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2009/10/27

「うみのいろ うみのかたち」

ブリヂストン美術館 BRIDGESTONE MUSEUM OF ART
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/
ブリヂストン美術館 展覧会
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibit/index.php?id=76
テーマ展示「うみのいろ うみのかたち―モネ、シスレー、青木繁、藤島武二など」
ブリヂストン美術館、2009年 7月11日(土)-2009年10月25日(日)


平日夜8時まで開館しているというありがたい美術館。ポスターに惹かれて行こうか迷っていたけれど、開催期間が終わるので行ってみた。

閉館近いので人はまばら。絵は大丈夫だけど、エジプトのレリーフや像が飾ってある部屋に一人…ちょっと怖かった。なぜってみんなのうたの「メトロポリタン美術館」を思い出してしまったから(思い出した私の馬鹿)。


企画展「うみのいろ うみのかたち」
ポスターになっていたのは、ザオ・ウーキーという人の絵だった。青が印象的。モネのベリール島の絵とかウジェーヌ・ブーダンのノルマンディーの絵とかがあった。藤島武二「潮岬海景」、潮岬、よく台風情報などで耳にしていた「しおのみさき」はこう書くのか(和歌山県にある本州最南端の岬)。


続いてコレクション展へ。コレクション展の閲覧室は10個ぐらいに細かく分かれていて順番にぐるりと回る形になっている。迷路に入ったような感覚が面白かった。アンリ・ルソーの絵の中に飛行船が浮いていて、ただでさえ幻想的な中にふわりと浮く飛行船が不思議な感覚だった。シュールというか。

「座るジョルジェット・シャルパンティエ嬢」とても愛らしい少女の絵だった。シャルパンティエというのは、どこかで見たことがある名前だ、と思ってネットで調べると、ルノワールの有力な支援者で書籍商であるシャルパンティエの令嬢ということだった。その後、続きを読もうと思っていた本のしおりを挟んでおいたところを開くと「シャルパンティエ」の名前が。どおりで見覚えがあったはずだ(笑) その本は山田登世子「メディア都市パリ」で、シャルパンティエが従来より版型が小さな本を出してヒットしたことが書かれていた。

2009/10/26

海外ドラマDVD「アーノルド坊やは人気者」入手のこと

買おうか借りようか迷ったのだけど、会員となっているレンタル店のレンタル料金が異様に高かったことと、ダイジェストが上がっているエピソードに感動したので買うことにした。安いところを探すor料金が安くなるのを待つでも良かったのだけど、滅多にDVDをレンタルしないので、2度見るか? 見るなら買う!と決断した。


1巻(1~6話)と、公式サイトにダイジェストがあがっていた7話を見た。二人ともすっごくかわいい。容姿とかじゃなくて。最後のほう、よく記憶しているウィリスは背が伸びて大人になってたし、アーノルドはあまり身長が伸びなかったけれど、やっぱりあどけなさはなくなってた。でもこのころは本当の子供。アーノルドは小さいのでひょいひょい机とか椅子とかに乗せられる。演出の奇抜さ(メリハリ?)+身長差があると一つのカメラに収めるのは難しいから(笑) もちろん、大人の目線とアーノルドの目線を合わせる効果もある。ウィリスはしっかり「お兄ちゃん」してて、自分やアーノルドにとっていいことは何なのか先走って考えてしまうタイプ。アーノルドは目先の楽しさを優先してしまっていたずらばかり。でも本当は2人も愛されたい子供なのだというのがよく伝わってきて愛おしい。

キンバリーもかわいい。くるくるのツインテール!! リアルで見ることなかなかないよ。すらっとしてはつらつとしてて、かわいいというより美人タイプかも。

ドラモンドさんは本当にいい人で紳士で素敵。ジョークは冴えないけど(笑) ギャレットさんもいい人。言葉に方言が入っている。西日本っぽい。ギャレットさんの料理が食べて見たい。


もちろん吹き替えで見たけれど、楽しかった。当時の吹き替えのままで、音声がない箇所は英語+日本語字幕になる。吹き替え版のない話は日本語字幕で見た。堀さんの声とアーノルドの地声はあまり違和感がなかった。ウィリスは声変わり前で、野沢さんよりやわらかい声だった。昔はアーノルドたちの会話などが面白くて見ていたのだろうと思うけれど、改めて見るとシビアな問題を扱っていたんだなと思った。それでも、高層高級マンションでドラマが展開するので、どこかファンタジーな感じでシビアには感じにくいのだけど。

特典映像として全部で3話分について、当時の脚本家の解説が入っているのだけど、裏話が聞けて楽しい。セーターがいくらするとか(笑) 当時「観客」を入れて撮影していたらしい。こういうドラマをシットコム(シチュエーション・コメディ)というのは知っていたのだけれど、本当に観客がいたんだ。そういえば1巻分についてはほとんど場面が切り替わらなくて、外のロケがない(リビング、子供部屋、台所が殆ど)。


キャプチャーから再生を選ぶと話が終わったらソニー・ピクチャーズのロゴが出てメニューに戻ってしまう。選んだところから次の話を連続して見たい。

ソニー・ピクチャーズ - DVD & ビデオ|アーノルド坊やは人気者
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/arnold/


海外ドラマ「アーノルド坊やは人気者」のDVDが発売

2009/10/25

DVD「たんけんぼくのまち」入手のこと

ちびちび見ようと思っていたのに、全部見てしまった。とはいえオーディオコメンタリーが残っているので、そこはお楽しみにとっておこう。シリーズ第1作と「たんけんぼくのまち2009」ってリンクしまくりだ(笑) 「たんけんぼくのまち2009」だけコメンタリー付きで見たけれど、ディレクターさんが、「たんけんぼくのまち」のイメージを大切に撮ってくださってるのがあらためて分かってよかったです。それにしても、特典映像…チョーさん何やってるんですか(笑)


公式サイト。チョーさんのコメント動画もあります。
コロムビアミュージックエンタテインメント | NHK-DVD『たんけん ぼくのまち』2009年10月21日発売!
http://columbia.jp/bokunomachi/

いつのまにかぶっちゃけはっちゃけ動画から入れ替わってる(笑) 転んびあは貴重な映像だったな。


以下のDVDに収録されているのは、今回DVD化されている「チョーさん 地図を作れ大作戦!(1985年4月22日放送)」のダイジェストのようです。見ていて見覚えが合りました。
懐かしのこども番組グラフィティー 教室のヒーロー NHKスペシャル・ドラマ等のDVD・グッズ通販 NHKエンタープライズ
http://www.nhk-ep.com/shop/commodity_param/ctc/+/shc/0/cmc/08038AA/detail.html


□関連記事
「たんけんぼくのまち」DVD化決定!
「たんけんぼくのまち2009」
「たんけんぼくのまち」復活!

□2009/10/26
チョーさん直筆のコメントが見られます。
セブンアンドワイ - DVD - NHK-DVD たんけんぼくのまち
http://www.7andy.jp/dvd/detail/-/accd/D0254230

2009/10/24

「ドコモ for PC」のCMに鉄人28号登場

テレビから流れてきた音楽に、この音楽は!、と振り返ったら鉄人が! (もちろんその音楽とはオープニング曲「鉄人28号」のアレンジです)

夕輝壽太さんのブログに鉄人と“共演”したことが書かれています。
ようやく 夕輝壽太オフィシャルブログ
http://yaplog.jp/jutta-sd/archive/930

夕輝壽太 オフィシャルサイト:NEWS
http://official.stardust.co.jp/jyutta/pages/news/index.html
10/23(金)~O.A NTTドコモ(株)「高速データ通信」
・「鉄人28号」登場篇


□2009/10/24追記
「ドコモ for PC」ってどこかで見かけたフレーズなのに検索できないとあきらめてかけていたら、Yahooの広告枠にありました。

ドコモ for PC データ通信もドコモ品質で! | NTTドコモ
http://answer.nttdocomo.co.jp/t28/

CM動画もあります。浮上するところとか飛行シーンはなんだかふわふわしてます。「鉄人ドコモ」で検索せよとなってるけど、検索結果に出てくるのはまだ広告枠だけみたいですね。


□2009/10/30
街中でも鉄人の大きなポスターを見かけます。やっぱり鉄人と正太郎が並んでいて、鉄人がアオリで映っているのが“らしい”かなと思います。

こちらでも動画が見られます。
テレビCM : データ通信「鉄人28号」登場篇 | 企業情報 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ad/tvcm/091027_01.html

テーマソングのアレンジは菅野よう子さんが手がけたそうです。
CGの鉄人28号が登場する「ドコモ for PC」のCM曲は? - CDJournal.com リサーチ
http://www.cdjournal.com/main/research/kanno-yoko/3009


□2009/11/28
広告のポスター画像が見られます。

雑誌・新聞・交通・屋外広告 : データ通信「鉄人28号」エリア満足度No.1篇 | 企業情報 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ad/print/091027_01.html
雑誌・新聞・交通・屋外広告 : データ通信「鉄人28号」安定性満足度No.1篇 | 企業情報 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ad/print/091027_02.html
雑誌・新聞・交通・屋外広告 : データ通信「鉄人28号」総合満足度No.1篇 | 企業情報 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ad/print/091027_03.html
雑誌・新聞・交通・屋外広告 : データ通信「鉄人28号」ドコモ for PC篇 | 企業情報 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ad/print/091027_04.html


□2009/12/29
音楽担当の会社のサイト。CM→鉄人のCM画像をクリックで試聴ができます。
GRAND FUNK INC.
http://www.grandfunk.net/

すべては順調 - 金三角(9)、三十棺桶島(10)

第一次世界大戦中に書かれた「金三角(9)」と「三十棺桶島(10)」は、共通点の多い作品である。虐げられた人妻と彼女を想う独身の男というのはルパンシリーズお得意のシチュエーションだが、この2作ではその関係が前面に出ている。ルパン退職した予審判事が駆り出される人材不足の時代や、官憲の手の及ばない孤島で俄警察として活躍する(刑の執行までやってしまうので警察どころじゃないけど)。ルパンの登場が遅いのは大戦中という時節が関係するのかも知れない。


この2作品にはほかの作品にはあまり出てこないタイプの、ユニークなキャラクターが登場する。ヤボンとトゥヴァビヤンだ。2者は暗い時代と事件の中で、明るめの色を添える。この2者の類似点や相違点を考えるはなかなか面白いのだが(事件の本質を最も早く見抜いていたののはこの2者ではないかと思う)、類似点のひとつに名前があることに気づいた。

ヤボンはYa-Bonと綴る。

ya:(俗)il y a「…がある」
bon:良いこと、長所
Il y a du bon:(俗)うまくいっている。好調だ;好都合だ(=Y a bon)
(ロワイヤル仏和中辞書)

トゥヴァビヤンはTout-Va-Bienと綴る。

bien:順調に、都合よく
Tout va bien:すべて順調だ
(ロワイヤル仏和中辞書)

どちらも好調だ、順調だというような意味だ。

「金三角(9)」のヤボンはセネガル人の傷痍軍人で、顔面の負傷によりしゃべることができない。そのうちにヤボンと呼ばれるようになった(子供のころからの名前は別にあるはずである)。長身で、片腕を失っているが残る右手で猛犬を倒すなどの活躍を見せる。にもかかわらず温厚な性質で、上官であるパトリスの愚痴を笑って受け止める。

「三十棺桶島(10)」のトゥヴァビヤンは主人公ヴェロニックの息子の飼い犬だ。いっそうユニークなキャラクターで、ヴェロニックの前に現れては愛想を振りまいて去ってゆく。次々と起こる出来事に絶望するヴェロニックは、その一種能天気な名前ゆえに反発を覚えるのだが、この犬は最後には自分の名前が正しかったことを証明してみせる。

新潮文庫ではトゥヴァビヤンが「万事OK」と意訳されている。

「『万事OK』ですって?」
「フランソアがそう呼んで居ります。しかもこれ以上似合いの名はありませんの。いつも幸福そうで、生活に満足しているらしく……そのくせ勝手気儘で、時々何時間も、いやそれどころか時とすると幾日間も消えて居なくなるくせに、居てくれたらと思う時や、もの事が心のままに運ばなくって気がめいったりするような時には、必ずそこにいてくれます。『万事OK』は涙や小言や争いごとが大嫌いですの。人が泣き出したり、今にも泣き出しそうな顔つきになったりすると、早速その人の真向いにちょこなんとお尻を据えてすわりこみ、ちんちんをしたり、片目を閉じて残る片目を半開にして、いかにも笑うような顔つきをして見せるので、思わずこちらでも笑い出してしまうというわけです。そうなると、フランソアは言うのです、<そうだよ、あんたの言う通りだ、万事はOKさ。何もくよくよするには及ばないのさ、そうだろう?>とね。さて、人の機嫌が治ったと見てとると、『万事OK』は、さっさと駆けて行ってしまいます。役目が済んだというわけですのね」(新潮文庫「棺桶島」P68-69)


ところで最近「水晶の栓(7)」を読み返して気づいたが、ルパンは順調に行かなくても、打つ手がないと絶望していても、クラリス・メルジーを前にしては、順調です上手く行ってますという。それは正解だったのだ。

ルパンファンの呼び方

メモ。「ルパンファン」にLupinophile(リュピノフィル)という言葉が使われていることがある。女性だったらLupinophilie(リュピノフィリ)。映画好きのことをシネフィルと言うことがあるけけれど、もともとはフランス語でcinephile。

他の言い方としてはLupinien(リュピニアン)という言葉を目にしたことがあるくらいかな。女性はLupinienne(リュピニエンヌ)。エンヌとかつくと、フランスっぽいですね。「ien」は人名に付いて造語力があると辞書に書いてある。そのまま形容詞にもなるので、フランスで出版された研究書に付いている「bibliotheque lupinienne」はルパン叢書という意味になる。(Lupinだとリュパンだけど、後ろに文字が続く場合は「イ」と読む、はず。)

-phile, -philie
「友、…好き」の意
-ien, -ne
「…に関する、…に属する、…生まれの(人)」の意
(ロワイヤル仏和中辞書)


「花とゆめ」2009年22号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹


ファーストキスへの憧れを打ち砕かれたキョーコは必ず自分を憎しみを抱くはず、キョーコには自分が特別な存在になっているはずだととニヤニヤが止まらない尚。自分への憎しみで他の男のことなんて忘れてしまえという尚のゆがんだ独占欲の思う壷となってしまったキョーコ。落とした箸を拾う瞬間にも、過去のショーちゃんラブ状態を思い出して般若顔(憎しみが沸く)。

キョーコの蓮へのバレンタイン・プレゼントはワインゼリーだった。薔薇の意匠が施されている小さなグラスに入ったもの。他の人はチョコで、自分はチョコでなかったという特別扱いに嬉しさを感じつつ、チョコをあまり食べないであろうというキョーコの気遣いに、ありがたくいただく蓮。キョーコの恥じらう表情と、特別扱いということに酔ってしまいそうな自分に揺らぎながらも冷静に振る舞う(さんざん学習したので)。

蓮は、器が「クィーン・ローザ」のようで気に入ったことや、ワインゼリーを作るのは初めてで試行錯誤したこと、上手く作れるか不安で自分も味見してみたことを嬉しそうにかたるキョーコの言葉をほほえましく聞いていたが、「味見」に反応して(尚のキスを思い出して)憎しみモードに入ってしまったキョーコを見て愕然とし、キョーコの方に身を乗りだす。


食堂のところで、スプーンがゼリーにぴったりと気づいたキョーコの表情がかわいい。でもその後の蓮の前では表情が異様に媚び媚びだよね。蓮ビジョンなんだろうけど(笑) 蓮は尚に捕らわれたキョーコの憎しみを払拭できるのでしょうかね。


DSのゲーム「ともだちコレクション」で、蓮が瑠璃子と分かれてすだち(仲村さんのことらしい)とつきあいだしたらしい。「すだち」は仲村さんの出身地(現在も住まわれているはず)徳島県の名産品。


次回23-24号はお休みで2010年1号(12月5日発売)から再開。
「スキップ・ビート!」感想のバックナンバーはこちらから。


□2009/10/25
書こうと思ってて忘れてた。次号の23号に“「スキップ・ビート!」名場面!HCメモ”というのがつきます。名場面のえり抜きで、セリフのフキダシの中身が空で、自由にセリフを入れてね。っていうやつです。

2009/10/20

仲村佳樹「スキップ・ビート!」第23巻入手のこと

ナツ編(BOX“R”編)のラストまで+バレンタイン編開始。

いやあ、光さんはいい人ね。ふつうの人がでると安心する(笑)。社さんは常識人だけど、こと蓮とキョーコの恋愛に関しては異常だし(笑)
やっぱり麻子ちゃんはかわいそう。千織のドピンクつなぎは雑誌の時と変わらずぶっちぎり。今後触れられることはあるのかなあ。

23巻分を補完。
仲村佳樹「スキップ・ビート!」サブタイトル(単行本収録分)

2009/10/17

NHK BS2で映画「ルパン」放送予定

2009年10月19日(月)の深夜です。

NHK BSオンライン:BSジャンル別放送予定:映画
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html
NHK 番組表:衛星映画劇場「ルパン」 <字幕スーパー> <レターボックスサイズ>
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-10-19&ch=12&eid=12171
チャンネル :BS2
放送日 :2009年10月20日(火)
放送時間 :午前1:35~午前3:50(135分)

アニメ「スキップ・ビート!」AT-Xで再放送予定

2009年10月24日からCS放送のAT-Xで再放送されるようです。

スキップ・ビート! AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル
http://www.at-x.com/program_detail/index.html/2329/

放送スケジュール

2009年10月24日(土)スタート
毎週(土)7:00
毎週(日)29:00
【30分×2話ずつ】

「神戸に出現 鉄人28号に会おう」ツアー開催中

日本旅行のサイトに、鉄人28号のモニュメントを見るためのツアープランが登場しました。出発期間は10月15日(木)~12月31日(木)です。

回遊散策MAPがあがっていますが鉄人28号のモニュメント以外にも三国志の像などいろいろ見所があるようです。

神戸に出現 鉄人28号に会おう | 日本旅行
http://www.nta.co.jp/kansai/tetsujin/
回遊散策MAP
http://www.nta.co.jp/kansai/tetsujin/map.pdf


日本旅行、「赤い風船」のインターネット専用プラン「神戸に出現!鉄人28号に会おう」を発売 - マイライフ手帳@ニュース
http://www.mylifenote.net/006/niho28.html
ねとらぼ:「神戸に出現! 鉄人28号に会おう」 ツアー発売 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/14/news076.html
高さ18mの実物大「鉄人28号」に会いに行くツアー - ラッピング列車も登場 ライフ マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/10/15/087/?rt=na

2009/10/15

輿入れしてきた王妃たち - 奇岩城(4)

レギーユ・クルーズには歴代王妃が輿入れの際に持参してきた宝飾類も収蔵されている。

宝石の座金を見たまえ。あらゆる時代、あらゆる世紀、あらゆる国の座金があるんだ。ここにあるのは、各国の王女たちの持参金だよ。各自、じぶんの持参金を持ってフランスへこし入れしてきたのだ。スコットランドの、マーガレットも、サヴォアのシャルロットも、イングランドのメアリーも、メディチ家のカテリーナも、オーストリア出身の大公妃たち、エレオノール、エリーザベト、マリア=テレサ、マリ=アントワネットも……(岩波少年文庫「奇岩城」P350-351)

オーストリア出身の大公妃たち(les archiduchesses d'Autriche)と訳されているところが要注意である。「オーストリアの」と呼ばれる王妃たちは必ずしもオーストリア出身ではないからだ。日本だと「オーストリアの」(フランス語で「ドートリッシュ」)というよりは、ハプスブルク家のといったほうが通りがよいだろうか(ハプスブルクも元は地名)。archiduc(女性はarchiduchesse)という称号もハプスブルク家特有のものだ。ハプスブルク家の一部はスペインに渡りスペイン王となったが、そこでも「オーストリアの」と呼ばれた。

列挙されている王妃たちは誰なのかまとめてみた。★は夫もしくは本人がレギーユ・クルーズの謎に絡んで出てくる人物、☆はそうでない人物である。フランス王妃なので名前はフランス語読みで。

Marguerite d'Ecosse(マルグリット・デコッセ)
1424-1445年、ルイ11世の王妃★、イギリス・スコットランド王家
Marguerite d'Ecosse (1424-1445) - Wikipedia
マーガレット・ステュアート - Wikipedia
Charlotte de Savoie(シャルロット・ド・サヴォワ)
1441-1483年、ルイ11世の2度目の王妃★、サヴォワ公国(イタリアやフランスにまたがる国)
Charlotte de Savoie - Wikipedia
シャルロット・ド・サヴォワ - Wikipedia
Marie d'Angleterre(マリー・ダングルテール)
1496-1533年、ルイ12世の王妃☆、イギリス・イングランド王家
Marie d'Angleterre (1496-1533) - Wikipedia
メアリー・テューダー (フランス王妃) - Wikipedia
Catherine de Medicis(カトリーヌ・ド・メディシス)
1519-1589年、アンリ2世の王妃☆、イタリア・メディチ家
Catherine de Medicis - Wikipedia
カトリーヌ・ド・メディシス - Wikipedia
Eleonore(エレオノール)
1498-1558年、フランソワ1世の王妃★、スペイン・ハプスブルグ家
Eleonore de Habsbourg - Wikipedia
レオノール・デ・アウストリア - Wikipedia
Elisabeth(エリザベート)
1554-1592年、シャルル9世の王妃☆、オーストリア・ハプスブルグ家
http://fr.wikipedia.org/wiki/%C3%89lisabeth_d%27Autriche_(1554-1592)
エリザベート・ドートリッシュ - Wikipedia
Marie-Therese(マリー=テレーズ)
1638-1683年、ルイ14世の王妃★、スペイン・ハプスブルグ家
Marie-Therese d'Autriche (1638-1683) - Wikipedia
マリー・テレーズ・ドートリッシュ - Wikipedia
Marie-Antoinette(マリー=アントワネット)
1755-1793年、ルイ16世の王妃★、オーストリア・ハプスブルグ家
Marie-Antoinette d'Autriche - Wikipedia
マリー・アントワネット - Wikipedia

この10月に始まった人形劇・新三銃士に出てくるルイ13世の王妃アンヌ・ドートリッシュはスペイン出身、つまりスペイン・ハプスブルク家の出身で、マリ=テレーズの伯母に当たる。ここに名前を連ねてもおかしくない人物である。

2009/10/13

人形劇「新・三銃士」放送開始

初回だけ見ました。普段は見られないんだよね。

OPや美術が凝っていた。人形についてはこれからもっと動いてからだなあ。主人公ダルタニアン役は池松壮亮さん。演技力はまだまだ発展途上中という感じ。しかしかえって初々しくてよかった。がんばれ。何せ三銃士のお三方が芸達者過ぎる(笑) アトス=山寺宏一さん、アラミス=江原正士さん、ポルトス=高木渉さんだもん。ほかの人形劇と同じく、少ない演者ですべての登場人物を演じるスタイルです。初回だけ西田敏行さんがゲスト出演。どんな風に演じわけていくのか楽しみです。


祝日に特番と特番の再放送をやっていて、過去のNHK人形劇も交えて紹介されていた。平家物語にはほとんど触れられず。人形劇を支える声優たちという紹介で、風間杜夫さんのときに平清盛が映ったぐらいだった。私は三国志は再放送で、オンタイムで見たのは平家物語だった。原作も読んだしムックも買ったなあ。

途中爆笑問題の太田さんがニンニキニキニキって「ゴーゴーウエスト」の一節を口ずさんでた。って何で知ってるんだ私(笑) 「ドリフの西遊記」って映像残っているのかなあ。三谷さん曰く、今回の新三銃士のテーマソングは「新・八犬伝」のテーマソング「夕やけの空」のアンサーソングらしい。「夕やけの空」は本当胸にじんときます(だから何で知ってるんだってば)。DVD化される前「新・八犬伝」が見たくて千葉県の館山まで見に行ったんだよね。民放の人形劇といえば「伊賀の影丸」を以前見たけれど、モノクロで今と違う演出が面白かった。

世界各国の人形劇も紹介されていて、台湾の布袋劇(ボーデーヒ)というのがCGバリバリですごかった。ゲームか何かの映像みたいだった。これって、傀儡戯(カーレイヒ)っていうのと、同じ仲間なのかな。
布袋劇 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%83%E8%A2%8B%E5%8A%87


NHK 連続人形活劇「新・三銃士」
http://www.nhk.or.jp/sanjushi/
NHK出版 Online Shop:NHK連続人形活劇 新・三銃士 完全ガイドブック
http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=64071592009

人形劇クロニクルシリーズ
http://www.amuse-s-e.co.jp/n-geki/
NHKスペシャル・ドラマ等のDVD・グッズ通販 | NHKエンタープライズ「ファミリー倶楽部」:NHK人形劇
http://www.nhk-ep.com/shop/main/actionNameTxt/pgm/pgmc/pr_fa_008

2009/10/12

榎木洋子「レティーシュ・ナイツ 孔雀石の夜明け」入手のこと

小学館ルルル文庫「レティーシュ・ナイツ」シリーズの第3巻です。次の4巻目が最終巻のようです。

レティーシュはとうとう「誓約書」を見つけました。王位はレティーシュの祖父ウィーレン王の家系が継ぎ、レディ・アンジェラの父エンヴィーは臣下となる。という内容の誓約書です。だんだんとエレン王女としての自覚を増していくレティーシュですが、無事グランドリュンを守ることができるのでしょうか。


ところで、あとがきで投票企画がありました。
「レティーシュ・ナイツの登場キャラで、あなたが守ってもらいたい相手は誰ですか?」
ということで、自分が思うキャラクターをファンレターに書くか、榎木先生のブログで投票することで参加できるそうです。

凪 日 記:レティーシュ・ナイツ人気投票用
http://blog.livedoor.jp/youko_enoki/archives/51364361.html
凪 日 記
http://blog.livedoor.jp/youko_enoki/

小学館:コミック 『レティーシュ・ナイツ~孔雀石の夜明け~』
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784094521313


「レティーシュ・ナイツ」シリーズの情報をまとめて見ました。主に人名・地名などの固有名詞をまとめました。第3巻までのネタバレを含んでいるため、未読の方はご注意ください。
榎木洋子「レティーシュ・ナイツ」

2009/10/11

海外ドラマ「アーノルド坊やは人気者」のDVDが発売

「アーノルド坊やは人気者」のDVDが出ているらしい。しかも日本語吹き替えで。懐かしい。夏休みと言えば「アーノルド坊やは人気者」の放送だった。

ソニー・ピクチャーズ - DVD & ビデオ|アーノルド坊やは人気者
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/arnold/

ダイジェスト映像が見られます。これダイジェストだけど名エピソードです。私が「アーノルド坊や」を知ってるから何ていいエピソードなんだと思うのかもしれない。知らない人にはどう映るのだろう。アーノルドはやんちゃ坊主でいっつも何かしらトラブルを起こすという大前提があるわけで。

アーノルド=堀絢子さん、ウィリス=野沢雅子さん、ドラモンドさん=川久保潔さんという吹き替えが鉄壁。川久保さんのお声素敵。堀さんの声高っ(笑) ウィリスも可愛い。子ども子どもしているという感じが。だんだん背が伸びておっさんになっていったから(笑) 二人の母親が亡くなってメイドとして働いていた雇い主のドラモンドさんに後を頼み、一緒に住むようになったのだけど、まだこのころは「おじさん」だったんだなあ、と思うと考え深い。

オープニングも印象に残っている。当時はまったく分からなかったけれど、「人それぞれなんだ」というメッセージがこめられてます。


実は「アーノルド坊や」には「ナイトライダー」とのコラボ話がある。アーノルドと友達(弟と思い込んでたけど、ファンサイトによるとと友達らしい)が「ナイトライダー」の撮影現場に行く。憧れのスターに会えて(見られて?)大喜びの二人だったけど、撮影現場を去りがたくてある車の下に隠れる。実はそれは爆破予定の車で…というところで記憶が途切れている。ぜひ補完したいのでDVD出て欲しいなあ。


アーノルド坊やは人気者 コンプリート1st シーズン DVD-BOX(4枚組) | ソニー・ピクチャーズ - DVD & ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/cgi-bin/detail.cgi?goods_code=BP-495

レンタルもしているようです。自分が利用する店舗で借りられるかどうかも分かって便利。
TSUTAYA DISCAS 宅配DVDレンタル|アーノルド坊やは人気者 コンプリート1stシーズン Vol.1
http://www.discas.net/netdvd/goodsDetailN.do?pT=0&titleID=1196721138

2009/10/10

さくら鍋

さくら鍋のお店で食事をした。馬肉は初めてだったけどおいしかった。

お店の部屋に入ったとき、「鑑識・米沢守の事件簿」に出てくる場所だ!と思って一人喜んでたのだけど、合ってたかな。もう一回見て確認したいな。

場所はこの回答で出てくるお店。
鑑識・米沢守の事件簿にでてくるお鍋屋さん - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1125072201

Amazon.co.jp: 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 [DVD](コメント動画あり)
http://www.amazon.co.jp/dp/B001P3POZ2
ワーナー・ホーム・ビデオ:相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿
http://www.whv.jp/database/database.cgi?cmd=dp&num=9453

「相棒 Season 7」のDVD発売と連動して「『相棒』スペシャルディスク」というDVDのプレゼント企画があるらしい。
相棒プレゼントキャンペーン
http://www.whv.jp/aibou/

2009/10/09

アニメ「スキップ・ビート!」DVD第9巻が2009年10月7日発売

とうとう最終巻です。表紙はGrand Finaleに相応しいキョーコの姿です。

セブンアンドワイ - DVD - スキップ・ビート! 9
http://www.7andy.jp/dvd/detail/-/accd/R0383021
スキップ・ビート!(9) | アニメーション | PCBG-51649 | ポニーキャニオン | CD・DVD 販売 通販 ジョーシン ディスクピア
http://joshinweb.jp/dp/4988013721944.html

アニメ「スキップ・ビート!」DVD発売予定表

アニメが原作のどの部分をアニメ化したかについては以下を参照ください。原作は今も連載されています。
「スキップ・ビート」アニメ原作エピソード対応表
仲村佳樹「スキップ・ビート!」サブタイトル(単行本収録分)

「奇岩城」翻訳放談(3)

※以下の文章は「奇岩城(4)」の内容に触れています。※


タイトルどおり。


講談社版は前半最大の謎であり、すべての始まりでもある「消えた犯人」が成立していない。撃たれた犯人が屋敷内から出ていないと言える状況にない。犯人捜索に出むいた人物が全員邸内に戻り、その後で捜索を再開するからだ。その間修道院の廃墟を守り固める人物もいなければ、バルコニーに見張りもいない。くぐり戸に鍵がかかっている(外へ逃げられない)かどうかも不明瞭だ。これには本当にあきれた。何がしたいんだ。目撃されたほかの仲間が逃げ去ったという情報もない。仲間が逃げ、残りの一人が残存していると分かるのは脅迫状があるからだ。

《親分は、いずれいただきにいく。もし死ぬようなことがあったら、ただではすまんぞ》(P31)

親分は緊急避難として残ったのに、わざわさ情報を教えて親分を不利な状況に追い込むとは。この文面も原作とはまったく違っている。

<親分を殺したら、令嬢にわざわいがおよぶぞ>(岩波少年文庫P32)

令嬢を名指ししたことが与えた影響については、ボートルレが発表した記事の通りで、重要なポイントだ。また、犯人側が令嬢(demoiselle)という言葉を使っていたからこそ、暗号紙片の令嬢たちをジェーヴル伯爵家の2人の令嬢と思ってしまった。そこにもつながるのだ。


他にも、強盗一味の行動について重要な情報が欠けている。

翌朝十時、フィユル予審判事は所轄のウビル・ラ・リビエル警察の要請を受け、ディエップから書記のブレドゥ、検事局のブリエ検事と一緒に車に乗って、アンブリュメジー館へ出向いた。
もう一台の車には、新聞記者と称する若い男がふたり、乗っていた(P20)

朝の六時に、ウーヴィル=ラ=リヴィエールの町の地方警察署は報告を受け、犯行状況、主犯がまもなく逮捕される見こみであること、<犯人の帽子および犯行に使用せる短刀の発見>などを記載したメモをディエップの検事局に至急送ってから、現場に向かった。十時に、城館に通じているゆるやかな坂を、二台の自動車がおりてきた。一台は古い型のオープンカーで、検事代理、書記をともなった予審判事がのっていた。もう一台はお粗末な小型車で、これにはふたりの新聞記者がのりこんでいた。(岩波少年文庫P18)

講談社版は「翌朝」になっている。原作では事件発生時刻は朝4時、講談社版は事件を昨夜の話(時刻不明)としている。したがって70キロメートルほどの道のりを“夜中から夜明けにかけてフルスピードで”ちんたら走っていることになる(講談社版では目撃された車と犯行一味の車とは無関係らしい)。また、講談社版は遺留品のすり替えについて無頓着だ。すり替え用の帽子を誰が買う(買わせる)ことができたか、ボートルレは後て嫌と言うほど思い知らされることになるのだが。(重箱の隅だが「もう一台の車には」を添削したくなる。2台あると分かっていればなんでもない表現だけど)


講談社版は小道具も時代錯誤だ。通信手段が電話主体になっていたり、犯人の手下が成りすました運転手が残していくのが「制帽」だったり、シャトールー追跡のヒントが「居酒屋のマッチ」だったりというあたりは昭和ベースなんだろうと思う。店名入りの広告マッチって昭和生まれの私ですらぴんとこないアイテムなのに。

ボズフィ氏は、チックで固めた髪を両手でそっと押さえ、にっと笑った。(講談社文庫P164)

「チック」って何(整髪料らしい)。わざとらしく古臭い言葉が使われているのもどうかと思う。

フランス(ベル・エポック)のつもりで書いているのであろう服装も変だ。三つ揃いが正装だったらフロックコートはどうなるのだ。またラスト、あの場所でフロックコートを着ているのはおかしいと思う。最初に読んだときフロックコートを知らなかったのだけど、読者は知っていて当然のものとして書いたのだろうか。いくら用語解説(ハードカバー版に付録)が付くとは言え、読者にどういう服装か伝わるように書くべきなのでは。その用語解説にしても山高帽の絵がシルクハットという心許ないものだっりするけど。

また、フィユールは地方の予審判事なのに、管轄外の場所で名刺が絶大な効力を発揮したり捜査に参加するというのは考えにくい。他国の司法の組織は分かりにくいものだけど日本にだって管轄の壁はあるのに。原作と読者の常識との差を埋めるのではなくさらに非常識のほうに傾けていると感じる箇所が多い。捻じ曲げて書くなら外国の作品を選ばなければいいのに。


原作と違うから即ダメと思っているわけではない。たとえば「ガリバー旅行記」は絵本の定番になっているけれど、本来原作はきつい風刺が混じっていて子供が読むようは本ではない。それもよく採用されるのは大人の国、小人の国という発想が面白いからだろう。何をどうしたいかが明確だったら、大人向けの本でも子供向けの本に転身を遂げられるのに。

だから企画が明確ならよかったけど不明確なのだ。原作を子供向けに紹介しようというのか、原作を種として改作者に別の作品を書いてもらおうということなのか。どのみち改作者はあまり児童書に向いていないのではないかと思う。とくに講談社版ボートルレが飲酒をしていると知って呆れた。他の箇所はともかく、飲酒シーンは機械的にチェックを入れられるだろうにどうして企画側はチェックを入れなかったのか。17歳の飲酒は是だというのだろうか。安易な企画のしわ寄せが改作者にいってしまったのに企画側はいろいろと無責任だ。

作品の不出来のみなら無視もできるが、原作への暴言がまた許しがたい。曰く推理小説としてはずさん、心理描写もおざなり、論理性に欠ける等。自分の読解度は考慮にないらしい。原作へのきつい発言があるからこちらも多少見方がきつくなるのはあるけど、講談社版は作品単独でもNGだと思う。


またちょっと重箱の隅。

ぼくは少し考え、《44》という数字に注目した。階段の数は四十五段だが、数字はそれより一つ少ない。
「みなさん、階段を少しあともどりして、下から二番目の段をあけてください」
捜索隊の人びとは、いわれたとおりにした。
「警部さん、その段の上に立ってみてくれませんか」
(略)
「下から二番目は、上から数えると四十四段目に当たります。暗号文の《44》は、きっとそれを意味してるんだと思います」(P269)

「そうだ……ぼくらはふたりとも、階段の最後の段の上にいるんだ……段は四十五ある……(略)。ガニマールさん、一段上がってくれませんか……それでいいです。そのまま四十四段めから動かないでください。(略)」(岩波少年文庫P329)

表現すべきは「45-1=44」なのに講談社版は「44+2=46」だ(上から45段目は下からだと基準となる段・0段目だと思うのだけど…)。変な感じがするのは「その段」もだ。指示代名詞を使わなくてもいいと思う。


講談社版は原作のゆかしさを理解していないと思われる箇所がいくつかあるが、その1つがエギーユの城館でヒロインを迎えにいくのが若い男というところだ。私は原作の、役目を父が引き受けたと書くあたりが好きなのだ。夜中に若い娘さんの寝室へ迎えに行くのに、既婚で初老の男と未婚の若い男と年頃の少年とがいれば、若い2人は入室が躊躇われて当然だと思う(3人とも紳士であることが大前提として)。顔見知りのボートルレ親子を差し置いてずかずか入っていくのはありえない。(若い娘が囚われていると知って抛っておくような親子ではないと判断したから同じ城に閉じ込めたのだろう)


※以上の文章は「奇岩城(4)」の内容に触れています。※

「奇岩城」翻訳放談(2)

※以下の文章は「奇岩城(4)」の内容に触れています。※


タイトルどおり。


講談社版は理解不能を越えて不快なレベルまで達してしまったので、もうフォローは入れないことにした。こういう記事をだらだら書かなくてはおられないのは改作者の暴言ゆえだ。とにかく企画が悪いと思うので、あえて名前は出さない。以下、注意書きのないページ数は講談社文庫「奇巌城」のものを示す。原作の翻訳としては岩波少年文庫「奇岩城」榊原晃三訳を使用する。


講談社版は初回は読めたのだが、再読しはじめた当たりから不快な要素が増していった。一つには人物造形がひどい。最初は女性キャラが受けいられなかったが、一番ひどいのはボートルレだと分かった。最悪なのが、誘拐事件からしばらくしてボートルレの父がシェルブールに戻る場面だ(原作ではサヴォワの実家に戻る)。

ほとぼりが冷めるのを待って、父はまたひそかにシェルブールの海軍兵器工場へもどり、前にもまして厳重な護衛下におかれた。まさかルパンも、もう一度父の誘拐を企てるような無謀なことはしないだろうが、万一のために警戒は続けなければならない。父もさすがに、以前と同じ過ちは犯さないはずだ。(P182-183)

私は普段こんなこと思うタイプじゃないけど…と前置きをしておいて、横っ面を張り倒したくなった。さすがに? 過ちは犯さないはずだ? 父親に対して使う言葉ではない。この数行前もひどい。

騒ぎから逃れるため、ぼくはバルメラやレイモンド嬢と一緒に、ジェーブル伯爵とスザンヌ嬢が新居を構える、ニースへ向かった。(P182)

父親無視。原作でニースに行ったのは父の静養のためなのに。誘拐前後のボートルレも不可解。

 ぼくは結局、ルパンの脅しに屈することを拒否して、最初に書いた原稿どおりの手記を新聞に掲載させたのだ。
 父の身の上は心配だったが、そのために真実を曲げることはどうしてもできず、読者の期待を裏切ることもできなかった。
 もちろんその前に、シェルブールの海軍兵器工場へ電話をして、父の安否を確認した。
 すると、古くからの知人で工場の警備主任を努めるフロベルバルが、父は今外出しているが、誘拐されたという報告はない、と請け合ってくれた。
 そのため、例の電報はルパンのはったりにすぎず、一人芝居に違いないと確信した。
 それで安心して、新聞社に掲載のOKを出してしまった、という事情もあるのだ。(P135-136)

何度読んでも意味が分からない。ルパンと会見したときに父が誘拐されたと思っているのに、散歩に出ているという回答のどこに安心できる要素があったのか。結局のところ、ボートルレは全く警戒していなかったのだ。ボートルレが警戒していないのに、又聞きである父やシェルブール側の人間が警戒するわけがない。間違っていたのはボートルレだ。なのに謝罪の言葉や労りの気持ちが全くない。それどころか、軟禁状態においたままの父に金の無心をする。そういうことが平然と書かれていて気味が悪い。信じられない行動とっているのに、一点の曇りもないみたいな書き方が(ラストシーンのボートルレも然り)。

「奇岩城」でもっとも大切なものの一つはボートルレだろう。子供向けであってみれば尚更だ。なのにこの造形は到底受け入れられるものではない。だから私はもうフォローを入れないことにした。


ボートルレが4枚のリューベンスを追跡する場面。

それから、また車を雇ってイェルビルへつながる街道を突っ走り、コードベック・アン・コーへ向かった。これからかかる経費は、国が全部持ってくれるわけだから、けちけちすることはない。
車に揺られながら、ぼくは考えを巡らした。
一味が、四点のルーベンスを車で運んだことは、間違いない。あの絵は、徒歩でかついで遠くへ運ぶには、大きすぎるからだ。(P76)

国の金なのだからけちけちするなとは税金を払ってる人間がいうならまだしも、すねかじりの人間が言うなんて同調できない。節約しないから父親に金をたかる羽目になるのだ。少年主人公ものの魅力はお金などの社会的な身分がない、力が足りない、一見勝てそうにない存在が、知恵や勇気で戦うところにありはしないか。ところが、原作では自力で移動している。

ボートルレのほうは、ド・ジェーヴル伯爵から借り受けた自転車にのった、イエルヴィル、コードベック=アン=コーへ通じる街道を走っていた。(略)
真夜中ごろ、ボートルレはラ・メユレーまでの七十二キロを走破し、川岸にある宿屋の戸口をたたいた。(岩波少年文庫P99)

70キロほどの道を自転車で目指した。大人なら2番手、3番手の手段だろう。ただ行くだけならば汽車でルーアンに戻ってから目指した方が早いので、わざわざ街道を通ったのは犯人一味の道中を確かめたかったからと考えられる。なお、72キロの部分は翻訳によって異同が激しい。原文では18リュー(里)=72キロで、アンブリュメジーからラ・メユレーへの道のりと思われる。


講談社文庫P76の引用部分は後半部分も頭が痛い内容である。それに触れる前に、原作を整理しておく。原作はリューベンスの絵の運搬についてきっちりと設定されている。一箇所にまとめられているわけではないため整理しながら読まなければならないが、決まった方向を示しながら描かれている。それは次のようなものである。

1.(証言)一味は車で立ち去った。
2.(証言)アンブリュメジーから街道沿いに走っていた車がコードベックでセーヌ川を渡った。
3.(証言)その車はオープンカーだったのに、目立つはずの4枚の絵が渡し場の職員に目撃されていない。
4.(推論)第2の自動車が用意されていて、4枚の絵は積み替えられて別の渡し場から川を渡った。
5.(証言)ラ・メユレー(別の渡し場)では自動車も、また絵を積めるような荷馬車も川は渡らなかった。荷馬車といえば、荷馬車から何かの荷物を川船に積み替えていた。
6.(推論)4枚の絵は自動車→荷馬車→川船と積み替えられてセーヌ川で運ばれた。

重要なのは、渡し場から自動車が乗った船と、絵が積まれた船は違う性質を持つということだ。前者はいわゆるフェリーで、セーヌ川を横切って対岸に人や物資を運ぶ。後者はペニッシュ(川船、平底船)と呼ばれる船で、セーヌ川を横断する船ではなく、セーヌ川を航行する船なのだ。川上や川下へ物資を運ぶこともできるし、住むことだってできる。「カリオストロ伯爵夫人(13)」でラウールとジョゼフィーヌが蜜月を過ごしたのもセーヌ川に浮かぶペニッシュだった。ルパン一味はセーヌ川をペニッシュで行き来している。このことが、後半のレギーユ・クルーズ探索に繋がっていくのである。セーヌ川は交通の動脈だという点を見過ごしてはならない。


講談社版の改作者はこの2つの船の違いを理解していないのは明らかだ。上の1~6いずれも講談社版にはなく、強盗一味の行動が不可解なものに変えられている。そして講談社文庫P76に戻るのだが、

一味が、四点のルーベンスを車で運んだことは、間違いない。あの絵は、徒歩でかついで遠くへ運ぶには、大きすぎるからだ。(P76)

1がないということは、強盗一味の行動が辿れないということなのだ。にもかかわらずどうして車を使ったのが「間違いない」のか。遠くへ行ったといつ決まったのか。遠くへいけないというなら、絵だけを近くに隠して逃走したということも不可能ではない。「間違いない」もそうだが、講談社版は所々使われている言葉がどぎつい。間違いない、違いない、はずはないetc. 「車で運んだのだろう」なら問題はないのに。最初に引用した「さすがに」や「過ち」もきつい言葉で、使い方を誤られるとうんざりしてしまう。


ちなみに、ポプラ社版の追跡シーンは次のようになっている。

イジドールは、伯爵の召使いから借りた自転車に乗ってどこかへすっとばしていった。(略)
足がいたくなるほどペダルをふみつづけて、よなかごろ、ようやく渡船場へついた。(ポプラ社文庫P76)

みてわかるとおり、地名を削っている。このほかにもポプラ社版は大量の地名を削除し、人名も省略している。その意図は理解できる。子供たちにとってなじみのないフランス語の固有名詞はカタカナ語の羅列に過ぎないからだ。省略することによってスピード感も増している。講談社版は逆に固有名詞を増やし、結果性別を取り違えたり、地理的な特質が現実にそぐわない描写になったりしている。(たとえば、上記2の証言で原作ではコードベックから渡し船が出ているが、講談社版はコードベックに渡し場がないことになっている。しかし、この時代のセーヌ川には河口のル・アーヴルと上流ルーアンとの間に橋はなく、両岸を繋ぐ大きな渡し場といえばコードベックとキユーブフだった。また、エトルタの夕日がコタンタン半島に落ちるのはおかしいのだと思うが、それ以上に、一人称の視点であるボートルレに土地勘がないのに、コタンタン半島だと認識できることがおかしい)


※以上の文章は「奇岩城(4)」の内容に触れています。※

2009/10/06

鉄人28号の巨大モニュメント完成式典

2009年10月4日に完成式典が行われました。モノクロアニメの鉄人28号で敷島博士を演じられた矢田稔さんが出席し、テープカットの口火を切ったそうです。

頼むぞ鉄人28号「長田の守り神に」…兵庫 : ニュース : 旅ゅ~ん! : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20091005-OYT8T00732.htm?from=yoltop

神戸新聞|社会|鉄人28号完成式典、1千人が祝う 神戸・長田(動画あり)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002418295.shtml
時事ドットコム:動画特集 実物大「鉄人28号」神戸で発進(動画あり)
http://www.jiji.com/jc/movie?p=top024-movie01&s=035
等身大対決!鉄人28号VSガンダム : トピックス : 関西の動画 よ~みて : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(動画あり)
http://osaka.yomiuri.co.jp/movie/topics/mv91005a.htm
FNNニュース: 神戸市で鉄人28号の実物大モニュメントのお披露目が行われる(動画あり)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00164140.html


また、会場では「鉄人カレー」や「鉄人サブレ」など鉄人関連のものが販売され、愛知工業大学の鉄人5号ロボットの実演や、ヴイストンの鉄人28号ロボットの展示などもあったようです。
Robot-ニュース--15mの「鉄人28号」モニュメントが神戸市・長田区に完成(動画・写真あり)
http://robot.watch.impress.co.jp/docs/news/20091005_319681.html


□2009/10/30
鉄人仕様の「28号車」タクシーやKOBE鉄人サブレ、ツアーなどの紹介記事です。「28号車」はもちろん1台きり。サブレの表面にはちゃんと鉄人の焼印があります。11月以降にはJR新神戸駅の土産コーナーにも並ぶそうです。
asahi.com鉄人ブーム 長田が輝く-マイタウン兵庫
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000910300005

「花とゆめ」2009年21号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

咎める社さんを無視して「バカバカしいよね」を繰り返す蓮。キョーコは我にかえった感じでバカバカしい(ってどういうことか)とつぶやく。そんなキョーコに蓮は、さっきのをファーストキスというなら、自分は小学校のときに通りの角でぶつかったサラリーマン相手になってしまう、という。憐れみの涙を流すキョーコに、あんなのは事故だしファーストキスと認めてないよと返す。そのころはすでに役者を目指してたから、仕事だったら相手が好きじゃなくても本気でやらなくちゃいけないし、こういうことで傷ついていたらプロ失格だと割り切ったと言う。それを聞いてキョーコは、自分もプロの役者を目指しているのだから、キスの一つや二つなんでもないことみたいにこなせないといけないんだと悟る。

小学校って嘘よね(笑) まるごと作り話なんだろうなあ。

そして蓮は、ファオーストキスは最上さんの気の持ちよう、つまりキョーコがファーストキスだと思えるものがファーストキスでいいんだよ、と諭す。そうやって割り切っていくことが、芝居をする役者が身に着ける心の法則だという。キョーコはすっぱり割り切った感じ。しかし、社さんは、蓮のアドバイスがキョーコの頭からさっきのキスを削除するためのものだと見抜いている(笑) そして蓮は、さっきの「役者の心の法則」は芝居中なら何度でも有効だけど、プライベートでは同じ人に2度も使えないよと釘を刺す。で、2度目はないよ?と釘を刺す。軽く帝王入りで(笑) キョーコはキスの純潔を守り抜きます、と宣伝する。

社さんは、同じ人=尚に2度やらせたら許さないぞ、という本音を表に出すという、今までしなかったことをキョーコにしたことで、蓮が相当切れていると心配するが、まあ、蓮の感情線を切っちゃうような爆弾はもうないだろうと、ひとまず胸を投げ下ろす。

しかーし“最終兵器”が待機中なのであった。


最終兵器は最初、キョーコが蓮に渡した誕生日プレゼントかと思ったのだけど、もう一度見返してみたらキョーコの(使い倒したいつもの)バッグがあるし、キョーコの控え室にあるみたいだ。だからまだ渡していないバレンタインのプレゼントっていうことなのかな。たぶん蓮宛の。誕生日プレゼントの正体もまだわからないし、いったい何が待ち受けているんだろう。

なんか今回はページ数が少ないような気がした。描き込みは少なくなかったのだけど。


ところで、アシスタントさんが遊んでいるというDSのゲーム「トモダチコレクション」で、キョーコが竜二とラブラブで、司と権左衛門が結婚したらしい。たしかに権左衛門の執念だ(笑) 竜二、司、権左衛門というのは、仲村さんの漫画「東京クレイジーパラダイス」のキャラクター。欄外にフォローという名の宣伝が入ってる(笑)


「スキップ・ビート!」感想のバックナンバーはこちらから。

2009/10/04

アニメ「スキップ・ビート!」第25話(最終回)

STAGE.25 そして扉は開かれる

坊のそれが恋だという言葉を素直に聞き入れられない蓮。キョーコはその相手が17歳の高校生だと聞くと、「DARK MOON」の相手役も高校生なのだし、関係をもっと深めればいいとアドバイスする。

「DARK MOON」の撮影の合間で、キョーコは百瀬さんが、蓮の演技に失望している、むしろキョーコの演技の方が上手いと思っていることを知って、悔しく恩う。嘉月の演技につまずかなければ。誰よりも輝いていたはずなのにと。早く嘉月の役をゲットして欲しい。しかし坊の姿のキョーコに「誰とも恋愛する気持ちはない、ここで大切なものは作れない」と言われたことが気にかかる。

キョーコは社さんに夕食を作って欲しいと頼まれる。電話口のキョーコ魂(だま)が可愛い。しっかし社さんてば公衆の面前で笑ったり落ち込んだりかなり怪しい(笑)

帰途に着いた蓮は、不意にキョーコと会って気持ちが浮上して微笑む。しかし、すぐに無表情を装ってしまう。食事中間が持たないと感じたキョーコはテレビをつけるが、そこには年の差カップルが出演する番組が。蓮はそれを見て、キョーコのことをいっそう意識してしまう。別れの挨拶で、復帰を待っていますからと告げられた蓮は、無表情で挨拶を返すが、幸せに思ったときにクールに無関心を装ってしまう自分の行動パターンに気づいてしまう。

蓮は自分だからできる嘉月、今の自分ならどう演じるか、それを掴み取ろうと決意する。キョーコは、蓮が上手くいきますようにとーンの石に自分の願いを託す。演技テストは3日後。そういう期待感の中、物語はラストを迎える。


最初のオープニング・テーマだったが「Dream Star」流れる中、過去の登場人物がそれぞれ頑張っている様子が流れる。飛鷹くんもちょこっと登場。残念賞は最後まで報われない尚だな(笑)


嘉月役の行方の決着がつかなかったのは残念だけれど、総じて楽しめてよかった。

アニメ「スキップ・ビート!」第24話

STAGE.24 そのコンタクトは許される

「DARK MOON」の撮影を休むことを提案された蓮。自宅で一人悩み、ローリィの「お前の愛の演技はうそ臭え」という言葉や、緒方監督に言われた言葉が頭を巡る。社さんの電話にも出ない。

キョーコは蓮が悩んでいることが分かっていても助けてあげることができないことを歯がゆく思う。「きまぐれロック」の撮影後、自分が先輩だったら蓮の悩みを聞きだすこともできるのにと思っていたとき、偶然蓮を見かけてしまう。人目に付かないところで一人悩む蓮に、キョーコは坊の着ぐるみを着て接近し、悩みを聞きだそうとする。

キョーコは恋をしたことがないといわれて驚愕する。蓮は、ローリィに言われた、本気で恋をしたことのないお前は演技に行き詰る、行き詰ればオリジナルのマネをするしかなくなると言われたとおりの状況に陥っていることを告白する。

そんな蓮に、少しでも役に立てばとと自分の過去の恋話を話て見ようとしたが、ゴキブリが尚に見えてしまい、つい追いかけてしまう。そしてそんな態度に蓮が怒り、坊の被っているシェフ帽をつかんで持ち上げようとすると、帽子が取れてしまった。その姿をみて笑う蓮。少しは気分転換になったであろうことにキョーコは少しほっとする。

恋の初歩すら分からないという蓮に、キョーコは女の子のふとした仕草や表情をかわいいな、と思ったことがあるかと聞く。蓮が浮かんだのはキョーコだった。


ローリィは「DARK MOON」の現場を視察し、蓮が撮影に参加していないことを知る。そして緒方監督に、3日たって蓮が役をつかめないなら下ろしたほうがいいと進言する。

尚はキョーコと蓮の共演を知って、表面上は普段どおりを演じるが気になって仕方がない。妄想が…(笑) 気の毒に。今のキョーコたちが愛妻弁当状態なんてありえないのに(笑)

坊のキョーコのリアクションが面白い。この坊と蓮のシーン(次回にかけて)繰り返し見てしまう。

アニメ「スキップ・ビート!」第23話

STAGE.23 ひかれた引き金

カチンコが鳴って我にかえったキョーコはジャンピング土下座(笑)

キョーコが作ってきた未緒は既存の未緒と外見も感情表現も違う、だけど、未緒として一番重要なものは変わっていない。それは憎悪。緒方監督はオリジナルを超えるためには、オリジナルを飲み込んでしまうほどのインパクトが必要だと主張する。キョーコの未緒はそれにぴったりだと感じた。

蓮は自分もオリジナルの嘉月を超えるためのインパクトを持つために頑張らなければいけないと決意する。

蓮は久々に幼いキョーコと過ごした日を夢に見る。コーンの石をあげた頃の。泣いているキョーコに、石を渡して、日にかざしてのぞくと色が変わることを見せて、「今の、魔法だよ」と。そんな夢をみたのは、キョーコが、未緒は憎悪と言う悪い魔法にかかっているのだと妄想を爆発させていたからだった。

撮影は順調に進み、キョーコの未緒はみんなにそして飯塚さんにも認められるようになる。休憩時間に蓮と話をしているキョーコは、蓮がオリジナルのドラマ「月籠り」を見たことを知る、オリジナルを超えるために見たのだと、そして「俺も最上さんみたいになりたい」という。そんな蓮に違和感を覚えるキョーコ。その後、ダメだしを食らったことがない蓮が初めてダメだしを食らう。どういう嘉月を演じればよいのか分からなくなったかのような、模索しながらの演技になってしまい、何度もNGを食らう。そして、嘉月の演技がまったくできなくなってしまった。


尚は「DARK MOON」の宣伝一色のテレビ局から帰ろうとしたところで、キョーコが「DARK MOON」に出演することを知ってしまう。


覚悟を決めた待ちうけ顔のところキョーコが面白かった。煮るなり焼くなり3枚におろすなり。アニメとしていい演出だなと思う。目が笑ってない蓮、怖いってば(笑)

「奇岩城」翻訳放談

※以下の文章は「奇岩城(4)」の内容に触れています。※


タイトルどおり。

講談社文庫リライト版より。

 この岩の塔は--針のようにとがったこの奇怪ないわおの城は、中が空洞になっているのだ。そうでなければ、中から人の存在を伝える煙が立ちのぼることなど、ありえないではないか。これぞまさしく、エギュイユ・クルーズ(空洞の針)だ。
 この《奇巌城》こそ、ぼくが捜し求めた《エギュイユ・クルーズ》に違いない!
(講談社文庫「奇巌城」P249)

正直言って意味が分からない。「岩の塔」と「巌の城」とは同じものなのだろうか。巌であり城ということが十分描かれていれば別だが、そういう描写がない。奇巌城とは奇怪な巌の城なのだろうか。それに“いわお”というのは日常使わない言葉(詩語とでもいおうか)で、普通の言葉のように扱うことができるのだろうか。子供向けならなおさらだ(手元にある他の本では“いは<いわ>”はあっても“いわお”は見つからず)。

それ以外も相当変だ。人の存在を伝える煙……狼煙? 「人の存在を伝える煙」なのか「人の存在を伝える“煙というもの”」なのか。人の存在と煙はそうまで結びつくものなのか(原作では「煙」がどういうものなのか説明はない。火に由来するものかも知れないし、熱に由来するものかも知れないし、何かの排気なのかもしれない)。しかも見かけはただの岩なのに。


そもそも「奇巌城」はどこから来たのか。疑問に思って新学社文庫を読んでみたのだが、同様に悩む羽目になってしまった。一部の邦訳でも“奇巌城”が使われているが、唐突で、作中に“奇巌城”という言葉を使うのは無理がある。使うのであれば、エギーユ・クルーズとは何か、空洞の針とは何か、奇巌城とは何かしっかり定義しておかないとと急拵えの三題噺のようなものになってしまう。講談社版はまさにそれだ。なお、児童書に分類されているポプラ社文庫や偕成社アルセーヌ=ルパン全集では出てこない。


※以上の文章は「奇岩城(4)」の内容に触れています。※

2009/10/03

水門通りまつり

京浜急行・雑色駅の東に延びる水門通り商店街のお祭り。人が多かったな。イベントそっちのけで出店のおいしい匂いにやられた(笑)

で、「たこやき 多幸」のたこやき。声優の西川幾雄さんのお店。食べたてみたかった。水門通り商店街は長い商店街で、かなり多摩川のほうに歩いた右側にある。西川さんはせわしなくたこ(やき)を焼いていらっしゃった。かいだことのない匂いだなあ、と思いながら並んでて、開けてみたら青海苔かと思ってたのが黒いの。おいしかった。

大田観光協会 公式ウェブサイト
http://www.o-2.jp/
☆★☆出没!アド街ック天国☆★☆ 2008年8月2日放送【11位~20位】
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/080802/20.html

サイタファルネス王の王冠 - 奇岩城(4)

サイタファルネス王の王冠はレギーユクルーズ(奇巌城)の収蔵品の一つである。ルパンはこう言っている。

ルーヴル美術館の怪事件、古代ペルシャの王冠がにせものだとわかったときのことをおぼえているだろう? あれは、近代の細工師が作った真赤なにせものだったのだ……そのサイタファルネスがこれだよ。ほんものだよ、ボートルレ君!
(岩波少年文庫「奇岩城」P348)


この事件は、実際に起こったものである。

1896年、ルーヴル美術館はあるティアラ(王冠)を購入する。卵の殻を半分にしたような丸い形のティアラで、金でできており、次のような献呈銘文が刻まれていだ。曰く「オルビア元老院と人民により、無敵にして偉大なるサイタファルネスに」。オルビアは黒海沿岸にあったミレトス人の都市で、サイタファルネスはスキタイの王である。1895年に発掘されたもので、制作年代は紀元前200年頃と推定された。

しかし、購入一ヶ月もたたないうちに、ミュンヘンの考古学者アドルフ・フルトヴェングラーがサイタファルネスの王冠は贋作だという見解を発表する。その後も贋作との意見が他方から噴出し、さらにフルトヴェングラーは著書で贋作に他ならないと徹底的に暴きたてた。金の色調が近代のものというのであり、刻まれている文様、人物像の様式が年代と全くあっていないというのである。この著書により、真作説を取っていた有識者も、贋作説に翻った。しかし、ルーヴルは無視して展示し続けた。

真贋が決着したのは1903年である。ある絵画を贋作したとして逮捕された男が自分はサイタファルネスのティアラの作者だと告白し、再びこの問題が脚光を浴びる。しかし告白は嘘であり、本当の作者はオデッサ(現在はウクライナ)に住む金細工師イズライリ・ルホモスキイだった。ルーヴルは彼をパリに呼び寄せ、制作方法を問いただし、ティアラのミニチュアを作らせた。結果、作者に間違いないと判明するのである。

サイタファルネスの王冠は、誤謬を訂正して再び展示されることとなった。

この真贋問題には、ハインリヒ・シュリーマンの成功を発端とした古代遺跡発掘ブームがあったらしい(他にも要因がいくつかあるのだが)。そういえばレギーユ・クルーズにはほかにもタナグラ人形など発掘ものが収められている。


□参考文献・参考サイト
・種村季弘「贋作者列伝」青土社、1992年
「サイタファルネス王の王冠 イズライリ・ルホモフスキー」
・長谷川公之「贋作 汚れた美の記録」アートダイジェスト、2000年
「ルーヴル美術館も騙された 黒海沿岸出土の古代黄金冠」
Tiare de Saitapharnes - Wikipedia(フランス語)
http://fr.wikipedia.org/wiki/Tiare_de_Sa%C3%AFtapharn%C3%A8
La Nature, 1896 - CNUM - 4KY28.47 p.56(フランス語。ティアラの写真あり)
http://cnum.cnam.fr/CGI/fpage.cgi?4KY28.47/60/100/536/0/0
真贋のはざま:東西贋作事件史
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/2001Hazama/07/7300.html

大丸新長田店で「鉄人28号と昭和のくらし展」開催中

鉄人28号のブリキ玩具や、雑誌、また昭和のさまざまな雑貨が展示されているようです。会場ではブリキ玩具やグッズの販売もあるようです。大丸新長田店は、鉄人28号のモニュメントがある公園の傍です。2010年2月15日まで。

また、大丸新長田店では惣菜売り場で10月27日まで「鉄人弁当」が販売されていて、他の売り場でも神戸鉄人カレーをはじめ、鉄人に縁のあるグッズなど販売されているようです。

神戸新聞|神戸|懐かしいブリキ玩具も 大丸新長田店で鉄人28号展
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0002408452.shtml

大丸新長田店:トップ
http://www.daimaru.co.jp/shinnagata/index.html

ブリキのオモチャ The TIN AGE Information(大阪ブリキ玩具資料室)
http://www.eonet.ne.jp/~robot/index.html
ブリキのオモチャ『珍玩童心』: 『鉄人28号と昭和のくらし展』準備
http://tintoy.blog.eonet.jp/tintoy/2009/09/28-a34d.html
ブリキのオモチャ『珍玩童心』: 『鉄人28号と昭和のくらし展』開幕
http://tintoy.blog.eonet.jp/tintoy/2009/10/28-6c56.html

チラシが見られます。
とみやんのブログだよ 大丸新長田店だより「ゆう・ゆう・ゆう」
http://tomiyan.blog121.fc2.com/blog-entry-1313.html

2009/10/01

鉄人28号の巨大モニュメント完成

KOBE鉄人PROJECTによる鉄人28号の巨大モニュメントが完成したようです。10月4日に完成式典が行われるそうです。

神戸新聞|社会|鉄人28号完成 威容現す 神戸・新長田
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002399180.shtml

完成!これが「鉄人28号」だ : トピックス : 関西の動画 よ~みて : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(動画あり)
http://osaka.yomiuri.co.jp/movie/topics/mv91001a.htm
実物大の鉄人28号完成 : 動画 - 47NEWS (よんななニュース)(動画あり)
http://www.47news.jp/movie/general/post_340/
鉄人、暁に出撃す!いよいよ完成した神戸の鉄人28号を早朝から撮影してきた - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091001_tetsujin_morning/
鉄人28号のモニュメント 神戸の街に「ガオー!」 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090929/trd0909291321007-n1.htm


□まとめのサイト
鉄人28号18mモニュメント制作報告
http://www.kobe-tetsujin.com/monument.html
原寸大!鉄人28号製造中|神戸新聞(動画あり)
http://club.kobe-np.co.jp/mint/page/tetsujin20090624.html
神戸新聞|連載・特集|社会|「鉄人28号」原寸大モニュメント
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/robot28/


□神戸鉄人カレー
asahi.com:鉄人28号 長田に活気を-マイタウン兵庫
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000909290001
こちらの記事に、「神戸鉄人カレー」がデザイン一新とありました。画像は見つかりませんでしたが、発売元の関連サイトで完成記念ラベルの企画について触れていました。

レトルトカレー・パスタソースの通販サイト★ホームパーティ神戸★
http://www.mcc-tuhan.jp/
★ホームパーティ神戸★:店長日記
http://www.mcc-tuhan.jp/owner/owner.html

2009年07月31日
待望の鉄人28号モニュメントやっと着工しました\(~o~)/

当社創業の地、兵庫県神戸市長田区では、鉄人28号モニュメント
が、構想からウン年たって、やっと全容が見えてきました。
それに合わせるように完成記念ラベルの鉄人28号カレーを
用意しております。

現在のデザインについてはここでみられます。
神戸 鉄人カレー3缶セット(オリジナル箱入り)
http://www.mcc-tuhan.jp/shopdetail/008002000001/012/000/price/
セブン-イレブンネット 神戸鉄人カレー3缶セット
http://www.711net.jp/product/p/9510426


□2009/10/22
鉄人カレーの新しいデザインは、やはり出来上がったモニュメントですね。
鉄人28号~長田区若松町 | エキサイトニュース
http://excite.co.jp/News/bit/post/sid_511933/

□2009/12/09
新しいパッケージ
神戸鉄人28号カレー(モニュメント)
http://www.mcc-tuhan.jp/shopdetail/008002000002/
セブン-イレブンネット 神戸鉄人カレー完成記念缶 280g×2個
http://www.711net.jp/product/n/a01a07/p/9510964

こちらは継続販売
神戸 鉄人カレー3缶セット(オリジナル箱入り)
http://www.mcc-tuhan.jp/shopdetail/008002000001/
神戸三国志伽哩
http://www.mcc-tuhan.jp/shopdetail/001002000033/

INAでTVドラマ「怪盗紳士アルセーヌ・ルパン」が提供中

INAはフランスの国立視聴覚研究所で、10万本以上の番組が無料あるいは有料で視聴できる。名前だけは知っていたけれど、閲覧したことはなかった。ここで、ジョルジュ・デクリエール主演のTVドラマ「怪盗紳士アルセーヌ・ルパン」が登録されている。登録されたのは最近のようだが、全部の回が揃っていて有料でダウンロード可能。無料でも数分間試聴できる。

Ina.fr(フランス語)
http://www.ina.fr/
Ina.fr - Resultats de recherche pour "Arsene Lupin" (Video)(フランス語)
http://www.ina.fr/recherche/recherche?search=Arsene+Lupin&vue=Video

ジョルジュ・デクリエール主演のTVドラマは日本でもDVDが発売されている(日本語字幕つき)。原題と日本語タイトルとの対応は次の記事にまとめている。
TVドラマ「怪盗紳士アルセーヌ・ルパン」DVD情報

レンタルも可能。
TSUTAYA DISCAS 宅配DVDレンタル|モーリス・ルブラン
http://www.discas.net/netdvd/artistReview.do?pT=0&artistID=0000516927


また、ラジオドラマも1作品登録されている。原作は「バーネット探偵社」の「滴る水(15-1)」。ダウンロードは有料だが、オンラインだと最後まで聞くことができる(無料)。1960年に放送されたラジオドラマで、主人公はジム・バルネ(ット)と発音されている。

Ina.fr - Les gouttes qui tombent(フランス語)
http://www.ina.fr/audio/PHZ05020974/les-gouttes-qui-tombent.fr.html

フランスすげー。


B3 Annex: フランス国立視聴覚研究所(INA)がネット公開した番組10万本の衝撃
http://toshio.typepad.com/b3_annex/2006/05/ina10.html
NHK放送文化研究所:海外放送事情:シリーズ 世界の公共放送のインターネット展開
第3回 フランス・France TelevisionsとINA
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kaigai/kaigai_08110101.html
INA-世界最大デジタル映像アーカイブ 文庫クセジュ 919:クリエイジ ビジネスネット書店
http://www.creage.ne.jp/app/BookDetail?isbn=4560509190

横山光輝「鉄人28号」第8巻(潮漫画文庫)入手のこと

ブラックオックス編の後半とロビー編の前半。読みきり「怪ロボット・ロビー」ととびだすまんがの「ロビーの逆襲」収録。

第8巻の収録範囲を追加しました。
漫画「鉄人28号」見出し一覧

また、見出し一覧には秋田書店サンデーコミックス版で読めることのできるおよその範囲を追加しました。

横山光輝「鉄人28号」第7巻(潮漫画文庫)入手のこと

バッカス編の後半とブラックオックス編の前半。読みきり「あやしい落下物体」収録。

第7巻の収録範囲を追加しました。
漫画「鉄人28号」見出し一覧

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