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2005/09/10

ルパンブログのルパン参上・最終回を読んだ

映画「ルパン」公開を前にしてルパンブログのコラムシリーズの1つが最終回を迎えました。いよいよ公開が迫ってきて楽しみです。“映画鑑賞事典”は映画のネタバレをしているので、作品を見た後読んだほうがよりおもしろそうです。

ルパンブログ:【連載】ルパン参上・最終回ルパンの秘密のトビラを開く、とっておきの映画鑑賞事典
http://lupin.cocolog-nifty.com/blog/2005/09/post_7b2b.html


以下の文章は作品を鑑賞する上で重要なネタバレ含む可能性があります。「奇巌城」ないし「奇岩城」を読んでから、あるいは映画「ルパン」を観賞の上ご覧ください。


それでですね。読んだんですけど、間違いが…。

アーチは“アヴァルの門”なんですけど…奇巌城すなわち“エトルタの針”(本当は尖った岩という意味を持つ)はそのそば。予告映像などで“マンヌポルト”から覗いた“エトルタの針”が使われているので、そこは原作と同じだと…。(監督はロケ地としてその周辺を含んで呼んだのだろうと思う)。穴が穿たれていないところに、空洞を見出したルブランの空想力の勝利なのに。

作中でエトルタのこの風景は以下のように描写されている。(奇巌城についてちまちま調べていたので、すぐ引用できてしまうけど)

□「カリオストロ伯爵夫人」(ハヤカワ文庫、平岡敦訳)

(略)目の前に広がる大きな果樹園の向こう、陽光の降り注ぐ菜種畑の平野にはさまれた窪地ごしに、右にはフェカンまで続く絶壁の白い稜線が、左にはエトルタ湾とアヴァルの水門、巨大な針岩の切先が見渡せた。

このアヴァルの水門が断崖から突き出たアーチ、針岩こそが“エトルタの針”のこと。そして「奇巌城」では…。

□「奇岩城」(岩波少年文庫、榊原晃三訳)

広大な海……そして空……右にも左にもエトルタの断崖がある。そこには三つの門がある。上手(アモン)の門、下手(アヴァル)の門、そして大手門(マグナ・ポルタ)……どれもこれも、ここの主にとっては凱旋門だ……そして、その主は、このわたしだったのだ!

奇巌城は、エトルタ断崖を城壁とし、3つの門を控えたまさに城なのだ!海こそが庭なのだ。だからたとえ原題に忠実でないとしても、私は奇巌城(きがんじょう)というタイトルが捨てられない。


パリトエトルタ
http://nishidam1.web.infoseek.co.jp/travel_11c.htm
経由で見つけた以下のページに写真がある。
Les Falaises d'Etretat(エトルタの断崖)
http://www.etretat.net/tourisme/vue-aerienne.htm

上空だから小さく見えるけれど、実際は100メートル級の断崖。「l'Aiguille」が“エトルタの針”で、クリックすると“マンヌポルト”から覗いた“エトルタの針”が見える。周りは奥からla Porte d'Amont(アモンの門)、Falaise d' Aval(アヴァルの断崖)の門、La Manneporte(マンヌポルト、マグナ・ポルタ)”と3つのアーチがある。


(以下の文章は作品を鑑賞する上で重要なネタバレ含む可能性があります。「奇巌城」ないし「奇岩城」を読んでから、あるいは映画「ルパン」を観賞の上ご覧ください。)

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