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2006/02/08

曲亭馬琴「南総里見八犬伝」読了

岩波文庫全10巻、長かったというより読んでる間は楽しかったと思う。薀蓄には時々うんざりするんだけど、そんなこと言ってる場合じゃないだろう、というときに延々セリフが続くのは閉口するより先に笑えます。偶然やご都合主義もご愛嬌って感じ。

前半は八犬士出揃ってもなかなか集まらないのがもどかしい。そうこうするうち1年2年過ぎたみたいなのがあるし。仲間探すんじゃないのか?と突っ込みたくなる。一番笑えたのは浜路不在で亀篠が慌てふためくところ。大塚番作物語も好き。

後半は最後まで読めば、なるほど前振りだったんだと思えるんだけど、いかんせん長い。この話の本筋は何だったっけ?と思うことがしばしば。それと親兵衛が最強すぎるのが少し不満。人力というより神業だから。でもその神業の元伏姫は妙椿を撃退するとき文字通り足蹴にするのが面白い。案外薙刀もって戦うタイプかも。でもやはり伏線の消化には感心する。

親兵衛再登場時の身長は三尺四五寸、後に四尺余りになる。四尺余りは120cm強。室町・江戸期の平均身長は155cmくらいだから満17歳と偽るにはちょっと低い気がする。満年齢でいうと7歳なので、当時にすれば大きいのだろう。信乃や小文吾が五尺八九寸(174-177cm)くらいあるから、犬士並ぶと埋もれそう。犬士で誰が好きかと言うと道節を挙げる。自分に正直だから。

登場人物が多い上に人名が名字、字、名が組み合わせ&バラで出てくるので大変。犬塚信乃戌孝の場合、犬塚、信乃、戌孝、犬塚戌孝etc.のバリーエションで出てくるし、最後は犬塚信濃になっちゃうし、金碗宿祢なんて氏姓もらっちゃうし…やれやれ。

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