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2011/10/29

雑誌「イブニング」2011年22号 「アバンチュリエ」第18回

森田崇氏による漫画。モーリス・ルブラン原作“新訳アルセーヌ・ルパン”。
Chapitre18「遅かりしHerlock Sholmes」

銀行家ドヴァンヌのティベルメニル城。盗まれた図書からアルセーヌ・ルパンが城に盗みに入るのではないかと推測したドヴァンヌは、イギリスの探偵ハーロック・ショームズに捜査を依頼していた。晩餐会の招待客ヴェルモンがルパンに似ているとからかいつつ、ドヴァンヌはショームズと、城にあるという秘密の地下道について話をする。


原作は「遅かりしエルロック・ショルメス(1-9)」。原作単行本では「ハートの7(1-6)」のあとに2編あるけれど、飛ばしてメインとなる話を進めていくらしい。(作者のネットでの発言によると、連載が進んだ後サイド・ストーリーとして書く意向はあるようだ。)


真っ先に浮かんだAAが↓だった(笑)
   ∧_∧
.  ( ´∀`)
.  ( つ ⊂ )
(ずれてるかもしれないけど、腹抱えて笑うの図(^^;;)
あの驚きっぷり(笑)

ルパンは二面性の強い、盗みという行為の狂気にの面がかいま見られるように描かれている。これは「王妃の首飾り」でもそうなっていた。
ドヴァンヌ、すねたり赤くなったりかわいい。

ハーロック・ショームズ。Herlock Sholmesの英語読み。イギリス人だからね。当ブログで使ってる「エルロック・ショルメス」はフランス語読みです。

ハーロック・ショームズとコナン・ドイルの小説中の人物とは別物。私もその解釈(^^;; しかしドヴァンヌと招待客の中にあるのは、インバネスコートを着て、パイプを咥えた例の姿の人物。果たしてその実体は…。


「汝の欲する所を為せ」。これはラブレーの「ガルガンチュアとパンタグリュエル」にでてくる言葉から来ている。この概念はセレマと呼ばれるらしい(冠婚葬祭ではない)。「汝の欲する所を為せ」そうおっしゃるなら、欲する所を為しましょうって決行した結果があれだ(笑) たぶん七十になってもの欲する所に従って矩(のり)を踰(こ)えまくりなんだろうなあ。

セレマ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%9E


森田崇「アバンチュリエ」情報

□2011/11/03
情報を見落としてました。
次回は11月22日発売号に掲載予定。

ラダーシリーズ「怪盗ルパン傑作短編集」が発売

IBCパブリッシングからラダーシリーズ「怪盗ルパン傑作短編集」が発売されました。ラダーシリーズは、レベルに応じて使用する語彙を制限して書かれた英語の読み物です。

内容は「ルパン逮捕される」「獄中のアルセーヌ=ルパン」「ルパンの脱獄」「ふしぎな旅行者」「女王の首飾り」「ハートの7」「アンベール夫人の金庫」「黒真珠」「遅かったホームズ」の9編で、最初の単行本「怪盗紳士ルパン(1)」と同じです。

「怪盗ルパン傑作短編集」(モーリス・ルブラン)(英語多読教材ラダーシリーズレベル3) IBCパブリッシング
http://www.ibcpub.co.jp/ladder/level3/9784794601063.html
Amazon.co.jp: 怪盗ルパン傑作短編集 (ラダーシリーズ) (ラダーシリーズ LEVEL 3) モーリス・ルブラン, 寺沢 美紀 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4794601069


□2013/07/30
CD付きの本も出ています。
「怪盗ルパン傑作短編集」(モーリス・ルブラン)(英語朗読CD付 IBCオーディオブックス): IBCパブリッシング
http://www.ibcpub.co.jp/audiobooks/toeic400/9784794602084.html


□2013/11/17
電子書籍も出ています。
The Adventures of Arsene Lupin, Gentleman-Thief 怪盗ルパン傑作短編集(モーリス・ルブラン,寺沢美紀) IBCパブリッシング | 教育・語学・参考書・児童書 > 語学 | Reader^(TM) Store - ソニーの電子書籍ストア
http://ebookstore.sony.jp/item/BT000014548000100101/
iTunes - ブック - Maurice Leblanc & 寺沢美紀「The Adventures of Arsene Lupin, Gentleman-Thief 怪盗ルパン傑作短編集」
https://itunes.apple.com/jp/book/adventures-arsene-lupin-gentleman/id586875301?mt=11

2011/10/26

Webで読めるモーリス・ルブラン作品(英訳)

プロジェクト・グーテンベルクには、モーリス・ルブラン作品の英訳がいくつか収録されている。英訳はタイトルや、短編集の収録作品が、原書(あるいは邦訳)と異なっていたりするので、分かりにくい。そこで、収録されている作品についてまとめてみた。「仏語」はフランス語、「音声」は朗読ファイルとなっている。「作品No.」は「アルセーヌ・ルパン」作品リストに従う。

Browse By Author L - Project Gutenberg - Leblanc, Maurice, 1864-1941
http://www.gutenberg.org/browse/authors/l#a1358

No.収録作番号タイトル備考作品No.邦題(角括弧は仮題)
1-8135813
2-Arsene Lupin3戯曲アルセーヌ・ルパン(ノベライズ版)
3-Arsene Lupin gentleman-cambrioleur仏語1怪盗紳士ルパン
4-The Blonde Lady2ルパン対ショルメス
4-1THE BLONDE LADY2-1金髪婦人
4-2THE JEWISH LAMP2-2ユダヤのランプ
6-The Confessions of Arsene Lupin6ルパンの告白
6-1Two Hundred Thousand Francs Reward!6-1太陽のたわむれ
6-2The Wedding-Ring6-2結婚指輪
6-3The Sign of the Shadow6-3影の合図
6-4The Infernal Trap6-4地獄の罠
6-5The Red Silk Scarf6-5赤い絹の肩掛け
6-6Shadowed by Death6-6さまよう死霊
6-7A Tragedy in the Forest of MorguesA2山羊皮服を着た男
6-8Lupin's Marriage6-9ルパンの結婚
6-9The Invisible Prisoner6-8麦藁のストロー
6-10Edith Swan-Neck6-7白鳥の首のエディス
7-The Crystal Stopper7水晶の栓
8-The Eight Strokes of the Clock12八点鐘
8-1ON THE TOP OF THE TOWER12-1塔のてっぺんで
8-2THE WATER BOTTLE12-2水瓶
8-3THE CASE OF JEAN LOUIS12-5ジャン=ルイの場合
8-4THE TELL-TALE FILM12-4映画の啓示
8-5THERESE AND GERMAINE12-3テレーズとジェルメーヌ
8-6THE LADY WITH THE HATCHET12-6斧を持つ貴婦人
8-7FOOTPRINTS IN THE SNOW12-7雪の上の足跡
8-8AT THE SIGN OF MERCURY12-8メルキュール骨董店
9-The Extraordinary Adventures of Arsene Lupin, Gentleman-Burglar1怪盗紳士ルパン
9-1The Arrest of Arsene Lupin1-1アルセーヌ・ルパンの逮捕
9-2Arsene Lupin in Prison1-2獄中のアルセーヌ・ルパン
9-3The Escape of Arsene Lupin1-3アルセーヌ・ルパンの脱獄
9-4The Mysterious Traveller1-4謎の旅行者
9-5The Queen's Necklace1-5王妃の首飾り
9-6The Seven of Hearts1-6ハートの7
9-7Madame Imbert's Safe1-7アンベール夫人の金庫
9-8The Black Pearl1-8黒真珠
9-9Sherlock Holmes Arrives Too Late1-9遅かりしエルロック・ショルメス
10-The Extraordinary Adventures of Arsene Lupin, Gentleman-Burglar音声1怪盗紳士ルパン
11-The Frontier-国境線
12-The Golden Triangle9金三角
14-The Hollow Needle; Further adventures of Arsene Lupin4奇岩城
15-The Hollow Needle: Further Adventures of Arsene Lupin音声4奇岩城
16-The Secret of Sarek10三十棺桶島
17-The Teeth of the Tiger11虎の牙
18-The Three Eyes-三つの目
19-The Tremendous Event-ノー・マンズ・ランド
20-The Woman of Mystery8オルヌカン城の謎

1915年の映画「赤い輪」

偕成社のアルセーヌ=ルパン全集の別巻には「赤い輪」という作品が収録されている。これはモーリス・ルブランのオリジナル作品ではなく、アメリカの映画を元に書かれた作品である。

日本では大正6年(1917年)に「赤輪」という題で公開されたらしい。公開リストを見つけたので紹介。

空想映画公開リスト・大正6年
http://eigajingaimakyo.web.fc2.com/kuusou/t-06.html


この作品のフィルムは失われていて、見ることが出来ないとされている。
The Red Circle (serial) - Wikipedia, the free encyclopedia(英語)
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Red_Circle_(serial)
Silent Era PSFL The Red Circle (1915)(英語)
http://www.silentera.com/PSFL/data/R/RedCircle1915.html
The Red Circle (1915)(英語)
http://www.imdb.com/title/tt0005957/


「赤輪」を映画館で見た人の証言。ルパンシリーズの翻訳者、保篠龍緒氏にも見たという証言が残っている。
淀川長治物語・神戸篇サイナラ - 映画作品紹介
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=5813
伊丹万作 私の活動写真傍観史
http://www.aozora.gr.jp/cards/000231/files/43639_41466.html

2011/10/23

「花とゆめ」2011年22号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

妖精を53333まで数えても、眠れないキョーコ。隣には蓮が添い寝しているから。全身硬直して休まらないキョーコだが、眠っている蓮の顔色が幾分回復していることに安心する。

エレベーターの前で待ちかまえていた蓮@カインは、キョーコ@セツの外出を咎めたあと、シーツを広げて来いといった。訳が分からず混乱するキョーコだったが、蓮の悲しげなまなざしに逃げることができず、近寄る。結果、一緒のベッドへ、といういきさつ。

キョーコは、シーツを広げて迎えた蓮は、空気みたいに消えてしまいそうだと思った。それは、村雨との対決で笑っていたと指摘してショックを受けていた蓮のように。そして、シーツにくるまったときに触れた手の冷たさと、触れた身体の震えが、自動車事故のあとの呆然とした蓮を思い出していた。そして、蓮が単にカイン・ヒールを演じているのではないのかもしれないと思い始める。


ベッドにびっくりしたけど、艶っぽい展開にはならないのね。なにより蓮は完全おまもり依存モードに入ってる気がする。


単行本第29巻が11月18日発売予定。
「スキップ・ビート!」感想のバックナンバーはこちらから。

2011/10/16

雑誌「イブニング」2011年21号 「アバンチュリエ」第17回

森田崇氏による漫画。モーリス・ルブラン原作“新訳アルセーヌ・ルパン”。
Chapitre17「ハートの7 その6」

アルセーヌ・ルパンは「ハートの7」のカラクリを語る。そして…。


「ハートの7」のカラクリは私の考えとは違うかなあ。アンデルマットの名刺は偽造ってこと? うーん。1を聞いて10を知るとかいうけれど、原作に書かれているのは3とか5とかあたりだもの。1とか2の前提があるわけで、もうっ(^^;; そこを埋めて漫画化しなければいけないので、大変だと思います。

赤面の「わたし」は反則すぎます(笑) あの熱意の目と捨て犬の目を向けられてれるのはよほどのサドでしょう(笑)

「ハートの7」のエピローグながら、次章のプロローグも兼ねている。ドヴァンヌが若くてイケメンだったのに若干驚き。ムズさんは想定の範囲内かな。そして彼女もここで登場しますか。煽ってきますねえ。

ほかにも脇にちょくちょく見覚えのあるキャラが(御者くんもたぶん(^^;;)。でもガニマールはしばらくお休みになるはず。舞台がパリではなく、フランスの一地方ノルマンディーだから。カイゼルさんも、しばらく左様なら。また会える日まで。


次回から新章。

森田崇「アバンチュリエ」情報

2011/10/07

雑誌「イブニング」2011年20号 「アバンチュリエ」第16回

森田崇氏による漫画。モーリス・ルブラン原作“新訳アルセーヌ・ルパン”。
Chapitre16「ハートの7 その5」


バラン兄弟の生き残り、そしてアンデルマット氏が屋敷へやってきた。二人とも誰かにだまされて呼び出されたようだった。わたし、ダスプリー、アンデルマット夫人がマントルピース(暖炉)に隠れて見守るなか、二人の口論が始まる。


熱くるしいやりとり、人の悪さ全開(笑)

「わたし」の家に来る前にアンデルマット邸におじゃましたり、手紙書いたり、ちまちまとご苦労様。地味な下準備があっての解決だから、ここぞとばかりに鬱憤晴らし。バランは気の毒っちゃ気の毒だが悪人だからなー。

下調べというと、章の最初にあった侵入時点でアンデルマットがラコンブのパトロンだってことは知ってたわけだよね。とすると「わたし」が物書きであることは折込済みで侵入したのだろうなあ。新聞記事にしてもらうことは好都合だったし、実際それで事件が動いたわけだし。

アンデルマット夫妻のフォローがいい。特に夫人は事情が事情なので。互いを大切に思っていることがわかる。熱い情熱はないし、溝は簡単には埋められないけれど、たぶん間に流れる空気は和らいだものになっただろう。


次はエピローグ&新展開。英国探偵が登場!?するようだ。

森田崇「アバンチュリエ」情報

2011/10/04

漫画全巻ドットコムが横山光輝キャンペーンを実施中

漫画全巻ドットコムが横山光輝作品を購入した方に対して鉄人28号モニュメントフィギュアやタオルなどが当たるキャンペーンを実施中です。2011年10月31日(月)まで。

横山光輝特集-漫画全巻ドットコム
http://www.mangazenkan.com/special/377.html
カラー版 鉄人28号 限定版BOX (全27巻) -漫画全巻ドットコム
http://www.mangazenkan.com/item/50088.html

鉄人28号誕生55周年記念「横山光輝」キャンペーンを漫画全巻ドットコムが実施 日刊テラフォー
http://www.terrafor.net/news_gVSBfKbX46.html
鉄人28号誕生55周年記念「横山光輝」キャンペーンを漫画全巻ドットコムが実施
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=85499

「カラー版鉄人28号限定版BOX」は、BOXが全部で5個、収録されている冊子を全部をあわせると27巻ということです。念のため。


なお、「カラー版鉄人28号限定版BOX」は全巻購入特典があります。通常の書店で購入した方も応募できます。応募締切は、2011年12月31日(消印有効)。

横山光輝「カラー版鉄人28号限定版BOX5」発売予定
横山光輝「カラー版鉄人28号限定版BOX」全巻購入特典について

□2011/10/29
景品の万年筆の画像があります。
横山光輝オフィシャルサイト - 復刻漫画キャンペーン ~ 鉄人28号万年筆
http://www.yokoyama-mitsuteru.com/DB/usr/Search.php?main_table_no=7&template_name=update_details.html&m_prk=64&search_type_m_prk=3

日本美術にみる「橋」ものがたり/東京の交通100年博

■日本美術にみる「橋」ものがたり
三井記念美術館
http://www.mitsui-museum.jp/
三井記念美術館、2011年7月9日(土) ~ 2011年9月4日(日)

□展示構成
1. 工芸に見る 橋の意匠
2. 橋にちなんだ茶道具の取り合わせ
3-1. 神仏の橋 この世とあの世の架け橋
3-2. 神仏の橋 聖俗境界の橋
3-3. 名所・文学の橋
4. 諸国の橋
5. 橋の番付 日本大橋尽くし
6. 京の橋
7. 江戸の橋

■東京の交通100年博
江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
特別展「東京の交通100年博~都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”」│展覧会情報│江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2011/07/index.html
東京の交通100年博~都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”~」の開催 | 東京都交通局
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/toden/2011/tdn_p_201105261_h.html
江戸東京博物館、平成23年7月14日(木)~9月10日(土)


□展示構成
第1章 東京の市内電車~明治の交通と都電のはじまり~」
第2章 震災の街を走る円太郎バス~都バスの誕生~」
第3章 都電黄金期」
第4章 さよなら都電」
第5章 都営地下鉄の発展」
第6章 都営交通のいまとこれから」


都電荒川線で33年ぶりに花電車が運行されるようです。
運行日:2011年10月1日(土)、10日(月・祝)、16日(日)、23日(日)、30日(日)

都電荒川線の花電車の運行について | 東京都交通局
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/toden/2011/tdn_p_201109121_h.html
都電荒川線の花電車の運行ダイヤについて | 東京都交通局
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/toden/2011/tdn_i_201109202_h.html

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