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2009/12/08

鉄人28号の身長と体重

モノクロアニメ版(1963年):10.2m、31t
太陽の使者版(1980年):20m、25.8t
鉄人28号FX(1992年):18m、24,8t
2004年アニメ版(2004年):18m

ゲームブック「鉄人28号 東京原爆作戦」(1986年):10m、30t
PS2ゲーム版(2004年):約10m
実写劇場版(2005年):20m、20.8t(鉄人28号):22m、23.0t(ブラックオックス)
舞台版(2009年):10m(しゃがんだ状態で6m)
神戸市長田区のモニュメント(2009年):18m、50t(ポーズを決めた姿勢で15.3m)


モノクロアニメ版の数値が何に載ってたかメモをしていないので不明。おそらく公式に決められた数値ではないと思われる。原作では、とくに決まった大きさは出てこず、2メートルから10メートル程の大きさで描かれている。

光文社文庫「鉄人28号」第11巻に収録されている横山光輝氏の「”昔の漫画”と”今の漫画”」というエッセイでは、次のように書かれている。単にたとえとして出したものか、具体的に想定して書かれたものか不明である。

例えば鉄人28号を現代風に描くとすれば(略)重さは約100キロ、身長が2メートル50センチ。全身は熱に強いチタン合金で覆われ、背負ったロケットの推力は光子エンジン。鉄人の動力は原子エネルギーで無限に動きつづける。すべての思考や行動はコンピューターで操作され、コンピューターには人間以上の知能や行動が記録されている。

2004年度版アニメのキャラクターデザイン担当なかむらたかし氏のイメージボードでは、この大きさを想定したらしく、鉄人が正太郎の2倍程の大きさに描かれている。このイメージボードは、2004年度版アニメの期間限定生産DVD-BOXで、DVDの盤面に使用された。(イメージボードでは正太郎がちゃんと拳銃を持っており、正太郎が手のひらに立つシーンもある)

2004年度版アニメの18メートルは、担当プロデューサーと監督が横山光輝氏の元を訪問した時に決定した。横山氏いわく、正太郎と大塚署長を手のひらに乗せて飛べるほどの大きさとのこと。そこから大きさが決まったが、18メートルという数値が最初に出たのは横山氏からなのか担当プロデューサーからなのか定かではない(と思った)。1976年に「月刊少年ジャンプ」に掲載された最後の読み切り作品では、正太郎と敷島博士が鉄人の手に乗って運ばれるシーンがある。


★おまけ★
操縦器の突起はアンテナかレバーか。

2本ともアンテナ:原作、実写劇場版
1本アンテナでもう1本はレバー:1963年度アニメ(?)、2004年度アニメ(?)、PSゲーム版
2本ともレバー:長谷川裕一「鉄人28号 皇帝の紋章」

原作ではアンテナ部を動かすことはない。2004年度版では右手側を動かしている。

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コメント

原作漫画では最初1.8m位でした。
TVの実写版もその位でした。(原作に忠実でした)
原作漫画では、数作目から急に大きくなります。

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