山口仲美「日本語の歴史」
岩波新書、2006年5月
岩波新書 日本語の歴史
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0605/sin_k301.html
上古から現代までの日本語の歴史。日本語をどう表してきたかとか、言文一致運動とか。
目から鱗なことがいっぱいあった。「土佐日記」では大半はひらがなだけど、ところどころ漢字が入っている。当時漢字で表すのが当然と思われていたものが漢字表示なのだけど、京(きょう)とか白散(びゃくさん)とか拗音を表す方法がなかったからというのもあるらしい。
現代語につながるのは江戸時代だと位置付けておられるのだけど、江戸時代に現代でも使う一人称(わたし、わし、おれ等)、ニ人称が出揃っていて、それぞれ少しずつ位置付けが変わっているのが面白かった。
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