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2010/01/03

映画「パブリック・エネミーズ」

あまり楽しめなかった。淡々と進む感じで、とくに恋愛部分については、デリンジャーがロケットに入れた恋人の写真を眺めるのも、単なる記号に思えてしまってだめだった。だから、ラストも本来ならきれいに落ちているのだろうけれど、とくに感慨もなく。銃撃戦が見所なのだろうけれど、ドンパチは好きじゃないのでねえ。音響のよい劇場で見たので耳がやられた。


時代は世界恐慌の4年後の1933年。ここまでくると本当に時代劇だ。服装や車や建物の内装など。服は生地や仕立ても今とは違っていて格好よく着こなされていた。似たような服装の男たちばっかりになってしまったが。

それもあって人物の顔が覚えられず、デリンジャーすらどれだ?状態。顔で判別できるようになったのはデリンジャーと、パーヴィス捜査官ぐらい。あとは名前で判断。恋人のビリーは映画「エディット・ピアフ」を見ていたのですぐ覚えられたのだけれど、FBIの女性職員とビリーが似ていたのであれ?と思った。


「世界犯罪者列伝」(JICC出版局)という本に「社会の敵」の称号を最初に与えられたのは、デリンジャーだと載っていた。そういうこともあって見に行ったのだけれど、「社会の敵」とまで呼ばれるようになる説得力がないというか。徒党を組んでいるだけで、他のものはさて置き、何よりもデリンジャーという感じもしないし、民衆人気もぴんとこず。いちおう、FBIという組織が作られる頃で、州の壁とか予算の限界とかあたらしい組織の必要性とか描かれてはいたのだけれど。どうして「パブリック・エネミーズ」という複数型で「ジョン・デリンジャー」なのだろう。

ちなみにこの本には死をのぞいては凡庸な犯罪者とも書かれている。また、最期の写真も載っている。デリンジャーはシカゴの死体公示所(モルグ)で公開され、野次馬が2万人も訪れたらしい。ジャック・メリーヌの写真は車に載ったままだ。しばらくのあいだそのまま市民の目にさらされた。パリの大通りがメリーヌのモルグとなったといえる。


『パブリック・エネミーズ』 大ヒット上映中!!
http://www.public-enemy1.com/

デリンジャーが最後に見た映画。
男の世界(1934) | Movie Walker
http://movie.walkerplus.com/mv1417/

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