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2006/12/13

高齋正「パリ~ボルドー1895 最初の本格的自動車レース」

インターメディア出版、2000年

同氏の著「馬なし馬車による走行会 パリ~ルーアン1894」で取り上げられている前年のイベントは「走行会」だったけれど、今回はちゃんとしたレースです。それでも輸送手段として実用に耐えねばならぬというので、優勝する車には4人乗り以上であることなど条件がつけられた。

前回ダントツ一番で到着した蒸気自動車、開発目覚しいガソリン自動車、そして初参戦の電気自動車。その優劣の程は?とか、ここで初めて空気入りタイヤが参戦とか、見所も。ミシュランタイヤ、名前知っているのが出てきた。ダンロップのことにも触れていた。空気入りタイヤは自転車には実用されていたけれど、自動車に対してはまだ試行錯誤で開発中のもの。

一番で到着した自動車はパリ~ボルドーの往復1200キロを約49時間かけて走破。平均時速24キロ。一番の自動車は余力があったとはいえ、他の自動車はそれより10時間以上も遅れていたし、まだまだ長距離輸送には遅い時代だった。優勝しなくてもいい、完走することに意義を求めたり、一番最初にゴールすることに意義を求めたり、それぞれの思いが良かった。交代せず運転し続けて完走したルヴァソールは凄い。しかも50歳代で。


メモリンク。
ルヴァソール車のミニチュア。詳しい解説がある
My Collection Gallery Panhard & Levassor 1908
http://homepage3.nifty.com/greendragon/mycollpanhard1908_01.html
ルヴァソールの車は日本に上陸したことがあるらしい
日本自動車百年史
http://www.st.rim.or.jp/~iwat/index_j.html

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