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2005/10/05

映画「ルパン」 ルパンのプロフィール

映画で描かれるルパンのプロフィールは大筋で「カリオストロ伯爵夫人」を踏まえたものとなっている。生誕地のブロワというのは原作「虎の牙」でブロワ生まれのある人物(ルパンがかつて変装した人物)が「アルセーヌ・ルパンとして死亡」とされたことを踏まえていると思われる。
ルパンのプロフィールについては映画「ルパン」の元ネタ探しでもふれています。

本名:アルセーヌ・ルパン
偽名:ラウール・ダンドレジー
生年:1874年
生誕地:ブロワ
父:テオフラスト・ルパン
母:アンリエット・ルパン(旧姓ダンドレジー)


映画「ルパン」のルパンは黒髪だったけれど、原作では髪の色や目の色は描写されていないと思う。体格についてはこんな描写がある。「カリオストロ伯爵夫人」のときは変装していないはず。(引用はハヤカワ文庫から)

体はクラリスに負けずほっそりしているが肩幅は広く、気品とたくましさが同居している。精悍な顔つき、いたずらっぽい口もと、陽気に輝く目。丈の短いズボンをはき、前をはだけた上着の下からぴったりとした白いウールのシャツがのぞいているのが、いかにも敏捷そうな印象を醸していた。

この描写をよむと、映画のキャスティングはなるほどと思う。体の細さは、ジョゼフィーヌが脱いだ服を着られるぐらい(緊急避難として。原作で女物の服着たのはこれだけだと思う。映画では気合はいってたけど)。他の作品でルパンが変装した男は「中背」が多く、「カリオストロ伯爵夫人」でも長身のボーマニャンに見下ろされているし、レオナールと対決したときは「ほっそりした青年と筋骨たくましい大男」と描写されている。そしてテオフラスト直伝の体術でやっつける。

ちなみに原作では、シルクハットに燕尾服、モノクルをはめ、マントを羽織ってステッキ持ってなんて姿はぜんぜん出てこない。「カリオストロ伯爵夫人」では、描写はないけど殆どスーツか平服だと思われる。それでもルパンは燕尾服にマントじゃないとダメだというのはフランスの読者も同じなのだろう。


他の登場人物は、設定や人物像が違っている。たとえば原作のクラリスは金髪だし、クラリスの父は田舎貴族で筋骨たくましく陰気な男。むくつけき男より貴族然としてるほうでよかった。どこを向いても髭だらけなので、最初は誰が誰か分かりづらかったけど。そのなかでボーマニャンはすぐわかる。かっこいいから…もあるけど、一人だけ貴族じゃないので服装も髭も違うから(但し原作はカイゼル髭)。

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