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2007/02/16

北原尚彦「発掘!子どもの古本」

ちくま文庫、2007年
筑摩書房 発掘!子どもの古本 - 北原 尚彦 著
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480423054/

P45-56にポプラ社の「怪盗ルパン全集」が取り上げられている。
・原作がない創作だったルパン物『ピラミッドの秘密』
・やっぱり創作が含まれていた『ルパンと殺人魔』

このポプラ社南洋一郎版の「ピラミッドの秘密」は印象に残っているものの一つ。なぜ印象に残っているかと言うと、初めて延滞した図書館の本だからです。読んだか読んでいないか覚えていないんだけど、何かイメージじゃないと思ったのかも。今のところ“原作”は発見されておらず、冒頭は「地獄の罠(6-4)」と「麦藁のストロー(6-8)」をアレンジして使っていますが、途中からオリジナルになります。後に、「地獄の罠」の部分は切り離されて「七つの秘密」に収録されたということなので、私が読んだのもこちらの版でしょう。

「地獄の罠」は再読して翻訳の印象的で鮮やかなラストに驚いたので、翻って南版「地獄のわな」を読むと、そういえばこういう話だったと思ったものの、偽善的で古さを感じてしまいました。やはり昭和の臭いと共にありますね。それにしても現行のポプラ社版はフォントをどうにかして欲しい。

「ルパンと殺人魔」のほうはボワロー=ナルスジャック原作のものを紹介。といいつつ「ルパンと殺人魔」に収録されている「女賊とルパン」もやはり南洋一郎のオリジナルであること、「悪魔のダイヤ」は翻訳版とはラストや犯人が違うことが書かれてます。読んだことないけど書かれてることはまあ知ってる内容だったかな。


「怪盗ルパン全集」のタイトル一覧は以下を参照のこと。
ポプラ社「怪盗ルパン全集」(旧ポプラ社版のシリーズ)

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