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2006/06/21

A.デュマ「モンテ・クリスト伯」

A.デュマ「モンテ・クリスト伯」
新庄嘉章訳、講談社文庫、全5巻

うっすらストーリーを知ってたぐらいで読んだことがなかったけれど面白かった。復讐の範囲がどこまでになるかはらはらした。

2巻の最初までは分かりやすく、復讐が始まると話が込み入ってくる。私はたいてい覚えが悪いので、読んでてそうだったそうだったと思いつつ読むのだけど、最初の罠を仕掛けた3人+1人が頭に入っていないと、かなり大変。一番印象に残るのはノワルティエ。全身不随で意思を表現できるのは目だけ。ゆっくり目を閉じれば承諾、まばたきは拒否、この目の動きで知性があることを証明して見せるのだ。

話は1815年から始まっていて、その後約20年にわたる話を書いている。王党派、ボナパリスト、ブオナパルテ(ブオナパルテはナポレオンのもともとの姓で、フランス風にボナパルトと改名したのであえてこの名前を使うことは蔑称となる)、なるほど、この時代だったのか。サラダ籠!(護送車のこと)この時代にもあったとは。

実はこの作品は戯曲「アルセーヌ・ルパンの帰還」を読んでいたら、読みたくなってきたのだった。ルパンシリーズを通して見えるモンテ・クリストはなぞめいた男、時間に正確な男といったものだけど、まさにそんなイメージだった。漫画家の和田慎二はかなり影響受けてるよね。スケバン刑事とか八千代菊の話とか。銀の髪の亜里沙なんてまんまだもの。

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