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2010/09/11

佐々木三雄・綾子/文、山口高志/写真「モネの風景紀行」

求龍堂、1996年
モネの風景紀行 ノルマンディー・ベリール・パリ・セーヌ河のほとり
http://www.kyuryudo.co.jp/shopdetail/049005000003/order/

モネに関する本は多く出ているけれども、これは“ビンゴ”だった。モネの絵のモチーフとなった土地を訪ねていて、半分をノルマンディーに割いている。ノルマンディー部分の殆どがカラー写真なのも嬉しい。ルーアン、ディエップ、ヴァランジュヴィル、エトルタ、ル・アーヴル…、いずれもルパンシリーズやルブランに縁のある土地だ。(ジヴェルニーも名前だけならルパンシリーズに出てくる。)


はじめにより。

「ル・アーヴルとルーアンとパリは一つの町をなし、それゆえ、セーヌ河はその道である」と言ったのはナポレオン。とすれば、モネはナポレオンが言うところの一つの町でその生涯を全うしたことになる。(P4)

ルパンシリーズで引用されていないのが不思議なくらいだ。ナポレオンが1802年に言ったのはこんな言葉(少し異同があるみたいだけれど)。

≪Paris-Rouen-Le Havre, une seule ville dont la Seine est la grande rue .≫

Le Figaro - Economie En 2020, le TGV reliera Paris au Havre en 1 heure 15(フランス語)
http://www.lefigaro.fr/economie/2009/06/05/04001-20090605ARTFIG00557-en-2020-le-tgv-reliera-paris-au-havre-en-1-heure-15-.php


「カリオストロ伯爵夫人(13)」に出てくるボンヌショーズ枢機卿は実在したのかと知ったり。

あと数日で連作が完成しようとしていた一八九三年三月二十三日、大聖堂玄関はボンヌショーズ枢機卿の墓除幕式のために黒幕で覆われていた。(P15。※「連作」はルーアン大聖堂を描いた連作のこと)

Henri de Bonnechose - Wikipedia(フランス語)
http://fr.wikipedia.org/wiki/Henri_de_Bonnechose


エトルタの箇所で、モネとモーパッサンが1885年にエトルタで交流したことが書かれている。モーパッサンはモネについて、1886年に「ある風景画家の生活」と題する文で書いた。モネは1885年10月13日の手紙でモーパッサンについて触れている。

Monet/Maupassant, Etretat - 1885 : ces Horribles travailleurs du reel - Cairn.info(フランス語)
http://www.cairn.info/revue-d-histoire-litteraire-de-la-france-2003-1-page-93.htm


モーパッサンとエトルタ

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