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2011/04/02

「美しいリトグラフの世界-19世紀フランスを中心に」

町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/
| 展覧会 | 町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/exhibition/index/2011-2
2011年3月5日(土)~4月3日(日)、町田市立国際版画美術館


浮世絵は板を彫って刷るけれど、リトグラフは平面の板に描いて印刷する。水と油の性質を利用するらしい。元は楽譜などの印刷を想定していたらしい。なるほど繊細な感じが合っている。

きっかけは公式サイトで「パリ、ガン、アントワープ、ルーアンなどのピトレスクな建築」の絵が紹介されていたから。ルーアンとあっては黙っていられない(笑)

この書は19世紀のピトレスクのブーム(?)に乗って出版されたのだと思う。まず先行する「古きフランスのピトレスクでロマンティックな旅」(「古のフランス、ピトレスク・ロマンティック紀行」)があった。でかい。巻ごとにフランスの地方をとりあげていて、第1巻でノルマンディーを扱っている。名前だけは知っていて興味があったので、見ることができてよかった。展示絵には「サン・ワンドリーユの廃墟を描いたものがあった」(モーリス・ルブラン「カリオストロ伯爵夫人」で扱われている修道院)。

次に件の資料なのだけれど、古くからの観賞に耐えうる建物を背景としながら、日常生活を送る人々にも目が行く。「古きフランス~」はモノクロで、「パリ、ガン~」がカラー絵なのも関係するかもしれない。


ほかにゲーテの「ファウスト」(ウジェーヌ・ドラクロワ)、フロベールの「聖アントワーヌの誘惑」(オディロン・ルドン)などが内容を交えて紹介されていた。「聖アントワーヌの誘惑」は仏陀とか出てくるからびっくりした。

□展示構成
1.リトグラフのはじまり
2.美しいリトグラフの世界


受付のところに周辺の地図の付いた「帰り道のご案内」というチラシが置いてあった。行きは信号が目印の分りやすい道を行ったのだけれど、急な下りの坂道で帰りはどうしようかと思っていたので、こういう気配りは嬉しい。

常設展は「版画との出会い」。世界最古という奈良時代の木版印刷物など貴重なものが展示されていた。ヨーロッパの版画も多数展示。


町田市立国際版画美術館 企画展示のご案内
http://homepage3.nifty.com/silkroad-club/hangamuseum/silkhp04(1).htm
【報告】UTCPセミナー「アントワーヌ・ブールデル」+UTCPレクチャー「19世紀における画家の石版画」 Blog University of Tokyo Center for Philosophy
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2009/11/report-utcp-seminar-segolene-l/

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