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2006/07/31

横山光輝「鉄人28号 原作完全版」第10巻購入のこと

ブラックオックス登場。今回はきり良く終わってます。次はロビー編

見出し一覧に第10巻の収録範囲を追加しました。
漫画「鉄人28号」見出し一覧

アムラックス・ロボット博覧会

7月19日~9月3日、アムラックス(池袋)

訪問日:7/30(日)
TVアニメ版鉄人28号組立講習会の見学に行ったら組み立てている客がいた。購入されたのだろう、うらやましい。講師は去年と同じ人で、昨日は実演を兼ねて2体組み立てたらしい。やっぱTVアニメ版のほうがいいなあ。まんまるい胴体や後ろに背負うロケットエンジン?の上部も丸いのがいい。胸部分の鋲も(原作にもあり)。でも調整が必要とかで動くのは見られなかった。残念。チューニングアップされてて映画版とは動きが微妙に違うらしいから見てみたかったのだけど。期間中に出番はないらしい…B1Fに飾ってあったのは映画版鉄人28号なので、今回はもう見られないかも…。でも目の秘密が分かったのは収穫。光ると目の玉が分かるようになっている。


そのあとROBONOVA-Iの実演を見た。まず1体でパフォーマンス。これは後ろで操作していた。そのあと5体そろってダンスを披露。これはあらかじめプログラムしてあるのだろう。側転したり、クラシックな踊りの後で激しい踊りがあったりで面白かった。
株式会社ハイテックマルチプレックスジャパン ROBONOVA-I
http://www.hitecrcd.co.jp/ROBOT/robonova1/index.htm

トヨタ・パートナーロボットとi-unitは去年の愛知万博で登場したもの。この建物は元々トヨタの展示場なので、気合と空気(と自信)が違うと思った。イベント慣れしてるというか。トヨタ・パートナーロボットはトランペットを演奏。i-unitには実際に触れる(座る)ことが出来る。
アムラックス│トヨタ・パートナーロボット & i-unit 体感イベント
http://www.amlux.jp/topics/robot_iunit.shtml


実演の他に、各種のロボットが展示されている。
京商のマノイはいつのまにそんな近未来チックでプラスチックっぽい質感に?という感じ。デザインが2バージョン出るみたいで、飾ってあるのはそのうち片方だった。マノイはスタイルがいいというか足が長い。動くの見てみたい。多分この期間中に実演があるはず。
1/5 Scale Athlete Humanoid Series "MANOI" l アスリートヒューマノイド "マノイ"
http://www.kyosho.co.jp/web/products/manoi/index.html

Robovie-iは思ってたより大きかった。見てるこっちが気が抜けちゃうような顔してるのに結構寸胴。でも可愛い。
Robovie-i「ロボビー・アイ」|ヴイストン株式会社
http://www.vstone.co.jp/top/products/robot/Robovie-i.html

AIBOも飾ってあった。SONYはどうしてAIBOの開発止めちゃったんだろう…


今度はネクスタとトライズの新旧ヴィジオン対決のPK戦を見に行きたい。次は8/6(日)。
B1Fには三代のヴィジオンが揃って展示されていた。トライズは動いているの見たことない。ロボカップ出動前の動画は↓
Team OSAKA、新型ロボット「VisiON TRYZ」を発表
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/06/08/34.html

2006/07/29

宿屋の屋号と言えば? - 奇岩城(4)

※以下の文章は「奇岩城(4)」のネタバレを含みます。※


「奇岩城」で父がルパンの一味にさらわれてしまったことを知ったボートルレがシェルブールに赴き、父の部屋に残されていた写真を見て、これを通行証代わりに父を連れ去ったのだと推理する場面で一つ分からない点があった。それの意味が分かったので紹介する。引用はハヤカワ文庫平岡敦訳。

写真を裏返すと、なるほどボートルレ自身の筆跡で、R・ド・ヴァル、三-四、リオンとメモがしてある。 ……A

ボートルレはこの父の部屋から見つかった写真を見つめて黙り込み、しばらくして

町から四キロほどのところに、<金の獅子亭(リオン・ドール)>という名前の宿屋はありませんか? ……B

と切り出し、ヴァローニュ街道であることも見抜く。というシーン。ボートルレが悟ったサインの意味は次の通り。

あれはヴァローニュ街道、三キロ四百メートル、<金の獅子亭(リオン・ドール)>という意味だったんです。 ……C

原文(フランス語)では次の通り

A:R. de Val - 3-4 - Lion.
B:Est-ce qu'il existe, a une petite lieue en dehors de la ville, une auberge du Lion d'Or?
C:Route de Valognes, 3 km 400, auberge du Lion.


ヴァローニュ街道、3.4キロというのは分かる。でもなぜ宿屋で、<金の獅子亭(リオン・ドール)>なのか? 作中には書いていない。それで調べていてこれはシャレ言葉によるものだということが分かった。

So-net blogGALIMATIAS言葉遊びその3
http://blog.so-net.ne.jp/galimatias/2005-01-11

Calembour(洒落)
同音異義語や意味をたくさんもつ単語、全体としては似たような発音になるものかける遊びです。洒落ですね。たとえば「Lion d'or(金獅子)」という宿泊施設をよくみかけますが、ほとんど同じ発音で「Au lit on dort(ベッドで人は眠る)」とも理解できます。

音数をあわせるならオ・リオン・ドールで
 Au Lion d'or:“金獅子”で
 Au lit on dort:ベッドで眠る
となるのだろう。

そういう訳だったかとすっきりした。「奇岩城」は探偵役はいてもその推理と読者とをつなぐ解説役が不在なので、しばしばこういう推理の説明が省かれてる。でもシャレに慣れたフランス人なら、「街道沿い」と「リオン」というキーワードから「宿屋(旅館)」「リオン・ドール」を導いたのだと言うことが説明されなくとも分かるわけなのだ(旅人は街道を行き来するから街道沿いに宿屋が集まる)。少なくとも作者はそれを要求している。

でも私は何度読んでも分からなくて、建物の名前にリオンがつくならリオン・ドールがよく使われるとか、宿屋と言えばリオン・ドールとかそういう法則があるのかと思っていた(そうでないと辻褄が合わないから)。フローベールの「ボヴァリー夫人」にも「金獅子」という旅館が出てくるので、関係があるのかと一時思ったりもした(余談ながら「ボヴァリー夫人」には「つばめ」という名前の乗り物も出てくる。こちらは馬車で、ルパンシリーズでは船だけど)。フランス語でリオン・ドールを検索するとホテルの名前がいっぱい引っかかるのも伝統ということで納得。

なお、このリオン・ドールの下りは創元推理文庫、新潮文庫、集英社文庫にはなく、日本人には理解できないため省略されたと考えられる。偕成社文庫、岩波少年文庫では3-4が「4・3」となっていて、4.3キロと解釈している。これはフロベルヴァルが4月3日(3 avril)と誤解することを分かりやすくするためだと思うけれど、ハヤカワ文庫で初めて正しく翻訳されたことになる。


誰の文章でもそうだけれど、「知ってて当然のこと」の説明がないのは当たり前にあります。ルブランは職業作家なので「読者が知ってて当然のこと」のラインを考えて意図的に説明を省いていると考えられます。でも日本語オンリーの日本人にゃあそんなん分かるか!!な世界です。想定外なのでしょうがないですね(悲しい)。

□2006/09/25追記
新学社文庫の保篠龍緒訳ではリオン・ドールの箇所がちゃんと訳されていました。さすがはルパンの紹介者ですね。

□2006/12/17追記
このシーンの有無は翻訳における底本のちがいらしい。


※以上の文章は「奇岩城(4)」のネタバレを含みます。※

アムラックス・ロボット博覧会開催中、ヴイストン鉄人も参加

行きたい!! ヴイストン鉄人ロボットのTVアニメ版が近くで見られるかも。
今年のロボカップ2006ドイツ世界大会も優勝したTeamOsakaのPK戦もあるとか

「アムラックス・ロボット博覧会」が7月19日より開催
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/07/18/86.html
株式会社アムラックストヨタの運営するイベントスペース「トヨタ オートサロン アムラックス東京」において、「アムラックス・ロボット博覧会」が7月19日~9月3日までの間、開催される(休館日除く)。開館時間は11:00~19:00。入場は無料。

アムラックス│アムラックス2006 夏休みイベント 「アムラックス・ロボット博覧会」
http://www.amlux.jp/topics/summer_event.shtml
7/29(土)、30(日)
TVアニメ版鉄人28号組立講習会

Vstone - TVアニメ版 鉄人28号
http://www.vstone.co.jp/top/products/robot/TV_T28/
ROBO-PRO / 世界初!ロボットプロダクション「ロボプロ」
http://www.robo-pro.net/

2006/07/23

ポルノグラフィティのライブ

横浜ロマンスポルノ'06~キャッチ ザ ハネウマ~
横浜スタジアム、2006年7月22日(土)

ライブ自体に初めて言ったのだけど、楽しかった~。
二人ともしゃべっていたけど、声が似てる?訛りがあるからかなあ、区別つかないかもと思った。

開演前にハネウマちゃんというキャラが客を弄くって遊んでた。後ろのほうだったから双眼鏡を買って持っていったのだけど、持っててよかった。ステージ遠いのでスクリーン見てしまって、ボーカルどこだ?あそこだという感じだったんだけど、全体見渡せて花火とかスクリーンビジョンとかみんな手を振っているところとか見えて楽しかった。

嬉しかったのはロマンチスト・エゴイストとかミュージック・アワー。聞けると予測もしてなくて聞けてよかったのはヒトリノ夜、ラック、ポイズン(布袋さんの曲。作詞家の方のトリビュートアルバムに参加したはず)とか。アルバムとシングルのタイトル曲しか知らないので、聞いたことのない曲がちょっとあったけど、うーん、これはシングル借りるべき?冒頭はタネウマライダーらしく、最後凄く伸ばしていてそれでガツーンとやられました。凄い。

どうやら年内にアルバムと、その前に新曲を発表するらしくて、その新曲披露もあった。曲名はワイニング・ロードとかワイディング・ロードとかそんな感じに聞こえた。もうすぐ冬とか歌詞にあったので、秋に似合う曲かも。メジャー路線ではなくて、今までに出した曲とちょっと違う感じだけどよかった。

あと最後の挨拶で生声が聞こえた!


□2006/07/30
公式サイトでセットリストが発表されていた。新曲は「Winding Road」ですね。ワタシ的にはNaNaNaからハネウマまでの流れが最高に気持ちよかった。

1. タネウマライダー
2. 幸せについて本気出して考えてみた
3. サウダージ
4. 天気職人
5. シスター
6. ジョバイロ
7. メリッサ
8. ヒトリノ夜
9. Century Lovers
10. うたかた
11. 夕陽と星空と僕
12. 何度も
13. INST
14. ジューンブライダー
15. Winding Road(新曲)
16. 愛なき…
17. ラック
18. 空想科学少年
19. POISON
20. プッシュプレイ
21. NaNaNa サマーガール
22. ミュージック・アワー
23. ハネウマライダー
<ENCORE>
1. 愛が呼ぶほうへ
2. ロマンチスト・エゴイスト
3. ジレンマ

2006/07/20

ボーマニャンの使用武器はモーゼル・ミリタリー

映画「ルパン」でボーマニャンが使っている拳銃はモーゼル・ミリタリーらしい。
モーゼルC96は名前の通り1896年製造開始なので映画の舞台1898年で使用可能というわけ。

Yahoo!ブログ - 「ルーベン大好き」の日記帳
http://blogs.yahoo.co.jp/ruben_daisuki/11292479.html
C96 Broomhandle Mauser in the media(英語)
http://www.g6csy.net/c96/films.html

横道それるけれども、ちょっと気になるのが説明分に出てくるarsenalという言葉。英語で武器庫、兵器工場とかいう意味なのだけど、Arseneとarsenal、見かけ上語幹が同じ仲間の言葉に見えて面白い。ちなみに「奇岩城(4)」に出てくるシェルブールの海軍工廠も"arsenal de Cherbourg"というのでフランス語でも兵器という意味があるようだ。

ところでこの単語の組み合わせと言えばイングランドのサッカーチーム・アーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督。ルパンを検索してたらたまに引っかかるので韻を踏んでて面白いとは思っていたけれど、出来すぎな組み合わせだ。アーセン・ベンゲル監督は名前がルパンと一緒の綴りで、フランス出身なのでアルセーヌ・ベンゲルと書かれることもあり。いろんな説が取り乱れてて分からないんだけど、アーセン・ベンゲルのほうが出身地(アルザス地方)の発音に近いらしいとも。
Weblio 辞書 > 辞書・百科辞典 > アーセン・ベンゲル
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AB


ちなみにArseneの元々の語源には男という意味があるらしい。Arsene LupinはイタリアではArsenio Lupinとなるのだけど、下のページではArsenioはArseneと同系統の名前か疑わしいとなっている。
怪しい人名辞典/人名表:Arsenius
http://www2u.biglobe.ne.jp/~simone/aya/pan/p_a/arsenius.htm

雑誌「花とゆめ」16号の次号予告スキップ・ビート!

次号連載再開のためか扱いが大きくて、キョーコ、蓮、尚2度目の三つ巴は!?みたいなアオリがついてた。
次号の表紙はキョーコのゆかた姿らしい。楽しみ。


普通は予告に連載再開と書いてあるはずなのに書いてないので、騙されてないよね?と思いつつ目次見ても今月号にはやっぱり載ってませんでした。あと半月。

2006/07/19

雑誌「チャンピオンRED」10月号に横山光輝原作、今川泰宏脚本の漫画が掲載予定

秋田書店のサイトに以下のように載ってるのですが、9月号の予告ページにあるシルエットでは丸分かりらしい。“ジャイアントロボ”だと。(鉄人はどうなってるですか)

秋田書店「チャンピオンRED」9月号
http://www.akitashoten.co.jp/CGI/autoup/syousaiput.cgi?id=01750

今年最大の話題作、プレ新連載! 原作/横山光輝 脚本/今川泰宏 漫画/戸田泰成 奇跡のトライアングルが生み出す、真ロボット伝説始動! タイトルはRED10月号にて!!!

10月号は8月19日発売予定。

2006/07/18

阿刀田高「ギリシア神話を知っていますか」

新潮文庫

ギリシア神話は昔読んだことがあるけれども忘れているので、入門にと思って読んでみた。断片として知っている話が、実はつながっていたりして、なるほどと思った。アドニスの両親って、そうだったのか…たぶん都合の良くないことは忘れてたのだろう。流石神話、何でもありだなあ。

ギリシア神話は高校生のときに英語の授業でやったのだけど、読んでみてやはりヨーロッパの基礎知識として欠かせないのだなと思う。オイディプスの話もそうだし、イアソンと金羊毛の話とか。フランスでも戯曲化や小説の題材にとられている。

小野不由美「悪霊シリーズ」がアニメ化

10月からTVアニメとして放送されるみたいです。
なかよし:ホット・ニュース
http://games.nakayosi-net.com/joho/hot_s.html

ディーンズハートを読んでいたものからすれば「悪霊シリーズ」なのですが、いなだ詩穂さんが漫画化した「ゴーストハント」のアニメ化のようですね。でも漫画は未読です。ティーンズハートは懐かしい。「悪霊になりたくない!」はとりわけ怖かった。友達に借りて読んでいて、たいていの本はそれきりだけど、その後自分でも買ったと言うのはこのシリーズだけかも知れない。悪霊シリーズじゃない「悪霊なんかこわくない」も持っている(蓮というお寺の息子が出てくるヤツ)。ドラマCDは何枚か持ってるけど聞いていないな。気恥ずかしいと言うのと、怖そうだから。怖いのかな。

「悪霊シリーズ」はティーンズハートで完結して、その後文体を変えてホワイトハートから出たものの続きが出なくなって断筆宣言されちゃったんですよね。これを機会に原作は復刊しないのだろうか? 少女小説の一人称なので、なれない人にはものすごーくとっつきにくい本だと思う。背表紙ピンクだし、挿絵もきゃぴきゃぴ(ちょい古め)してるしね。だけど、敢えてそのまま復刊して欲しい。ティーンズハートというレーベル自体が今年の春に無くなってしまったので無理だろうか。一時期原作も増刷時にピンクじゃなくて緑になっていたような。


以下に原作と関連商品について調べましたが、たぶん漫画以外は入手できません。
ホワイトハートのシリーズはティーンズハートを先に読まないとネタバレありなので注意。

□小説(講談社ティーンズハート)


  • 「悪霊がいっぱい!?」…麻衣の学校が舞台
  • 「悪霊がホントにいっぱい!」…女の子と人形が出てくる
  • 「悪霊がいっぱいで眠れない」…スプーン曲げの話
  • 「悪霊はひとりぼっち」…安原さん初登場。こっくりさんと鬼火の話
  • 「悪霊になりたくない!」…ヴラドの話
  • 「悪霊とよばないで」…六部とか異人殺しの話
  • 「悪霊だってヘイキ!(上)」…ダムのある村の廃校の話
  • 「悪霊だってヘイキ!(下)」

□小説(講談社ホワイトハート)


  • 「悪夢の棲む家(上)」ゴースト・ハント
  • 「悪夢の棲む家(下)」ゴースト・ハント

□ドラマCD 「悪霊狩り~ゴーストハント」


  1. ヲリキリさまの鬼火 ←「悪霊はひとりぼっち」のCD化
  2. ウラドは其処に居る ←「悪霊になりたくない!」
  3. えびす異神論 ←「悪霊とよばないで」
  4. 悪夢の棲む家 ←「悪夢の棲む家(上)(下)」

□漫画(いなだ詩穂・画)


  • 「ゴーストハント」1~9巻(以下続刊)※

※現在は完結。全12巻。「悪霊がいっぱい!?」から「悪霊だってヘイキ!(下)」までの漫画化(2011/12/13)

悪霊シリーズ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%9C%8A%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
講談社BOOK倶楽部:小野不由美 作品リスト
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_tyosha.jsp?ty=2464
十二国記データベース(ファンサイト)
http://12db.main.jp/

□2011/12/13 漫画の完結情報を反映

2006/07/13

ジャン=クリストフ・グランジェ「クリムゾン・リバー」

平岡敦訳、創元推理文庫
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?isbn=4-488-21405-3

2人視点で進んでいって、2人の警官が別個に捜査している事件が最後に絡んでいることが分かるのだけど、先に読み進ませる話で面白かった。オチというかラストはそんなんありか?と叫ぶまではいかないけど、すんなり受け入れられなかった。ラストの前までは凄くよかったのだけど。
フランスの警察組織は今も中央の警察と憲兵とがあるみたいで、そのあたりのいざこざも面白い。

2006/07/08

「マイ★ボス マイ★ヒーロー」第1話

マイ★ボス マイ★ヒーロー
http://www.ntv.co.jp/boss/

面白かったー。おバカドラマでプリン争奪戦とかきれいな放物線(いや、真っ直ぐやし!)とか、感動してWATER連呼とか。飛行シーンはいまいちだったんだけど。罰の交換日記に書く名前の書き順が!!と思ったけど前半では名前すら書けなかったみたいで…それじゃあさすがに跡目は継げないよ。普段ドラマ見ないけど芸能ニュースで知ってから見たかったのだけど、長瀬智也さんの「バカなら誰にも負けない」というのが見出しに使われててつい笑ってしまった。バカ役の演技なら負けないということなんだけどね。長瀬さんがよかったと思う。エンディング曲は中島みゆき作なんだよね。

プリンが食べたくなった。パステルのなめらかプリン
Pastel へようこそ
http://www.chitaka.co.jp/20original/21pastel/f_pastel.html


ところで「ぶらり途中下車の旅」はいつから1時間番組になったのだろう。エンディング曲もなくなっているし。アレが流れつつ滝口順平さんのナレで〆るというのがよかったのになあ。

2006/07/05

カリストとカリオストロは似ている

ということに、あることを調べていて気づいた。
モーリス・ルブランもそう思ったのじゃないかなあ。

ネタバレになるし、記事を書くほどでもないので何のことかは映画「ルパン」の元ネタ探しの用語解説のところに書いてみた。

2006/07/03

アルセーヌ・ルパンシリーズ通しての感想

とりあえず2回読もうと思っていたので、2週目は発表順に以下の順番に読みました。

  1. ハヤカワ文庫 「怪盗紳士ルパン」 平岡敦訳
  2. 岩波少年文庫 「ルパン対ホームズ」 榊原晃三訳
  3. 創元推理文庫 「リュパンの冒険」 南洋一郎訳
  4. 岩波少年文庫 「奇岩城」 榊原晃三訳
  5. 偕成社文庫 「813/続813」 大友徳明訳
  6. 新潮文庫 「ルパンの告白」 堀口大學訳
  7. 創元推理文庫 「水晶の栓」 石川湧訳
  8. 偕成社アルセーヌ・ルパン全集 「オルヌカン城の謎」 竹西英夫訳
  9. 創元推理文庫 「金三角」 石川湧訳
  10. 新潮文庫 「棺桶島」 堀口大學訳
  11. 創元推理文庫 「虎の牙」 井上勇訳
  12. 新潮文庫 「八点鐘」 堀口大學訳
  13. ハヤカワ文庫 「カリオストロ伯爵夫人」 平岡敦訳
  14. 創元推理文庫 「緑の目の令嬢」 石川湧訳
  15. 新潮文庫 「バーネット探偵社」 堀口大學訳
  16. 偕成社アルセーヌ・ルパン全集 「謎の家」 長島良三訳
  17. 偕成社アルセーヌ・ルパン全集 「バール・イ・ヴァ荘」 大友徳明訳
  18. 創元推理文庫 「二つの微笑を持つ女」 井上勇訳
  19. 創元推理文庫 「特捜班ヴィクトール」 井上勇訳
  20. 偕成社文庫 「カリオストロの復讐」 長島良三訳
  21. 偕成社アルセーヌ・ルパン全集 「ルパン最後の事件」 榊原晃三訳

再読するとストーリーや設定がよりはっきり分かりますね。ルパンに対するイメージが変わりました。悪者であるということは既に中学生のころにカルチャーショックを受けていたので承知してましたが、女性の味方であるというのも裏切られた気分。子供のころは偕成社とポプラ社の違いに困惑して結局全部は読まなかったように思います(とくにポプラ社は後半になるにつれタイトルが怪しくなるわ作者が違うわで。「虎の牙」すらどこか胡散臭いタイトルだと思っていたような)。でも今読んで面白かったし、結局それでよかったかのかも。

翻訳はバラバラでしたが創元推理文庫の石川訳は読んで面白くなかった。シリーズを読み進めてルパンの性格がつかめるまでは苦痛でした。井上訳ははちゃめちゃなところもあるけれど、好きな箇所もあるし方言っぽい表現もまあいいかと。創元推理文庫で残念なのは誤字誤植が目に付くこと。
新潮文庫版は時々感想で目にする格調高さというのはあまり感じないけれど、どこか匂いたつ香気のようなものはありますね。雅語というのかな、詩文につかうような古語が混じっていたり、日本語の散文としては語順がおかしかったりするから、古めかしいと感じる部分もあるけど、嵌れば楽しくなる。「わし」という一人称は気にならなくなりました。むしろ壮年の溌剌としたイメージがします。
偕成社や岩波も読みやすいんですけど、挿絵でイメージを付けたくなかったので最初挿絵が目に入るのが嫌でした。とくに偕成社はリアルだから、弱ったときは弱ったルパンなんですよね(当たり前)。でも昔読んだ覚えがある「ルパン対ホームズ」などの挿絵は懐かしく思ったり。勝手なもんです。


順番に読んだことで、ルブランがルパンの世界をいかに拡充させていったかが見えてくるような気がしました。ルパンシリーズは大きく2つ、あるいは3つに分かれると思います。「怪盗紳士ルパン」~「虎の牙」が第1部、「八点鐘」~「二つの微笑を持つ女」が第2部、「特捜班ヴィクトール」以降が第3部。第1部の面白さと第2部、第3部の面白さはまったく違う。面白いのはやはり第1部。第1部は辛くて暗い部分もあるけれど、とくに「813」などはルパンの息遣いが聞こえてきそうなほど圧倒されてしまう。第2部は第1部に比べれると軽いし、第1部ほどにはひきつけられない。この違いを決定付けるものは第1次世界大戦なのでしょう。ルパンはベル・エポックという時代の寵児であって、大戦後はもはやルパンの時代ではなくなってしまった。実際、大戦後は時代をさかのぼって物語られるし、大戦後の話でもルパンはすでに引退後の雰囲気を纏っているし、実際に引退している。

とは言っても、第2部のルパンもちゃんと「ルパン」なんですよね。堀口大學はあとがきでルパンのキャラクターは一貫していると書いてあって、それを見たとき最初は疑問でしたが、いまは頷けます。それとハヤカワのあとがきでミステリとしてもちゃんとしているとあるのも正直言うと方便だとおもってました。でも、メモをとるためにいくつか付箋を貼りながら読んでいて、メモに写すときに、まさに付箋を貼ったところがヒントになっていたことに気づいたり…疑った自分をちょっと反省(全部がそうであるかは別として)。


たぶん、これからもイメージが変わっていくとは思うけれど、ルパンっていやに人間くさくて、自意識が強いから存在感があるのです。その存在感を前にしては怪盗紳士という言葉すらうそ臭い。強盗紳士(紳士強盗)のほうがいい。再読する前は強盗と言う言葉は悪いイメージが強すぎると思っていたけど。何だか「怪盗」って正体がつかめない、実体がないっていうイメージがする。実体がなければいくら犯罪を犯しても罪に問われない(罰をすり抜けてしまう)訳です。でも、ルパンには存在感があるし、罪に問われるし、罰を与えられたりもする。だから違和感がするんです。それに「813」の冒頭で出される名刺、アレに書かれているのが「怪盗紳士」では様にならない。「紳士強盗」でなくては。

2006/07/02

横山光輝「鉄人28号 原作完全版」第9巻購入のこと

今回は読み切り「自転車レースの巻」が収録されています。
「有馬玩具博物館」の紹介があります。鉄人28号をはじめとしたブリキのおもちゃが多数所有されているようです。

見出し一覧に第9巻の収録範囲を追加しました。
漫画「鉄人28号」見出し一覧

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