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2007/07/26

映画「キサラギ」ティーチイン

ユナイテッドシネマ豊洲、7/22

映画「キサラギ」オフィシャルサイト ≫ 7/22に行われたトーク&ティーチインの模様です
http://kisaragi-movie.com/info/?p=126
Yahoo!ニュース - 芸能会見:ユースケ、織田裕二と音信不通!?
http://headlines.yahoo.co.jp/video_gallery/showbizzy_interview/g070731.html
このビデオは渋谷会場のもので、豊洲のものとは内容が違う。

行ってきた。上映後、監督、ユースケ・サンタマリアさん、ドランクドラゴンの塚地さん3人が観客の質問に答えてくれる。司会の方が、2回目以上の方は?とみんなに手を挙げさせた(リピーター多かった)からなのか、なぜか質問者は観賞回数を言うのがデフォに。初見という方から8回という猛者も。

・印象に残っているシーン、2人とも自分の正体バレの瞬間。やっぱり快感だったのね。
・最後の踊りの部分気に入ってくるところを踊ってくれというリクエストには、踊り覚えていないといいつつミキちゃん!ミキちゃん!ミキちゃん! 監督から3回だけ撮るから3回だけ踊ってくれと言われたらしい、明け方4時に。そりゃハイになってるわけだ。
・ユースケさんが最初に渡された脚本(準備稿)は、最終稿とは違っていたらしい。ジョーの出番がなかったとか、踊りがなかったとか言ってたかも。舞台で演じられたことがあるものだから大枠は変わらなかったと思うけど、映画化のための演出部分はかなり変えたみたい。
・家元のパパの地位は本当。七光りだからいじめられてた。
・ジョーのシーンは解決してめでたしめでたしっていうのを裏切りたかった。1年後もやっぱり5人集まってるのを見せたかった。
・ジョニー・デップ角度のリクエスト。席が後ろだった私にはぼやけて判定不能。

他は何だったかな。ユースケさんは退場しながらハンカチでパフォーマンス(映画の役のやつ)をやっていたっぽい。ドランクドラゴンは関西人だったんだね。


わたしはこの映画劇場で流れてた予告に惹かれて見に行ったのだけど、あの題材でちょっとだけハートフルな結末ってどんなんだ?と思ったら本当にそういう内容だった。見ていて辛くないのがいい。映画の中の5人はカワイイ(顔じゃなく)。己の語彙の少なさが露呈してしまうけど、かわいい。ある意味ダメな不器用な人間ばっかりで。何だかんだと2年後も3年後もミキちゃんへの思いを引きずっていくのでしょう。

映画的にはもっと演技が上手い人だったらなとか思うところもあるし、もっとテンポがよかったらと思うところもあるけれど、ユースケさんももうちょい頑張ってほしいところあるけど、彼だからこそ激○○じゃん!が活きるし(笑)

テオドール…マドール - 白い手袋……白いゲートル(15-7)

ルパンシリーズ中4作品に登場するベシュー警部。ベシューには別れた前妻オルガ・ボーバンがいる。オルガは「バーネット探偵社」の「白い手袋……白いゲートル(15-7)」に登場する。後にテオドールというファーストネームが明かされるが、この前妻にはベシューと呼ばれている。オルガがさばさばした性格だからなのか、2人の関係は完全に終わってしまったということなのか。

自作の「骨無し歌」(<>)で公演中だったオルガは、「イジドール…マドール。メセジェーム…クジェーム」と口ずさむ。

<< Isidore... m'adore. Mais c'est Jaime... que j'aime. >>
イジドールは私が好き、でも私はジェームが好き。

そこで、もし、この2人が今も恋人同士だったら…時にテオドール・マドール…(Theodore...m'adore...)とからかってたのでは?と思ったりして。でも、久々の対面にもうるうる来てしまうベシュー、テオドールなんて呼ばれたら、ましてJe t'adoreといわれたら…まさに骨無し(骨抜き)状態だろう。


・adorerという動詞は、愛しているというより大好きっていう感じらしいけれど、そのへんは分からない。
・映画「West Side Story」で、恋に落ちたトニーとマリアはスペイン語の愛の言葉を交わす。そのときのセリフがなんとなくテオドールという名前と似ているなあと思っていたのだけど、テアドーロ(Te adoro)だった。adoreとadoro。ラテン系の言語だから似ている。

2007/07/23

CD「フレンチ・フィルムノワール・アンソロジー Vol.4~TV編」

アルセーヌ・ルパンのドラマ2つが入っているので、入手可能であればと購入してみた。4巻目のTVドラマ編はフランス本国ではBOX売りの特典だったもので、バラ売りは日本のみ。本国版に日本語の解説(ライナーノーツ4ページ分)をつけたもののようだ。


フレンチ・フィルムノワール・アンソロジー Vol.4~TV編 - テレビ主題歌 - 音楽情報サイト CDvds.info
http://www.cdvds.info/artists/39904/item_234672.html
フレンチ・フィルムノワール・アンソロジー・ボックス・セット サントラサーチ
http://soundtrack.kawama.jp/item/asin/B00005RGTA
フレンチ フィルムノワール アンソロジー Vol.4 -tv編 Du Rififi A La Tele Vol.4 - HMV
http://www.hmv.co.jp/product/detail/75818
Du Rififi A La Tele Vol.4 - HMV(輸入版)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/447422

SoundtrackCollector Soundtrack details Du Rififi A La Tele, Vol. 4(フランス語)
http://www.soundtrackcollector.com/catalog/soundtrackdetail.php?movieid=78913
Amazon.fr Du Rififi Au Cine (l'integrale) Musique Bof(フランス語。BOXの情報。試聴あり)
http://www.amazon.fr/dp/B00005TOY2/


私が聞き知っていたのは、「タイガー警察隊」と「アルセーヌ・ルパン」の主題歌だけ。以下各作品について。分かりやすいよう順にA~Rの記号をつけた。詳細が分からないものはIMDB(英語)のリンクのみ。日本に紹介されていないドラマが殆どだし何が正しい発音か知らないけど、原作が翻訳されているものについてはその表記を優先して欲しかった。

□A「タイガー警察隊」
"Brigades du Tigre, Les" (1974)
http://www.imdb.com/title/tt0166036/
実話に基づいたドラマらしい。「虎」というあだ名を持つクレマンソーが組織した部隊だから虎なのである。

2006年には映画化もされている。公式サイトのBGMがのんびりした曲だな~と思っていたらやはり旧曲のリメイクだった。時はベル・エポックなので、牧歌的なのが合う。
Brigades du Tigre, Les (2006)
http://www.imdb.com/title/tt0462667/
LES BRIGADES DU TIGRE(公式サイト、フランス語)
http://www.tfmdistribution.fr/lesbrigadesdutigre/
Unifrance - Les Brigades du Tigre - 仮題:虎の機動隊
http://japan.unifrance.org/映画/26312/les-brigades-du-tigre-仮題:虎の機動隊

□B「ベルフェゴールは誰だ!」
"Belphegor" (1965) (mini)
http://www.imdb.com/title/tt0166420/
ルーブル美術館には怪人がいる!というパリの都市伝説をモチーフにしたもの。日本でも放映されたことがあるようだ。
【海外ドラマ番組ガイド☆テレプレイ】 番組ガイド:「ベルフェゴールは誰だ?」
http://teleplay.seesaa.net/article/4547039.html

解説でも触れられているソフィー・マルソー主演の映画は「ルーヴルの怪人」という題で日本に輸入済み。
Belphegor - Le fantome du Louvre (2001)
http://www.imdb.com/title/tt0214529/
Yahoo!映画 - ルーヴルの怪人
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id238298/

□C「ハロー,ポリス」
"Allo police" (1966)
http://www.imdb.com/title/tt0168286/

□D「ロカンボル」
"Rocambole" (1964)
http://www.imdb.com/title/tt0167705/
ポンソン・デュ・テラーユ原作。
フランスの切手「探偵小説のヒーローたち」

1963年の映画「怪盗ロカンボール」はかつて日本に輸入された。
Rocambole (1963)
http://www.imdb.com/title/tt0180102/
怪盗ロカンボール -- キネマ旬報DB- Walkerplus.com
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=13441

□E「ルーレタビル」
"Rouletabille" (1966)
http://www.imdb.com/title/tt0167706/
ガストン・ルルー作「黄色い部屋の謎」の主人公ルールタビーユのドラマ。

□F「頻繁なSOS」
"S.O.S. frequence 17" (1969) (mini)
http://www.imdb.com/title/tt0280309/
SOS周波数17?SOS17回?

□G「アルセーヌ・ルパン」
"Arsene Lupin" (1971)
http://www.imdb.com/title/tt0136713/
ジョルジュ・デクリエール主演。かつて日本でも放映されたことがあるらしい。日本でもDVDが発売されている。
「怪盗紳士アルセーヌ・ルパンDVD-BOX」全6巻発売中
ジョルジュ・デクリエール(George Descrieres) のプロフィール - allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=468011

□H「アルセーヌ・ルパンの帰還」
"Retour d'Arsene Lupin, Le" (1989)
http://www.imdb.com/title/tt0096689/
フランソワ・デュノワイエ主演。「怪盗ルパン・シリ-ズ」という題で全12巻のビデオが発売された。絶版。
怪盗ルパン・シリーズ 1 教皇のメダル 紀伊國屋書店BookWeb
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4988007172738.html
フランソワ・ドゥノワイエ(Francois Dunoyer) のプロフィール - allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=67459

同じくルパンをデュノワイエが演じる「新アルセーヌ・ルパンの冒険」は最近でもミステリチャンネルで放送されている。
ミステリチャンネルで「新アルセーヌ・ルパンの冒険」放送予定

□I「ヴィドックの新しい冒険」
"Nouvelles aventures de Vidocq, Les" (1971)
http://www.imdb.com/title/tt0166925/
ヴィドックは実在の人物で犯罪者から後に探偵社を起こすまでになった。
ジェイムズ・モートン「わが名はヴィドック」

2001年の映画は日本に輸入済み。
Vidocq (2001)
http://www.imdb.com/title/tt0164961/
Yahoo!映画 - ヴィドック
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id236796/

□J「サムとサリー」
"Sam et Sally" (1978)
http://www.imdb.com/title/tt0121020/

□K「ムーラン委員会」
"Commissaire Moulin" (1976)
http://www.imdb.com/title/tt0166423/
「ムラン警視」が正しい。長寿シリーズのようだ。

□L「ファントマ」
"Fantomas" (1980) (mini)
http://www.imdb.com/title/tt0138234/
マルセル・アラン&ピエール・スーヴェストル原作。

1960年代に制作された映画は日本でもDVDが発売中。映画では「ファントマス」と発音していた。
Fantomas (1964)
http://www.imdb.com/title/tt0058089/
Yahoo!映画 - ファントマ-危機脱出
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id19729/
ファントマの映画(危機脱出、電光石火、ミサイル作戦)
DVD「ファントマ・トリコロール・ボックス」発売予定

□M「一人の裁判官,一人の警官」
"Un juge, un flic" (1977)
http://www.imdb.com/title/tt0173601/

□N「テオフラースト・ロンゲの二重生活」
Double vie de Theophraste Longuet, La (1981) (TV)
http://www.imdb.com/title/tt0299793/
ガストン・ルルーの長編処女作のドラマ。

□O「謎のドクター・コーネリアス」
"Mysterieux docteur Cornelius, Le" (1984) (mini)
http://www.imdb.com/title/tt0276711/
ギュスターヴ・ル・ルージュ原作。

□P「徒党」
"Clan, Le" (1988) (mini)
http://www.imdb.com/title/tt0217921/

□Q「公安警察」
"Renseignements generaux" (1989)
http://www.imdb.com/title/tt0172046/

□R「ネスター・ブルーマ」
"Nestor Burma" (1991)
http://www.imdb.com/title/tt0101152/
レオ・マレ作新編パリの秘密シリーズの主人公ネストール・ビュルマのドラマ。

2007/07/22

「花とゆめ」2007年16号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

課題が終わったキョーコは喪失感に襲われる。クーと一緒にいて、クオンとして嬉しかったり泣いたりいろんな感情を味わって、それがなくなってしまうから。クーを先生としてずっと慕っていたがっている。

キョーコに足りないもの。「芝居の中で生きる喜び」それがあれば、凄い女優になるだろうとクーは言う。

もうすぐ蓮と対面すると思うと落ち着かないクー。ローリィは電話の声に抑揚がなかった蓮は怒っているだろうから、向こうから本題を切り込んでくるだろうと。

はい、やっと対面しました。蓮とクーが。で、以下次号。
(パターンなのは分かっているけれど、ここで切りますか!)


「スキップ・ビート!」感想のバックナンバーはこちらから。

2007/07/19

東京駅で「激突!!光ロボ商店」開催予定

今回は物販を主としたイベントのようですね。

開催日時:7月22日(日)~8月9日(木)
開催場所:東京駅「BREAK」

『GR -GIANT ROBO-(ジャイアントロボ)』 OFFICIAL WEB SITE:イベントスケジュール
http://gr-anime.com/event_schedule.html

○ 横山光輝「ジャイアントロボ」の複製原画及び作品パネルや180cm巨大フィギュアなどのディスプレイ
○新作「ジャイアントロボ」のDVD各種や公式ガイドブック。
さらに「鉄人28号」や「三国志」など様々な作品のオリジナルグッズやコミック・CD・DVDを販売!


「BREAK」という場所は東京駅の中にあります。ちょうど東北・上越新幹線の新幹線改札の前です。ということは…東京近郊の方ならルートによっては、最寄りのJRの駅→東京駅→最寄り駅の隣のJRの駅で格安でいけるということになるのでは?(東京駅で改札から出なければ初乗り運賃でOKらしい)。

そもそもの規定では、たとえば渋谷乗って新宿で買い物したいなという場合、山手線外回りで渋谷→新宿に行くのが普通だけど、内回りで渋谷→東京→新宿と通っても短いほうの距離(渋谷→新宿)の運賃で構わないということで、これを利用した裏技です。でもいろいろ制限があるみたいですね。(元の最寄り駅に戻るのはNG。折り返しもNGで一筆書きが出来るルートでなくてはいけない)

むせいげん旅三昧>TravelEssay>電車一日大旅行
http://www.tabizanmai.net/essay/f10.html
大回り乗車について
http://www.geocities.jp/tsubame501/oomawari.html

Break|TOKYOINFO -東京駅周辺情報-
http://www.tokyoinfo.com/mediacourt/break/index.html
Break
http://www.jr-break.com/

「グレートメカニックDX 2007 SUMMER」

双葉社。「オヤヂ酒場」という対談コーナーで、2ページにわたって鉄人28号白昼の残月に関が取り上げられている。


残月は、確かに父ー息子の関係がジャイアントロボと同じじゃないか、と思った。本当にあのこだわりっぷりは何だろう。

実写版のほうは科学少女の扱い方は間違ってると私も思う。私にはブラックオックスはいいとして鉄人のデザインがイマイチで…、いっそ阿部寛さんをモデリングしてそこから鉄人のデザインに持ってく(どうやって?)作ったほうがよかったのでは、と思ったりした。

2007/07/11

GeoPortailでエトルタを探そう(第2弾)

ジェオポルタイユ(GeoPortail)はフランスの衛星写真・地図が閲覧できるサイトです。たびたび利用してきたけれど、いつの間にかがらりと変わっている。これまでもサイトの模様替えはあったのだけど、使い方まで変わられるとこっちはフランス語分からないんだってば!な気分に。以前より動作が軽くなったし、いろいろと機能が追加されているようです。

GeoPortail(フランス語)
http://www.geoportail.fr/


■検索方法
では、使い方になれるため、ルパン荘のあるエトルタを探して見ます。

方法1
1.トップの世界地図の下、「ALLER A Communes」というテキストボックスに「Etretat」(エトルタ)を入力し、「J'v vais」ボタンをクリック
2.結果一覧に表示される「ETRETAT [76 - SEINE-MARITIME]」(セーヌ・マリティーム県のエトルタ)をクリック
これでエトルタの航空写真が表示されます。

方法2
トップの地図がFlashになっていて、カーソルを持っていくとなにやら読み込んで右上に小窓が出る。その影像で「Falaises d'Etretat」(エトルタの断崖)って言うのが出れば、クリックすると一発で見ることが出来ます。他に出る影像はエッフェル塔とかモン・サン・ミシェルとか。

方法3
Lieux remarquables(注目に値する場所)
http://www.geoportail.fr/lieuxRemarquables.do
「PAYSAGES」(景色)の中の「Falaise d'Etretat (Arsene Lupin) 」(括弧内が素晴らしい。ホントにこう書いてある)をクリック
このページには他に、ヴェルサイユ宮殿やノートルダム大聖堂など名所へのリンクがずらりと並んでいます。


■画面の操作方法
さて、エトルタが表示できました。ではこの場面の使い方。

分かりやすく右側の説明から。
右側にOutils(ツール)という小窓があります。

・上下左右のボタンを押すと、写真(地図)を上下左右に移動できます。
・手ボタンがオンになっていると、写真(地図)をマウスでドラッグして移動できます。
・手ボタンの右、ズームボタンがオンになっていると、マウスでクリックした部分を中心に一気にズームイン(最拡大表示)します。
・星ボタンをクリックすると、表示中の写真(地図)を示すURLがブラウザのお気に入りに登録されます。
・星ボタンの右、メールボタンをクリックすると、小窓が出て、表示中の写真(地図)を示すURLをコピーできます。

・その下に、ズームの目盛りと、ズームを調整できるボタンがあります。ズーム調整はマウスのホイールを動かすことでも可能です。
・その下に、フランス全体を表示した小地図があります。現在表示しているのがどのあたりに当たるか分かります。また、小地図中の場所をクリックすると、クリックした場所の写真(地図)が表示されます。
・その下のプルダウンはフランス本土とその他の領土の切り替えです。

左側の小窓に移ります。
Ma visualisation(私の視覚化)のプルダウンで、地図をシンプルに表示するか、重ねるかどうか選択できます。
・Decouverte(発見)…写真か地図を表示する
・Exploration(探検)…写真(地図)を2重に重ねる
・Expert(専門家)…写真(地図)を3重に重ねる
表示される写真(地図)のデフォルトはPhotographies Aeriennes(航空写真)、2重のときはCarte IGN(IGNの地図)が追加され、3重のときはさらにRoutes(道路網)が追加されます。それぞれの写真(地図)ごとに、つまみで調整して濃度(不透明度)を調整することが出来ます。

Ma selection(私の選択)で、使用している地図や写真のソースの切り替えが出来るようです。


■お気に入り
お気に入りの場所を登録することもできます。

写真(地図)の上、左側のテキストボックスは検索ボックスです。右側のプルダウンにお気に入りを登録することが出来ます。
Mes lieux favoris(私の大好きな場所)の右側押しピンボタンをクリックしてオンにした後、地図上の好きな場所をクリックすると、Nom du nouveau lieu favori(新しい大好きな場所の名前)のテキストボックスが表示されるので名前を入力すれば登録完了。お気に入りプルダウンのなかに登録されます。その右のゴミ箱ボタンで削除も可能。
サイト外から登録したお気に入りを訪問したいときは、トップページのタイトル下メニューの「VOIR」(見る)をクリックすれば操作画面が出てきます。プルダウンからお気に入りを選択すれば、その場所に飛べます。


とりあえずレギーユ・クルーズの場所を「Lupin」と名前を付けてみた。ちょっと動きがもっさりしているけれど、この押しピン機能便利。押しピンの情報を共有できたら面白そう。

こんな感じで自由度が増しててなかなか楽しいです。


エトルタを探そう企画の実質第1弾
ジェオポルタイユ(GeoPortail):フランスの衛星写真・地図サイト


□2007/07/11追記
押しピンのお気に入りはCookieに保存されるため、Cookieをクリアすると消えてしまうようです。長期に保存したい場合はブラウザのお気に入りに登録したほうがいいかも。

□2007/07/16追記
メールボタンの記述修正。
折角なので、直接リンクを張ってみる。結構重いかも。
ルパン荘のあたり
エッフェル塔

フランス語の原文が読めるサイト

パブリック・ドメインとなった小説が読めるサイトは数あれど、フランス語というのはまだ少ない。その中で、モーリス・ルブラン作品が多く読めるサイトを集めてみた。


◎Books in the public domain in Canada - Maurice Leblanc
http://ca.geocities.com/corpusmortuum/
老舗というか最も早くから存在していたサイト。テキストの信頼性には不安があるけれど、これがあるからこそ調べることが出来たり、知ったりしたことがたくさんあるので感謝しきり。作品数30点。

◎Ebooks libres et gratuits
http://www.ebooksgratuits.com/
「自由で無料の電子書籍」の意。かなり多くのフランス語で書かれた作品が集められているサイト。モーリス・ルブラン作品の一覧は以下。作品数31点(2007年7月時点)。
Ebooks libres et gratuits : Leblanc, Maurice
http://www.ebooksgratuits.com/ebooks.php?auteur=Leblanc_Maurice

◎La Bibliotheque electronique du Quebec
http://beq.ebooksgratuits.com/
ケベック電子図書館。フランス語で書かれた作品が多数あり、モーリス・ルブランの作品は20世紀の古典として集められている。もっともらしく底本が明記してある。作品数20点(ルパンシリーズのみ)。
Classiques du 20eme siecle.
http://beq.ebooksgratuits.com/classiques/index.htm


この中で要注目なのが2番目の「Ebooks libres et gratuits」。数ヶ月に1度くらいの頻度でルブラン作品が追加されており、「Qui est Arsene Lupin?」(「アルセーヌ・ルパンは誰か?」未邦訳)という貴重なエッセイも読める。ルパンシリーズ作品を一度にダウンロードできるアーカイブ(pdfファイルを固めたzipファイル)も用意されている。
また、「Les Milliards d'Arsene Lupin」(「ルパン最後の事件(21)」)は2007年6月に欠けていた部分を補完した完全版に差替えられた。この作品はロート紙に連載され、1941年に単行本が出版されたが、その際ロート紙1939年2月3日掲載分を欠いて出版され、現在に至るまで完全版は出版されていない。そのため、偕成社アルセーヌ=ルパン全集でもこの部分は欠けている。どの箇所が欠けていたかは、ファイルの一番下の注からたどることができる。第9章の一部にあたる。


英訳や日本語訳を含めたサイトは以下からリンクしている。
「アルセーヌ・ルパン」関連サイト

□2007/08/05
「Ebooks libres et gratuits」にあるルパンシリーズのアーカイブを作成した人のサイト。オンラインでもシリーズ揃いで読むことができる。
Collection ARSENE LUPIN - Maurice Leblanc(仏語)
http://arsene-lupin-collection.blogspot.com/

□2007/11/28
上記3つのサイトで読める作品を一覧にしてみた。
Webで読めるモーリス・ルブラン作品(原文)

□2009/07/24
Bのサイトは現在リンク切れになっているが、収録作品はウィキソースで読むことができる。
Maurice Leblanc - Wikisource
http://fr.wikisource.org/wiki/Maurice_Leblanc

□2009/12/17
「La Bibliotheque electronique du Quebec」のURL更新

2007/07/07

金の羊毛 - 綱渡りのドロテ

※以下の文章は「綱渡りのドロテ」の内容に触れています。※


金の羊毛(金の羊毛皮)はフランス語ではToison d'orと書き、トワゾン・ドールと読む。この言葉はギリシア神話のイアソンという英雄の出てくる話に因んでいる。

テッサリアのイアソンは父亡き後帝位についていた叔父から、「金の羊毛」を手に入れよという難題を与えられ、アルゴ船を建造しギリシアの英雄たちを集いコルキスに向かう。途中いくつもの冒険を経てコルキスに着いたイアソンは、魔女メディアの力を借りて「金の羊毛」を手に入れる。

アルゴ神話
http://home.kobe-u.com/tenken/seiza/88/arugo_sinwa.html


この神話から転じて価値のあるもの、お宝のような意味で用いられることがあるようだ。でも「私の金の羊毛、うるわしのパトリシア」(偕成社「ルパン最後の事件」)と言われて嬉しいものなんだろうか…? 理解しにくいところではある。しかも英語だとゴールデン・フリース…金の羊毛のほうがましかも…今はフリース素材というと安い服の代名詞というイメージがついてしまっているし(本物のフリースじゃないけど)。


さてこの言葉はルパンシリーズの外伝的作品「綱渡りのドロテ」でも使われている。第10章の題「<<金の羊毛>>を求めて」。「お宝を求めて」と言うほどの意味だけれど、「金の羊毛」を使っているのはそれを求めるのがアルゴンヌ大公の娘だからである。アルゴンヌはロレーヌ地方の地名で、第一次世界大戦の激戦地であった。「綱渡りのドロテ」は戦災孤児の物語でもある。そのアルゴンヌのつづりはArgonne、アルゴ船のつづりはArgo、つまりはARGOnneという発想。

アルゴンヌ大公の娘ドロテは、アルゴ船に乗り込み金の羊毛を求めるイアソンなのだ。怪力のヘラクレスや双子のカストールとポルックスら50人の勇者はいないけど、手癖の悪いサンカンタン男爵、双子かどうか分からないカストールとポリュクス(ポルックスのフランス語読み)、寝起きの悪いモンフォーコン隊長がいる。本当に愛すべきキャラクターたちだ。ドロテならずとも見捨てることはできない。

カストールとポルックスといえば双子として有名だけれど、一説にはそれぞれ別に片割れがいる。カストールとポリュクスというのは暗示的な名前なのだろう。


※以上の文章は「綱渡りのドロテ」の内容に触れています。※

「花とゆめ」2007年15号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

「はじめまして、Mr.」ときましたよ、キョーコ久遠君は。蓮と社さんは驚く、とくに社さんは状況に全く付いていけず。「クオン」て呼ばれてるし、クーを「父さん」って呼んでいるし、蓮のカツキの演技について「まあまあよかったぞ」って上から目線のセリフだし。

図らずも出会ってしまった2人の嘉月。「はじめまして」の握手。クーから握手を誘ったのだけど蓮はちょっとほっとした表情。ほらレンだよって引き合わせたキョーコGJ!

クーにどうして引き合わせたんだ?って言われて、キョーコ(「課題」は終了と言われて、素のキョーコに戻った)は本物の久遠くんがいたらきっと見ているだろうと答える。父さんの演技が好きだから。父さんのように俳優になりたいと言っていたかつての久遠君と重なるようだ。

「クオン」と呼ぶ名前にピクリと反応する蓮、でも表情には出さず。でもそのあとローリィに今夜会いたいと電話を掛ける。何か感情薄目というか沈んでいるというかそんな表情。

クーにおでこなでなでされてぽわーんとなっているキョーコが犬みたいでかわいかった。


「スキップ・ビート!」感想のバックナンバーはこちらから。

2007/07/06

水の情景/フランス美術の愉しみ

「水の情景-モネ、大観から現代まで」
横浜美術館、2007年4月21日(土)~2007年7月1日(日)
http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2007/special/01_mone/index.html

「フランス美術の愉しみ―セザンヌ、ピカソ、アジェ・・・」
「横浜美術館コレクション展 第1期」期間中に「横浜フランス月間・2007」と連動した特別展示。
横浜美術館、2007年6月1日(金)~2007年7月1日(日)
http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2007/collection/1/exhibition1.html


訪問日:7/1
駅で見かけた「フランス美術の愉しみ」のポスターに惹かれて見に行った。ポスターを目撃したのは前日だったのでギリギリ。「水の情景」も以前ポスターを見て行こうかなとは思っていたけれど、忘れていたのだった。

美術館前の池にも竹で作られた作品(水の情景展のもの)が飾られていて、噴水で子供らがはしゃいでいた。閉館間近の帰りには子供らがいなかったのでしばしマイナスイオンを満喫。霧状に水が吹き出ていて涼やかだった。

中の展示は作品がさまざまで写真だったりオブジェだったり影像だったり、新印象派のシニャックの隣に、鏑木清方が飾られていたり、次は何が待ち受けているのかと楽しかった。会場出口の作品は珊瑚を敷き詰めていて、その上を通らないと会場を抜けられないようになっている。ここだけは自由に触ってもよくて、子供たちが遊んでいた結果、通るたび貝が並べてあったり、バラバラになったりしていた。会場外に謎のタオルが掛けてあったけれど、あれも展示の一つ。最後の作品は会期中の変化や、会場外のタオルを含めて完成品みたい。

この展示ではエトルタがらみの絵が3つあった。モネの「エトルタの朝」、クールベの「海岸の竜巻(エトルタ)」と「エトルタ海岸、夕日」。このうち、「エトルタの朝」はアモンの門が、「エトルタ海岸、夕日」はアヴァルの門が描かれている。朝と夕、アモン(上手の意)とアヴァル(下手の意)で対になっていると独り喜んでいた。

クールベの絵は5点あったけれど「波」がよかった。「波」というタイトルのものは40点ぐらいあるらしく、売店で売っていた絵葉書の「波」とは違っていた。展示されている絵のほうがよかった。解説でクールベの瞬間を捉え方に写真の影響を挙げていたけれど、そう思えるほど迫力ある瞬間を切り取っている。

影像もいくつかあったけれど、扇状の水槽に女性の体を写す作品は幻想的というより、怖かった。芋を洗うようなどころではなく、見るだけでくらくらしそうなくらい混雑した海水浴場や、1944年ということは大戦末の戦場であった頃のノルマンディの浜辺にいる兵士の写真などもあった。


「フランス美術の愉しみ」はリチャード・アヴェドンの写真「ルネ、ディオールのニュールック、コンコルド広場、パリ」をあしらったポスターに惹かれていったけれど、やはり実物もよかった。ベル・エポック期の街並みの写真も多く楽しかった。

2007/07/02

横山光輝「鉄人28号 原作完全版」第21巻購入のこと

砂漠の怪ロボット編の本編と、VL2号編の序盤、読みきり「沈没船のなぞの巻」を収録。砂漠の怪ロボット編あたりから完全に鉄人を頼る少年に変化してしまったという感じがする。銃を持たなくなったのはいつからだっけ。


見出し一覧に第21巻の収録範囲を追加しました。
漫画「鉄人28号」見出し一覧

「うつほ物語」角川ソフィア文庫

室城秀之編、角川ソフィア文庫ビギナーズ・クラシックス
うつほ物語 文庫 角川書店・角川グループ
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200701000088

このレーベルは興味がありつつも面倒くさがりで手が伸びずにいたのだけど、「うつほ物語」なのが珍しくて買ってみた。他の古典に比べて知名度があまり高くないから。

「うつほ物語」は現存する中では最も早く成立した長編物語で「源氏物語」にも影響を与えたといわれている。でも成立過程が複雑で、複数の物語が合わさって出来たのではと考えられている。ゆえにあちこち矛盾していたり、時系列が前後してかたらえれているのだけど、矛盾を矛盾として取り込みつつ読むほうがより深く読めると私も思う。

俊蔭の巻の伝奇的な内容が有名だけれど、こうして読むとそれ以降の話にも面白さがある(現代語訳は読んだことがある)。やっぱり真砂子君(まさごぎみ)がかわいそう。父は妻子がいるのにほっぽり出してあて宮にぞっこん。捨てられた子供は悲しみのあまり亡くなってしまう。

八瀬惣子「静かな地平線」(「エレガンスイブ」2007年5月号)

初の女性飛行操縦士の話。柱に描いてあるとおり歴史上では兵頭精と言う女性で、この漫画はフィクション。現代パートはをもう少し膨らませるか、切るかでもよかったかも。でも変わってなくて嬉しかった。サイトが消えて心配だったから。

2007/07/01

海外でシャーロック・ホームズ対アルセーヌ・ルパンのアドベンチャーゲームが発売予定(続報)

日本語の情報が出ました。シャーロック・ホームズのゲームシリーズの第4弾にアルセーヌ・ルパン登場です。2007年末発売予定だそうです。

オンラインゲーム & PCゲーム 情報サイト 4Gamer.net:Frogwares,「Sherlock Holmes vs. Arsene Lupin」を発表
http://www.4gamer.net/news/history/2007.06/20070629191109detail.html

こちらでスクリーンショットが公開されています。
Sherlock Holmes versus Arsene Lupin PC Screenshots Gallery Page 1-1 - GamersHell.com(英語)
http://www.gamershell.com/pc/sherlock_holmes_versus_ars_ne_lupin/screenshots.ht


このゲームシリーズの過去タイトルは過去記事を参照ください。
海外でシャーロック・ホームズ対アルセーヌ・ルパンのアドベンチャーゲームが発売予定

ルパンシリーズ翻訳事情

翻訳事情といっても、ルパンシリーズは翻訳数も多く内容も多岐にわたるため、把握することは難しいです。そこで誰もが抱く疑問について追ってみたいと思います。要するに何で文庫でレーベルが揃わないの?という話です。1つのシリーズなのに出版社がバラバラなのはなんか不便ですよね。

これは外国小説の常として翻訳権がからみます。外国の小説を日本で出版するときは、作者の著作権の管理者に翻訳出版していいよという許可を貰って出版します。これが翻訳権です。ルパンシリーズは作品によって異なる出版社が翻訳権を持っていたから揃わなかったのです。現在はルブランの日本での著作権保護期間が満了していますので、著作権者に許可を貰わなくても自由に翻訳ができます。そのため、ハヤカワ文庫から新訳が出版されています。


以上で話は終わってしまうのですが、大抵シリーズまるごと一社が保有しているケースが多いのに、何故ルパンシリーズはバラバラなのかまだ気になると言う方は続きをお読みください。

○著作権と翻訳権
日本の著作権法では、著作権の保護期間は50年と定められています。フランスの作品の場合、保護期間は約60年です。戦時加算といって、第2次世界大戦中は著作権が保護されていなかったとみなしてその分保護期間を延ばしているからです(フランスでは著作権保護期間は70年です。よって、ルブランの著作権は2011年まで保護されます)。保護期間が終わっても消滅しないと考えられている権利(著作者人格権)もあります。

著作権が切れるということは、それに付随する翻訳権も切れ、契約など面倒な手続きなしで自由に翻訳が出来るということです。そのため「戯曲アルセーヌ・ルパン」を発売した論創社をはじめ、いくつかの出版社から著作権の切れた作品の発見/再発見による翻訳が行われています。2005年にサン=テグジュペリの「星の王子さま」の翻訳が複数出版社からいっせいに出たことがありましたが、これも従来の出版社が独占していた翻訳権が切れたためです。


○ルパンシリーズと翻訳権
ルパンジリーズ初の翻訳は明治42年(1909)の「巴里探偵奇譚 泥棒の泥棒」だったと言われています。森下流仏楼による「黒真珠(1-8)」の翻案です。初期の翻訳は、登場人物や舞台を日本風に改めた翻案で、その後登場人物名など原作のままの翻訳が登場します。そして、大正7年(1918)に保篠龍緒氏が「怪紳士」を出版します。保篠龍緒氏は、日本ではまだ翻訳権の概念が浸透していない中で翻訳権の取得に乗り出し、後に取得します。そして、ほぼ全ての作品を翻訳し戦前から大戦直後までの翻訳を独占します。

(保篠龍緒氏が所有していた翻訳権については、信頼できる情報に当たっていませんが、昭和4年(1929)の平凡社版ルパン全集が出る頃にはすべての作品についての翻訳権を取得したらしいのですが、1935年に失効したようです。戦後出版されなくなっていくのはこのためです)

戦後昭和30年代になり、あらためて著作権を獲得しようとしたのが新潮社、東京創元社、ポプラ社の三者でした。このとき、新潮社が文庫版を、東京創元社が全集版を、ポプラ社が児童書を翻訳する権利を得、三社のシリーズが出揃うことになりました。しかし、新潮社の文庫版は10冊出した時点で終わってしまいます。そこで昭和40年代に東京創元社が新潮社から翻訳を出していない作品の翻訳権を譲り受けて文庫版を出版しました。ここで今の状況が揃ったわけです。

昭和50年代には偕成社アルセーヌ=ルパン全集が出版されました。保篠版や東京創元版の全集では未訳であった作品もあるため、シリーズが一つのレーベルで揃った初めての例となります。この出版に当たっては、推測ですが、東京創元社が持っていた全集版の翻訳権を譲り受けたのでは、と思います。東京創元社の全集は増刷していなかったのでしょう。


○翻訳権の例外
翻訳権にはかつては十年留保といって、出版されてから10年翻訳が出なければ(翻訳権が取得されなければ)、自由に翻訳出版できるという例外規定がありました。ルパンシリーズも初期の作品がこれに該当します。偕成社アルセーヌ=ルパン全集や、創元推理文庫の著作権表示を確認してみると、だいたい次の作品が対象だったようです。

「怪盗紳士ルパン(1)」「ルパン対ショルメス(2)」「ルパンの冒険(3)」「奇岩城(4)」「ルパンの告白(6)」「水晶の栓(7)」「オルヌカン城の謎(8)」

ということでこれらの作品については翻訳権に拠らず繰り返し翻訳されています。新潮文庫と創元推理文庫両方から出版されている作品もありますね。ここで、ルパンシリーズに詳しい方には引っかかることがあると思います。「813(5)」は? 順番で行くと「奇岩城(4)」の次に出版されているのではないかと。しかし偕成社アルセーヌ=ルパン全集にある著作権表示を確認してみると「813」は1923年の管理となっている。分冊されたときに管理が変わったのか分かりませんが、年代が後になってしまったため例外の範囲に入らなかったようです。残念。


□参考文献・参考サイト
長谷部史親「欧米推理小説翻訳史」双葉文庫、2007年
戸川安宣「少年の夢、夜の夢8 ひげの剃りあとも青々しいルパン」(雑誌「本の雑誌」2004年8月号掲載)
住田忠久「解説」(「戯曲アルセーヌ・ルパン」小高美保訳、論創社、2006年所収)
怪盗ルパンの館(「~怪盗ルパンを愛した日本人~アルセーヌ・ルパン翻訳の歴史」のページ)
翻訳ミステリ総目録ル03


□2015/09/24
戸川氏が「本の雑誌」で書かれたことと同様のことを書かれています。
翻訳家交遊録 2 (執筆者・戸川安宣) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20141114/1415922723

ポプラ社の怪盗ルパン全集については、以下が参考になる。
秋山憲司「回想の乱歩・洋一郎・峯太郎」(鮎川哲也監修、芦辺拓編『少年探偵王』光文社文庫、2002年)

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