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2010/12/08

ミステリー文学資料館に行ってきた

ミステリーに関する本や古い雑誌が開架で閲覧できる。古い雑誌に関しては『探偵雑誌目次総覧』が刊行されているので、あらかじめ調べて行くと早い。資料館にも収蔵されている。


南洋一郎文庫というコーナーがあり、『洞窟の魔人』があった。この本には「怪盗ルパンと佐久良探偵」が収録されている。文字通りアルセーヌ・ルパンが登場する作品で、ジンギスカンの秘宝をめぐって攻防を繰り広げる。佐久良探偵が正義なので、ルパンは悪役。

実はこの作品に先行して「蒙古王の宝冠」という作品があるらしい。全くの未見なのだけれど、桂木氏という日本人が出てくるという。佐久良探偵の姉の姓が桂木なので、この夫のことかもしれない。姉の夫は「怪盗ルパンと佐久良探偵」では死亡している。2作品の関係が先行作品・続編なのか、原型・書き直しなのかは分からない。


「月刊探偵」昭和11年6月号に「エトュルタの無名婦人」というジョルジュ・シムノンの短編が載っていた。エトルタが舞台の短編だ。ふと手に取ったもので、即エトルタだ!と嬉しくなった。レーダーが働いたか(笑)

ジー・セット、つまりG-7という人物が登場する。原作は「L'Inconnue d'Etretat」で、シムノンには他にもG-7が登場する作品があるようだ。メグレものの「メグレと老婦人」もエトルタが舞台。


□参考文献・参考サイト
山前譲編『探偵雑誌目次総覧』日外アソシエーツ、2009年
『南洋一郎と挿し絵画家展』弥生美術館、2004年
ジョルジュ・シムノン(Georges Simenon)
http://www.aga-search.com/109georgessimenon.html

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