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2005/11/24

小倉孝誠「推理小説の源流 ガボリオからルブランへ」

淡交社、2002年
淡交社:推理小説の源流
http://tankosha.topica.ne.jp/books/old-book1/ISBN4-473-01884-9.html
オンライン書店ビーケーワン:推理小説の源流
http://www.bk1.co.jp/product/02138307

□概要
フランスの推理小説の成立を明らかにし、推理小説家エミール・ガボリオの復権を図る。

第1章 犯罪と物語
19世紀の社会現象や、推理小説に通ずる犯罪物語(アレクサンドル・デュマの「パリのモヒカン族」ほか)の紹介、フランスにおけるポーの受容史など。

第2章 エミール・ガボリオの登場
ガボリオ作品・ルコック登場小説の梗概、考察。ガボリオの作品を翻案した黒岩涙香が書いた推理小説「無惨」の紹介など

第3章 世紀末からベル・エポックへ
ルコックとホームズのつながり、ルルーやルブランの考察など。

□感想
推理小説とは何か、推理小説が成り立つには何が必要だったのか、など丁寧に追っていて分かりやすかった。アメリカの作家クーパーの「最後のモヒカン族」の影響があったことは発見だったし、ポーの作品がフランスに最初に紹介されたとき、ほとんど翻案のような作品であったことなどな何処も同じなんだなと思った。

ガボリオの邦訳書は現在入手できないが、2006年に国書刊行会から「ルルージュ事件」の出版予定があるようだ。
本棚の中の骸骨
http://www1.speednet.ne.jp/~ed-fuji/

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