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2010/11/07

黒岩比佐子『伝書鳩 もうひとつのIT』

文春新書、2000年
普仏戦争の時に、マイクロフィルムを伝書鳩に運ばせて通信していたというのを読んだことがあり、面白いと思っていた。マイクロフィルムという最先端の技術を、鳩というアナログな手段で運ぶ。面白い。超軽量のカメラを鳩の首に下げてとばして、上空から撮影するということも行われたらしい。

一八七〇年九月二十三日から翌年一月二十八日までの間に、六十四基の気球がパリから飛び立ち、そのうちの四十八基には計三百五十八羽の鳩が一緒に乗せられている。最後の鳩がパリに戻ってきたのは、休戦のほんの数日前だっったという。
この時、十月八日に五番目に飛んだ気球が、協和派の指導者ガンベッタが乗り込んで脱出に成功したことで名高い「アルマン=バルベス号」である。ガンベッタと同じ気球に積み込まれた鳩のうち戻って来た一羽によって、パリ市民は、彼が無事に目的地に到着し、国民軍を組織してプロイセン軍に抵抗していることを知ることができた。(P41)

ドイツ軍にパリが包囲され、要人が気球でパリを脱出した。成功をパリ市民に伝える手段が伝書鳩とは。鳩ならば盗聴の危険はない。しかし、一方で無数の鳩の犠牲があった。第二次世界大戦まで、鳩が現役で活躍していたらしい。

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