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2011/11/20

国立国会図書館のデジタル化資料が公開

国立国会図書館で34万点という大量の資料がデジタル化された。

国立国会図書館のデジタル化資料
http://dl.ndl.go.jp/
国立国会図書館で34万点のデジタル化資料を追加提供します(付・プレスリリース) 国立国会図書館-National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2011/1192351_1670.html

デジタル化されたといっても、殆どの作品は館内閲覧のみである。国立国会図書館は2012年1月から入館方法等サービスの変更が行われ、今後デジタル資料での利用が増えていくようである。館内閲覧のみでも、タイトル・目次はインターネットでも検索できる。

平成24年1月、新しくなる国立国会図書館のサービス 国立国会図書館-National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/news/newservice.html


さてそのなかで、面白い作品を見つけた。アルセーヌ・ルパンシリーズの翻訳で、昭和5年から「日本警察新聞」に掲載されたものだ。「モーリス・ルブラン原作/呼帆楼主人口述」として、「黒衣の女」と「水晶の栓」の2作品がある。

このうち「黒衣の女」は、最初に掲載された回ではルパンが逮捕されて収監された後から始まっており、冒頭これまでのあらすじをまとめた部分にルノルマンの名前が出てくる、内容もボレリー所長をからかうなど、「続813」であることは明確だ。(やはり「続813」の翻訳で保篠龍緒氏の翻訳に「黒衣の女」がある。)

しかし次の号では同じく収監中であっるものの、「獄中のルパン」に摩り替わっている。そして「獄中のルパン」が終わると今度は「ルパンの脱獄」に話が進み、その次はタイトルは相変わらず「黒衣の女」のままで内容は「黒真珠」に続いている。

「黒真珠」が終わると今度は名実ともに「水晶の栓」が連載されたが、ドーブレックを拘束して一つ目のリストを手に入れたところで「ひとまず打切り」となっている。

「探偵奇譚 黒衣の女」日本警察新聞 832~845、1930年~1931年
  832:「813」第二部(続813)
  833~836:獄中のルパン
  838~841:ルパンの脱獄
  842~845:黒真珠

「探偵奇譚 水晶の栓」日本警察新聞 846~889、1931年~1932年

「日本警察新聞」の詳細は不明だが、大半が読めるのは国会図書館だけで、部分的に収蔵されている図書館も数館しかない。こういう知られざる作品がデジタル化されることにより、知られている作品よりも見つけらやすくなるのが面白い。

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