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2006/10/29

中村靖「ホームズ対ルパン」

新風舎、2006年
http://www.shinpusha.co.jp/cgi-bin/php2/data_more.php?more=4-289-00345-1
自費出版系の本です。出ているのを知らなかったけど、自分的に参照したい内容はないかもしれないなあと思ったので、出版社の本屋まで覗きに行ってみた。

エッセイに分類していたけれど、まさにそんな感じで、本を読んで思ったことを書いてみたというところ。既存の出版都合による情報を間に受けてしまっているし(ジェリコ公爵が表に入っているとか)発展性がなかったので、私にとっては見るべきものはなかったです。私の中でルパンとルパン三世はまったく分類が別だし。

参考文献にあるのがルパン側は偕成社の全集と新潮文庫と創元推理文庫のみなので、もう少し資料に当たって欲しかった。せめて集英社文庫2冊の解説でも。偕成社のでも既に二十数年前の情報なのでやはり古くなってるんですよね。校正が必要なところもあって、クラリス・デティールとかいてある2行あとにゴトロア・デチーグの娘となっていたり…。親子なのに名字違いますがな。

2006/10/28

久世番子先生サイン会情報

新書館[Wingsサイト]:トピックス_久世番子先生サイン会開催決定!
http://www.shinshokan.co.jp/comic/w/topics/topics_SignKuze.html
日時:11月4日(土) 午後2時~
 場所:丸善・丸の内オアゾ本店

日時:11月12日(日) 14:00~より
場所:阪急グランドビル30F 紀伊国屋阪急32番街店

単行本の発売に合わせてサイン会をやるみたいです。行けるかどうか未定だけど、東京駅で降りたので整理券だけ貰ってきました。オアゾの場合は「暴れん坊本屋さん」の第3巻か「ふたりめの事情」を購入すると整理券がもらえます。レジに言ったら整理券のストックが丁度切れてたみたいで、入手するまで時間がかかってしまった。そんなふうにごたごたしてたので、スリップくださいとは言えなかった…。「暴れん坊本屋さん」のほうは、スリップが特別仕様になっていて、内側に漫画がついてるんですよ。言ったら貰えたのかなあ。

「暴れん坊本屋さん」はこれが最終巻です。今「ウンポコ」では「番線」というのを連載してます。本屋さんじゃなくて本がメインの話で、ノリは変わらずハチさんも出てきます。「ふたりめの事情」はこれだけ話数があるとは知らなかった。サウスはWingsほど読んでなかったから。でもおかげで得した気分。この頃の絵柄好きです。

海外ドラマ「愉快なシーバー家」

シーズン1だけDVDがレンタルされていたので、5巻目を借りた。面白かった。
原題はグローイング・ペインズ。意味については思春期の苦労というところなのかな。
教えて!goo growing pain
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=583537&rev=1


ベンの声は矢島晶子さんだった。確かに覚えはあるのだけど、くまいもとこさんから山口勝平さんに交代したのはこれじゃなかったかなあと思ったら3人とも当ててた。ぐんぐん成長したからなあ。
ベンは9歳。マイクも15歳くらいだろうか? 少年っぽさ全開でまだ背が伸びそう。キャロルはパッケージでは眼鏡姿で可愛くないけれど、本編で見たら割とかわいい。吹き替えもかわいいし。でもなんといっても安原義人さんの吹き替えが好きだ(それ目当てで見ていた)。

父親ジェイソン役のアラン・シックは「アーノルド坊やは人気者」のOPの作曲者なんですよね。びっくりだ。海外ドラマでは「ブロッサム」も好きだった。「ブロッサム」には「アルフ」がゲスト出演したことあるんですよね。ブロッサムのルッソ家のRussoってロシアの意味なんだ。どおりでアンソニー兄さんはロシア系な顔と名前(マイケル・ストヤノフ)だった。

WOWOWで映画「ルパン」放送予定

映画『ルパン』
http://www.wowow.co.jp/schedule/ghtml/019600001V1.html
11月1日(水)深夜0:00
11月5日(日)午後10:00
11月13日(月)午前10:15
12月3日(日)深夜4:55
12月22日(金)深夜1:00


□2006/12/15
しばらくは不定期に放送されるようです。月2回ぐらいのようなのでリンクを参照ください。

2006/10/25

「ゴーストハント」第4話

サブタイトル:FILE2 人形の家 #1

今回から「悪霊がホントにいっぱい!」です。この話も3回に分けるのだろうか。序破急?

今回は渋谷サイキックリサーチのナルとリンさん、バイトに雇われた麻衣、なぜいるんだぼーさん綾子というメンバーで調査に行く。自信満々で祝詞を唱えるも役に立たない綾子…。

あやみ(礼美)ちゃんかわいいー。声は本当の小学生かな?と思ったら、そうだったみたい。にしては割と上手い。

ミニー(人形)が! 怖い怖い怖い怖い。

「必携!鉄人28号ナビ手帖」

鉄人28号原作完全版の販促の無料小冊子。発行は潮出版社。存在は知っていたけれど、身近な本屋にも遠出をした本屋にもなく、ようやく発見できた。B6サイズで24ページまでナンバリングしてある。表紙の裏まで情報が書いてあるので全部で28ページというところ。

内容は鉄人28号トリビアとか制作過程などを紹介している。ディスコ・ボランテはイタリア車だったのか。正太郎の愛車がディスコ・ボランテというのは光文社の「鉄人28号 DE LUXE」で、柱に雑誌掲載時のものをそのまま復元していてそこに書いてあった。「空飛ぶ円盤」という意味なのね。


Don’t Trust Over Fourty 正太郎とディスコ・ボランテ
http://www3.hikarigaoka.jp/blog/shimokichi/archives/015252.html

2006/10/23

映画「サン・フィアクル殺人事件」

1959年フランス、日本語字幕

ジャン・ギャバンのメグレものが2本置いてあったけれど、1本は無料だった(TVシリーズ等の1本目を無料にしてある)。太っ腹な。無料分を借りるのはもったいないので後回し。メグレ警視は子供のころ金髪で青い目だったらしい。青い目は今も変わらない。ふむふむ、ってモノクロだから分からん。

1919年に父親死去、その41年後に帰郷と言うことになっているから、年代は映画公開にあわせて変えてあるようだ。原作を読んでないので、コイツは違うと思ったのはあっていたが誰かまでは分からなかった。そう分かりにくくはないと思う。メグレのイメージかどうか分からないけれど、全体に流れる落ち着いた雰囲気が良かった。

映画「ゾラの生涯」

1937年アメリカ、日本語字幕

TSUTAYAから半額はがきが届いたけれど、借りたいものがなかったので目に付いたこれを手にとった。どれくらい史実に基づいているか分からないんだけど、冒頭で事件以外はフィクションだよーと言っている。みんな英語しゃべってるしね。前半にナナの話が入るけれど、後半のドレフュス事件がメインとなっている。裁判シーンではそんなに軍が大事かよ?などつい憤ってしまった。ドレフュス事件については軍の不正や正義がメインになっている。

最初に同居していたのがポール・セザンヌ?ポールと呼んでくれれば分かるのに、と思ったらポールと呼んでた。字幕が全部セザンヌなだけだった。でも途中で袂を分かってしまう。最後は窓、窓と思ったけど無駄だった。悲しすぎる…。

再審が告げられたときのドレフュスがいい。

ディカプリオは“カプリ島の”

レオナルド・ディカプリオの名前について、下の名前はレオナルド・ダ・ヴィンチに因んで名前がつけられたっていうのはちょっとしたトリビアだった。綴りはLeonardo DiCaprio。名字は解釈すればDi Caprioとなって「カプリ島の」という意味(たぶんoは名前化する接尾辞)。祖父がイタリアのカプリ島の出身らしい。音だけ聞くと覚えにくい名前だと思ってたけど、ある意味バッチリ覚えられる。

カプリ島ってルパンが自殺した場所じゃないか。それだけ。

2006/10/21

朗読舞台「ラヴシーンVol.11 奇岩城~ルパンが愛した女~」上演予定

こんな催しがあるようです。どんなのだろう。

ラヴシーンVol.11 奇岩城~ルパンが愛した女~
http://www.fujitv.co.jp/events/stage/love/index.html
日程:2007/1/20(土)~1/21(日)
会場:天王洲 銀河劇場

『ラヴシーン』は、フジテレビアナウンサーが、出演のみならず企画・制作にも加わる朗読舞台。『ラヴシーン』の歴史に新たな一歩を踏み出す11回目のステージは、モーリス・ルブランが生み出した“世紀の怪盗”アルセーヌ・ルパンの物語のなかでも、とくに壮大なスケールで展開する「奇岩城」をベースに、初めてのミステリー・ラヴロマンスをおおくりします。


□2006/11/09追記
制作発表が行われたようです。
アヤパンら口撃にナカミー苦笑い…朗読舞台「ラヴシーン―」:芸能:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061109-OHT1T00082.htm
スポニチ Sponichi Annex ニュース 芸能:阿部知代アナ“フジ大奥”でもお局様
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/11/09/02.html


□2006/11/10追記
こちらフジテレビ / News:フジテレビアナウンサーによる朗読舞台
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2006/06-381.html

モーリス・ルブランが生み出した“世紀の怪盗”アルセーヌ・ルパンの物語のなかでも、特に壮大なスケールで展開する「奇岩城」をベースに、初めてのミステリー・ラブロマンスをお贈りします。
 演出は第8回公演以来3年ぶりに復帰する 河毛俊作 。


□2006/12/03
フジテレビにラヴシーン奇岩城の特集ページができています。
フジテレビ:ラヴシーン11 奇岩城
http://www.fujitv.co.jp/ana/love11/index2.html

「花とゆめ」2006年22号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

高揚感が~やっぱいいですねえ。尚がやる気になってる。ちょうど出た単行本の最新刊14巻と同じだ。

新しく仕上げた新曲に盗作対策としてなんかやってるらしい。自信ありげ。ビーグルには無理といってたけど何だろう。デビュー曲のアレンジ?とか思ったんだけど(それならビーグルにパクられたことになるし)。あとビーグルが楽譜の裏まで見るかどうかもポイントかなあ。

ビーグルのレイノはダメージ抜けきれず携帯(メールの文字)で発言している。口でしゃべれよ。でもメンバーは懲りずにパクってレコーディング。

あと蓮(ダブル朝食のため昼食断って休憩中)がキョーコ(例のごとく社さんの策略で送り込まれた)に頼みたいことってなんだろう?


「スキップ・ビート!」感想のバックナンバーはこちらから。

2006/10/18

「ゴーストハント」第3話

サブタイトルは「FILE1 悪霊がいっぱい!? #3」

なんかめっさ少女漫画してますねえ。そのことに何か違和感が…。アニメとして考えると麻衣がカワイイのはそれはそれでいいですが。ラブコメならもうちょいテンポよく!と思うけどこれはこれで慣れていけそうな気もしてきた。

オチは、初見の人は結構肩透かしを食らったという人が多いのでは。小説だと発言している人に注意が集まるのであまり気にしないけれど、アニメだと全員そろっているからなんか変。つるし上げ感が強く思ってしまう。ナルの気遣いのようなものがあまり無いように思ったのでちょっと残念。ちゃんと見てればあったのかなあ。ナルが釘をいじっているシーンはちゃんとあったらしいし。でも見逃しがちになるし、3週間もかけてやられると忘れてしまいそう。

OPEDはなんかじわじわくる。これラストまでやってこそのOPEDだよね。

2006/10/16

ル・フィガロの記事:アルセーヌ・ルパンを知っていますか?

フランスの新聞ル・フィガロのサイトにあった2006年8月10日付の記事です。「紳士強盗であなたの知識を試してください。」という副題がついていて全部で18問あります。フランス人向けなので日本人には難しいです。

LE FIGARO.fr:Connaissez-vous Arsene Lupin
http://www.lefigaro.fr/litteraire/20060810.WWW000000239_connaissez_vous_arsene_lupin_.html

長らく解答を探してたのですが見つけました。採点&解答ありのクイズとして次のページに載っています。挑戦してみてください。(2007/06/12)
Quizz : Connaissez-vous Arsene Lupin
http://quiz.figaro.net/quiz.php?cle=47


以下の翻訳は、フランス語が分からないので自動翻訳を元にしています。分かる方はリンク先の元記事を参照ください。

  1. アルセーヌの父・テオフラスト・ルパンの職業は?
    1. ジャーナリスト
    2. 宝石商
    3. 体操の先生

  2. アルセーヌルパン創作中に、モーリス・ルブランは誰にインスパイアされたか?

    1. ヴィドック、保安局の局長になった元囚人
    2. マリウス・ジャコブ、無政府主義の泥棒
    3. ジャン・デンヌリ、サロンの詐欺師

  3. モーリス・ルブランは何について「私の最高のルパンだ」と宣言したか?

    1. 「エギーユ・クルーズ(奇岩城)」の出版
    2. 息子クロードの出生
    3. 「ルパン荘」と命名したエトルタにある別荘の購入

  4. モーリス・ルブランの義理の兄弟は?

    1. シュリ・プリュドム(1839-1907、詩人)
    2. モーリス・メーテルリンク(1862-1949、詩人・劇作家)
    3. エミール・ヴェルハーレン(1855-1916、詩人)

  5. モーリス・ルブランが「とても良い」と言った本は何か?

    1. セリーヌ(1894-1961)の「夜の果ての旅」
    2. シムノン(1903-1989)の「メグレと運河の殺人」
    3. マルセル・プルースト(1871-1922)の「見出されたアルベルチーヌ」(?。「失われた時を求めて」の一章か?)

  6. 「アルセーヌ・ルパンとダルソンバールの秘密」の著者であるフランスの学者は誰か?

    1. ミシェル・ザンク(1945-)
    2. マルク・フュマロリ(1932-)
    3. ジャン=ピエール・ヴェルナン(1914-)

  7. 「ルパン」の意味は?

    1. ルーペの形をしたモノクル
    2. ハーブの植物
    3. 娼館の土地所有者

  8. アルセーヌルパンに「裏社会のシラノ」の資格を与えたのは誰か?

    1. ジャン=ポール・サルトル(1905-1980)
    2. マルグリット・デュラス(1914-1996)
    3. ジョルジュ・シムノン(1903-1989)

  9. 当時有名な劇場人の誰の助けを得てアルセーヌ・ルパンはモーリス・ルブランによる舞台劇になったか?

    1. ロベール・ド・フレール(1872-1927)
    2. エドモン・ロスタン(1868-1918)
    3. フランシス・ド・クロワセ(1877-1937)

  10. ルブランが賞賛し、その作品の登場人物アモーリー・リュパン(ルパンと同姓)の性格のうちの1つを呼んだ偉大な先駆者は誰か?

    1. アレクサンドル・デュマ(1802-1870)
    2. オノレ・ド・バルザック(1799-1850)
    3. エミール・ゾラ(1840-1902)

  11. 1919年4月14日、アルセーヌ・ルパンは決闘でレコー・ド・フランス紙の責任者を傷つける。どんな理由のために?

    1. その新聞が女性の名誉を次第に傷つけたから
    2. 彼の隠れたアイデンティティを現したから
    3. ヴェルサイユ(条約)交渉の時点で、クレマンソー(1841-1929)の政策を争ったから

  12. スクリーンでアルセーヌ・ルパンを演じたことがないのは誰か?

    1. ジャン=ポール・ベルモンド(1933-)
    2. ジャン=クロード・ブリアリ(1930-)
    3. ロベール・ラムルー(1920-)

  13. ルパンの偽名・ラウール・ダンドレジーは何をもとに偽造されたか?

    1. コー地方でルパンが所有するダンドレジー城
    2. ルパンの母の旧姓
    3. 早くに亡くなった恋人の名前

  14. モーリス・ルブランは何によって1908年レジオン・ドヌール勲章を受賞したか?

    1. 文学作品のため
    2. エトルタの市長として
    3. 文芸家協会内での献身のため

  15. アルセーヌ・ルパンは1912年に何という偽名で外人部隊に参加したか?

    1. ルイス・ペレンナ
    2. ポール・セルニーヌ
    3. エティエンヌ・ド・ヴォードレー

  16. エギーユ・クルーズ(奇岩城)は何を隠していたか?

    1. マリー=アントワネット王妃の首飾り
    2. (フランス革命の)亡命貴族の富
    3. フランス王の宝

  17. 若きアルセーヌ・ルパンはなぜ泥棒になったか?

    1. 出会った女性の名誉を守るため
    2. 母親の尊厳を回復するため
    3. 好きではない隣人に恥をかかせるため

  18. 連続ドラマ「アルセーヌ・ルパン」は誰が歌ったか?

    1. アンリ・サルヴァドール(1917-)
    2. サルバトーレ・アダモ(1943-)
    3. ジャック・デュトロン(1943-)


※以下コメントとして私の回答を投稿したのでご注意ください。※

2006/10/12

「ゴーストハント」第2話

サブタイトルは「FILE1 悪霊がいっぱい!? #2」

週末に実家で持っていた「悪霊シリーズ」を読んできた。全部は持ってないはずと思っていたら「悪霊がひとりぼっち」がなかった。安原少年の初登場か。ずっと読んでいくと1作目からちゃんと設定してあったことが分かる。それが今回のアニメでもちゃんとなっていたのでよかった。リアルタイムでは何も考えずに読んでいたから最終巻でどこかついていけない気分を味わったんだよね。

祝詞とか早口で言うわけにはいかないんだろうけれど、どこかテンポが悪い。声もキャラクターデザインもまだ合わない感じ。悪くはないけれど。ナルが超絶美形に見えない。綾子は好きだな。

2006/10/11

ファントマの映画(危機脱出、電光石火、ミサイル作戦)

「ファントマ映画祭」で見た1960年代に製作された3作品。
監督:アンドレ・ユヌベル

◆ファントマ 危機脱出
原題:Fantomas(ファントマ)、1964年
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=13453
冒頭にジューヴ警部のテレビインタビューが映るけれど、あちゃーな人(ドジっ子)だと思ってたらそのとおりの人物が、しかもファンドールより頭一つ以上小さく出てきたので笑ってしまった。ちなみに座高は身長ほど変わらない(笑)。

ジューヴ警部役のルイ・ド・フュネスは喜劇役者で、動きや表情のリアクションを見せるタイプらしくジューヴ警部が出るたび内心ずっと笑いっぱなしだった。中盤になってくるとトムとジェリーみたいな分かりやすい笑いのシーンなどがあって、他の観客の笑い声が聞こえたから安心した。ジューヴ警部は1話目が一番いい。

パリが舞台なので、凱旋門やエッフェル塔がカメラに収まるように撮っている。私が知ってるパリの建物はこの2つだけなのでちょっと嬉しい。古いからしかたないけれど切迫しているシーンでもどこかのんびりしているように見えてしまう。次々と乗り物を変えて追いかけっこするのが面白い。けど長い。おじさん2人よくがんばるよと思ってしまった(追いかけっこの前段階も結構長い)。エレーヌのピンクのワンピースが可愛いかった。


◆ファントマ 電光石火
原題:Fantomas Se Dechaine(ファントマ暴れる(?))、1965年
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=13708
のっけからありえなさが漂っている。ジューヴ警部がレジオン・ドヌール勲章、ありえない(笑)。ファンドールまでいつの間にか変装名人になっている。変装される人もおじさんばっかりだし、おじさん映画だ。気づいたけど、エレーヌさんって…ノーブラ。途中仮面舞踏会があるけれど、エレーヌの可愛い魔女ジーニーみたいなエキゾチックな格好が似合ってた。ジューヴ警部は動きが漫画みたいだけど、部下のベルトランは顔が漫画みたい。

今回の舞台はローマでローマ観光みたいなシーンが挟まっている。タイトルバックのアニメーションで前回のおさらいがあるのがなかなかうまい。


◆ファントマ ミサイル作戦
原題:Fantomas Contre Scotland Yard(ファントマ対スコットランド・ヤード)、1967年
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=13836
今回の舞台はスコットランド。ネス湖のあるところ。タイトルが浮かぶと確かに音楽がスコットランドのような感じがした。冒頭アタッシュケースにつけられたモニターでファントマが前回のおさらいをしてくれる。なんて親切な犯罪者。でもその包みは…と思ってたらやっぱり死体だった。殺されたくなきゃ金を払えという脅しである。

この作品は3作の中ではちょっと評価が落ちるかも。幽霊騒ぎがしつこすぎる。でも犬まで変装をするその根性に笑ってしまった。2作目で空とぶ車まで進化したと思いきや一転原始的な乗り物である馬が登場したのも面白かった。その後思いっきり未来に飛ぶけど。


3作品の中で一番好きなのは1作目かな。1910年代の映画も見てみたい。ファントマは日本語では「ファントマ」とされているけれど、映画の中では「ファントマス」と発音されている。ただし、フランス人でもファントマと呼ぶ人はいると、たしか「ファントマ幻想」に書いてあったと思う。原作ではファンドールとジューヴどっちがメインなのだろう。映画ではファンドールみたいだけど。新聞記者が探偵なのはルールタビーユ以来の伝統か。

第2作、第3作になると非現実的な道具が出てくるけれど、第1作目は割と現実的(ファントマは除く)。だからアルセーヌ・ルパンの時代にないのはヘリコプターくらいかもしれない。性能やスピードはまったく違うだろうけど、飛行機も潜水艦もあるもの。しかも原作に登場するし。でも違うのはルパンがしばしば「追われる」のではなく「追う」立場になるということ。文明の利器を使って逃げるのじゃなくて、追いかけるのだ。


□過去の関連記事
「ファントマ映画祭2006」今夏ロードショー予定
「ファントマ映画祭2006」に行ってきた
フランスの切手「探偵小説のヒーローたち」

長尾文子「悪魔の手毬唄」感想(雑誌「サスペリアミステリー」2006年11月号別冊ふろく)

原作:横溝正史
作画:長尾文子
初出:悪魔の手毬唄…「サスペリアミステリー」2004年4月号-2004年10月号
睡れる花嫁…同2001年12月号別冊付録
鴉…同2006年2月号

ボリュームがあってお得な1冊となっている。「悪魔の手毬唄」は美女たちが迫力あるなー。里子がかわいそう(里子も美人だと思う)。「睡れる花嫁」は長尾さんが最初に描いた金田一もの。耕助がなんだか人が悪そうに見える。「鴉」は現時点では一番新しい作品。もっと描いてほしい。

フィルムセンターで「ジゴマ」上映予定

先日場所を知ったフィルムセンターでジゴマが上映されるみたいなので、予定が合えば行ってみたい。「ジゴマ」は11月10日と11日に上映予定。「花の奇蹟」という作品と2本立てで上映されるようだ。

東京国立近代美術館_フィルムセンター
http://www.momat.go.jp/fc.html
シネマの冒険 闇と音楽2006
2006年10月27日(金)-11月12日(日)
※金曜日・土曜日・日曜日のみの上映となります。

ジゴマ(54分・18fps・35mm・染色) GIGOMAR

変幻自在の怪盗ジゴマが数々の驚異的な犯行を繰り広げる。映画のトリックが効果的に用いられた本作は公開当時大きく話題を呼んだ。好評につき続編も製作され、フランス本国では子供たちの間で大流行となり、その悪影響が議論されたほどであった。上映するフィルムは映画コレクター・鳥羽幸信旧蔵の版。

1911(エクレール社)(監)(脚)ヴィクトラン・ジャッセ(原)レオン・サジー(撮)ラヴェ(出)アレクサンドル・アルキリエール、アンドレ・リアベル、シャルル・クロース、ジョゼット・アンドリオ

「怪盗ジゴマと活動写真の時代」 永嶺 重敏さん : 著者来店 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/book/author/20060711bk01.htm
新潮社:ホーム > 新潮新書 > 書籍詳細:怪盗ジゴマと活動写真の時代
http://www.shinchosha.co.jp/book/610172/
最尖端民衆娯楽映画文献資料集 全18巻(予定)
http://www.yumani.co.jp/detail.php?docid=307


フィルムセンターでも上映が予定されている溝口健二監督は、今年は没後50年ということで恵比寿でも映画祭が開催されているんですよね。見に行きたいなとは思ってたのですけど、敷居が高そうで…。

WEB MIZOKEN 溝口健二の映画
http://www.kadokawa-herald.co.jp/mizoken/
溝口健二 没後50年 「現代に通じる」 国内再評価 話題 映画 エンタメ YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/topics/20060915et0f.htm

雑誌「オトナアニメ」Vol.2の次号予告に「鉄人28号」の文字

「オトナアニメ」というのは小さくて(A6ぐらい)ムック見たいな感じの雑誌。どうやら3ヶ月に1度発行されるみたい。それの次号予告にありました。

今川泰宏監督最新作! 「鉄人28号 劇場版」

嘘じゃないよね?? 今まであまりに情報がなかったから俄かには信じられないよ。

この予告には前回は予告と違ったと自虐的に書いてあったけれど、隣に詰まれてたVol.1を覗いてみたら確かに。予告には「時をかける少女」の名前ないし。だから次も予告どおりとは限らない。ということは…。次に何か情報出るまで忘れることにする。うん。私はなーんにも見なかった!

次号Vol.3の発売予定は1月上旬。上映されるなら来年ってことかな。


オトナアニメ(オフィシャルブログ)
http://d.hatena.ne.jp/otonaanime/


□2006/10/29追記
シネマトピックスオンラインに情報が。2007年春とある。
鉄人28号~白昼の残月~ - 映画作品紹介
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=7572

□2006/11/10追記
「オトナアニメ」Vol.3は2007年1月11日発売予定だそうです。

2006/10/04

アンドレア・カミッレーリ「モンタルバーノ警部 悲しきバイオリン」

千種堅訳、ハルキ文庫

イタリアの推理小説とは珍しい。舌をかみそうな名前(作者の名前からしてカミッレーリだし)が並んで覚えられなかった。でも話はまあまあ。もう一冊出ている「おやつ泥棒」も読んでみたい。

あとは料理が美味しそう。主人公の住んでいる場所がマリネッラなのについ反応してしまう。

「ゴーストハント」第1話

サブタイトルは「FILE1 悪霊がいっぱい!? #1」
原点回帰な副題がうれしい。少女小説→少女漫画となって今度はアニメになった作品です。

地味ーに始まりましたね。みんな美形orかわいいなあ。麻衣って年上には可愛がられるだろうけれど、可愛いわけじゃないと思うんだけど、そこは少女漫画の宿命か。綾子はおばさんっぽい。未成年組(ナル除く)が可愛いから余計。たしか23歳のはずだからジョンと4歳しか違わないのに15歳くらいは離れてそうに見える。声優陣は知らない人ばっかりだけど徐々になじんでいけばいいな。麻衣役の人は上手くなったねえ…と思ってしまった。

話は原作(小説しかしらないけど)に忠実。ナルシストのナルちゃん、でました!って感じ。テンポ悪かったけど。漫画で出ていない小説のラストまでいくでしょう、きっと。キャラが多いから後半で怒涛のように出てきてあわただしかった。毎回30分で全員出していくのは大変そう。OPEDはインストでよかった。

2006/10/02

フランスの切手「探偵小説のヒーローたち」

1996年にフランスで発売された「Heros francais du roman policier」と題された切手です。「探偵小説(推理小説)のフランス人ヒーローたち」となるでしょうか。ロマン・ポリシエ(roman policier)は探偵小説のこと。ポリシエは警官のことですが探偵を意味します。

シリーズとして6種の切手が出ていますが、6枚一組になったシートが発売されており、その台紙には各ヒーローについての説明が書かれています。それを引用しつつ紹介します。引用部はフランス語か英語が分かる方はリンク先をどうぞ。私は分かりませんので自動翻訳を元にした内容です。


Detective Fiction on Stamps: French Heroes of Detective Fiction
http://www.trussel.com/detfic/france.htm

◆ロカンボール(Rocambole)

前世紀(19世紀)の新聞読者が貪り読んだロマン・フィユトン(新聞小説)の英雄、ロカンボールは大変人気があり、現在の言葉になった「rocambolesque」という形容詞を生みました。ピエール=アレクシス・ポンソン・デュ・テラーユ(1829-1871)によって生み出された、あらゆる悪行をする望ましくないこの人物は、しかしながら、強きものに対峙する弱きものの味方につく方法を知っていました。

※rocambolesque…荒唐無稽な、奇想天外なという意味

1857年登場。悪人だけれども義賊であるということでしょうか。rocamboleを辞書で引くとニンニク、蒜の仲間の植物が引っかかります。ロカンボール的=荒唐無稽なという言葉が生まれたほどでしたが、日本ではあまり紹介されず、戦後に出た翻訳はないようです。


◆アルセーヌ・ルパン(Arsene Lupin)

紳士強盗は心底貴族であり、ジャン=ポール・サルトルにとっては「裏社会のシラノ」、彼は奪うに値した金持ちから奪取しました、変装の名人アルセーヌ・ルパンはあらゆる役割を演じ、全てのアイデンティティを奪いました。作者モーリス・ルブラン(1864-1941)はこの永遠の冒険家におよそ50の小説を捧げています。

※シラノ…シラノ・ド・ベルジュラックのこと。17世紀に実在した人物で、1897年にエドモン・ロスタンが戯曲化した。

1905年登場。パリの市会議員の名前をもじったのだという俗説がありますが、真偽は不明です。初登場時から「アルセーヌ・ルパン」でした。ルパンという名前自体偽名であるとも本名であるとも示唆されていますが、フルネームをアルセーヌ・ラウール・ルパンだと推定する人もいます。翻訳でほぼすべての作品を読むことができます。


◆ルールタビーユ(Rouletabille)

ルパン同様、ルールタビーユはあらゆる神秘と変化を知悉し、読者をなぞの解けない冒険に引き寄せました。今世紀(20世紀)初頭に大変人気があったこの明敏なアマチュア探偵は、もう一人の英雄シェリ・ビビの利益のために、著者ガストン・ルルー (1868-1927)に早くに見捨てられました。

※シェリ・ビビ…ルルーが生み出した怪人タイプのヒーロー

1907年登場。名前はそのまま読めば「お前の玉を転がせ(roule-ta-bille)」という意味で、当時の俗語で「頻繁に職を変える人」という意味があったらしい。名前のとおり大きくて丸い頭、小さくて丸っこい体型のようです。初登場時はボワタビーユという名前でしたが、同名をペンネームとしている記者がいたため改名。フルネームはジョゼフ・ルールタビーユ、本名はジョゼフ・ジョゼファン。ルールタビーユシリーズは8冊出版されていますが、現在も翻訳で読めるのは「黄色い部屋の謎」(「黒衣夫人の香り」は新刊では入手難)のみで、シェリ・ビビシリーズはおそらく日本に紹介されていません。


◆ファントマ(Fantomas)

エレガントでスポーティで自分自身のマスクをかぶらない世界の男、ファントマは黒い衣装を身につけると凶悪な犯罪者に変わります。1911年にピエール・スーヴェストル(1874-1914)とマルセル・アラン(1885-1969)によって生み出されたこの不吉な天才は読者の世代を恐れさせ、しばしばスクリーンに登場しました。

1910年登場。ファントマはFantome(幽霊)とFantomusという言葉をヒントに創られた名前です。ファントマは映画のほうがなじみのある方もいるかもしれません。有名なのは1910年代のルイ・フィヤード監督の5作、1960年代のアンドレ・ユヌベル監督の3作でしょうか。ハヤカワ文庫から3冊抄訳が出ましたが絶版。


◆メグレ(Maigret)

彼の大きなシルエットと永遠のパイプは伝説的になりました。 1930年代にジョルジュ・シムノン(1903-1989)によって生み出されたメグレ警視は人間味のある警官を体現し、内面から解くためにその状況に身をおきます。「彼は隙間、プレイヤーの人間が見える瞬間を注意して見た」とシムノンは書いています。

1931年登場。Maigretはmaigre(痩せた)という言葉に通じるとか。といってもメグレ警視は巨漢。ファーストネームはジュール。フランス人には複数のファーストネームを持つ場合がありますが、他の名前については異論があるようです。かなりの数の翻訳が出ましたが、入手しやすいのは集英社文庫の1冊、偕成社文庫3冊あたりかも。


◆ネストール・ビュルマ(Nestor Burma)

生意気で、冷笑的で、激しく独立的で、おかしくて、魅力的な…つまりフランス人の典型、それがフランスのロマン・ノワールの父レオ・マレ(1909-1996)によって生み出された優れた私立探偵ネストール・ビュルマです。その傑作「新編パリの秘密」シリーズでビュルマは首都の15の地区を探検します。

1943年登場。ジョゼフ・ジョゼファンのように(?)、それは名前じゃないといわれるような名前のようです。Nestorといえばギリシア神話の登場人物、Burmaといえばビルマ(ミャンマー)が引っかかるのですけど。どういう意味か分かりません。何冊か邦訳がでましたがすべて絶版。


見てのとおり翻訳事情がよくないので、ロカンボールとファントマは読んだことがありません。探偵側が3人が怪人(怪盗)側が3人と同比率なのがフランスならではのようで興味深いです。日本で同種の切手が発売されるとしたら、怪人二十面相じゃなく明智小五郎か少年探偵団がモチーフになるでしょうし。

レスリー・チャータリス「聖者ニューヨークに現わる」

中桐雅夫訳、ハヤカワポケットミステリ

児童向けの「怪盗セイントの金庫やぶり」を読んで面白かったので、大人向けのを探して読んでみた。拗音のつが大きい…それは置いておいて面白かった。本来はイギリスの怪盗であるセイントが、子供を誘拐され殺害された金持ちの復讐依頼を請けてニューヨークにやってきます。義賊ですね。「金庫やぶり」もそうだけど、盗みの話ではないです。他のシリーズではこれほど血生臭くはないかな。

セイントことサイモン・テンプラーものの邦訳書はこれしか入手できないようで残念。

雑誌「コバルト」2006年10月号 ヨリドラ応募

10月号のみで応募できるヨリドラ'06の2に榎木洋子さんの「緑のアルダ」シリーズが含まれているので購入。コバルト2006年12月号の予告に榎木さんの新シリーズのミニストーリーが載るとあります。守龍ワールドの案内企画あり。新シリーズも守龍ものだとはかねてから宣言されてましたが、どうやら女の子が主役っぽい。イラストを担当する牧あさかさんも何か描かれるようです。


-Webコバルト-
http://cobalt.shueisha.co.jp/
榎木洋子「緑のアルダ」
(キャスト)アルダ・ココ:神田朱未/ウルファ:野島健児/ナレーション:三浦祥朗

2006/10/01

映画「ダグラスの奇傑ゾロ」

監督:フレッド・ニブロ
主演:ダグラス・フェアバンクス
製作:1920年、アメリカ

「奇傑ゾロ」というより「怪傑ゾロ」という語呂のほうが馴染みがあるゾロ。面白かった~。新しいゾロ物をテレビで見たけれど実はちゃんと見てなかったので名前など全然覚えてなかったから、正体とか名前とか知らずに見ていた。正体はお約束な人物なのだけど、まさかーと思ってしまった。だって好みの顔じゃない…(ごめんなさいっ)。

ゾロが初登場時に「一部の隙もない」ってすきありそうに見えるけど?と思ってたら動く動く、剣さばきもすばらしいし机なんて一跨ぎ。馬を乗りこなし屋根を飛び渡りとにかく凄い。軽やか。しかも吹替えじゃなく本人! 私最後のあたりまでスタントじゃないよねえと疑ってました。だってマスク姿の立ち回りかっこいいんだもん。それに引き換え…みたいな? スーパーマンもこのパターンだけど、ガタイのよさ隠せてないし。弁士さんも言ってたが決して二枚目じゃないのがいいんだろうなあ。

ちょっとコメディタッチの場面もあるしハッピーエンドだし、満足の高い映画だった。ゾロの腰の位置が高くて、衣装もそれを引き立てて格好いいんだ。無声の分表情で見せるからロリータの心の中がありありと分かるのも楽しかった。ドン・ディエゴの帽子芸といおうかハンカチ芸といおうかも面白い。それと民衆ぎらつく目が印象的だったなあ。無声映画にもあいまに字幕が出る(字幕のみのコマが映る)シーンがあって、その字幕もちゃんとゾロ仕様で、左上に剣が、右下にZの印がついている。


この映画は「東京テアトル60周年記念『活弁映画祭』~映画創成期・素晴らしき活弁の世界~ 」というイベントの一つとしての上映でした(イベントは10月6日(金)まで)。無声映画については今までまったく知らず、ジゴマの本などに触れてなんとなく興味を持ったのと、この上映をたまたま知って、上映、しかも活弁付きというのは珍しいし、ゾロなら名前は聞いたことあるし、ということで出向いてみたのですが、行ってみて良かったです。

弁士の方がしゃべってくれるのも楽しかった。セリフ間違いはご愛嬌。ずっとしゃべりっぱなしだし、登場人物にあわせて声色を変えたりして大変な仕事だなと思いました。10/1限定でピアノ伴奏付きだったのですが、これもなかなか面白かった。

2006年10月1日(日)、銀座テアトルシネマ
弁士:斉藤裕子、電子ピアノ:三沢治美

東京テアトル株式会社/創立60周年記念『活弁映画祭』開催
http://www.theatres.co.jp/event/2004/2006_9_22.htm
株式会社マツダ映画社
http://www.matsudafilm.com/
ファースト・アクションヒーロー~快男児ダグラス・フェアバンクス~
http://www5f.biglobe.ne.jp/~st_octopus/MOVIE/SILENT/04D.FAIRBANKS.htm


今日知ったけどフィルムセンターってあそこにあったんですね。東京メトロの京橋駅と都営地下鉄の宝町駅の間。今までも目の前通った事あるはずなのに、興味がなかったからスルーしてた。
東京国立近代美術館_フィルムセンター
http://www.momat.go.jp/fc.html

モーリス・ルブラン「アルセーヌ・ルパン戯曲全集」刊行予定

論創社から出版されている論創海外ミステリの近日刊行予定に情報がありました。発売日の情報はまだ出ていません。

図書出版 論創社:近日刊行予定書籍
http://www.ronso.co.jp/fcpb.html


嬉しいというよりビックリなんだけど(まじでーーと思いました)、「ルパンの冒険」を読んでいてルブランはこんな風に書かない!(絶対!!…いやたぶん…な感じで。フランス語分からないから)と思ってたとこなんですよね。トリックも一部小説版では違うというし。楽しみ。

ルブランが関わった戯曲は3本あるけれど、全集というからには全部入るのじゃないかと思う。

1.アルセーヌ・ルパン(Arsene Lupin)
フランシス・ド・クロワセと共作。1908年10月初演。戯曲の形では1909年に発表、単行本化。
現在の邦訳「ルパンの冒険」「リュパンの冒険」は、この戯曲をアメリカで小説化したものの翻訳。私の作った「アルセーヌ・ルパン」作品リストでは作品No.3。

2.アルセーヌ・ルパンの冒険(Une aventure d'Arsene Lupin)
1911初演。1998年に初めて刊行された。未邦訳。作品No.A5

3.アルセーヌ・ルパンの帰還(Le Retour d'Arsene Lupin)
フランシス・ド・クロワセと共作。雑誌「ジュ・セ・トゥ」1920年9-10月発表。
邦訳は岩崎書店アルセーヌ・ルパン名作集第10巻など。作品No.A1


古くは知らないけれど「アルセーヌ・ルパン(ルパンの冒険)」は小説版からの翻訳ばかりだったし、ハヤカワ文庫で翻訳されるとしても後回しだろうなと思っていたので嬉しい。願わくばいい翻訳者に当たらんことを。(このレーベルは必ずしも良質の翻訳ばかりとは言えないようなので…)


□2006/10/20追記
「次回配本」になりました。発売は11月25日頃だと思います。

□2006/10/27追記
10月配本分がようやく店頭で見かけるようになった。11月分はいつかな。

□2006/11/19追記
本棚の中の骸骨:藤原編集室通信
http://www.green.dti.ne.jp/ed-fuji/
こちらの情報(注目の近刊・新刊)によれば、12月上旬刊で題は「戯曲アルセーヌ・ルパン」になるようです。戯曲3つとも収録されるようで嬉しい。

□2006/12/03追記
12月5日刊だそう。

□2006/12/04追記
e-hon 本/戯曲アルセーヌ・ルパン/M.ルブラン 著 小高 美保 訳
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031813905
Yahoo!ブックス - 戯曲アルセーヌ・ルパン - M.ルブラン 著 小高 美保 訳
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31813905
Amazon.co.jp: 戯曲アルセーヌ・ルパン 本 モーリス ルブラン
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4846007413

横山光輝「鉄人28号 原作完全版」第12巻購入のこと

今回は読みきり「怪盗ブラックマスクの巻」が収録されています。全24巻なのでようやく折り返し地点に到達ですね。ここから先は完全版を見たことがない部分に突入するので楽しみです。

見出し一覧に第12巻の収録範囲を追加しました。
漫画「鉄人28号」見出し一覧

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