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2009/05/11

春野まこと「アルセーヌ・ルパン 奇怪な乗客/さまよう死神」

ポプラ社、2009年
アルセーヌ・ルパン 奇怪な乗客/さまよう死神 春野 まこと,モーリス・ルブラン,南 洋一郎 ポプラ社
http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=86870030


□目次
奇怪な乗客…謎の旅行者(1-4)
さまよう死神…さまよう死霊(6-6)

面白くはあったんだけど、この2作ともキャッチーじゃないタイトルというかぴんとこないな。言葉からしても内容からしても。

この漫画版ではどちらもルブランが登場する。手元にないので確実ではないけれど、ポプラ社文庫版でも出てくる印象はない。聞き手というより解説を必要とする役がいないところがルパンシリーズの特性だと思うので、登場させるのは良し悪しがあると思う。その関係で解説で「ハートの7(1-6)」のネタバレをしているし。解説より漫画で読みたい。


検索結果 | ポプラ社:コミック版ルパン&ホームズ
http://www.poplar.co.jp/shop/kensaku.php?seriescode=8687

ポプラ社「文庫版 怪盗ルパン」シリーズ

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アルセーヌ・ルパン」カテゴリの記事

コメント

南洋一郎の「怪盗ルパン全集」(全30冊版)では、「さまよう死神」は「(10)七つの秘密」の「第六話」です。
「奇怪な乗客」は「(19)ルパンの大失敗」の「第五の事件」です。
「死神」の方は確かにルブランが出てきませんが、「乗客」の方は最後の節は「ルパンの説明」となっておりルブランに説明しています。
漫画の方は、「七つの秘密」から採ったと云う事で「死神」にも入れたのでしょう。
どちらにせよ南洋一郎版でもかなり説明的ですから。ダルシューの最期とかイタリア製の防弾チョッキとか。

この全集「(13)ピラミッドの秘密」の「第一回 競馬場の怪盗」が「ルパンの告白」の「地獄罠」を取り込んだものです。ただし、ニコラは死にません。
徹夜城さんの調査によると「七つの秘密」の旧版は「バルネ探偵局」から2作品取り入れています。
15冊版から30冊版にするときに「バルネ探偵局」は「(21)ルパンの名探偵」として独立しましたから、「七つの秘密」の方は「地獄のわな」と「さまよう死神」とを増補しました。
(これは当方の調査だと昭和46年1971年くらいの事です。)当然「ピラミッドの秘密」の第一回は修正すべきですが、暫くそのままで昭和48年1973年頃に改版になったようです。
これは「第二回侯爵家の紋章のなぞ」の繰り上げて出だしを修正してしています。
どうやら、この全集を昭和47年頃にまとめて買った人は同じ話を形を変えて二回読む事になったようです。

「ぼくの少年時代」や「ルパンの大失敗」(アンベール夫人)で加筆されているのは覚えていましたが、「奇怪な乗客」もそうだったのですね。ご教示ありがとうございます。お礼が遅くなってしまいすみませんでした。

「奇怪な乗客」のポイントは語り手の正体ばらしにあると思うのです。たしかポプラ社版は原作とは違っていたと思います。原作では正体をばらすことであきれつつも微笑ましいっていう感覚があって、その後の挽回を盛り上げているし、ポプラ社版は正体ばらしを先延ばしにして相手と語り手と二重に正体を隠すことでサスペンス性を高めています。今回の漫画ではそれが出来ないので、仕掛けの面では薄味になってしまったかなと思います。

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