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2005/11/30

横山光輝「鉄人28号 原作完全版」購入のこと

1巻の腰巻の色の印刷が薄いのがあったので選り分けて買いました。文字が薄いわけではないので問題はないけれども。

表紙デザインは今ひとつかもと思っていたけれど、実物見てみたらなかなか良かったです。裏表紙もカラー絵ですし。絵(表情?線?)が少し違うと感じだところもあるけれど、原稿が散逸してしまっているので仕方がないかなあ。その代わり絵やセリフがくっきりよみがえっています。光文社文庫になかった(たぶん省略された)のではと思うセリフもいくつかありました。2巻には読みきりも収録されていて、読み応えがあります。

見出し一覧に原作完全版の収録巻数を追加しました。
原作「鉄人28号」見出し一覧


あとがきを見るに、どうやら付録の漫画や「月刊少年ジャンプ」掲載の短編も収録されるようですね。嬉しい。公式サイトには読みきり13本とあるのでソノシートは含まれないかな。ソノシートはいつか絵本付きでCD化されることを願おう。(「鉄人28号」は他作家が手がけた絵本もあるけれど、ソノシートの付録の絵本は横山光輝氏か光プロのはず)

潮出版社 USIO:コミックス新刊のご案内
http://www.usio.co.jp/html/comics/


出版がらみのニュースがいくつかあるので紹介。

鉄人28号よみがえる(2005年11月27日付中国新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20051128/mng_____thatu___000.shtml
ZAKZAK:「鉄人28号」誕生50周年記念、出版パーティー
http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_11/g2005112904.html

追記。
「鉄人28号VS鉄腕アトム展」連動企画として手塚治虫ワールドにファンクラブ代表江口氏のインタビューがアップされていて、その中で「鉄人28号 原作完全版」の製作秘話が語られています。

手塚治虫ワールド:虫ん坊2005年12月号
「横山光輝クラブ」代表 江口健一さん
http://ja-f.tezuka.co.jp/news/special/200512/topix01.html
「鉄人28号VS.鉄腕アトム展」については→「鉄人28号VS.鉄腕アトム展」開催中

2005/11/29

二階堂黎人「カーの復讐」購入のこと

BOOK倶楽部:カーの復讐
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=270577X

この本はアルセーヌ・ルパンシリーズの贋作です。発売前にWebで見たとき、表紙に踊る「怪盗ルパン」の文字に、これは買わねばなるまいと深く深く思ったのだけど、実際に手にとってみて買うのが決定になりました。普通のフォントなのに「怪盗ルパン」の文字自体にロマンを感じてしまう。でも怪盗ルパンは題ではないらしい。中身めくってみてまだ本文は読んでませんが「この本を読む人へ」がイイです。南洋一郎の香りが…。喜国雅彦氏のイラストもよさげ。あとは読んで楽しければ万々歳ということで読むのが楽しみ。同作者の短編「ルパンの慈善」はまあまあでした。

装丁については講談社ミステリーランドがそういうコンセプトなのか布張りで、ページの角を落としてあって、懐かしい気持ちにさせられる。裏張りの紙がちょっとどきつい感じがするけど、まあいいか。フォントも、ちょっと懐かしい感じ。これなら良い具合に騙されそうな気がする。(その点ポプラ社の文庫版怪盗ルパンはなんか違うんですよね…魔法にかかりたいのにかからせてくれないと言うか…旧ポプラ社の本にはある種の魔法があったと思う)

2005/11/26

横山光輝「鉄人28号 原作完全版」発刊記念プレゼント企画

「鉄人28号 原作完全版」の発売に伴ってプレゼント企画があるようです。詳しくは出版社のサイトで。ポスターの図柄が知りたいけれど、今のところ不明。応募〆切は2006年1月31日で、ポスターは先着順なので要注意。

潮出版社 USIO:今月のトピックス
http://www.usio.co.jp/html/topics/index.html

1・2巻を共にお買い上げいただいた方の中から先着1,000名様に「鉄人28号特製ポスター」を、さらに抽選で300名様に「鉄人28号オリジナル・デザイン図書カード」をプレゼントします。

第1巻と第2巻は11月28日発売で、全巻予約もできるようです。全24巻で20,880円也。最終巻は2007年9月発売予定。
潮出版社 USIO: 鉄人28号 原作完全版−第1巻「鉄人28号誕生」
http://www.usio.co.jp/html/books/shosai.php?book_cd=842
潮出版社 USIO: 鉄人28号 原作完全版−第2巻「怪ロボットあらわる」
http://www.usio.co.jp/html/books/shosai.php?book_cd=843
セブンアンドワイ - 本 - 完全版 鉄人28号  1   鉄人28号誕生
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=R0163007
セブンアンドワイ - 本 - 完全版 鉄人28号  2  怪ロボットあらわる
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=R0163008


実写劇場版「鉄人28号」DVDは売っているのを発見した。でも買ってない。スペシャルBOX付録の復刻は昭和35年5月号と7月号のようだ。5月号は正太郎たちがまだら岩に調査に乗り込むところ。7月号はブラックオックス編のラストなので読み応えはありそう。

Geneon(MOVIE)Topics:横山光輝の傑作漫画、巨大ロボット・アクションの原点が実写で甦る!『鉄人28号』11月25日発売!
http://www.geneon-ent.co.jp/movie/topics/tetsujin.html
Geneon Entertainment 商品詳細:鉄人28号 スペシャルBOX <初回限定生産>
http://db.geneon-ent.co.jp/newtitle/list/show_detail.php?softid=401805
Geneon Entertainment 商品詳細:鉄人28号 デラックス版
http://db.geneon-ent.co.jp/newtitle/list/show_detail.php?softid=401804


超合金魂の2体も発売されてるんですよね。どこにいけばあるのか分からないので売っているところをチェックできなかった。買わないけれど。ブラックオックスの右手で鉄人の目が光るギミックは最初の超合金鉄人では効かないというのがちょっと残念(アニメDVD-BOX限定の鉄人は効くらしい)。正太郎君趣味悪いと言われてるけどこの色で10年着たきり雀だかなあ、立派なもんだ。

超合金魂:GX-29 ブラックオックス
http://www.tamashii.jp/sot/51.html
超合金魂:GX-24M 鉄人28号(ブルーメタルバージョン)
http://www.tamashii.jp/sot/52.html
超合金魂鉄人28号&ブラックオックス
http://pony-hp2.web.infoseek.co.jp/BLACKOX.htm

こちらは発売中の超合金魂
超合金魂:GX-24 鉄人28号
http://www.tamashii.jp/sot/40.html

2005/11/24

小倉孝誠「推理小説の源流 ガボリオからルブランへ」

淡交社、2002年
淡交社:推理小説の源流
http://tankosha.topica.ne.jp/books/old-book1/ISBN4-473-01884-9.html
オンライン書店ビーケーワン:推理小説の源流
http://www.bk1.co.jp/product/02138307

□概要
フランスの推理小説の成立を明らかにし、推理小説家エミール・ガボリオの復権を図る。

第1章 犯罪と物語
19世紀の社会現象や、推理小説に通ずる犯罪物語(アレクサンドル・デュマの「パリのモヒカン族」ほか)の紹介、フランスにおけるポーの受容史など。

第2章 エミール・ガボリオの登場
ガボリオ作品・ルコック登場小説の梗概、考察。ガボリオの作品を翻案した黒岩涙香が書いた推理小説「無惨」の紹介など

第3章 世紀末からベル・エポックへ
ルコックとホームズのつながり、ルルーやルブランの考察など。

□感想
推理小説とは何か、推理小説が成り立つには何が必要だったのか、など丁寧に追っていて分かりやすかった。アメリカの作家クーパーの「最後のモヒカン族」の影響があったことは発見だったし、ポーの作品がフランスに最初に紹介されたとき、ほとんど翻案のような作品であったことなどな何処も同じなんだなと思った。

ガボリオの邦訳書は現在入手できないが、2006年に国書刊行会から「ルルージュ事件」の出版予定があるようだ。
本棚の中の骸骨
http://www1.speednet.ne.jp/~ed-fuji/

映画「真夜中のピアニスト」感想2

「真夜中のピアニスト」はあとで2度目を見に行った。1度目は途中で見方を間違えたと思ったのと、パンフレットを買わなかったので。ラストの表情がなんか幸せそうに見えたところが気に食わなかったけれど2度目に見たらそうでもなかったことや納得できたところや映像の陰影を感じ取れたこともあって2度見たことはよかったけれど、やはり私は合わなかったかな。作品と自分とで共通する点も共感する点もぜんぜんなかったし、何より主人公が好きになれなかった。あと、自分はロマン・デュリスの顔が好みというわけじゃないんだな、と思った。割と拘って撮ったらしい指の動きは今ひとつ。体は引き締まってて美しかったが。

でもつくづく邦題が合っていないと思う。私は1度目を見たとき、この映画は“鼓動が止まった”(原題)だったんだ、と思ったので。


普段は映画を見る習慣がないので今年映画を数本見でおなかいっぱいだけど、「愛より強い旅」は見たい。「ガッジョ・ディーロ」をDVDで見てよかったと感じたので(けっして理解できたわけじゃないけれど)。「愛より強い旅」と連動して、スチール写真の展示やアフリカ料理の体験など、企画があるようです。クスクスというのは粒状パスタなんですね。とくに食べ物に関しては保守的なので食べたことないなあ。
愛より強い旅 12月17日(土)渋谷シネ・アミューズにて公開
http://www.ai-tabi.com/


あと、来年続編である「ロシアン・ドールズ」が公開されるためなのか、「スパニッシュ・アパートメント」が11月26日(土)から「三軒茶屋中央」で上映されるようだ。
MovieWalker - 三軒茶屋中央劇場 東京都/23区内 映画館 上映時間
http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/9MADV001.html

2005/11/21

「ルパンに喰われた男 モーリス・ルブラン」2005年11月18日放送

「世界・時の旅人」というシリーズでNHK・BSハイビジョンで放送。
予告→NHK・BSで「ルパンのいたパリ-モーリス・ルブラン-」放送予定
R
同内容が11月23日23:00からBS2でも放送されます。

家ではBS見られないので某家電量販店で見た。10時閉店だったのでエンディングは最後までは見られなかった。(後ろに店員さんが控えていたのでね。私がずっと見てた薄型テレビは売れ筋賞品らしい。確かにいいなあとは思ったけど)

旅人は豊川悦司さん。ルパン派だそうで、確かにルパン好きなんだなーと思った。服装がなんとなく「奇巌城」に出てくるイジドール・ボートルレ(高校生探偵。紅顔の美少年)のイメージだった。ボートルレは姿なきアルセーヌ・ルパンを追いかける役だから、姿なきモーリス・ルブランを追うという点で一致するし、途中で自転車に載ってやっぱりボートルレだと思い、エンディングで(ありきたり演出だけど)ルパンが出てきてボートルレ決定的になって嬉しくなった。


最初に訪れた品揃えがいいという古書店はモーリス・ルブランの棚があって「ジル・ブラス(Gil Blas)」紙(この新聞名は「ハートの七」に出てくる)などがあった。ルブランの投稿タイトルは「死の美学」…ちょっと暗いかも。店内を映したシーンで「L'AURORE」紙の「J'accuse...!(私は告発する!)」の文字が。やはり有名な出来事のだろう(この新聞名は映画「ルパン」に出てくる。同じフォントだった)。この店は店舗はあまり大きく見えないけれど、地下がすごい。どこまでも続いてそうだ。あれを把握している店員さんも凄いな。番組の紹介文に“ルパンシリーズの第一作が掲載された雑誌「ジュ・セ・トゥ」を見つけた”とあったので簡単に見つかるものなの?と思っていたけれど納得。6という数字は通算6号という意味で年月でいうのなら1905年7月号。

豊川さんがインタビューをしていたのはプシャンさんという方。プシャンさんについて調べたらヴィクトル・ユゴーの研究をしててノルマンディー出身と言っていたので、Gerard Pouchainさんでビンゴだろう。「Promenades en Normandie avec Maurice Leblanc et Arsene Lupin」(訳すなら「モーリス・ルブランとアルセーヌ・ルパンと歩くノルマンディーの道」か)という本を出している。アマゾンには本の画像がないけれど、下のURLでは本の表紙が見られる。
Amazon.fr Livres : Promenades en Normandie avec Maurice Leblanc et Arsene Lupin
http://www.amazon.fr/exec/obidos/ASIN/285480354X
SUR LES PAS D'ASENE LUPIN
http://www.sequana-normandie.com/artistes/leblanc.htm


それから古い自転車を借りてきてノルマンディーを旅する。モーリス・ルブランはあちこち自転車で回っていたらしい。若いルパンもボートルレも自転車で走り回っている土地。起伏があって自転車で回るのはつらそうだけど、気持ちよさそう。「人生はすばらしい」と思う気持ちも分かる。

ルブランの生家はルーアンのフォントネル通り2番地。その後何度かルーアンの市内を引っ越したらしい。ルブランが通った喫茶店で、モーパッサンも通ったのがあるのはゴンヌヴィル。喫茶店のオーナーの女性はルブランが通っていた頃を知っているらしい。ゴンヌヴィルは「奇巌城」にもボートルレの通過点として名前だけ出てくる。

ジュミエージュ修道院は映画「ルパン」にも出ていたところ。ルブランの思い出の土地はあのように廃墟なのだけど、映画では現役の修道院として出ていた。ルブランは近くにある叔母の家を良く訪れていたそうだ。修道院は石造りで塀かと思うようなところが実は昔屋根があったとすると、かなり大きかったのでは。廃墟という言葉からイメージするよりは怖くなさそう。ルブランはジュミエージュの廃墟について以下のように書いている。(「アルセーヌ・リュパン 怪盗紳士の肖像」ジャン=クロード・ラミ、大友徳明訳、東京創元社)

廃墟に入り混じる自然の美しさと、自然を現在に結びつける過去の美しさとが、そっくりわたしの目の前に広がっていた。われわれは誰でも、その生涯に、自分の美的感動を呼び起こしてくれるいくつかのイメージを持っている。わたしの場合、自分の感受性の奥底に、ジュミエージュの廃墟ほど目のくらむような威圧的イメージを残しているものはない。


最後に訪れたのはエトルタ。浜辺のあたりは「八点鐘」の「テレーズとジェルメーヌ」の舞台で、浜に立てられた小屋で殺人が起きる。沖はあまり遠浅ではないような感じ。そこから左奥に見えるのが「奇巌城」。夕日をうけた奇巌城はきれいだった。

ルパン荘。エトルタにあるこの建物はもともとルブランが買った別荘で人手に渡っていたものをお孫さんが買い戻したもので一般公開されている。ルブランの書斎が再現されていたり、ルパンの隠れ家を各部屋ごとにコンセプトを分けて再現しているようだ。ダ・ヴィンチのジョコンダ(モナ・リザのこと)も勿論あった。シルクハットとマントも。確かにベッドが小さかったけど、でも昔の人って今のように手足伸ばして寝なかったと聞くし、あの大きさから身長を図らないほうがいいのだろう。豊川さんって186cmもあるのか。きっとルパンはあなたより低かったよ。


ということでノルマンディの旅を堪能してしまった。冒頭で映画「ルパン」のシーンが見れてよかった。番組内で言われていたルブランの執筆状況や生涯についてちょっと懐疑的に思ったところもあるんだけどね、メモ取れなかったので指摘しないけど、ああいうのって言葉のマジックだから。ルブランに関する日本語の本がないのが痛いな。BGMはルパンIII世のが使われてたけど、アレンジが好きじゃないし、パリはまだしもノルマンディーの牧歌的雰囲気や陽気さとミスマッチ。どうせなら金曜ロードショーの曲も流せばよかったのに(夕日で灯台のやつ)。あとナレーションとかぶせているのは聞き取りにくくて戴けなかった(私の視聴環境がよくないせいもあるが)。豊川さんって手がきれいだ。ハイビジョンなのにあの美しさはすごいと感心してしまった。


□2008/01/06追記
番組に登場した古本屋
Toute la presse ancienne, La Galcante(仏語)
http://www.lagalcante.com/

ミラノ展/江戸絵画のたのしみ

2005年10月25日(火)-12月4日(日)、千葉市美術館
Chiba City Museum of Art
http://www.city.chiba.jp/art/index.html

訪問日:11月20日
□ミラノ展 −都市の芸術と歴史−
千葉市美術館の開館10周年を記念し、同時開催されている。行ってみたくなったのはベルナルディーノ・ルイーニと言う人の作品が展示されていると知ったから。モーリス・ルブランの小説「カリオストロ伯爵夫人」で、カリオストロ伯爵夫人ジョゼフィーヌはルイーニの肖像に描かれている女性とそっくりとかかれているので。でも「ハムの嘲笑」という1点で女性が絵が描かれた作品でなかったのは残念だった。修復されたからかもしれないけれど、他の作品に比べて布の赤の色や肌や鮮やかだなと思った。

ルイーニ (ルネサンス)
http://art.pro.tok2.com/L/Luini/Luini.htm
Bernardino Luini Online
http://www.artcyclopedia.com/artists/luini_bernardino.html

ロンゴーニという人の作品が、値段を上げるためセガンティーニと名前を書き換えられて売られて怒ったとあったけれど、その作品の額縁についている名前がセガンティーニだった。皮肉と言うか可哀想と言うか…偽名がついたまま誰かに買われてしまったんでしょうか。

□江戸絵画のたのしみ
細かくテーマ分けされていて、分かりやすかった。「月光に心を研ぎ澄ます」というコーナーで作品が3つ並んでいたけれど、円山応挙の絵は月の位置が低くて、こういう月の絵もあるのかと思った。大して谷文晁の絵は月と芦という題材を紙いっぱいに書いていてその対比が面白かった。

山田風太郎「巴里に雪のふるごとく」

「明治波涛歌」ちくま文庫山田風太郎明治小説全集所収

□感想
ちくま文庫のこのシリーズは発売されはじめた頃から気にはなっていたのだけれど、手にとる機会はなかった。この作品にルコック探偵が登場すると言うのを知って読んでみた。なんというか、隙がないと思った。成島柳北をはじめ、モーパッサンやゴーギャン、ヴィクトル・ユゴー、岩倉使節団など名前だけは知っている人物がたくさん出てくるけれど、きちんとキャラ立てされていて不自然さがなく、各エピソードにもきちんと意味が有る。それでいて面白い。もちろん事件がおき解決するのだが、探偵役となっているのはルコック(警部)と川路利良。

2005/11/19

「世界一受けたい授業」2005年11月19日放送

一時間目が山口仲美さんでオノマトペ(擬態語、擬声語)についてだった。知らなくてチャンネルをつけたので10分ぐらいしか見られなかったのが残念。あんな楽しい女性だったとは(女性だと知らなかった)。

私が読んだことのある著書は以下の3冊かな。
『ちんちん千鳥のなく声は―日本人が聴いた鳥の声―』
『平安朝'元気印'列伝―今昔物語の女たち―』
『犬は「びよ」と鳴いていた』
どれも面白かったけれど、「ちんちん千鳥のなく声は」はおすすめ。もう一度読みたい。
(「ちんちん千鳥―」と「犬は―」がオノマトペに関する本)

「ちんちん千鳥のなく声は」の中で、童謡「七つの子」に「かわい かわい と からすはなくの」という歌詞があるけれど、あれは「可愛い」という気持ちを載せて鳴いているというだけではなくて、ある地方ではカラスの鳴き声を「カワイカワイ」と聞き做しているのを知って感心した。

カラスの鳴き声は、昔からカカとかカアカアだったけれど、途中から「アホウ」という鳴き声が出てきたとか。教養文庫から江戸時代の絵本が出版されて、その中で実際にアホウと鳴いているのを見たときは妙に嬉しかった。

山口仲美の言葉&古典文学の探検
http://www015.upp.so-net.ne.jp/naka0930/

2005/11/14

2005年11月9日付産経新聞 「鉄人28号」復刻

“「鉄人28号」復刻 巨大ロボ完全復活! 夢を再び”というタイトルの記事が載りました。

「鉄人28号」復刻 巨大ロボ完全復活! 夢を再び アニメ動画 クリッピングニュース So-net
http://brain.newswatch.co.jp/BNS/so-net/news/14998/sankei2005110900347.html

「鉄人」完全版は全二十四巻。二十八日に一、二巻を同時刊行、以後、毎月一巻ずつ刊行する。B6判、各870円。

とうとう半月後に迫りました。当初の想定より値段がちょっと高めになっているかも…。
なお、1巻のタイトルは「鉄人28号誕生」、 2巻のタイトルは「怪ロボットあらわる」です。

2時間ドラマ

11月12日(土)の昼におばはん刑事流石姫子7の再放送を見た。
このシリーズ好きなんですよね。流石姫子(中村玉緒)ははかつて警視庁のエリート堤啓吾(北村総一朗)と恋仲だったが、仲を引き裂かれ二人の間に生まれた息子を置いて啓吾の元を去った。数十年後、警察署長となった息子恭一(鶴見辰吾)と上司と部下として再会する。というのが基本設定。
推理は期待しちゃいけなくて、案の定納得いかない解決だったけど。森山周一郎は相変わらずいい声だった。そして啓吾パパは出番がないあまり(?)変態オヤジと化していた。姫ちゃんLOVEなのはよーく分かるけど(あれって北村さんのアドリブかな?)。ともあれパパを応援してるので、無事結ばれて欲しいなーと思うのだった。

実はこのシリーズはファイナルの9話目が撮影済みで、でも放送予定が未定らしいんですよね。ネタバレ写真付きで載っているけどいるべき人がいない!ということでとっても気になる。
土曜ワイド劇場:おばはん刑事!流石姫子
http://www.sb-p.jp/oishi/dowai/series/sasugahimekolist.html
株式会社テレパック-トピックス
http://www.telepack.co.jp/topics-obahan9.html

火サスでは鷲尾いさ子の霞夕子シリーズが好きだったけど、別の女優さんに交代したんですよね。鷲尾さん自体2代目なので変わるのは仕方ないと思ったけれど、お母さん(朝丘雪路)と友行さん(村田雄浩)はそのままなのに夕子役だけ変わっちゃうのが腑に落ちなかった。あの3人の空間が好きだったので。挙句火曜サスペンス劇場自体が無くなってしまった…。

他に水ミスの信濃のコロンボシリーズ(中村梅雀)が好き。原作に出番がなくても毎回出てくる岡部警部(松村雄基)とか、奥さん役の原日出子とか。一番新しいやつ見逃したので、再放送と新作待ち。でも原作が少ないからそろそろ底をつき始めてるんですよね。あとどれくらい残ってるんだろう。
土曜ワイド劇場&女と愛とミステリー:信濃のコロンボ事件ファイル
http://www.sb-p.jp/oishi/dowai/series/sinanonocolumbolist.html


11月13日(日)放送のTRICKを見たけど洋画劇場枠だったのに、2時間ドラマっぽかった気が…。矢部さんと秋葉君の出番少なかったな。

2005/11/09

芦辺拓「真説ルパン対ホームズ」

芦辺拓「真説ルパン対ホームズ」創元推理文庫、2005年所収
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3399
初出単行本:芦辺拓「名探偵博覧会 真説ルパン対ホームズ」原書房、2000年
http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=03303-7

□概要
1900年のパリ万国博覧会を舞台としてルパンとホームズが相まみえる。

舞台に立つ川上貞奴から首飾りを盗んだルパン。しかし新聞には自分が起こしたのではない別の事件もルパンの仕業として報道されていた。日本がらみで次々起こる事件の3番目の被害者リュミエール兄弟はホームズに捜査を依頼する。

□感想
舞台がパリだし、ルパンの知識や当時のフランスに関する事物が随所に散りばめられていてそういう点では楽しめるのだけど、逆にそれゆえに楽しめないというか、それらが煩くて読後感はあまりよくなかった。

実写劇場版「鉄人28号」まとめ

公開日:2005年3月19日

□公式サイト
http://www.tetsujin28.jp/
http://www.starchild.co.jp/tetsujin/

□関連ソフト
・<CD>「鉄人28号オリジナルサウンドトラック」(音楽:千住明)
http://www.jbook.co.jp/product.asp?product=2544181
・<DVD>「鉄人28号 スペシャルBOX <初回限定生産> 」本編のDVD
・<DVD>「鉄人28号 デラックス版」本編のDVD
Geneon Entertainment 商品詳細:鉄人28号 スペシャルBOX <初回限定生産>
http://db.geneon-ent.co.jp/newtitle/list/show_detail.php?softid=401805
Geneon Entertainment 商品詳細:鉄人28号 デラックス版
http://db.geneon-ent.co.jp/newtitle/list/show_detail.php?softid=401804
Geneon(MOVIE)Topics:横山光輝の傑作漫画、巨大ロボット・アクションの原点が実写で甦る!『鉄人28号』11月25日発売!
http://www.geneon-ent.co.jp/movie/topics/tetsujin.html


□記事リンク
実写劇場版「鉄人28号」キャスト表
実写劇場版 「鉄人28号」 感想
実写劇場版 「鉄人28号」 感想 2
実写劇場版「鉄人28号」パンフレット
実写劇場版「鉄人28号」 ココットとノッポン
実写劇場版「鉄人28号」試写会(於岡山市)と犬島ロケ
「昭和レトロ日和! 映画『鉄人28号』とおいしい(秘)スポット探検」

□書籍・雑誌
西日本新聞 2005年3月16日付朝刊
「Weekly ぴあ」2005年3月24日号と「映画秘宝」2005年5月号
雑誌 「ロボコンマガジン」 No.38
雑誌「シナリオ」2005年5月号

2005/11/08

伊吹秀明「シャーロック・ホームズの決闘」

幻冬舎、1997年
Amazon.co.jp:シャーロック・ホームズの決闘 本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877281630/

□概要
ホームズがバリツを使って活躍する1冊。全5話のうち「第五話 養蜂場の決闘」に注目。

サセックスで養蜂を営むホームズだったが、ある朝蜂の巣箱が横倒しになっており、周囲で奇妙な窃盗事件が起きていることを知る。そんな中ホームズの元をフランスの雑誌記者が訪れた。

□メモ
フランスの雑誌記者の名刺に書かれた肩書きは「<ジュ・セ・トゥー>副編集長 ラウール・リメジー」。リメジーの共犯者の名前がブレジャックだけどルパンシリーズに出てくるブレジャックとは無関係か。時期は「最後の挨拶」の4年前。

□感想
バリツ対サバット、フェンシング対ラ・キャンの対決が読めるし、推理部分もある。なかなか面白かった。

2005/11/07

怪盗ルパンメモ

ルパン絡みの本が2冊出版されるようです。(正確にいうと後者は違うけど)

□二階堂黎人「カーの復讐」
講談社ミステリーランド
2005年11月25日発売予定

二階堂黎人の黒犬黒猫館
http://homepage1.nifty.com/NIKAIDOU/

怪盗ルパン対ミイラ男の話らしい
(書き下ろし作品)


□矢作俊彦「悲劇週間 SEMANA TRAGICA」
文藝春秋
2005年12月上旬発売予定

e-hon 本/悲劇週間 SEMANA TRAGICA/矢作俊彦
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=4163246401&Sza_id=MM
文芸2005<9月>生命力に輝いていた時代 : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050926bk01.htm

主人公は堀口大學。ドン・ルイス・ペレンナなる人物が登場する
(雑誌「新潮」2005年1月号-10月号掲載作品)

矢作俊彦「悲劇週間 SEMANA TRAGICA」

文藝春秋社、2005年12月
ISBN:4-16-324640-1
初出:雑誌「新潮」2005年1月号-10月号
悲劇週間(矢作 俊彦)
http://www.bunshun.co.jp/book_db/html/3/24/64/4163246401.shtml
文藝春秋|本の話より|自著を語る(悲劇週間)
http://www.bunshun.co.jp/jicho/semana/semana01.htm

□概要
20世紀初頭のメキシコを舞台とした小説で、堀口大學が主人公。
表紙はクロード・モネ

□メモ
メキシコ在住の大學にフランス語を教える人物がドン・ルイス・ペレンナ。ナポレオン三世の時代を生き、パリ・コミューンの崩壊を体験し、故国に居られなくなったフランス人として語られる。架空の人物なのだろうが、どうやらルパンの父親である疑いが濃厚。ドン・ルイス・ペレンナと言う名前がアルセーヌ・ルパンシリーズに拠っているのいは勿論、年齢は70歳代で、息子の名前がアルセーヌ・ダンドレジーだし、その息子は乳母に育てられてるし、柔術の師範代務めてるし、極めつけはハウチワマメ。

雑誌「潮」2005年12月号 いま甦る! 横山光輝『鉄人28号』

2005年11月28日から刊行する「鉄人28号 原作完全版」に関連しての特集です。

潮出版社 USIO【月刊「潮」】
http://www.usio.co.jp/html/usio/index.php
特集 いま甦る! 横山光輝『鉄人28号』。
謎がいっぱい!『鉄人28号』のおもしろさ。(夏目房之介)
夢をかたちに 愛知工業大学「鉄人プロジェクト」。(石黒昭弘)

柱に原作完全版の広告があったけれど、読みきり8編を含むとなっていた。
ということは「月刊ジャンプ」掲載分などは含まれない??

とりあえず「鉄人28号」の作品一覧を作ってみたけれど、どこまで収録されるだろうか。
漫画「鉄人28号」作品リスト

横山光輝「鉄人28号」作品リスト

■雑誌「少年」連載

■雑誌「少年」読切(「少年」の増刊号に掲載)

  • 1957年夏「大金塊の巻」
  • 1958年夏「うかぶX島の巻」
  • 1959年正月「なぞの飛行機事故」
  • 1959年夏「あやしい落下物体」
  • 1960年正月「自転車レースの巻」
  • 1960年夏「怪ロボット・ロビー」
  • 1961年正月「怪盗ブラックマスクの巻」
  • 1964年夏「沈没船のなぞ」

■雑誌「少年」付録

  • 1958年11月号「オーパナ博士の挑戦」
  • 1960年10月号「ロビーの逆襲」

■ソノシート付録

  • 鉄人28号「銀行ギャング粉砕」1964年
  • 鉄人28号第2集「鉄人 超特急を守れ」1964年

■その他読切・ショートショート

  • 「サントリー天国」1965年
  • 「中一時代」1971年4月号付録
  • 「楽しい幼稚園」1972年
  • 「月刊少年ジャンプ」1976年9月号

「花とゆめ」2005年23号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

バスの中に見えた蓮が落ち込んでいたように見えたから、宝物のコーン(宝石)を渡しておまじないで慰めようとするキョーコ。昔と逆の立場だと感じて感慨にふける蓮。

妖精国の王子様ってコーン(=蓮)が吹き込んだのか。罪な男だ。自分でも笑ってるし。でも父親のが大きな手を持っててその手から逃れられないというのは本当のところなのだろう。そして10年経っても逃れられていないというのがキーなのかな。若い頃の蓮はすっごい身軽そう。でも顔見せはまだのようだ。

コーン(宝石)にキスをする蓮は見てるこっちも悪い魔法に掛かりそう。この場合本当に悪い魔法なのか、恋の魔法なのか…。

次回24号はお休みで2006年1号(12月5日発売)から再開。

2005/11/02

映画「ルパン」:ルパン

映画「ルパン」の見納め行ってきました。最後に見に行ったのは川崎チネチッタだったけど、スクリーンが近くて一番見やすかったかも。おかげでルパンが堪能できた。

アルセーヌ・ルパンは若い。昔読んでたときは大人の人だと思ったと思うけど、いざルパンの年齢に追いついてみると若くて溌剌としてて圧倒されてしまう。ルパンはもろくて泥臭いところもあって、そしていつまでも大人になれない子供のような人だと思う。不幸が訪れてもおまえが悪いんだ。おまえが泥棒なんてやってるからだ、と責めてしまいそうになる。でもあまりに打ちひしがれているので強くは思えず…。そういうルパンが好き。大人になれていたら泥棒なんてやっていないし、あれだけの活躍が出来ないもん。

怪盗紳士といわれるのは貴族のたしなみを持つからじゃなくて、お説教泥棒?とかそういう変わった泥棒を賞賛する形容詞なんだと思う。ルパンは庶民でずっと貧しく育った。その中でも己を失わない自尊心や気品ををもって生きてたからこそ完全に悪に染まりきらず紳士的強盗と呼ばれるようになったんだな、と映画を見て原作読んで思った。偕成社をはじめて読んだ頃、それまでのポプラ社と違い悪人のイメージで訳されていてショックだったのは覚えている。でも今は悪の面を内包しているところや、泥棒であることから抜け出せないルパンのほうが興味を惹かれる。

色々思い返していると、映画と原作のルパンへの思い入れが混じってちょっと泣けてしまった。ルパンは馬鹿だ。

映画は原作とは設定が違うんだけど、原作を大切にしていると思う。「カリオストロ伯爵夫人」を読んでみたら今まで気づかなかった点にいろいろ気づいて本当に面白い。原作の再発見をさせてくれたと言う点で高く評価をしている。私の中でルパンの人物像というのは固まっていないけど、この映画がずいぶん影響しそうだ。

映画でもルパンの悲しみがはっきりと伝わってきて、ああ、この近く(ではないけど、同じノルマンディーのはず)で愛の涙を流したんだ、そして…と思うと余計辛かった(愛の涙の下りは岩波版か偕成社版の「奇岩城」でしか読めない。あの結末も悪いのはルパンだと思う)。ルパンを襲う悲しみは、あの土地が影響をしているのかもしれない。映画の中のノルマンディーは常に冷たい風が吹いていた。

2005/11/01

「鉄人28号VS.鉄腕アトム展」開催中

手塚治虫記念館にて開催中で、横山光輝氏の直筆原稿なども多数展示されているようです。

「鉄人28号 VS. 鉄腕アトム展 -スーパーロボット、夢の競演-」
期間:2005年10月27日(木)-2006年2月20日(月)※水曜日は休館
会場:宝塚市立手塚治虫記念館

第36回企画展「鉄人28号VS.鉄腕アトム展」
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/sub_file/01030108000000-36kikaku.html
TEZUKA OSAMU @ WORLD TOMM#2005_1025
http://ja-f.tezuka.co.jp/tomm/news/news/index.html#2005_1025


MSN-Mainichi INTERACTIVE 地域ニュース:企画展:鉄人28号VS鉄腕アトム展 きょうから宝塚・手塚治虫記念館で
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20051027ddlk28040715000c.html


 宝塚市武庫川町の市立手塚治虫記念館で27日から、企画展「鉄人28号VS鉄腕アトム展〜スーパーロボット、夢の競演」が開かれる。ともに1950年代に登場し、その後のロボット漫画に大きな影響を与えたキャラクター。両者の比較を通じて、それぞれの人気の源を探る。来年2月20日まで。

asahi.com : マイタウン兵庫 - 朝日新聞地域情報:アトムと鉄人28号原画展/手塚治虫記念館
http://mytown.asahi.com/hyogo/news01.asp?kiji=11203

 今回の企画展「鉄人28号vs.鉄腕アトム」は3部構成。1部では、「少年」をはじめ50年代のマンガ雑誌数種やその付録約20点を展示。両作品に寄せられた読者の声を紹介し、当時の空気を伝える。2部では、操縦器で人間に操られる鉄人28号と自分の意思を持つアトムという設定や、50年代と21世紀という時代背景の違いについて、原画約130点とパネルで比較する。3部では、2人の作家の作品を年表にして足跡をたどる。
 
 村上淳一館長は「鉄人28号は最近、テレビアニメや映画になり注目を集めているが、原画は散逸してあまり残っていない。目にする機会は少ないので見に来てほしい」と話している。

アルセーヌ・ルパンシリーズ読了!

ハードカバーを読むのは家でしか出来ないから、この土日に一気に読みきってしまった。ちょっと勿体無かった気がするけど、1週間待てそうになかった。

面白かった!!

実を言うと「オルヌカン城の謎」を抜かしてる。これはルパンがとって付けたようにしか出てこないし、文庫で入手できなかったため見合わせ。ちなみに、創元推理文庫の「謎の家」「バール・イ・ヴァ荘」「オルヌカン城の謎」の3つが入手できなかった(どれも偕成社版は入手可能)。岩崎書店「アルセーヌ・ルパンの帰還」も入手できなかったけど、こちらは図書館で読んだ(短いので十数分で読みきれた)。ということで計21冊かな。

ルパン以外のルブラン作品、ルブラン以外のルパン作品も読みたい。今のところ「ジェリコ公爵」「赤い数珠」(以上創元推理文庫と偕成社双方から入手可能)「女探偵ドロテ」「赤い輪」(以上偕成社)は入手可能だけど、それ以外も手に入るようにして欲しい。

ルパンものは発表順に読んだ方がいい。少なくとも「813」までは発表順に読むべきだと思う。いずれそのあたりもまとめてみたい。

映画「ヴィドック」

フランス映画。DVD観賞。
先にノベライズ本を入手してたけど、途中で読むの止まっていたのでオチを知らずに見た。鏡の顔を持つ男は本やDVDのパッケージをみていまいちと思っていたけど、動いてみればなかなかでした。

この映画の舞台は1830年。ヴィドックの詳しいプロフィールは知らないけれど、回想録にあることないこと書き立てられて怒ってたというの知ってたので、ふむふむと見ていた。でも本筋は史実のヴィドックとは関係がないと思う。この映画の価値はデジタルな独特の映像にあると思うのだけど、途中でおなかいっぱいになるので、話は考えずに見ていた。最後のシーンはノベライズ本でようやく分かった。うーむ…。なお、最後のあたりのセリフで語られているのは七月革命。そういえば途中でオルレアン派、ボナパルト派、共和派が云々というセリフが出てた。

フランソワ・ヴィドックは犯罪者でありながらのちに警察組織に入り、最初の私立探偵事務所を開いた人。この人なくてはアルセーヌ・ルパンは生まれなかったと言える。タイトルロールでヴィドックの人生を端的に紹介してて分かりやすい。

この映画を見たのはサヴァットが見られるらしいからというもあったけど、相手が人間じゃなかったので格闘し甲斐がなかった気がする。そんでもってタンプル街って…と思ったのだった(映画「ルパン」でボーマニャンのねぐらがあるところ。時代は「ヴィドック」より60年くらい後)。別名「犯罪大通り」というらしい。

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