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2006/12/07

国際子ども図書館に行ってきた

目的は古い南洋一郎版を読むこと。それで昭和33年のポプラ社版を閲覧した。
すごい。何がすごいって現状の版は文章が間引きされている。3行が1行になったり、段落を飛ばしたり、情景描写も削っているし、心理描写も削っている。語の言いかえがあって、より原作から離れてしまっているところもある。この版を読んだ人にとっては現状の版は物足りないのでは。

他にもいろいろな「奇岩城」を読んだ。ボートルレの名前がイジドル・トルレになっていたり、赤いスポーツカーに載るホームズ(おいおい)が出てきたりするのもあった。前者は講談社・探偵名作少年ルパン全集「奇巌城」保篠龍緒訳、1955年、後者は偕成社・怪盗ルパン選集「奇岩城」久米元一訳、1969年。付録の地図に堂々と「奇岩城」の在り処を記しているのはどうかと。でも結構多かった。集英社文庫もそうなってるんだけど。

南澤十七著「新ルパン物語 ダイヤモンドの弾丸」には謎の人物有瀬留伴(あるせるぱん)が出てくる。深夜に謎の発砲事件があり、その翌日に少年新聞記者(鳴海譲次)登場というのは「奇岩城」から発想していると思うけれど、それ以外は怪鳥が出てきたりとルパンの世界とは全く別物。同氏の著「新奇巌城」は書名のみ借りたものだった。


有瀬留伴という名前で思い出した。自爆ネタですが…むかーし、私の頭の中でのルパンは着流しを着てた。名を有瀬流畔(あるせるはん)という。しかも流畔は俳号。アルセーヌ・ルパンを漢字に当てはめようとしたけど本名に使えないような気がして。そこからルパンの姿が着流しになってしまった。われながら変なルパンだけど、子供の想像ってそんなもの。「わが輩」という一人称も少なからず影響してたのかも。(わが輩って明治だよねなんとなく)

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