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2007/12/01

ジョルジェット・ルブラン「青い鳥を見つけた少女」

インターネット・アーカイブで、モーリス・ルブランの妹ジョルジェット・ルブランの著作(英訳書)を見つけました。その中に、「青い鳥を見つけた少女」という一冊があります。

Internet Archive Details - The girl who found the blue bird(英語)
http://www.archive.org/details/girlwhofoundblue00lebliala

キーワードにヘレン・ケラーとあり、ジョルジェット・ルブランと何の関係があるのだろうと思っていたところ、次のような逸話が見つかりました。

東京ヘレン・ケラー協会|青い鳥とヘレン・ケラー女史
http://www.thka.jp/helen/blue_bird.html

ヘレン・ケラーが大学を卒業したとき、メーテルリンク夫人と会い、「あなたこそ幸福の青い鳥を発見したただ1人の人です」と言われたそうです。

そういえばこの言葉は以前目にしたことがあると思い出しましたが、メーテルリンク夫人というのがジョルジェット・ルブランです。正式には結婚していなかったのですが、事実上夫婦であり、メーテルリンク夫人として通っていたようです。(結婚しなかったのはジョルジェットに結婚歴があり、離婚手続きが成立していなかったためらしい。でも20年連れ添ったら元夫婦と言うのには十分だと思う)


「青い鳥を見つけた少女」というのはヘレン・ケラーのことであり、この本はヘレンと会った時のことを書いた手記です。ヘレンに付き添っているミセス・メイシーはアン・サリヴァンです。英語ダメなので詳しいことは言えませんが、レンサムという土地で、ヘレン・ケラーの年齢は28歳、つまり1908年に会っています。上記サイトでは1904年となっていますが、サリヴァンが結婚したのは1905年なので、手記のほうが正しいのでしょう。ヘレンが公共施設建設を援助していることが出てくるので、大学卒業後何年か経っていると見るほうが妥当だと思います。ヘレン・ケラーとはメーテルリンクの本についても話をしたそうです。

ジョルジェットがヘレン・ケラーのことを知ったのは、ジェラール・ハリー(Gerard Harry)という人からで、ジェラール・ハリーは「人間の奇跡」というヘレン・ケラーの本や、メーテルリンクに関する本を書いています。


以下は1913年1月5日付けニューヨーク・タイムズの記事です。ヘレン・ケラーと会った時のことをパリで取材されたもの。「View Full Article」ボタンをクリックするとPDF形式で紙面が表示されます。
TRIBUTE TO HELEN KELLER.; Maeterlinck's Wife Tells of Meeting Her When... - Article Preview - The New York Times(英語)
http://query.nytimes.com/gst/abstract.html?res=9C0DE1D91139E633A25756C0A9679C946296D6CF

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