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2006/12/03

ヴォルテール「カンディード 他五篇」

岩波文庫、植田祐次訳、2005年
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/32/4/3251810.html

□収録作

  • ミクロメガス―哲学的物語
  • この世は成り行き任せ―バブーク自ら記した幻覚
  • ザディーグまたは運命―東洋の物語
  • メムノン―または人間の知恵
  • スカルマンタドの旅物語―彼自身による手稿
  • カンディードまたは最善説(オプティミスム)

ページ数に怖気づいていたけど読みやすくて割とすんなり読めた。東洋(といっても中東)が舞台となっているので、東洋文庫収録の説話本を読んでいる気分になった。どれも人生万事塞翁が馬的な話といえるかもしれない。

「カンディード」はモーリス・ルブランが完璧な小説と評したらしいけれど、私の場合何を得たかというとよく分からないかも。フランスの歴史や当時の政治状況がわからないからか。いずれ参考書読んでみよう。筋を追っていくだけでも面白いけど。

「ザディーグ」はこの中では一番入門に向いているかも。小倉孝誠「推理小説の源流 ガボリオからルブランへ」で探偵的なしぐさの萌芽と紹介されてていて、ちょうどこれに収録されていたので読むことができた。引用されているエピソード「犬と馬」はエラリー・クイーン編集の「ミニ・ミステリ傑作選」にも収録されている。

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