文庫入手のこと

平岡敦訳、2013年
ルパン、最後の恋:ハヤカワ・オンライン
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/431205.html

□内容
・ルパン、最後の恋…(22)
・〈付録〉 アルセーヌ・ルパンの逮捕〔初出版〕(平岡敦訳)…(1-1)
・〈付録/エッセイ〉 アルセーヌ・ルパンとは何者か?(竹若理衣訳)
・〈特別付録〉 壊れた橋(平岡敦訳)…(A5)


「ルパン、最後の恋」「アルセーヌ・ルパンの逮捕〔初出版〕」「アルセーヌ・ルパンとは何者か?」の3つはハヤカワ・ポケット・ミステリからの文庫化。発売後一年たたないうちに文庫になったのは、宝塚による舞台化作品が控えている為らしい。文庫化にあたっての改訂はないようだ。

「壊れた橋」は、「バーネット探偵社」の英語版の単行本に収録された物で、フランス語の「バーネット探偵社」には収録されておらず、ルブランの原稿も見つかっていない。

同様にフランス語の単行本にはなく、英語版の「ルパンの告白」の単行本に収録された「山羊皮服を着た男(A2)」があるが、後にフランス語で発表された。だから、「壊れた橋」もフランス語の原稿が用意してあったとも考えられる。

内容は「らしい」か、というと…判断がつかない。もともと「バーネット探偵社」は、さあて、バーネットはルパンなんですかね、って感じのそらっとぼけた作品なのに、「ルパン」であることのほのめかしともとれる締めとなっている。でももとももと英語版では単行本が「アルセーヌ・ルパン、乗り出す」というタイトルだったり、最後の短編が「アルセーヌ・ルパンの逮捕」だったりと、「アルセーヌ・ルパン」シリーズであることを打ち出した出版の仕方をしているようだ。
Jim Barnett intervenes (書籍, 1928) [WorldCat.org]
http://www.worldcat.org/title/jim-barnett-intervenes/oclc/15192635&referer=brief_results
Arsene Lupin intervenes (書籍, 1929) [WorldCat.org]
http://www.worldcat.org/title/arsene-lupin-intervenes/oclc/2940003


「ルパン、最後の恋」の、ハヤカワ・ポケット・ミステリ(ポケミス)版、ハヤカワ文庫版、電子書籍(ポケミス)版は、同じタイトルであっても収録内容が違うので注意。

タイトルポケミス文庫電子書籍
ルパン、最後の恋
ルパンの逮捕〔初出版〕
ルパンとは何者か?×
壊れた橋××
訳者あとがき

ハヤカワ文庫:アルセーヌ・ルパンシリーズ
「アルセーヌ・ルパン」邦訳一覧

雑誌「増刊フラワーズ」2013年初夏号(6月号増刊) 「VSルパン」

さいとうちほ氏による漫画化。原案:モーリス・ルブラン。
【treasure2. 伯爵夫人の黒真珠】 センターカラー

原作は「怪盗紳士ルパン」中の短編「黒真珠(1-8)」。
初回も原案表記だったかと確認したら、原案表記だった。といってもそれほど原作との乖離は見られない。

初回が「プリンセスの結婚」だったので、ヒロイン話中心で行くのかなと思っていたけれど、ヒロイン不在の話だった。原作にはちらっとだけ出るガニマールの出番を増やして再会時の対決を煽ってるが、全体的に印象が薄い。中盤からラストまでの趣向は「獄中のアルセーヌ・ルパン」「アルセーヌ・ルパンの脱獄」を思わせる。


爺さん萌えに自信がないのでガニマールの容姿を変えたとか。私はいいと思いますけどね(^^;;

「花とゆめ」2013年11号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

「TRAGIC MARKER」(B・Jの映画)の撮影現場に紛れ込んでスタッフを手伝う謎のドピンクつなぎの大男。その姿に、まさかはローリィー社長が…と思うキョーコだったが、蓮@カインは気にするなという。蓮はおそらく自分の様子を見に来たのだろうと思い、俺はもう大丈夫だからと言い、キョーコ@セツの顔をなでる。

しかしキョーコは、今だめなのは自分だ、と自覚している。何かあったら社長は絶対見逃さないだろう。自分が封印していた箱が完全に開いてしまったことも見抜いたしまう。本命で気づかれたくないのは蓮。もう一つ願うなら毒にしかならないこの病症(「きもち」とルビ。恋のこと)が進行しませんようにと祈る。

キョーコは、カイン@蓮にアタックする愛華を見て、恋によって一日で自分を見失うほど変わってしまうのはイヤだと思う。尚に恋していたあの頃の自分には戻りたくないと、現場を離れ、箱に鍵をかけ直そうとする。そこをカインに引き止められ、機嫌を直してくれと抱きしめられる。不意打ちで「セツ」が完全に抜けてる状態だったキョーコは、赤くなって固まるが、続くカインの言葉に驚いて、顔をゆるめてしまう。

キョーコはその顔を見られたことに気づく。ローリィだ。


巻頭カラー。扉は眠る蓮と、勉強をしながら、蓮の睡眠を守るキョーコ。キョーコの表情がかわいい。


次回12号はお休みで13号から再開。
「スキップ・ビート!」感想のバックナンバーはこちらから。

雑誌「月刊ヒーローズ」2013年5月号 「怪盗ルパン伝 アバンチュリエ」第2回

森田崇氏による漫画。モーリス・ルブラン原作。
Chapitre2「公妃の宝冠 ―第2幕―」
人物紹介のページに「ベル・エポック講座」あり。第1回[爵位とは?]

アルセーヌ・ルパンによって荒らされたパリの屋敷を捜査する予審判事のフォルムリー。宝冠が納められた金庫は無事だったが、屋敷の留守を守っていた門番夫婦とメイドのうち、メイドのビクトワールが行方不明となっていた。

屋敷の主グルネイ・マルタンの希望通りシャルムラース公爵に請われて屋敷に着たガニマール警部は、フォルムリー予審判事を遠目に見つつ、自らの捜査を開始する。

遅れて到着したグルネイ・マルタン親子の尋問により、シャルムラース城ではアルセーヌ・ルパン以外にも、3年前から何度か盗難事件があったことが判明する。昨日ジェルメーヌにプレゼントされたペンダントも行方がわからなくなっていた。


楽しかった。その一端は間違いなくムッシュ・フォルムリー(笑)のおかげ。ルパンにたどり着くのはムリだなw (そこにおんねん。そこに!)

ガニマール、老けたねえ。本作品に登場する警部の名前は元の戯曲ではゲルシャールとになっているけれど、本作ではガニマール。両者同一視も可能なので妥当かと。

森田崇「アバンチュリエ」情報

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