「ウエスト・サイド・ストーリー」ミュージカル感想
ウエスト・サイド・ストーリー 2006年日本公演公式サイト
http://www.westsidestory.jp/
2006/8/16(水)-2006/9/3(日)
Bunkamura オーチャードホール
観劇日:8/19
ステージから遠かったので、演技者の顔や細かいところは見えなかった。思っていたより映画とセリフが同じだったので、字幕を見なくても分かったシーンが多かったのは助かった(英語が聞き取れたわけではない)。ダンスも映画とほぼ似ていた。割とそのまま映画化してあったのか。歌の入れ替えや削ったシーンがあるのは知っていたけど。
舞台で見るのは3公演目。前に見たのは1996年のブロードウェイ版と2003年のミラノ・スカラ座版。ミラノ版はトニーとマリアは踊らず歌に専念してたと思う。今回の個々の展開、場面の切り替わりが早かった気がする。トニーは声の伸びがよかった。筋肉ががっちりついている感じだった。マリアも歌が上手かった。女の子だけのAmericaといい、シャーク団の女の子たちはかわいい。やっぱり舞台で見ると圧倒されてしまう。なんだか自然に涙が出てきてしまった。一度目は体育館のダンスで激しい曲からチークに移るところ(二人が出会うシーン)、二幕目の最初の幻想シーンに入る歌のところ、あと二幕の途中から…。見てよかった。まだチケットが買えそうなのでもう一度見に行くか。
藤本真由オフィシャルブログ:「ウエスト・サイド・ストーリー」と「王家に捧ぐ歌」
http://blog.eplus.co.jp/daisy/2006-06-23
このブログによると今回の舞台はアニタが明白にレイプを受けてるという設定になっているようだ。確かに今までと違うような印象を受けた。最後にトニーに危ないと声をかける場面で、エニバディスが涙声の気がしたのは気のせいじゃなかったのかも。その前でエニバディスが泣くのがしっかり印象付けられるから。エニバディスはジェット団に入りたかったけど、女扱いで軽視されてダメだった。入らせてもらえたけど、自分は仲間になれないのだと決定的に分かってしまった。
ここで思うに、映画版のアイスってこう、他の仲間と毛並みが違うんですよね。クラプキ巡査の歌は遠巻きに眺めてるだけだし、レイプシーンにも参加しない(店に戻ってない)。そのアイスに認めてもらっても、ジェット団に受け入れてもらえたことになるのか…。ところで舞台版でよくやったと言ってるのは誰だろう。(未熟者なのでメイン以外はエニバディスしか見分けがつかない…あと一部シーンのベイビージョンのみ)
映画のマリアはラストにジェット団の一人にストールを頭から掛けられるけど、今回の舞台では、(たぶん)シャークス団の一人に掛けられようとするところを拒否する。また、チノが取り返しのつかないことをやったことを悟ったかのように慟哭するのも映画にはないアレンジ。ラストシーンはトニーの遺骸をとジェット団とシャークス団とが力を合わせて運ぶのだけど、最初に求められたシャークス団の一人はトニーを運ぶことを拒否する。ラストシーンは色々と意味があのだろう。最後まで舞台に一人だけ残ってるのだけど、エニバディス? ライトが当たってないので見えなかった。あとマリアのラストの服が青だったの。映画では真紅。色と言えば幻想シーンがみんな白だったの印象的。今までもそうだったかなあ…。
The Official West Side Story Web Site(英語)…歌詞が載っていて映画版と舞台版の違いが分かる)
http://www.westsidestory.com/
West Side Story Doc's candystore in Japan(ファンサイト)
http://www.geocities.jp/docscandystore/
« 星崎真紀「ひみつな奥さん」がドラマ化 | トップページ | 「花とゆめ」2006年18号 スキップ・ビート!感想 »
「よろづ」カテゴリの記事
- GeoPortailのモバイル版が登場(2012.09.07)
- WiMAXにしてみた。(2012.09.07)
- デジタルメモ「ポメラ」のガンダムコラボ限定版DM11G(2010.11.20)
- デジタルメモ「ポメラ」DM100関連記事(2011.11.17)
- プリンター代わりにコンビニを利用する(2010.02.17)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54863/11533919
この記事へのトラックバック一覧です: 「ウエスト・サイド・ストーリー」ミュージカル感想:
« 星崎真紀「ひみつな奥さん」がドラマ化 | トップページ | 「花とゆめ」2006年18号 スキップ・ビート!感想 »
コメント