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2008/11/23

腕ひしぎ(その5)

最後に、Bのページからレニエ=デュボワ戦の模様を紹介する。この試合の模様は元々レ=ニエの著書「柔術の秘密」(1905年刊行)に収録されたものらしい。以下は自動翻訳を元にしたもの。なお、フランス式ボクシングは足も使う。

「始め」の合図で、リングの反対の角を取った2人の選手はすばやく向かい合って動き、数秒間警戒を保ちながら、互いから2ヤード(約1.8メートル)の場所で止まりました。
最初にローキックで攻撃したのはジョルジュ・デュボワでした。 それはすぐに、相手の上で跳ねてそのウエストを差押えたレ=ニエによって回避されました。 彼が左手でデュボワの背中の筋肉を絞っている間、右のももの下に置かれたひざの打撃で、彼は後者を揺らしました。 デュボワはあおむけにどしんと落ちました。
レ=ニエは彼に続いて倒れ込み、のどを締め、デュボワの右手を差押えることができました。 そして、彼の背中に自分を引き渡して、彼は、頚動脈を絞るためにデュボワの首の上に脚を通しました。 これが完了していて、彼は乱暴に敵の腕の関節に対して引きました。 腕を脱臼できるほどのこの拘束がそのような痛みを引き起こしたので、デュボワは、1秒の何分の1の間抵抗しようとした後に、ひどい叫び声をあげて負けました。


彼は柔術のひどい固め技の1つ「腕ひしぎ」によって破られました。 試合は26秒続き、実際の戦いはたった6秒でした。
デュボワが大声で叫ぶのを聞くとすぐにレ=ニエが緩めた、このひどい拘束からジョルジュ・デュボワが開放されたとき、彼は立ち上がって柔術王者と握手しました。だれもが2人の選手に群がりました。
デュボワは「もっと上手くやりたかった」と言いました。「しかし、私が拘束から逃れるのは不可能だった。そのまま続いたなら、私の腕は藁のように折れただろう」


□参考文献
・吉田郁子「世界にかけた七色の帯 フランス柔道の父川石酒造之助伝」駿河台出版社、2004年
駿河台出版社:世界にかけた七色の帯
http://www.e-surugadai.com/cgi-local/suruga/disp_desc.cgi?type=other&isbn=4-411
Amazon.co.jp: 世界にかけた七色の帯―フランス柔道の父川石酒造之助伝 吉田 郁子 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4411003589
・井上俊「武道の誕生」吉川弘文館、 2004年
・Emile Andre "100 Coups de jiu-jitsu" Flammarion, 1906
※ルパンシリーズの研究書
Jacques Derouard "Dictionnaire Arsene Lupin" Belles Lettres, 2001
でもレニエ=デュボワ戦が取り上げられているようだ。「Google ブック検索」で引っかかっただけなので詳細分からず。


□余談
「プレス」の記事には試合を観戦したモトノとタツケという二人の日本人の名前が出てくる。
検索してみると写真が見つかった。モトノ・イチロー氏と息子セイイチ、タツケ・S氏とアマリ・Z氏、モトノ夫人の3枚の写真がある。
10 1904 JAPAN PARIS ITCHIRO TATSUKE AMARI MOTONO PRINT
http://www.old-print.com/cgi-bin/item/LIL0904142

モトノ親子は本野一郎(もとのいちろう)と盛一(せいいち)だろう。本野は1901年12月からフランスに駐在していた。
本野一郎 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E9%87%8E%E4%B8%80%E9%83%8E
本野一郎
http://www.law.kyushu-u.ac.jp/~shichinohe/minpo/(67)_motono_ichiro.htm

タツケとアマリがTatsuke, ShishitaとAmari, Zojiと同一人物なら、田付七太(たつけしちた)と甘利造次のことかもしれない。
Min. Plen. Y Embajadores del Servicio Diplomatico Extranjero
http://archivo.minrel.cl/webrree.nsf/PagLisMinPlenEmbServDiplExtranj?OpenPage&Start=301&Count=1000&ExpandView&Click=
文官高等試験合格者一覧(田付七太・ブラジル大使)
http://homepage1.nifty.com/kitabatake/rekishi25.2.html
神戸大学 電子図書館システム:移民の国南米に日本商品の大市場(甘利造次・前ペルー領事)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=10016074&TYPE=IMAGE_FILE&POS=1


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