ちゃちゃ書き

「鉄人空を飛ぶ」と云うと、テレビ実写版の最終回を思い出します。村雨が八粍映写器ぢゃあなくて写真器で写真を撮るに過ぎないのですが、そのあと正太郎君は仮面団（原作のＳ国スパイ団）の牢を抜け出したが地雷に阻まれてで、最終回です。
この実写版の感想を別のところで披露すると云って置きながら散々引っ張っているのでここでも詳しくは書けないのですが、ＬＤでは１３回中４回目と11回目の映像が残っていない為収録していないので元の筋を知らないと話が分り難いと思います。

テレビ実写版では写真器なんですね。大まかな筋は原作を踏襲しているということなのでしょうか。結構衝撃の最終回っぽい感じですね。

衝撃の最終回と云うよりも、突如打ち切りと云う感じなのです。お話は大体、光文社の単行本（2）の終わりと（3）の頭迄と云う感じです。
初めの方の回では、怪ロボットは敷島邸や放送局を襲わず、ニッケンデンキのトランジスター工場を襲うと云う事にしてあり、怪ロボットすなはち鉄人もいきなり２８号が出てきますが、これが又（今見ると）チャチイ着ぐるみで２メートル程度です。これでも可也無理して金をかけたらしいのですが所詮弱小プロダクション、「大」東宝のやうのわけには行きません。（昭和29年「ゴジラ」を念頭においています）

突如打ち切り、それは残念ですね。鉄人の着ぐるみがアレなのはしょうがないかなあと思います。