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2005/12/07

北斎展

2005年10月25日(火)-12月4日(日)
東京国立博物館 平成館

訪問日:12/4
訪問が最終日になってしまった。いつも展覧会に行くときは時間ぎりぎりだけど、さすがに今回は午前中に行ったら、右側の建物の軒下をぐるりと回って本館から入場する列になっていた(雨が降る予報だったため)。途中から整理券制にして、入場者は時間を決めて集合させる形式にしていたようだ。人は多かったけど、それなりに列は進んでいたのでストレスはたまらなかった。

作品数がかなり多く総出展数500点で入れ換えによって1度に見らたのは300点ほどらしい。どの作品も小さいので、こういう形で展覧するには向いていないのではないかと思う。大半は生活とともにあるべき絵だったりするし(それはもはや適わないけど)。でも見にいってよかった。


北斎展では作画時期によって6つの時代に分けて紹介している。後半のほうが作品数が多くて、知っている絵もいくつかあった。印象に残ったのは「蛸」とか「柳と烏」だろうか。早刷りと後から刷られた物で色合いがかなり違うというのも実物が見られて良かった。早描きの方法を書いた本で、右袖が「乃」で左袖が「の」で、出来上がればちゃんと絵になっているというのが面白かった。

曲亭馬琴と組んだ「新編水滸画伝」初編と「椿説弓張月」も展示してあった。「新編水滸画伝」は初編は馬琴だけど、あとは高井蘭山が書いている。馬琴は北斎が自分の支持どおりの挿絵を書かないことに怒ったらしく、版元が書き手を馬琴から蘭山に変えてしまったらしい。まあ妥協しないってことも大事かも。「南総里見八犬伝」の挿絵は北斎の弟子柳川重信。

第1期 「春朗(しゅんろう)期」 20歳〜
 北斎、画壇デビュー
第2期 「宗理(そうり)期」 36歳頃〜
 北斎、宗理風ともてはやされる
第3期 「葛飾北斎期」 46歳頃〜
 北斎、読本挿絵の第一人者となる
第4期 「戴斗(たいと)期」 51歳頃〜
 百科図典『北斎漫画』誕生。
 絵手本の時代
第5期 「為一(いいつ)期」 61歳頃〜
 名作『冨嶽三十六景』誕生。風景、花鳥、古典や怪談を描いた版画を続々発表
第6期 「画狂老人卍(がきょうろうじんまんじ)期」 75歳頃〜
 最晩年になってなお創意勉励を怠らない肉筆画家


大半の作品が日本の所蔵ではないというのが残念でならない。
メモ:北斎の長寿の秘訣はゆずと焼き味噌とくわい。

北斎展 -最高の北斎500点 世界から集結
http://www.hokusaiten.jp/
東京国立博物館 イベント
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=2040

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