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2007/01/30

アニメ劇場版「鉄人28号 白昼の残月」の予告編公開

公式サイトに予告編がアップされました!
映画「鉄人28号 白昼の残月」-オフィシャルサイト-
http://www.tetsujin28-movie.com/

おなじみのキャラとロボと声が。初お目見えの動くショウタロウと声ですがなかなかです。署長さん驚いてばっかりだ(笑) バナナ食ってる人いるし(笑)


公開館が西日本を中心に増えているようです。時期が遅れるところもあるみたいだけど。
映画「鉄人28号 白昼の残月」オフィシャルブログ | 公開劇場
http://tetsujin28-movie.com/blog/log/eid6.html


□2007/02/17
ITmediaでも見られるようになりました。
ITmedia +D Games:「鉄人28号 白昼の残月」予告編ムービーが到着
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0702/13/news098.html

高橋明「傀儡HARD LINK」第2巻

初出:雑誌「ハックルベリー」Vol.6、雑誌「小説Wings」2006年春、夏号

通しで読むことで、丹宮がいなくなったことが電気屋に及ぼす影響、少しずつ歯車が狂っていく様子が良く分かった。明智さんは割りといいやつか?旧傀儡では怖い人、というイメージだったけど。
やはり茅子復活はうれしい。女の子少ないし。旧傀儡より年齢が上がってるみたい。


作者公式サイトに拠れば、雑誌「小説Wings」の2007年冬号は休載だそうです。

2007/01/29

雑誌「ふらんす」2007年2月号 対訳で楽しむ『カリオストロ伯爵夫人』

全4回連載の3回目。著者:太田浩一

今回はラウールの生い立ちについてのところ。ジョゼフィーヌの口調が変わったり。
過去話で出てくるグールの城というのは実在する(していた)らしいのだけど、具体的にどういうものか知らない。

付属のコラムは「ルパン対ファントマ」


他の記事でいくつか。
映画の「サン・ジャックへの道」は、サン・ディアゴ・デ・コンポステラへの巡礼をする兄弟を描いたもの。サン・ディアゴはフランス語にかかればサン・ジャックとなるのか。
フランスの小さな村めぐりという連載は、ちょうどクルーズ川のあるあたりを訪れている。ベリー地方といえばジョルジュ・サンドだけど、彼女は「4月のクルーズ川は、たぶんこの世でいちばん美しい」と書いているとか。

2007/01/27

ラヴシーン11「奇岩城」オリジナルカクテルのレシピ

ラヴシーンのスタッフのブログで、会場で提供されていた「エギーユ・クルーズ」と「ルパン2007」のレシピが紹介されていました。

ツァーリング・バス(飛び出そうぜこの街を明日の朝早く) 「ラヴシーン」オリジナルカクテルをどうぞ!
http://yukihiroxx.exblog.jp/5002970/

LUPIN 2007 ルパン2007
   アリーゼ・ゴールド・パッション 25ml
   ブラッド・オレンジジュース   25ml
   ホワイトペパーミント      1tsp
   以上を混ぜ合わせ、フルート・グラスにスパークリング・ワインを満たす。

L'aiguille Creuse エギーユ・クルーズ(奇岩城)
   ポモー・ド・ノルマンディー  30ml
   レモン・ジュース       2tsp
   以上を混ぜ合わせ、フルート・グラスにスパークリング・ワインを満たす。


私は「エギーユ・クルーズ」だけ飲みました。

知る人ぞ知る「ルパン」という名のカクテルですが、レシピを探してみましたが、いくつかバリエーションがあるのか、しっくりくるレシピが見つかりませんでした。
カクテルレシピ[ル-6]
http://www.siregenuine.com/recipe/ru/ru0060.htm
diningbar &(ドリンク)-ホットペッパー.jp
http://www.hotpepper.jp/A_20200/strJ000056641_hmd1.html

2007/01/24

「ゴーストハント」第16話

サブタイトル:FILE6 禁じられた遊び #3

目覚めたら保健室に寝かされていた麻衣。実は結構優しい綾子が出てくる。そうだもっと怒れ綾子。女の子1人で夜の校舎を歩かせるなんて。そばにいてくれる?という麻衣はいとおしくって可愛い。

麻衣は夢でたくさんあった鬼火が今は大きな4つだけになっていることを知る。夢の中のナルに危ないからそこを出ろといわれて目覚めたものの、立ち上がれないので綾子にもう一つ危ない場所に向かったジョンたちに危険を知らせに行ってもらう。今回の麻衣はピンチの連続。床、抜けちゃったよ。

人を呪い殺すことが目的だった蟲毒(こどく)であることが判明する。標的の人物は松山(先生)。放置すりゃいいじゃん(ていうのは可哀想か)。

「GR-ジャイアントロボ-」のサイトで「横山光輝の世界展」レポート

まだ見てないけどとりあえず。
アニメはもう配信開始しているようですね。

GR -ジャイアントロボ- OFFICIAL WEB SITE:家弓家正のBFNニュース
http://gr-anime.com/tv_radio_tv.html
【第3回】 2007年1月12日配信
○番組内容
・川崎市市民ミュージアム
「横山光輝の世界展」レポート

朗読舞台「ラヴシーンVol.11 奇岩城~ルパンが愛した女~」

2007/1/20(土)~1/21(日)、銀河劇場
フジテレビのアナウンサーによる朗読舞台。演出:河毛俊作
フジテレビ:ラヴシーン11 奇岩城
http://www.fujitv.co.jp/ana/love11/index2.html

私が見たのは20日(土)の夜の部。上演時間は前半部70分後半部65分(逆だったかも)。

主な配役
アルセーヌ・ルパン:安部知代
レイモンド:長野翼
少女探偵イジドール:中村仁美
ガニマール警部:松元真一郎
その後のイジドール:佐々木恭子

アナウンサーには疎いのでルイルイ役(笑)をやった笠井信輔さんぐらいしか知りません。アルセーヌ・ルパンは唯一の女性ルパンという事ですが好演でした。イジドールは力不足に感じました。いろいろと難しい役ので仕方がないですね。外見は女子高生って感じ(男装ってことになってたけど可愛かった)。レイモンドははかなげな感じでよかった。ガニマールは声がいいのでヨシ。何度も練習したという佐々木アナの最後の礼の誘導はばっちりだったと思います。脇を含めて皆さん黒い衣装で統一されていてシックな感じでした。

原作とは設定その他が大幅に変えられています。もっとも影響度が大きいのはイジドール・ボートルレがヒロインなところでしょうか(原作は男子高校生)。イジドール贔屓の私としてはちょっと受けいれられない。だってボク女なんだもん。途中で一人称が変わるというベタな真似をやってたけど。普通に女の子だったらまだ良かった。男装のままでも可愛かったのに。でも、この中で共感できるキャラがいるとすればイジドール。ルパンも違うんだけどーと言いたいところだけど、ミステリアスな存在を狙ったのかな。レイモンドは最後の長セリフが反って興ざめかなあと。真摯に作られた作品だと分かるのですが、原作好きなのでつい。


「エギーユ・クルーズ」については「エギーユ・クルーズ」それは空洞の針という意味で、別名「奇岩城」という処理の仕方がされていました。「奇岩城を探そう」というのが合唱されたり。じつは「奇岩城」ないし「奇巌城」(どっちもキガンジョウ)という言葉は原作にはなく、作中に出てくる翻訳も殆どありません。児童書のポプラ社版もタイトルのみです。でもエギーユ・クルーズだの空洞の針だのはイメージしにくいので「奇岩城」で通すのはありだと思います。今回偽物の奇岩城も外壁が岩でできていてコンクリートで補強されているような城でした。本物のほうが海面下に城の本体があるという描写にはちっがーうそこは原作のままでーと思いました。

エギーユとアヴァルの門のイラストが冒頭にカーテンスクリーン(?後ろが透けて、スクリーンにもなるカーテン)に映し出されていたけれど、そこしか使われなかったのはもったいなかった。ともあれセットやイラストに頼らず朗読のみで仕上げた手腕はなかなかだと思います。


あと細かいところで。
ガニマールが左遷されてるかわいそうに。
ルパンの母がドルー=スビーズ公爵夫人の妹となってたのは映画「ルパン」準拠。
この舞台は「ルパンが愛した女」というより「ルパンを愛した女」なのね。
ルパンのフランス語は誰がしゃべってんだろう? ちと寒かった。
いちいち予告出すの変、というより犯行予告されてるのに眠ってたり、その都度いざこざ起こってたりするのが都合よすぎる気がする。
暗号については途中で解説お姉さんが出てきて解説してくれる。分かりましたか?って分かんないよ? でもこの劇では分からなくても大丈夫(さらに突っ込むと意味というか設定がビミョーに違う)。
アルっていわれるとつい鎧が浮かぶ。今回はアルセーヌの愛称として使われてましたがなんだかくすぐったい。

事件の都度裏側を見せているから原作よりルパンの出番が増えている割りにルパンのイメージが弱かった。人間っぽくないからか。だからルパンの行動原理がよく分からない。どうしてイジドールを奇岩城に呼び寄せたのか?という部分。これは原作でも解明しているわけじゃなくて、読者の読み次第なところではあるけれど。今回のルパンは遊び好きにも見えないし、とくに後半変装して出てくる意味が不明。というかルパンのセリフ覚えてない。ルパンが奇岩城に来いって言ったんだっけ? フランス語が入ると頭が飛ぶ…。なんか猫がどうのという慣用句を言ってた。今なんて言った?と思ううちにセリフは進む…(フランス語のあとにちゃんとその意味を日本語で言ってるんだけど)。


終演後のトークでは会場に娘さんの初舞台を見に高橋英樹さんが来ていることが判明。残念ながら私はお姿を見られませんでしたが。高橋アナはなかなか上手かったと思う。阿部アナは宝塚の男役の方に電話でアドバイスしてもらったそうです。やけにでかいガニマールだなと思ってた松元アナは並んでもやっぱり高い。

さて会場では「エギーユ・クルーズ」と「ルパン2007」というオリジナル・カクテルが売られてました。「エギーユ・クルーズ」はポモー・ド・ノルマンディーというお酒を基にしたカクテル(ノルマンディーは「エギーユ・クルーズ」があるフランスの一地方)。これは飲まねばなるまい、と言うことで一杯。ヘタレな私は氷を入れてもらった。すっきりとした甘さで飲みやすかった。「ルパン2007」はパッションフルーツが入っていてなんか苦手っぽいので飲まなかった。


□あらすじ
ネタバレしているので別ページで。記憶を頼りに書いたので間違いがあるかもしれません。
ラヴシーン「奇岩城」あらすじ
□関連記事
ラヴシーン11「奇岩城」オリジナルカクテルのレシピ


□2007/02/12追記
公式でキャスト表が発表されてました。
ラヴシーン11 奇岩城 配役表
http://www.fujitv.co.jp/ana/love11/cast_list.html

2007/01/22

「ラヴシーンVol.11 奇岩城~ルパンが愛した女~」の特番放送予定

CSのフジテレビ739で、今回の公演やリハーサルに関する放送があるようです(ソースは会場配布のチラシ)。
ちなみに通しで放送するとしたら、劇は135分間あります。

2/24(土)15:00~17:50
(再放送)2/25(日)26:00~28:50


今回の公演に関するニュース記事:
フジアナ朗読舞台がスタート - 芸能ニュース nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20070120-144922.html
アヤパンがドキドキ発言:芸能:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070121-OHT1T00066.htm
SANSPO.COM 芸能:フジテレビアナ熱演!朗読劇「ラヴシーン」…アヤパンも全力
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200701/gt2007012104.html


□2006/01/29更新
CSのページができてました。
広報ページ:ラヴシーン11 奇岩城~ルパンが愛した女~
http://wwwz.fujitv.co.jp/cs/program/7395_019.html

「花とゆめ」2007年4号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

「DARK MOON」は順調に高視聴率をたたき出しているようだ。キョーコは金髪に戻したみたい。正確に言うなら染め直したわけだけど。「DARK MOON」の他にもドラマの仕事を請けつつある。でも未緒のように演じてくれればいいからと言われたり、新しいドラマのオファーがどれもいじめ役だったりして落ち込む。他の役もやってみたいと。でもオファーの中にあった四国巡礼恋物語って花とゆめには連載されなさそうなタイトルだ(笑)。

蓮はB.J.という殺し屋?の役をやるらしい。主役ではなくてキャストはクレジットでも明かさないという。蓮は敦賀蓮だと気づかれない演技をやると自信ありげ。なんか前髪伸びてない? 鬱陶しい。

人気投票の結果は1位:キョーコ、2位:蓮、3位:尚だった。尚は社さんに追いつかれそう(キョーコと蓮が2600票台で、尚が600票台、社さんが500票台くらい)。やっぱキョーコ×蓮派が多いのね。


「スキップ・ビート!」感想のバックナンバーはこちらから。

大河ドラマ「風林火山」第2回 「さらば故郷」

本放送では見られなかったので土曜の再放送を見た。地震の影響で中断してしまった第1回の歳々放送と続いての再放送。

兄がいる勘助は出家するよう定められていたが、武士になりたい勘助は兄に剣の試合を挑む。その姿をみた大林に将来を見込まれて養子となる。でも久方ぶりに帰った大林の家には実子がいた…どこにも居場所がなくて、しかも、騙されて武功を奪われてしまう勘助が哀れだ。元の名字山本に戻すことにするが、父母は亡くなり兄とも歯車がかみ合わない様子。

武田のほうも父と子の軋轢が増してく時期で、父の命で剣術で兄弟対決をさせられる。幼少時の勘助・兄の対決みたいだなーと思ったら…上手いと思った。勘助と勝千代(信玄)の場面を交互に写して両者とも兄弟の因縁という。父に疎まれていると気づいた勝千代はわざと負けてしまう。泣けぬ勝千代の変わりに天が泣く。そんなことするから追い出されんだよ!!と思った。馬だって与えてやれよ。

兄弟対決のところの池松くんの演技がよかった。その前赤松殺しのを調査するところでミツと池松君のツーショット場面も合った。なかなかりりしくてよい。今回は勝千代が元服して晴信になるところで終わり。池松君とはお別れだ。

アニメ劇場版「鉄人28号 白昼の残月」サウンドトラック発売予定

公式ブログに情報が出たので再掲
映画「鉄人28号 白昼の残月」オフィシャルブログ | 『鉄人28号 白昼の残月』サウンドトラック発売決定!
http://tetsujin28-movie.com/blog/log/eid10.html

発売予定日は2月28日、予価2800円。
収録予定曲は以下のとおり

管弦楽のための「日本組曲」第2楽章
土俗的三連画「Ⅱ.ティンペ」
日本狂詩曲「Ⅰ.夜曲」
日本狂詩曲「Ⅱ.祭り」
交響譚詩 第2譚詩 アンダンテ・ラプソディコ
シンフォニア・タプカーラ・第1楽章
シンフォニア・タプカーラ・第2楽章
※以上 伊福部昭/演奏:広上淳一指揮 日本フィルハーモニー交響楽団
お富さん/春日八郎
進め!正太郎/六本木男声合唱団倶楽部

キング三人衆とは誰ぞ?と調べてみたらば春日八郎のほかに三橋美智也、若原一郎らしい。三橋氏は名前は知っているが、曲名を見てもピンと来るものがない。聞けば知っているものがあるかもしれない。若原氏は「おーい中村君」とくれば了解だなあ。

ITmedia +D Games:「鉄人28号 白昼の残月」サントラCDが発売に
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0701/18/news054.html
CINEMA TOPICS ONLINE:『鉄人28号 白昼の残月』 2/28、サウンドトラック発売決定!
http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=5778

2007/01/17

久世番子「私の血はインクでできているのよ」第2回

雑誌「Beth」Vol2
これエッセイなんだけど、なんてタイトルなんだ(笑)

久世さんとはちょうど同世代なので、より楽しめてしまう。私も小・中学生時代は「りぼん」派。蘭世のイラストを描いてらっしゃる(似てる)けど、私は「ときめきトゥナイト」をリアルタイムで読んだのはなるみちゃんでした。顔といい蘭世の制服といいぎりぎり第1部を雑誌で読まれたのかな? イラストを見る限りりぼん読者としては私より先輩だ。

で、「ん」でお絵かきしたした!!となつかしかった。ああいうの誰が発明するんだろう(笑)。でもお絵かきにははまらなかったな。番子さんもお友達も凄っ。


そういえば雑誌「ウンポコ」Vol.8に「暴れん坊本屋さん」のテーマソングCDが付いてるんだよね。歌うは田中真弓さん。気になる…

「ゴーストハント」第15話

サブタイトル:FILE6 禁じられた遊び #2

実は前回安原さんというか安原少年(読んでたときは安原さんってイメージだったのに、ずいぶん年齢を追い越してしまった)はイメージじゃないなあと思っていたけど、吹き飛ばされた。やっぱ口八丁な越後屋が入ると雰囲気違ってきますね。一番すきなのは滝川さんですって…演出変だよ? 軽く流せよ(笑) おじさんには効果覿面だったけどね。

その安原少年に引きずられたかナルまで皮肉を言う始末。アニメでは今まで軽口の応酬やナルの嫌味がほとんど出てこなかったからちょっと驚く。

本題の依頼のほうは、犬はいいけれど相変わらず人物霊はぼやーっとしている。坂内君の消滅もどうもゾクゾク感がなかった。麻衣は夢の中のナルの警告にしたがって(ぼーさんたちには夢の内容をナル抜きで話したっていう説明が抜けてる)退魔法をぼーさんに教わったものの、夜の校舎で気絶してしまう羽目に…。

OP影像は前回油断しててちらっとしか見られなかったのでスタンバイしてみたけど、じっくり見ようとすると怖い。とくに髑髏が。ED影像も今回から変わってた。臨死体験?そんな感じもする。

松山役の松山タカシさんって松山鷹志さんだったのか。

第一次世界大戦前の「虎の牙(11)」

瀬名秀明氏が1914年の英訳版「虎の牙(11)」を入手なさったそうで、現状の邦訳との比較が載っています。偕成社版と照らし合わせることができて参考になった。

瀬名NEWS: 皇帝アルセーヌ一世
http://news.senahideaki.com/article/31434085.html


「虎の牙」はフランスでは1920年に発表されているけれど、アメリカでは1914年つまり第一次世界大戦前に出版されている。だからやはり第一次世界大戦に関する記述はなかったようだ。「金三角」(1917年発表)であなたは警視総監になるでしょうとか預言者めいたことを言えるのも、知ってたからってことになる。ずるーい、と思わないでもない。

ルパンシリーズの中で受け入れがたい要素を挙げるとすれば、やっぱり帝国主義なんだろうなあ。でもそれがシリーズの魅力を成していることも事実で、当時の時代背景と重ね合わせると興味深いというか何ともいいがたい。遠からず起こるはずだった衝突、直接戦争が起こってしまったのだから。


アメリカで先行出版されたのはもともとアメリカから映画の原作を依頼されて書かれたためで、映画は1919年に公開された。

虎の牙 -- キネマ旬報DB/ Walkerplus.com
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=6402
The Teeth of the Tiger (1919)
http://www.imdb.com/title/tt0010761/


□2007/11/18
英訳本発見
Internet Archive Details The teeth of the tiger
http://www.archive.org/details/teethoftiger00lebliala

第一次世界大戦前の「虎の牙(11)」(続)

2007/01/16

書籍の価値

【インタビュー】ICADL2006 - Google Book Search技術担当 Daniel Clancy独占インタビュー (4) 既に離陸を果たした音楽、書籍のデジタル化は―― (MYCOMジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/01/10/google/003.html

この方、検索したことがあるのだろうか? モーリス・ルブランの一次資料は検索できない。なぜならフランス語だから。英訳資料も全文閲覧はできない。そのうえフランス本国では著作権保護機関内にある。数分数秒の手間なのに何故それをせずに書くのか。

それに「アルセーヌ・ルパン」なんて作品はない(あるにはあるがこの執筆者が念頭においているのとは別だろう)。本VS本で比較ならわかるけど、すっごいばかげた比較だ。一次資料がなくては研究も解説もなにもない。フランス語という時点で大多数の日本人には無価値だろうが。

パシフィカの名探偵読本は未入手だけど(閲覧はしたことがある)4000円も価値があるとは思えない、私はね。買おうと思えばそれ以下の値段で古書店の在庫があるし。情報を探す力に欠けていると思う。


ちょい腹が立ったので脊髄反射してみた。


「赤毛のアン」ポプラ社花岡版も松本版も読んだことがあるけれど、より深い理解といっても必要ない人にとっては必要ない情報だよなと思ったりもする。たいていの本に対してはそこまで手を広げようと思わない(ルパンとルブランは別)。だけど必要に思ったとき、すぐ手に出せるというのが検索魅力だ。Google Book Searchは殆ど使っていない。欲しい情報にどうやってたどり着けるのか、よく分かっていないから。情報が整備されてもそれがわからなければ無用の長物だ。

Google Book Search
http://books.google.com/

2007/01/15

バルザック「ゴリオ爺さん」

平岡篤頼訳、新潮文庫

実在の人物ヴィドックがモデルといわれているヴォートランは、女より美青年がすきという部類らしい。しかしながらご婦人の前では肌を晒さず、大人しくお縄につくぬという節度も持ちあわせている。なのに一応ご婦人の範疇に入るある女人ときたら、眠っているヴォートランの刺青のあるところをバシッと叩いて確認するんだから怖いものだ。

ジャック・コラン一名ヴォートランを逮捕するゴンデュロー(Gondureau)という男。実はビビ=リュパン(bibi-Lupin)という名前であり、ゴンデュローは変名らしい。そんな情報が注釈に書かれているんだけど、ビビ=リュパンが出てくるのはどの話だろう。ヴォートランはその後ビビ=リュパンと同じ役職に就くらしい。

バルザックの作品には他に「農民」の第2部に出てくる公証人とその息子のリュパンというのがある。だからここにも出てくるのかと驚いたのだけど、他愛ない名前なのかも。

「鍾乳洞殺人事件/二輪馬車の秘密」

横溝正史翻訳コレクション、扶桑社文庫、2006年
D・K・ウィップル著「鍾乳洞殺人事件」
ファーガスヒューム著「二輪馬車の秘密」

両方とも先は読めるといえば読める。でも楽しめた。「鍾乳洞殺人事件」はその名のとおり鍾乳洞が舞台となっている。やっぱり私も「八つ墓村」を思い出した。

「二輪馬車の秘密」は抄訳。冒頭にルコックの名前が出るのだが、第1部で事件を、第2部でその因縁を語るというのはガボリオもそうなのだろう。ルルーの場合も「黄色い部屋の謎」が第1部、「黒衣夫人の香り」が第2部と称してもいいくらいだ。

巻末の「横溝正史翻訳リスト」にルパンものの翻案作品「ルパン大盗伝」「海底水晶宮」について軽く触れられている。

Fergus Hume free web books, online
http://etext.library.adelaide.edu.au/h/hume/fergus/

G・ファーバー「ノルマン人の謎 海賊ヴァイキングの足跡」

片岡哲史・戸叶勝也訳、アリアドネ企画、2001年

「ヴァイキングの足跡」を改題したもの。ヴァイキングといえば北欧、船、兜? ノルマン人=ヴァイキングだと知っていてもピンと来ない。ヴァイキングだったら目にとまらなかっただろうから、わたし的にはタイトル変えて正解。

ヴァイキングの発生から、ノルマン・コンクエストの時代までを扱っている。読んでいて、おお、エプトの条約!とか思った。「奇岩城」のキーワードだ。アメリカ大陸に渡った話や、スラブに進出してルス(金髪、漕ぐ人)がロシアという名称につながったという話、シチリア島のノルマン王国の建国の話なども面白かった。

次はノルマン・コンクエストのその後を扱った本を読んでみたいな。

2007/01/14

ミステリー名作選・アルセーヌ・ルパンの2作目公演予定

ミステリー名作選というシリーズ物の芝居をやっていて、昨年末に、アルセーヌ・ルパンもの「波斯星の行方」を行った劇団の、2007年のスケジュールが発表されました。2作目をやるようです。

劇団P・T企画
http://pt-kikaku.com/
Vol.18 アルセーヌ・ルパン 7/14(土)~7/17(火)

2007/01/13

ラヴシーンVol.11 奇岩城~ルパンが愛した女~の追加席&当日券情報

追加席&当日券の情報が発表されました。追加席は1/18日(木)よりイープラスにて発売、当日券は開演1時間前から発売されます。

フジテレビ 総合イベント情報サイト オールアクセス:ラヴシーン11
http://www.fujitv.co.jp/events/stage/love/index.html
日程:2007/1/20(土)~1/21(日)
会場:天王洲 銀河劇場


フジテレビ:ラヴシーン11 奇岩城
http://www.fujitv.co.jp/ana/love11/index2.html
原作に忠実な部分のほかにオリジナル要素も加えられるようですね。

ZAKZAK:アナに「チャンス」感じて…ひとりごと阿部知代(上)
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_01/g2007010918.html
今回のラヴシーン稽古の様子が触れられています。原作ファンからすると(ルパンの恋愛が)珍しく?というところですが。

ツァーリング・バス
http://yukihiroxx.exblog.jp/
ラヴシーンのスタッフのブログ。メイキング特番が予定されてるようです。

天王洲 銀河劇場(旧アートスフィア)
http://www.gingeki.jp/index.html
会場となる銀河劇場のサイト

“裏社会のシラノ”

ジャン=ポール・サルトルによれば、アルセーヌ・ルパンは「裏社会のシラノ(Cyrano de la pegre)」である。英訳すると「Cyrano of the underworld」。犯罪界の、あるいは暗黒街のと訳すとかっこいいかも。下に引用する翻訳では泥棒世界のとなっているけど、とりあえず裏社会のとしておく。

サルトル「言葉」(沢田直訳、人文書院)より

戦争に敗れたフランスには想像上の英雄がたくさんいて、彼らの勲功のおかげでフランスの自尊心は癒された。私の生まれる八年前、シラノ・ド・ベルジュラックが「赤ズボンをはいた軍楽隊のように鳴りもの入りで登場した」。その少し後、誇り高く憔悴した鷲の子が現れると、ファショダ事件の傷はすぐさま癒えた。一九一二年、私はそういった偉い人物たちのことはまるで知らなかったが、彼らの亜流たちとはつきあっていた。泥棒世界のシラノともいえるアルセーヌ・ルパンに私は夢中だった。ただ彼のヘラクレス的な怪力や皮肉な勇気やフランス的な知性が、一八七〇年の敗北に由来するのだとは知らなかった。国をあげての攻撃性とリベンジ精神が子どもたちみんなを復讐鬼にしたのだった。私もまたみんなと同じように復讐鬼となった。相手を馬鹿にした口調やら、華々しい勇姿に魅惑された。それは敗者の鼻持ちならぬ欠点だったのに、私はごろつきを打ちのめす前から、相手を愚弄していた。

出来れば段落全部引用したかったのだが、同じ段落には「鉄の時代に生まれながら、人生を叙事詩と取り違えるというばかげた間違いを犯したのは、私が敗北の孫だからだ。」「私の叙事詩的理想主義は(略)アルザス=ロレーヌの喪失という辱めの代償」とも書いている。


サルトルの文は自虐的だが本質を突いているともいえるだろう。1912年といえば、ルパンシリーズでは「813(5)」や「水晶の栓(7)」の頃だ。「813」ではアルザス=ロレーヌの代わりにドイツの大公領を手に入れようとする。ドキュメンタリー「ARSENE」でのドミニク・カリファ氏によれば、この時代の大衆小説は誘拐された子供を取り戻すという筋書きが多く、そこで誘拐される子供というのは失われたアルザス=ロレーヌ地方を表していたというが、あながち突飛な考えではないのかもしれない。「結婚指輪(6-2)」で誘拐の手助けをするのはドイツ人の家庭教師である。

屈辱と喪失感、当然手に入るはずのものが手に入らないという憤り、“強いフランス”を取り戻す(でなくてはならない)という時代の空気、アルセーヌ・ルパンはそんなところから生まれてきたのかも知れない。第一次世界大戦を境にルパンシリーズも変質して、あからさまに強大な敵が出てくることはなくなる。しかし、魅力的なのは時代性が色濃く反映された、攻撃的な時代の作品、何かに挑むルパンである。そこでのルパンは決して余裕があるわけでも自信に満ちているわけでもないのだ。

しかし、サルトルはルパンの原動力が敗北の屈辱であることを知らなかったという。ここで、サルトルが生後まもなく父を亡くし母と祖父母に育てられており、その祖父がフランスを選択したアルザス人であったことを考慮しなくてはならない。祖父シャルル・シュヴァイツァーは(何の教師だかメモを忘れたけど)自宅で教師をしていて、生徒にはドイツ人も多かった。サルトルは「ドイツ人に養われていた」とも表現している(祖父の生徒である心優しいドイツ人は好きだったと書いている)。それゆえあくまで個人のヒーローとしてあがめていたと言い訳をしているのだが、その裏にやはり屈辱があることを自覚している。


さて、ここでいうシラノはエドモン・ロスタン作の戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」の主人公。戯曲のシラノを読んだ感想としては分かる分かる!だった。

ひとたび口を開けば快活なセリフや毒舌がとびだし、才気にあふれ腕っ節も強い。芝居っけたっぷりで、自分の死すらも演出してしまう。戯曲から引用したくだりを読めば、ルパンがシラノというのが端的に分かるだろう(恋愛といっても、シラノのそれは見守りたくなるけど、ルパンのそれはしばしば馬にでも蹴られてしまえと…その場合蹴られるのは私になるな)。究極のだめんずで、やせ我慢男でというのが堪らない。ルパンが言う、海が俺を必要としなかったから生き返ったのだという如きは泣けてくるし、笑えてくる。

そしてなにより強烈なコンプレックスを抱えているところ。シラノの場合は「鼻」、ルパンは何と明言することはできないけれど、本当の自分では勝負できないところは共通していると思う。

2007/01/12

鉄人28号メモ (2007/01/12現在)

未確定含む。すべて雑誌やWeb検索によって知った情報なので、状況に変化があったり正確でなかったりするかも。

□アニメ劇場版「鉄人28号 白昼の残月」
2007年3月31日新宿武蔵野館ほかにて公開予定。前売り券発売中。2004年度TVアニメと同じスタッフによる劇場版。
映画「鉄人28号 白昼の残月」-オフィシャルサイト-
http://www.tetsujin28-movie.com/

□「鉄人28号 白昼の残月」サウンドトラック発売予定
2007年2月28日発売予定。伊福部昭氏の楽曲を使用。
http://music.livedoor.com/media/detail-2000424463.html

□雑誌「オトナアニメ」Vol.3発売中
「鉄人28号 白昼の残月」公開記念今川泰宏監督特集。「白昼の残月」については2ページ程度。
http://d.hatena.ne.jp/otonaanime/


□横山光輝「鉄人28号 原作完全版」完全版連続発売中
潮出版から毎月28日発売。全24巻の予定。
http://www.usio.co.jp/html/comics/


□2004年度TVアニメ「鉄人28号」関連ソフト発売中
・「鉄人28号」(シングルCD)…OPとEDを収録。OP曲は実写劇場版と共通
・「鉄人28号 音楽集」(アルバムCD)…おもに前半で使用された曲。TVサイズのOP・ED曲収録。
・「鉄人28号 音楽集 弐」(アルバムCD)…おもに後半で使用された曲。SEつきOP曲収録。
→CDの試聴については鉄人28号のCDが試聴できるサイトからリンクしています。
・「鉄人28号」DVD(バラ)全9巻
・「鉄人28号」期間限定生産DVD-BOX
→バラDVDとBOXとの違い、BOXの特典についてはスターチャイルドの以下のページで。
http://www.starchild.co.jp/kawara/050309.html

□書籍「鉄人28号 公式ガイドブック」発売中
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=4093852014
出版社:小学館。2004年度アニメの公式ガイドブック。


□超合金魂(鉄人28号、ブラックオックス)発売中
http://www.tamashii.jp/sot/index.html

□実写劇場版「鉄人28号」関連ソフト発売中
・「鉄人28号オリジナルサウンドトラック」(音楽:千住明)
・「鉄人28号 スペシャルBOX <初回限定生産> 」DVD
・「鉄人28号 デラックス版」DVD
実写劇場版「鉄人28号」データ参照

□ヴイストンにて「鉄人28号」のラジコンロボット販売中
映画版版鉄人28号
http://www.vstone.co.jp/top/products/robot/T28/
TVアニメ版鉄人28号
http://www.vstone.co.jp/top/products/robot/TV_T28/

□さとうふみや「鉄人奪還作戦」第1巻発売予定
2007年1月17発売予定。掲載誌は「マガジンSPECIAL」(不定期掲載)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=372252X&x=C
(1/18URL修正)

雑誌「オトナアニメ」Vol.3 『鉄人28号 白昼の残月』公開記念特集

発売元:洋泉社
出版年:2007年1月
価格:1,000円(税込価格)
・燃える!今川泰宏の世界
P50-68(モノクロ)

白昼の残月に関しては実質2ページ。2004年度テレビ版は続く2ページとコラムなどに分散されている。竜作アニキは2度も紹介されている。おいしい役だ。これだけの情報では概要分からぬ。理解するのは映画を見てからだ!

扉に書いてあるけれど、一時は存在するのが不安になるほど…ええ待ちましたとも。私は映画を作ってるらしいでも公開は微妙らしいといううわさを知ってかれこれ2年半、長かった…。ブログを開設したのは何もせずに公開を待つのは寂しかったからだったり。本当嬉しい。

真!ゲッターロボにも触れている。でも画像はNGなのね。
画像といえばジャイアントロボの画像がミスって別な画像になってる。
…白昼の満月??(気付かなかった)

オトナアニメ(オフィシャルブログ)
http://d.hatena.ne.jp/otonaanime/

2007/01/11

ハヤカワ文庫第4弾「水晶の栓」発売予定

ハヤカワ文庫から刊行中の、アルセーヌ・ルパンシリーズの最新巻について情報が出ました。シリーズの概要については「ハヤカワ文庫:アルセーヌ・ルパンシリーズ」参照のこと。

ハヤカワ・オンライン:刊行予定
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/paperback/list.html

水晶の栓
モーリス・ルブラン(著)
刊行日: 2007/02/10

〈ルパン・シリーズ〉獄中の部下を救うため、政界の黒幕と対決するルパン。スリル満点の傑作を、新訳で贈る

オンライン書店 本やタウン:文庫近刊情報 最新 は行
http://www.honya-town.co.jp/hst/HT/kinkan/bunko/06_b.html
ハヤカワ・オンライン
http://www.hayakawa-online.co.jp/

待ってました。創元推理文庫の訳が今一乗れなかったのでその分期待したい。


□2007/01/29
雑誌「ミステリマガジン」2007年3月号の文庫ミステリ通信にも予告が出た。
他のページで「戯曲アルセーヌ・ルパン」について触れている記事があった。

□2007/02/10
ハヤカワのサイトを確認したら発売日が2月22日に変更になったようです。

2007/01/10

「ゴーストハント」第14話

サブタイトル:FILE6 禁じられた遊び #1

今回から「悪霊はひとりぼっち」です。安原少年ご登場。
話はあまりすすんでいなくてまだ序盤。なんだか今回はテンポ良かった気がする。たまにミニキャラ化を挟んだりして。綾子もそろそろ役に立て。役に立たない綾子も好きだけど。麻衣も役に立ってるとは言いがたいけど。

このファイルも4回かけるらしい。シリーズラストまでやらないのか…。あのエンディング影像はラストまでやってこそ意味があると思うのだけど。エンディングに音楽かぶせるパターン初めてだったけど、なかなかよかった。オープニング影像は新しくなってたな。でも悪霊シリーズのイメージじゃないなあ。前のは前に向かってたけど、今回は逃げるようなイメージだった。あと洋風な感じがするね。

ロスタン「シラノ・ド・ベルジュラック」

辰野隆・鈴木信太郎訳、岩波文庫

エドモン・ロスタンの戯曲。かなり前「二人のガスコン」を読んで以来読もうと思って購入したものの、途中で中断していた。それを発掘したので再読。普段本読んでないと読めないな。文語調で私は良かったのだけど、苦手という人もいるかもしれない。

面白かった! 弁舌がたって、剣の腕前もすごくて、でも大鼻で醜いというコンプレックスゆえに恋人という地位を美男子に譲ってしまうシラノ。ラスト、愚かしくていとおしくて堪らなかった。シラノ、ロクサアヌ、クリスチャンそれぞれが哀れだなあ。

哲学者たり、理学者たり、
詩人、剣客、音楽家、
将た天界の旅行者たり、
打てば響く毒舌の名人、
さてはまた私の心なき――恋愛の殉教者!――
エルキュウル・サヴィニヤン・
ド・シラノ・ド・ベルジュラック此処に眠る、
彼は全てなりき、而して亦空なりき。

「横山光輝の世界」その2

訪問日:1/8

最終日なので見納めに行った。一回目に行った感想は→「横山光輝の世界」
着いたのは遅かったけど、閉館までたっぷり見てしまった。影像もちゃんと見た。思えば私が生まれる前のアニメ&実写が殆どだ。

モノクロ鉄人。絵は…すごい。でもサスペンスみたいなヤクザな言い回しって最近はまる人いないと思う。
「魔法使いサリー」のアニメは途中でモノクロからカラーに変わったので、2バージョン放送されていた。全く同じオープニングで色だけが違う。
古川登志夫さんの「赤影参上!」って声があってる。おじいさん役といえば宮内幸平さんだとしみじみと見てしまった。
レッドシャドウ、きたろうさんが老人役で出ていた。いつものぽやーっとした声じゃなくてすごいと思った。
三国志の影像はなぜか「三国志2・天翔ける英雄たち」。ゲルマンな曹操や女于禁が出てくるシリーズのやつかあ。別のアニメだけど「時の河」が好き。

トーマス転炉の鉄人も見納め。写真だと表面は鉄板のようなものに見えたけど、さにあらず網網した物体がいくつも貼られていた。曲線の形が上手く出ていると思う。顔前面の半分くらいで鉄人化が止まっている(この状態で作品として完成)。後ろに回るとトサカの下にあたる部分も作られていた。


川崎市市民ミュージアムは等々力緑地とか等々力グランドとかそういうのがある場所で、そこで成人式があったようで、ファー+振袖姿の女の子が多かった。日が落ちるまでいる子もいて寒くないんだろうか?と思った。

ケン・フォレット「大聖堂」上・中・下巻

矢野浩三郎訳、新潮文庫

ノルマン・コンクエスト後のイギリスという時代と、大聖堂という2点に興味があったので読んでみた。中心人物が大聖堂を立てたい建築家や没落貴族の娘なのであまり歴史的なこと(それに左右されてはいるが)は出てこず、当時の民衆の様子が描写されている。

大聖堂がなぜ立てられるかおぼろげながら分かるような分からぬような。建築でいえばゴシック初期になるのだけれど、この本の登場人物が創作したわけではないから、なぜそういう様式になったのかは書かれない(ちょっと期待してた)。一つの大聖堂が立てられる段階を追っているので、その視点は面白い。建築の知識があればもう少し楽しめたかも。

でもとにかく長い。作中でも半世紀たっているけれど。皆欠点を抱えていて応援したい人物、共感する人物がが出てこない(それが人間らしいのかもしれないけど)。それにどろどろが結構うんざりする。

2007/01/07

大河ドラマ「風林火山」第1回 「隻眼の男」

池松壮亮くんが幼少時の信玄(勝千代役)だと知ったのでみた。大河は普段見ないけど、面白かった。

勘助憎めない奴。
ミツ、最強だ。勘助と幸せになって欲しいな~と思ってたのに、Yahooの相関図見てしまった…。
勝千代の出番は少し。お経読んでた。父に反発しかけるお年頃? 求める軍師が勘助ということね。

寺島進さん…今年一番かっこいい男(相棒スペシャル)だったのに、一気に転落(笑)

武田信玄は戦国武将の中では唯一少し知識がある武将なので見つづけてもいいけど、多分見ないだろうな。第2回は勝千代出るから見るけど。

Blue Shuttle Official Site
http://www.blue-shuttle.com/actor/ikematsu.html
福岡アクターズスクール
http://www.himawari.net/fukuoka/
風林火山 (NHK大河ドラマ) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E6%9E%97%E7%81%AB%E5%B1%B1_(NHK%E5%A4%A7

榎木洋子:守龍ワールド人物さくいんを更新

今回追加したのは龍の娘編。前回は2006年3月に更新したみたいなので、10ヶ月ぶりだ。

守龍ワールド人物さくいん

アルセーヌ・ルパン関連リンクをアップ

まずはWebで読めるアルセーヌ・ルパンシリーズ作品を集めてみました。「奇岩城の大嘘」を読んで気になったのは原文ではどうかかれているのか? フランス語の原文が閲覧ダウンロードできなかったら、このブログは成り立ちませんでした。

それから、翻訳サイトへのリンク。何か調べようとするとフランス語のサイトを見るしかないことが多いので、フランス語も英語も出来ない私には不可欠です。


アルセーヌ・ルパン関連リンク

□2013/08/20 URL変更

「奇岩城」探求(その3) サヴォワ地方

※以下の文章は「奇岩城(4)」の内容に触れています。※


ボートルレの父親はサヴォワの山奥に住んでいる。特定の街名ではなくサヴォワ地方とすることで暗にモンブラン近辺を示しているのではないだろうか。というのはサヴォワ地方の国境にはモンブランがあり、モンブランにはエギーユ群(尖峰群、連峰)があるからだ。

読者がエギーユと聞いてまず最初に、モンブランの尖峰群を浮かべるのではないかという「奇岩城の大嘘」の説も信憑性がありそうに思える。何より、ボートルレ自身がエギーユと聞いてモンブランの峰峰を思い浮かべる可能性が高い。父親が住んでいるのだからボートルレも何度か足を運んだことがあるだろうし、幼少時にサヴォワで育った可能性もある(コー地方の土地鑑が無いことは作中で吐露している)。


私はたまたまサヴォワ地方を地図で調べようと地名の綴りを調べていて、シャモニー(Chamonix)という町の名前に突き当たり、地図で確認したとき唖然としてしまった。エギーユが密集していたから。しかもAiguilleだけじゃなく複数形Aiguillesとなっている地名もある。そのあたりは「奇岩城の大嘘」にも書いてあったけれど。たとえばモンブランにはエギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du Midi)という展望台があり、シャモニーもエギーユ・デュ・ミディもオート・サヴォワ県に属する。シャモニーからエギーユ・ド・ミディを遠望できるし、その他のエギーユたち(連峰)も遠望できる。ちなみに地図上ではAiguilleはAig.le、Aig.les(複数)と表記されていることもある。

山歩き写真日記:シャモニ Chamonix
http://www.geocities.jp/sjwatabe/chamonix.html
Aiguilles de Chamonix - Wikipedia(仏語)
http://fr.wikipedia.org/wiki/Aiguilles_de_Chamonix

サヴォワ県のティーニュには、エギーユ・ペルセといった山肌に突き出た奇岩もある。穴のあいた岩という意味。
Gallery - Aiguille Percee(英語)
http://www.naturalarches.org/gallery-France-FR035.htm


Beautrelet nom de famille Beautrelet. Nombre et localisation(仏語)
http://nom-de-famille.linternaute.com/nom/15339/beautrelet.shtml
ここを見ると、ボートルレというのはオート・サヴォワ県で1580番目に多い名字である。


前→「奇岩城」探求(その2) レギーユの発見
次→「奇岩城」探求(その4) 城館の概要

※以上の文章は「奇岩城(4)」の内容に触れています。※

2007/01/05

「花とゆめ」2007年3号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

キョーコはビーグルに言われた、石の持ち主(コーン)がもう生きていないと言われたことがショックで落ち込む。苦しんでいたことを知っていたのに助けてあげられなかったと。蓮は正体ばらすわけにはいかず、大丈夫だ、きっと生きてて空を飛んでいるよと慰める。コーンは金髪だよね。髪の色が変わる(濃くなる)のはあるらしいけれど、あれだけ成長していて金髪なら、今は染めてるんだろうなあ。

ビーグルはウッドストック(録音スタジオ)から追放されてニューヨークに去るようだ。めでたしめでたし。でもひょっとしたらニューヨークが蓮の本拠地だったりして?

次は連載100回&新章突入。今回のサブタイトルはラブストーリーは突然に-ラスト-だった。まだラブストーリー編だったのね。


「スキップ・ビート!」感想のバックナンバーはこちらから。

「ゴーストハント」第13話

サブタイトル:FILE5 サイレント・クリスマス #2

ぼーさんが便利キャラと化している。いいアニキであり保父さんだ。でも女性陣は活躍無し。とくに綾子は相変わらず役に立ってない(笑)

男の子にとり憑かれた麻衣に付きまとわれることに耐え切れず払いのけてしまうリンさん。気持ちは分からないでもないけど酷い。あんなところでずっと一人ぼっちだったなんて。ラストやっとお父さんに迎えに来てもらえたのかなあ。

エンディングが特別仕様だった。いつもと違う影像とインストロメンタル。
予告ナレーションが「シャープいち」じゃなくて「第1話」に。麻衣がしゃーぷいち!っていうのが可愛かったのに。

映画「怪盗ルパン」(ジャック・ベッケル)

1957年フランス

音声付無声映画、もといフランス語のみで上映されたのを見た。フランス語は分からないので、一応ネットであらすじを見て行ったけれど、それがなくても話にはついていけたと思う。フィルムの中で完結しているし、あとで配布資料のあらすじが詳しくて補完できた。あれを持って行かなかったのはそういうことかとか、言葉が分かったらもっと楽しめたのだろうけれど。あらすじは一部違ってるような気がする。閉じ込められたのはミナであってカイゼルではない。

フィルムの状態はよかった。たまにノイズ(音、影像)が入るものの、カラーも鮮やかだった。冒頭では停電させて闇の中で“お仕事”するのだけど、光と闇と面白いと思った(赤と黒のイメージが残ってるんだけど)。どれくらい時代考証(1910年の設定)をしているか分からないけれど、自動車はガラスがなくタイヤも細かった。この時代はまだ女性の乗馬は横座りが主流みたい。走りにくそう…と思う。


内容は原作とは別物と知っていたせいか案外楽しめた。過度なコミカルや下品さに走ってなくて、それでいて軽妙な笑いのシーンがあったり。絵投げてるし。原作のエピソードは使っていないし、ルブランのアルセーヌ・ルパンではないけど、ビジュアル的にはデクリエール版より好み。デクリエールのルパンは変装によっては体格をもてあましてる感じがするけれど、こちらでは文字通りコンパクトにまとめられてた…まああんな感じ。

主演はロベール・ラムールウ(ロベール・ラムルー)。ポスターや影像を少し見たことがあって、同じ人?と思ってたのだけど、ちゃんと同じ人だとわかった。髭を付けると輪郭が変わって顔がでかく見える。むさいし。化粧で変装していることはうれしい。フードで顔を覆って使用人に何やら言いつけながら中に入っていく。なぜかというに、変装をしているので自分の家に入るのに顔を隠す必要があるわけである。そういうのがきちんと影像で説明されていた。変装するのではなく、それを解く様を見せてくれる。鬘や付け髭などの変装グッズ収納ボックスみたいなのが壁に隠してあった。

Aventures d'Arsene Lupin, Les (1957)
http://www.imdb.com/title/tt0050152/
怪盗ルパン -- キネマ旬報DB- Walkerplus.com
http://www.walkerplus.jp/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=12797
美青年?どこ!?(笑)


この映画は監督であるジャック・ベッケル生誕百年記念シンポジウムの参考上映で見た。シンポジウムもできれば参加したかったけれど、予定があったので基調講演までしか聞けなかった。このシンポジウムは蓮實重彦氏発案の企画で、使われたパンフレットも私物だそうだ(配布資料は当時のパンフレットのコピーと、ベッケル全監督作品紹介の2つ)。

蓮實氏曰くジャック・ベッケルは無条件に擁護せねばならぬ監督らしいです。ベッケルが不当に評価されなかった来歴についてと、あと、異なるモチーフにおいても同じ演出を用いている例として、平手打ちの効果について説明していた。演出の引用として数分影像が流れていろんな作品が見られた。ジャン・ギャバンとファンファン(ジェラール・フィリップ)しか分からなかったけど。「モンパルナスの灯」は12/17に新文芸座で上映してたけど見逃してしまった。

「怪盗ルパン」には平手打ちのシーンはなく、バスローブに着替えたルパンが蓄音機かけて、隣の部屋に行って、ボクシングの練習用の器具みたいなのをバスっと殴るシーン。ちょうどドキュメンタリー「ARSENE」で引用されてたところ。あれ何の意味があるのか良く分からない。このシーンの後読み上げて余韻に浸っていたのはレジーヌ・オーブリからの手紙だったような。空耳かもしれない(他に原作ネタがないので)。

アテネ・フランセ文化センター:ベッケル国際シンポジウム
http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/2006_12/JBecker.html


シンポジウムの内容は分からないけど、どうやらベッケルベッケルと唱えるといいことがあるらしい。

□メモリンク(今回の上映及びシンポジウムに触れている記事)
Outtakes - Becker likes Americans
http://d.hatena.ne.jp/ulzanaII/20061222
ジャック・ベッケル生誕百年記念国際シンポジウム~ベッケルの偉大さを知る
http://www.cinemabourg.com/2006/12/post_344.html
└基調講演の非常に詳しいメモがありがたい
OUT-1 FILM - 怪盗ルパン★★★★★
http://d.hatena.ne.jp/OUT-1/20061222/1167397451
└机のトリックのところ、気づかなかった
蓮實重彦インタビュー──リアルタイム批評のすすめvol.3
http://www.flowerwild.net/2007/01/2007-01-08_021607.php


ジャック・ベッケルの映画「怪盗ルパン」への言及記事

2007/01/04

雑誌「マガジンGREAT」2007年1月号に「十二枚の株券(バーネット探偵社)」の漫画を掲載

月刊少年マガジンWEB:月刊少年マガジンGREAT
http://www.gekkanmagazine.com/great/index.html

森元さとる氏による「ミステリー・クラシックス」シリーズ、今回は「バーネット探偵社」中の短編「十二枚の株券(15-5)」。

確か前の号はガストン・ルルーの「ノトランプ」でした。それをみて創元推理文庫の「ガストン・ルルーの恐怖夜話」買いに行きました。が、「マガジンGREAT」は見かけたことがありません。単行本になって欲しいです。


<既刊>
講談社BOOK倶楽部:mystery classics 甦る名探偵達 アルセーヌ・ルパン編(1)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=370985X

アニメ劇場版「鉄人28号 白昼の残月」の前売券が発売中

新宿武蔵野館-甲府武蔵野シネマ・ファイブ
http://www.musashino-k.co.jp/cinema/index.html
新宿武蔵野館:上映予定ラインナップ
http://www.musashino-k.co.jp/cinema/tokyo/schedule.html
2007年3/31ロードショー
特典付前売券販売中

1500円でポストカードが付くようです。
ラインナップのページにあるのがポスターかな? 行ったら貼ってあるのだろうか。

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