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2005/08/31

ルパン生誕100年ブックフェア

書店で映画「ルパン」のオビがついた本が並びはじめました。関連して2005年8月24日付読売新聞夕刊の記事がWebにあがっています。

ルパン生誕100年―今なお愛され 出版トピック 本よみうり堂 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050824bk06.htm

ルブランは、長編では手に汗にぎる冒険を、短編では謎解きの面白さを重視したとされる。魅力的なキャラクターゆえに「さほど言及されないが、実はルパンもので描かれるトリックは非常に先駆的で幅広い。密室もの、雪の山荘もの、レンズの原理、足跡トリック、叙述トリック、意外な犯人といった主要パターンを網羅し、その後のミステリー界に与えた影響は計り知れない」と戸川さんは語る。

ルパンシリーズを楽しめるかというのはルパンというキャラクターが気に入るかどうかに因るかもしれないけれど、短編はルパンがいつどのようにして登場するかも一つのトリックとなっていて、やっぱり面白いと思う。


今のところオビ付きで見かけたのは以下の本

□メディアファクトリー
「ルパン」
□ハヤカワ文庫
「カリオストロ伯爵夫人」(「怪盗紳士ルパン」)
□創元推理文庫
「怪盗紳士リュパン」「リュパンの冒険」「奇巌城」「カリオストロ伯爵夫人」
□新潮文庫
「813」「続813」
□ポプラ社
「怪盗紳士」
この他、偕成社からも文庫がでるようです。
「ルパン」関連書籍に情報を追加しました。
→集英社文庫も参加しています。各社文庫の収録内容を「アルセーヌ・ルパン」邦訳一覧にまとめました。

でも、これらの本は本屋でバラバラに置かれているのが残念。せめてハヤカワとノベライズ本は新刊なんだし並べとこうよー、と思う。

ところで、ハヤカワから出た「カリオストロ伯爵夫人」、背表紙がどピンクだー(よく見たら赤紫だった)。しかも表紙が花柄だし男性は手にとりにくくないか? 題名自体がどことなくアヤシイ感じもするし。短編読んでて、ハーレクイン系のレディコミに結構合うんじゃないかと思ってしまった報いか…(画力のある少女漫画系の絵で読んでみたい)。でもカリオストロはこれから読むので内容は良く覚えていない。


9月1日追記。にフェアの概要が映画「ルパン」を配給するヘラルドのサイトに載りました。
ヘラルドニュース2005年 HERALD ONLINE:なつかしの「ルパン」文庫が続々再刊!
http://www.herald.co.jp/news/2005/09/01_1.shtml

これら関連本を一堂に集めての【ルパン ブックフェア】の実施が全国1000書店にて決定。
映画予告編、DVDの上映、キャラクターポスターの掲出など、映画と関連本のコラボレーションにより、全国の書店がルパン一色に染まる!!

主なブックフェア開催書店:
紀伊国屋書店新宿南店、八重洲ブックセンター本店、
福家書店銀座店、文教堂渋谷店ほか  全国1,000書店

実施期間: 8月26日(金)-
  ※開始時期、終了時期は書店により異なります。

おー、見に行ってみよう。DVDというのは、ジョルジュ・デクリエール主演のドラマのことでしょう。ばら売りのDVDは見かけたことはあるんですが、手を出しかねてたんですよね。

瀬戸川宗太「懐かしのアメリカTV映画史」

集英社新書
懐かしのアメリカTV映画史
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0276-f/

筆者がこれまで視聴してきたアメリカのTV映画について綴った本。簡単な年表も付いている。なかなか面白かった。日本のドラマに影響を考えてみても興味深い。

でも、TV映画というジャンルについてなんとなくは分かったのだけど、軽く説明があれば完璧だったと思う。
Peeping SM Girl
http://www.toei.co.jp/tv/sm/peep/peep1.html

(注:テレビ映画とは、テレビ放映を第一の目的として制作されたドラマで、テレビ局以外の制作会社によって製作されたものを言います。対立する概念は「スタジオドラマ」ですが、近年ではこの辺の境界が曖昧模糊としてしまっています)

思わず注目してしまったのがタイトルしか紹介されてなかった「ドラグネット」(Dragnet)というドラマ。もしかすると鉄人28号のドラグネット博士はここから命名されたのかも。意味は“引き網、捜査網”と言うことで探偵物にはぴったりですね。

日曜は“おとなスタイル”
http://www.rsk.co.jp/radio/otona/standard/0303/09.html

アメリカのテレビ番組には、数多くの警察を舞台にしたドラマがあるが、その中でも必ず名前が挙がるのが「ドラグネット」だ。
登場したのは1952年1月3日。印象に残るテーマで始まった番組は、それまでになかったドキュメンタリー・タッチが受け、1959年9月まで9シーズンに渡って263話が放映された。
(略)
日本では1957年6月から日本テレビで放送され評判になり、和製の「ダイヤル110番」も制作された。

2005/08/30

ガストン・ルルー「黄色い部屋の謎」長島良三訳

集英社文庫・乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10(2)
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=4087488306
※「黄色い部屋の謎」は、ポーの「モルグ街の怪事件」とドイルの「まだらの紐」のネタばらしをしているので、両作品を読んでいない人が読むのは要注意です。


ジョゼフ・ ルールタビーユ(本名:ジョゼフ・ジョゼファン…ジョジョ?)は18歳の新聞記者。喫煙しているし、本当に18歳かとちょっと疑いたくなる。初陣は16歳と6ヶ月。事件を解決したことによって現在の職を得たんだけど、その<オペルカンプ街事件の左足>の様子を想像すると怖い。

この少年探偵の存在を受けてルブランが「奇巌城」において少年探偵イジドール・ボートルレを登場させたとされているけれど、ボートルレ少年が初登場時丈足らずの背広を着ているのは少年記者という存在に対するルブランの揶揄なのかも、と思ったり。ただ私はその描写があってこそボートルレを応援したくなったのだけど。

さて内容はというと、前半はひたすら長く感じる。思わせぶりすぎるのと私は推理しながら読むタイプではないから、なかなか明かされない謎にちょっと飽きかけたのもある。話の中で計3つの事件が起きるのだが、途中断片的に出た過去の出来事のいくつについてかの解明がすっきりしているので安心して結末を待てた。最後に明かされたその謎解きについては、私はすっきりした(とはいえ、私の頭の中に浮かんだ可能性の1つだったぐらいなので、拍子抜けする人もいるかもしれない。でもこの作中に流れる悲劇性がトリックを納得させる効果を持っていると思う)。作為的ではないのもよかったと思う。あと、“ヴィドック”という人物の影響がここにもあるのか、と感じた。

最後はすっきりしない雰囲気で終わっている。最後に明かされた事実について、やっぱり…そうだったかと思った。そうだったかと思った部分はどうやら第2作「黒衣夫人の香り」(黒衣婦人の香り)で詳らかになる模様。でも困ったことに現在ハヤカワ文庫の翻訳しか入手できない上、ハヤカワでは「ルウルタビイユ」となってるんだよね。違和感に慣れるかどうか。

2005/08/28

「奇巌城」読み比べ(その2)

以下の文章は作品を鑑賞する上で重要なネタバレ含む可能性があります。「奇巌城」ないし「奇岩城」を読んでからご覧ください。


続きです。もう少し細かいところの指摘に移ります。

■集英社文庫版と岩波少年文庫版
集英社文庫版になくて岩波少年文庫版にあると気づいた描写。

・ダヴァルの情婦の存在(2章)
・修道院から発見された死体の描写(描写自体はどちらも有る)(3章)
・ボートルレの父の連れ出し方法と、シャトールーでの初期捜査。シャレルじいさんの様子(大きく違う)(5章)
・ルパンがマシバン博士の代わりに講演すると言う(7章)
・農家での聞き取り調査の質問内容(8章)
・愛の涙(10章)

偕成社版をざっと確認したところこれらと同じ描写がありました(岩波少年文庫はリーヴル・ド・ポッシュの1964版を使用。それ以外はどの版をもとに翻訳したか書いてありません)。とくに3、4番目あたりは完訳であろう岩波版のほうが面白かったです。6番目については、それまでイジドール君に肩入れして読んでいたらやられたーずべて許す気分になってしまいました。


集英社文庫版では基本的に理解しにくい文章はなく、あっても読み流せるんですが、たとえば以下のように岩波版のほうが訳文が分かりやすいと感じます。

集英社文庫

(略)わたしは賞賛さるべきであります。なぜならば、すでにクーリー氏から五十万フランを受けとってしまったわたしは、この良心のない富豪に対して復讐してやったからであります。


岩波少年文庫版

(略)小生を賞賛することが残されております。なぜなら、彼(※)は同情する必要のないクーリー氏から前金として受け取っていた五十万フランを手もとにとっておくことによって、公衆道徳のために報復してやっているのですから。

※ルパンのこと。なぜ彼=ルパンなのかは読めば分かります。まったくルパンらしい言い回しです。


この手紙は、ルパンの取引相手の下っ端が警察に逮捕されている状況で、ルパンが、下っ端には罪はないので釈放してあげなさいと言ってるんですね。手付金50万フランは、相手は部下を助けない悪いやつだから返さないよ、社会にとっていい事をしてるんだぞ、と。決して誉められない方法で。ルパンらしい、と思う一面です。集英社版では復讐?ルパンが何かされたの?と思ってしまったけれど、岩波版ですっきり。

参考として新潮文庫「奇岩城」堀口大學訳(1959年初版、1987年第38刷)では以下のようになっています。

(略)我輩は、称賛さるべきだ、彼(※)は好ましからざるクーレイから前金として受取った五十万フランを猫ばばすることによって、大衆の道義心のための復讐に成功したからだ。

※ルパンのこと。

文語調で明瞭ですね。

■逢坂版
上記の箇所は逢坂版では以下のようになっています。(南版では割愛されている)

 わたしの口添えによって自由の身になったあかつきには、ハーリントン氏も、失った五十万フランンを決して惜しいとは思わないでしょう。本来自由というものの代価は、五十万どころではないからです。

お金を失う人物(逮捕されたのが下っ端ではなく取引相手本人になっている)が違いますがそれは置いておいて、最初に読んだときから違和感を感じてました。これは逢坂氏の思考なんだろうけれど、作品の世界観に合わないというか引っかかるんです。(最後あたりにも逢坂氏の思考が反映されてると思しき表現があるけどそれもちょっと…)。これに先立つイジドールの手紙にも違和感を感じてます。そここまで推察できて手紙で暴くこと思ったのがまず引っかかったんですが、レイモンドの行動心理が理解できないのです。また、ルパンは女性がルパンに惚れていると指摘されて否定しないルパンなんておかしい、まして17歳の“赤ちゃん”に指摘されて皮肉やごまかしで反応しないなんて変、というのが私のイメージです。


特に女性の造形は気に入りません。読書好きの女性があの暗号を見て興味を惹かれないはずはないとも思うし、シャルロットの行動も…。前者のほうは、その次の展開を避けるため変えたんだろうと思いますけど。初読でひっかかったこれらの描写が原文どおりでないことに安心したと同時に、より納得できなくなっているなら変える意味がないと思いました。原作に沿ったまま解釈を試みようとすることで、かえって浮いているような気がします。むしろ大きく変えてしまったほうが良かったのではないでしょうか。他に手を入れた故に矛盾を生んでいるところもあって、そのとき階下にいたボートルレが知らないはずの、ルパンの部下と妻が姿を消したカーテンが分かってしまっているところあります。

また、冒頭の女性が原作と違っている理由は読めば分かると解説にあったけれど、私には分かりませんでした。この「奇巌城」発表された頃、ルパンシリーズが舞台化されています。それを思うとこの作品も非常に舞台的な感じがします。舞台ならイジドール少年の変装もおかしくはありません。冒頭についてもまず一人の女性が浮かび上がり、次に窓の有る部屋にいるとわかり、次にそれが城館の3階であると分かる。実に映像的です。やはり物語の幕開きを待っている女性はレイモンドが相応しいと思います。

と、かなり不満だらけですけれど、私自身はアリだとは思います。面白かったし読みやすいし、現代の文章だからガニマールのセリフが銭型警部の声で聞こえて楽しかったし。でも集英社文庫を読んだとき面白かったものだから、講談社文庫の解説に腹が立ってしまったんです。ルブランの欠点はともかく、少なくとも括弧で書くようなことじゃないと思います。ハードカバー版のあとがきにしても、先達の翻訳を参考にしつつ書いているのはわかるし大変だったんだろうと察しますが、ルパンものへの間口を広げるためにも翻訳時の苦労は他で吐いて欲しかったです。


最後に一つ気づいたことがあります。作中に出てくる暗号文に図形が描かれていますが、最初に発見されたとき挿絵についている暗号文の三角形(Aとする)と、暗号を解く場面で文章中に出てくる三角形(Bとする)では形が違うんです。集英社文庫、岩波少年文庫、ポプラ社文庫ともにそうですし、おそらく元のテキストも同様だと思います。たしか集英社文庫版を読んでいたとき、どうしてこの暗号(B)で位置がわかるんだろう、と思ったんですよね。逢坂氏もそう考えたのか、講談社文庫では前者(A)の形で統一されています。ポプラ社文庫の解説と集英社文庫の口絵で見られる雑誌や本の表紙では後者(B)の形です。タダこれも仕方の無いことで、Bはイジドールが記憶から再現したものなので違っていてもおかしくないんですよね。


(以上の文章は作品を鑑賞する上で重要なネタバレ含む可能性があります。「奇巌城」ないし「奇岩城」を読んでからご覧ください。)

「奇巌城」読み比べ(その1)

■読んだ本の一覧

という順番で読みました。昔ポプラ社「奇巌城」(南洋一郎文)、偕成社「奇岩城」(長島良三訳)とを読み、また逢坂版を買ったときにも読んでいるはずですが、結構忘れてました。

■逢坂剛版
謎解き、救出劇、迫り来る警官隊を控えながらの演説などドキドキ感はそのままで、イジドール少年の1人称でかかれています。逢坂版は原作からの改変ありで、1人称だから出来るアレジンを挿入したり工夫されています。文章も翻訳調から離れているので現代の小説になれた人にとっては読みやすいのではないでしょうか。

■集英社文庫版
大筋が頭に入っているから細かいところの描写が面白い。そんなに分かりにくい表現はなくて、じっくり読みたいけど早く先を読みたいという思いに駆られました。この訳で読むとイジドール少年がとってもいとおしい。父親思いで、推理するのが好きで、自分の意見をひけらかすタイプではない、だけど誉められるとやっぱり嬉しいという少年らしさ。つい応援したくなります。捜査の過程で変装してるんですが、背のひょろっとした17歳の少年がまるで12歳に見えるっていうのはどーみても無理かと思います、ええ。変装術は作中で上手くないね、と指摘されるほどの腕です。また、レイモンドのつかの間の、しかし鮮やかな存在感に驚きました。

■岩波少年文庫版
児童書(中学生以上)と言うこともありますが、現在の日本語として違和感のない訳になっています。今のところ完訳としては一番新しい訳ですし。理解できてしまうから、かえって読むのに時間がかかるかも知れません。今回3冊目に読んだので、読み飛ばさずちゃんと読んでしまったし。全体的に分かりやすい文章になっていますが、ルパンの文章中の一人称が小生だったり(基本一人称は「おれ」「わたし」場面によって「ぼく」もある。集英社文庫におけるルパンの基本一人称は「わたし」)、文献の文章が古文調になっているのが古めかしくてダメと感じる人がいるかも。私は「おおせたもう」(お言いになる)なんて書いてあるとぞくぞくするんですけどね。ただし古文調が決して上手くないと感じる表現もあります。

■南洋一郎版
熱い、熱いです。燃えてます。超人扱い過ぎて人間ルパンを読んだ後で読むと笑ってしまう。いわく「あのおそろしい大怪盗王」「あの全世界を恐怖のどん底に落としこんだ大怪盗王」。うーん、すこし間を置いて読めばよかったかも。この作品は旧版では1冊目に配置されていただけあって引き込み力が大きいのかもしれません。原作で後から出てくる事実や結果を入れ替えて先に持ってきたり、ずいぶんすっきりと分かりやすくなっていることに感心します。結末まで一気に読ませてくれました。冒頭のところでも、レイモンドが3階にいるというのは原文では後で分かるところを、先に持ってくることでイメージしやすくなっています。

その2に続きます。

2005/08/27

鉄人1号から27号まで

鉄人1号から27号まで
平成版アニメ[○]、原作[○]、その他[鉄人28号FX]

□平成版アニメ
8号、16号、24号…戦時中完成することなく滅んでいったと敷島博士の回想で語られる
3号、6号、12号…戦後敷島博士が開発。第24話に登場
26号…鉄人計画の概要として敷島博士の回想に登場
27号…戦後敷島博士が完成
28号…戦時中金田博士が完成
その他は今のところ不明。

□原作
1-27号…戦時中に完成。姿が登場するのは20号以降で、20-26号は外見が同じ
28号…戦時中に開発、戦後謎の覆面科学者が完成
原作で最初に登場するのは22号・23号等で、26号は敷島邸を襲撃する。鉄人28号として登場したロボットが正太郎邸を襲い、後にそれが実は27号であると判明、本物の28号が登場する。

□解説
鉄人28号にいたるまでに開発されたロボットがいる。原作では1号につき1体、アニメでは1号につき複数体だろうか。何号かは設計の違いで分けられているように思う。26号までは複数体あると思われるが、27号、28号は1体のみ。

原作での20-26号の開発は外観にとらわれるより中身の充実を図ったものと思われる。“頭部が弱い”という弱点を改良するための開発が、一気に27号、さらに28号とデザインチェンジしているのはいったい誰のセンスなのか。いやいやセンスを問うなら26号は誰のセンスなのかと疑うべきか。(27号は敷島博士、28号は謎の覆面開発者?)

アニメの3号、6号、12号のモデルは原作の他ロボットから。26号の頭部がエビのようなのは、漫画のコマに登場する26号ではなく、単行本に使用されたイラストの26号27号28号の三兄弟ショットで、26号の目が丸いことを参考にしてのものだろうか。
2004年度アニメ版「鉄人28号」登場人物の原作との比較参照。

また、戦時中の開発ロボットに27号と同じ顔を持つロボットがいたことは確かだが、敷島博士が戦時中の研究資料をもとに開発しているのか、それとも記憶便りにあるいは独自で開発しているのかわからない。どちらにせよ27号号動かすまでに10年かかった技術力の弱さは否めないと思う。あれだけの財力をもっていれば原材料に事欠くことはなかっただろうし、金田博士が開発した“リモートコントロール回路28”を使わなければ27号は動かなかった。開発が成功している3号、6号、12号が小型なのは巨大なロボットを動かす技術に弱かったためと推察する。


□その他
・鉄人28号FX
手元の資料から名前だけ挙げる。ブラックオックスは鉄人29号に該当するらしい。
1号 ドリルヘッド/2号 アームローダー/3号 ロードランナー/4号 パワービルダー/5号 マルチワーカー/6号 アーリーバード/7号 ヘラクレス/8号 マスターピース/9号 シザース/10号 X-レイ/11号 スケルトン/12号 オーロラ/13号 アステカ/14号 サバンナ/15号 ビレンドラ/16号 スフィンクス/17号 フェニックス/18号 アイアンイーグル/19号 キングダム/20号 マインツ/21号 エアロダイナー/22号 ナルビク/23号 ロッキー/24号 赤竜号/25号 ミラージュ/26号 ジャンボ/27号 サキガケ/28号 鉄人28号FX

日清チキンラーメン付きどんぶりとマグカップ発売中

セブン-イレブン限定デザイン 日清チキンラーメン付きどんぶり
http://www.sej.co.jp/shohin/chikinramen.html


コンビニに行ったら売っていました。かわいいんだけど、冷めにくいのはありがたいんだけど、ふたを置いておくのは邪魔かも…。8月25日がチキンラーメンの誕生日とは知らなかった。昭和33年発売と言うことは、村雨と正太郎はまさに発売直後に食べてたわけですね。(2004年度アニメ版「鉄人28号」の第19話で食べてた)

2005/08/24

「ルパン」関連書籍

◇◆新しく発売される本◆◇

■「ルパン」ジャン・ポール・サロメ、ローラン・ヴァショ著/番由美子訳
メディアファクトリー(文庫)、2005年8月26日発売予定→☆発売中☆
※映画「ルパン」のノベライズ本です。
株式会社メディアファクトリー/商品詳細:ルパン
http://www.mediafactory.co.jp/cgi-bin/db_detail.cgi?id=3726

■「カリオストロ伯爵夫人」モーリス・ルブラン著/平岡敦訳
ハヤカワ文庫、8月下旬発売予定→☆発売中☆
■「怪盗紳士ルパン」モーリス・ルブラン著/平岡敦訳
ハヤカワ文庫、9月上旬発売予定→☆発売中☆
※原作シリーズの新訳です。「カリオストロ伯爵夫人」は映画「ルパン」の原作、「怪盗紳士ルパン」は原作シリーズの第1作にあたります。
HAYAKAWA PUBLISHING CORPORATION's HOMEPAGE(刊行予定→2005年9月の新刊)
http://www.hayakawa-online.co.jp/top.asp

「カリオストロ伯爵夫人」モーリス・ルブラン著/竹西英夫訳
「カリオストロの復讐」モーリス・ルブラン著/長島良三訳
「813」モーリス・ルブラン著/大友徳明訳
「続813」モーリス・ルブラン著/大友徳明訳
偕成社文庫、9月上旬発売予定→☆発売中☆
※原作シリーズの完訳です。いずれも児童書(小学上級から)で、同社のアルセーヌ・ルパン全集を文庫化したものになります。
この発売に合わせて偕成社文庫の既刊4冊について、新刊と装丁をそろえた揃えた新装版がでました。
KAISEI WEB 偕成社:新刊情報
http://www.kaiseisha.co.jp/cgi-bin/find2.cgi?page=sinkan_


■「真説ルパン対ホームズ」芦辺拓著
創元推理文庫、2005年08月31日発売予定→☆発売中☆
※ルパンとホームズが登場する贋作物です。1900年のパリが舞台だとか。
東京創元社 真説ルパン対ホームズ
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3399


◇◆発売中の本◆◇

映画「ルパン」は「カリオストロ伯爵夫人」を下敷きに「奇巌城」「813」も取り込んでいるそうですが。この3作について
発表順に読むなら…「奇巌城」→「813(続813)」→「カリオストロ伯爵夫人」
ルパンの年齢順に読むなら…「カリオストロ伯爵夫人」→「奇巌城」→「813(続813)」
となります。ノベライズ本を読むと映画にはこの3作以外の作品も取り込まれているようです。
ルパンとカリオストロときたら「ルパン三世 カリオストロの城」を思い出す方は「緑の目の令嬢」もお薦めです。「カリオストロの城」の原案の一つらしいので。

2005年8月現在入手可能な本(原作の翻訳本)を順不同に紹介していきます。シリーズ単位で紹介するので、中には入手不能な本もあるかもしれません。入手可状況はe-hon本やタウン等を参考にしています。

□偕成社
アルセーヌ・ルパン全集(全25巻、別巻全5巻)アルセーヌ=ルパン全集」全25巻 発売中!
…(1)怪盗紳士ルパン/(2)ルパン対ホームズ/(3)ルパンの冒険/(4)奇岩城/(5)813/(6)続813/(7)水晶の栓/(8)ルパンの告白/(9)オルヌカン城の謎/(10)金三角/(11)三十棺桶島/(12)虎の牙(上)/(13)虎の牙(下)/(14)八点鐘/(15)カリオストロ伯爵夫人/(16)緑の目の令嬢/(17)バーネット探偵社/(18)謎の家/(19)ジェリコ公爵/(20)バール・イ・ヴァ荘/(21)二つの微笑を持つ女/(22)特捜班ビクトール/(23)赤い数珠/(24)カリオストロの復讐/(25)ルパン最後の事件/(別1)女探偵ドロテ/(別2)バルタザールのとっぴな生活/(別3)三つの眼/(別4)真夜中から七時まで/(別5)赤い輪
児童書(小学上級から)。竹西英夫、長島良三、大友徳明、羽林泰、矢野浩三郎、榊原晃三訳。完訳で大人でも手にとりやすい装丁になっています。ルパンシリーズを同一レーベルで揃えたいならこれになるでしょうか。ただし、ルパンシリーズ以外も含まれていたり、ルパンシリーズでも含まれていない作品もあります。別巻は入手難。

・偕成社文庫(計4冊)
怪盗紳士ルパンルパン対ホームズルパンの冒険奇岩城
児童書(小学上級から)。アルセーヌ・ルパン全集を文庫化したもの。「奇岩城」は奇岩城内地図付きで便利。

□新潮社
新潮文庫:ルパン傑作集(全10巻)
…(1)813/(2)続813/(3)奇岩城/(4)強盗紳士/(5)ルパン対ホームズ/(6)水晶栓/(7)バーネット探偵社/(8)八点鐘/(9)ルパンの告白/(10)棺桶島
堀口大學による翻訳。文字が大きくなって読みやすくなりました。「813」「続813」は映画の宣伝オビ(腰巻?)をつけて書店で並んでたりします。「813」「続813」はかならず2冊セットで買いましょう。

□東京創元社
創元推理文庫:アルセーヌ・リュパン・シリーズ(計18冊)
…(1)怪盗紳士リュパン/(2)リュパン対ホームズ/(3)水晶の栓/(4)奇巌城/(5)リュパンの告白/(6)金三角/(7)虎の牙/(8)カリオストロ伯爵夫人/(9)謎の家/(10)緑の目の令嬢/(11)二つの微笑を持つ女/(12)バール・イ・ヴァ荘/(13)特捜班ヴィクトール/(14)赤い数珠/(15)カリオストロの復讐/(16)オルヌカン城の謎/(17)ジェリコ公爵/(18)リュパンの冒険
石川湧、井上勇、南洋一郎訳。ルパンがリュパンでもいい、むしろリュパンだろうと思う方にお薦め。ルパンシリーズ以外も含まれています。

□ポプラ社
文庫版 怪盗ルパン(全20巻)
…(1)怪盗紳士/(2)ルパンの大失敗/(3)ルパン対ホームズ/(4)奇巌城/(5)消えた宝冠/(6)813の謎/(7)古塔の地下牢/(8)七つの秘密/(9)ルパンの大作戦/(10)黄金三角/(11)三十棺桶島/(12)虎の牙/(13)八つの犯罪/(14)魔女とルパン/(15)緑の目の少女/(16)ルパンの名探偵/(17)怪奇な家/(18)ルパンと怪人/(19)ルパンの大冒険/(20)ルパン最後の冒険
児童書。南洋一郎によって大胆にリライトされています。新装版になって消えていた南氏のまえがきが文庫版で復活しているので、ハードカバーよりお薦め。
ポプラ社「文庫版 怪盗ルパン」シリーズとルパン100周年参照

□講談社
(参考)講談社BOOK倶楽部:モーリス・ルブラン
・青い鳥文庫:「ルパン対ホームズ」
児童書。ルパンシリーズを最初に日本に紹介した保篠龍緒氏の訳は、現在この本でしか読めません。
・青い鳥文庫:怪盗ルパンシリーズ(計8冊)
…怪紳士/真犯人を追え!/二十一の宝石/地底の皇帝/奇岩城/踊る光文字/赤い絹のスカーフ/王女の宝冠
児童書。久米みのる訳。「奇岩城」をめくっていましたが、リライト版で、読み手の好奇心を刺激したり文意を噛み砕いたり工夫をしているようでした。
mystery classics ~甦る名探偵達~ アルセーヌ・ルパン編 1
森元さとるによる漫画。赤い絹の肩掛け、バカラの勝負、テレーズとジェルメーヌを収録。

□集英社
集英社文庫:世界の名探偵コレクション10「アルセーヌ・ルパン」
長島良三、堀内一郎訳。ルパンシリーズの短編集(「ルパンの告白」9編のうち7編収録)。詳細な解説・年表付き。年表はルパンの事件年表になっています。必携です。
集英社文庫:「怪盗ルパン 奇巌城」
江口清訳。詳細な解説・年表付き。著者ルブランについて知りたければまずこれを購入しましょう。

□岩波書店
・岩波少年文庫(計3冊)
怪盗ルパンルパン対ホームズ奇岩城
児童書。榊原晃三訳。「奇岩城」を読みましたが、おそらく完訳だと思います。

□岩崎書店
アルセーヌ・ルパン名作集全10巻
…(1)アルセーヌ・ルパンの逮捕/(2)獄中のアルセーヌ・ルパン/(3)アルセーヌ・ルパンの脱走/(4)アルセーヌ・ルパンの結婚/(5)おそかりしシャーロック・ホームズ/(6)地獄のわな/(7)ハートの7/(8)うろつく死神/(9)白鳥の首のエディス/(10)アルセーヌ・ルパンの帰還
児童書。長島良三訳。戯曲「アルセーヌ・ルパンの帰還」を初めて含んだシリーズですが、現在「アルセーヌ・ルパンの帰還」は入手難となっています。
世界の名探偵 3「アルセーヌ・ルパン」
長島良三訳。

□早川書房
「強盗紳士ルパン」
中村真一郎訳。

□くもん出版
怪盗ルパン(計5冊)
…ルパンの逮捕/不思議な旅行者/女王の首飾り/ハ-トの7/ブロンドの貴婦人
一峰大二による漫画。


ノベライズ本が今日(8/24)本屋に行ったら売ってました! この記事チンタラ書いてたら…なので途中だけど投稿してます。目次だけ見ましたがアノ話やアノ話も絡んでるのかな?と。これ以上は映画見るまでお預けだ。映画「ルパン」のビジュアル本の企画があったのが中止されたそう(※)で悲しい限り。でもパンフレットは小洒落た感じだそうで楽しみ。(※ソースはルパンブログ執筆者の清水氏のサイト。ルパンブログのトップからリンクされている)
8/25情報追加。9/1偕成社情報追加。
□2010/01/13 最終更新

「花とゆめ」2005年18号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

合格は確定っぽいけれど、演技テストはまた続くようだ。逸美さんの反応はかわいかった。でもやっぱりDark Moonのあらすじとか人物設定とか、逸美さん自身の性格とか良く分かってないのでしっくりこない。

社さんはキョーコと蓮をくっつける気満々なきが…。ビデオカメラで撮影してるけど、ちゃんと手袋してるよね。

19号はお休みで、次は20号に掲載です。

仲村佳樹「スキップ・ビート!」第10巻

初出:「花とゆめ」2004年19-24号

くるくる表情を変えるキョーコがかわいい。飯塚さんが青白くなってたのは緒方監督の迫力とかオーラに「伊達監督」(父)を感じたってことだよね。緒方監督はその実力をこの先見せてくれるでしょうか。

この巻で気づいたのは、蓮って美形キャラなんだなーと。今までキョーコビジョンが多かったから…でも今回出番多いし…サタンじゃないし。

ラスト、キョーコが(尚が一方的に)敵視している蓮とドラマ共演すると知った尚。再登場が楽しみです。祥子さんのあわてっぷりが可笑しかった。

2005/08/21

「奇巌城」冒頭比較

講談社文庫「奇巌城」の解説に冒頭の翻訳についての比較があるので、それに従って翻訳作品の冒頭を引用比較してみます。

翻訳者名の右側にはその訳が初出と思われる年月を記しました。引用に使用した本の初版ではありません(例:江口清訳の集英社文庫は旺文社文庫を再文庫化したものなので1992年ではなく1973年とした)。


◆◇翻訳◇◆
■「奇巌城」保篠龍緒訳(新学社文庫「アルセーヌ・ルパン物語 奇巌城」1976年)…初出不明

 レイモンドはふときき耳をたてた。またしても怪しい物音が、寝静まった夜中の深い静けさを破ってどこからともなく聞こえてきた。しかしその音は近くともつかず、遠くともつかぬほどかすかで、この広い屋敷の壁の中から響くのか、あるいはまた、あの真っ暗な庭の茂みの奥から聞こえてくるのか判断がつかなかった。
 彼女はそっと寝床から起き上がった。

■「奇岩城」堀口大學訳(新潮文庫)…1959年11月

 レイモンドが聞き耳を立てた。またしても、しかも二度まで、その物音が聞こえてきた、夜の深い沈黙を形作っているさまざまな聞き取りにくい物音から区別のできるほどの、かなりはっきりはしているが、それが近いのか遠いのか、この広い城館の壁の内側から聞こえてくるか、それとも広庭の影の多い奥の方から聞こえてくるかは言いかねるほどかすかだ。
 そっと彼女は起きあがった。

■「奇巌城」水谷準訳…1960年12月
グーテンベルク21:奇巌城
http://www.gutenberg21.co.jp/lu_Kigan.htm

 レイモンドはきき耳を立てた。またも、夜の深い静寂《しじま》を形づくっている漠然《ばくぜん》とした騒音からは充分聞きわけられるくらいはっきりした物音が、二度もきこえてきた。しかしそれは、近くでした音なのか遠くでした音なのか、広々としたお屋敷の建物の中で起こったのか、あるいは戸外で、あの庭園のまっくらなものかげで起こったのか、彼女にもわからないほどかすかな物音であった。
 静かに彼女は起きあがった。

■「奇巌城」石川湧訳(創元推理文庫)…1965年10月

 レーモンドは耳をすました。またもや、しかも二度、物音がきこえた。夜の静けさのなかにあるどんな雑音とも違う音であることがわかるほど、はっきりと、しかし、それが近いのか遠いのか、広い館の内側でか、それとも外側の、庭のくらい隅でかは、わからない程度にかすかだった。
 彼女はそっとおきあがった。

■「奇岩城」江口清訳(集英社文庫)…1973年3月

 レイモンドは、耳をそばだてた。つづいて、また二度、物音がした。しいんとしずまり返ったこの真夜中に、どのような物音ともちがうのがはっきりとわかるほどではあったが、しかしそれは、近いのか遠いのか、広い屋敷内の内側か、それとも外側か、または庭の暗い隅っこかわからぬほど、かすかな物音だった。
 レイモンドは、そっとベッドから起きあがった。


■「奇岩城」長島良三訳(偕成社)…1982年3月

 レーモンドは、耳をそばだてた。またもや、しかも二度、その物音がきこえた。かなり明瞭で、<夜の静寂>をつくりあげているさまざまなざわめきとは、はっきりと区別できる音だったが、あまりにかすかだったので、近いのか遠いのか、広い館のなかでしているのか、それとも外の、闇につつまれた庭の片すみから聞こえてくるのか、見当がつかなかった。
 そうっとレーモンドは起きあがった。

※静寂には“しじま”とルビ


■「奇岩城」榊原晃三訳(岩波少年文庫)…1982年5月

 レイモンドは耳をすました。その物音が、こんどは二度もきこえた。それは夜の深い静けさにこもるはっきりしない音とはききわけることができるものの、近くからきこえてくるのか、遠くからなのか、また、この広大な城館の壁の内側からなのか、闇につつまれた庭園の片すみからなのか、わからない。それほどかすかな物音だった。
 レイモンドはそっと起き上がった。(略)

■「奇岩城」平岡敦訳(ハヤカワ文庫)…2006年5月

 レイモンドは耳をすました。やっぱり聞こえる。今度は二度続けて。夜の静寂に紛れたかすかなざわめきとは違う、はっきりとした物音だった。けれども音はとても小さくて、近いのか遠いのか判然としない。広い屋敷のなかから聞こえるのか、暗い庭のかげから響くのかもわからなかった。
 レイモンドはそっと起き上がり、半開きになった窓をいっぱいにあけはなった。


「奇巌城」冒頭比較(続き)に続く。

2005/08/20

企画展「南洋一郎(池田宣政)とあきる野市」開催中

ポプラ社怪盗ルパンシリーズの翻訳者でもある南洋一郎氏の企画展が、あきる野市の東部図書館エル開館記念として開催中だそうです。

あきる野市図書館;イベント情報
https://www.library.akiruno.tokyo.jp/event/event01.html

東部図書館エル開館記念企画展のお知らせ

「南 洋一郎(池田 宣政)とあきる野市」
(みなみよういちろう・いけだのぶまさ)
-帰ってきた卒業証書-
日 時 平成17年8月1日(月)-9月11日(日)
     午前10時-午後5時30分
会 場 東部図書館エルホール
内 容 東秋留尋常高等小学校の卒業証書、
     ふるさと「東秋留の思い出」、著書作品の展示など

南 洋一郎(池田 宣政) 1893-1980
は東部図書館エルの所在地あきる野市野辺(旧東秋留村字野辺)出身の、少年少女向け読み物作家です。

南洋一郎氏について詳しいページです。
野口英世から怪盗ルパンまで 【南洋一郎[池田宣政]先生 略歴&著作リスト】
http://homepage3.nifty.com/kadzuwo/biblio/minami.htm

2005/08/18

鉄人28号を起用したスチール缶リサイクルキャンペーン

新聞記事検索で見つけた記事です。2005年7月15日付鉄鋼新聞より(鋼鉄新聞に見えた)

スチール缶リサイクル協会は14日から、都内の地下鉄6駅(渋谷・赤坂見附・浅草など)でポスターキャンペーンを開始した。漫画主人公の「鉄人28号」をキャラクターにしてスチール缶の密封性・不通光性・高強度性・リサイクル性など「スチール缶は安心缶」を訴える。期間は10月13日まで。

地下鉄6駅は浅草、赤坂見附、秋葉原、渋谷、西新宿五丁目、芝公園。これらに行けば鉄人のポスターに会えるはず。鉄人28号を起用してのキャンペーンは今年3年目で、その模様がWebで見られます。

スチール缶リサイクル協会(キャンペーンの詳細は協会の概要→PR活動)
http://www.steelcan.jp/

2005/08/13

岡本太郎「日本の伝統」

光文社知恵の森文庫より

光文社発行の書籍:日本の伝統
http://www.kobunsha.com/book/HTML/chi_78356_2.html
□目次

  1. 伝統とは創造である
  2. 縄文土器―民族の生命力
  3. 光琳―非情の伝統
  4. 中世の庭―矛盾の技術(
  5. 伝統論の新しい展開―無限の過去と局限された現在

□感想
岡本太郎の視点から日本の伝統について批評した本。そういえば縄文土器の周辺で岡本太郎の名前を聞いたことがあるなあ、と思いつつ、訴えかける力強さについ引き込まれてしまった。読むのになかなか苦労したのは4章。銀閣や竜安寺は行ったことがあるけれど、庭園をどう鑑賞するかという感覚が掴みにくいので。「伝統論の新しい展開」の以下の個所が一番印象に残った。最近“伝統”を取り込んでいないなあと哀しい。

われわれが見聞きし、存在を知り得、何らかの形で感動を覚え、刺戟を与えられ、新しい自分を形成した、自分にとっての現実の根、そういうものこそ正しい意味で伝統といえるでしょう。

「日本の伝統」(この文庫は元の本に5章「伝統論の新しい展開」を加えたもの)と題した本が最初に出版されたのは昭和31年。その時代の空気も垣間見えて面白かった。「今日の芸術」も読んでみようと思う。

2005/08/12

「こどもにんぎょう劇場」続・海底二万里

朝たまたまNHK教育をつけたいたら「こどもにんぎょう劇場」で「続・海底二万里」をやっていた。恐竜の世界に飛んでた?しどうやらネモ船長とノーチラス号という設定以外原作をはなれてるっぽい。ネモ船長の声が大塚明夫さん。それって「ふしぎの海のナディア」(「海底二万里」が原案)じゃん!

と、それはさておきネモ船長の外見が不乱拳博士ぽかった。白髪で前髪が右に流れて右目が隠れてるの。下のページの写真にある一番左の人がネモ船長。

人形劇「海底二万里」
http://www.aurora.dti.ne.jp/~osamu-ko/nhk.html
OSAMU-NO-VISION-OF-DREAM
http://www.aurora.dti.ne.jp/~osamu-ko/

2005/08/11

「名探偵浅見光彦 旅情ミステリー」秋田トップコミックスWIDE

以下の2作品を収録したお得な1冊。どちらも秋田書店から単行本が出ている。
長尾文子「風葬の城」(初出:「ZOKZOK」1998年No.6-8)
月嶋つぐ美「浅見光彦殺人事件」(初出:「ミステリーSP」1999年Vo.5、6、2000年Vol.8)
(解説)川守田游「浅見光彦TVグラフィティ」

「風葬の城」は、長尾さんが描いた(若人達がいっぱいの)幕末ものが読みたいかも、と思ってしまった。内容は幕末の歴史に疎く、会津で起こった出来事はおぼろげにしか知らないので実感できなかった。
「浅見光彦殺人事件」は最近小説の文庫版が新たに出ていて、そのオビに浅見光彦シリーズを1冊以上読んだことのある人が読んでくださいみたいな事を書いてあったのを見かけていたけれど、これを読んでなるほど、と思った。複数作家が執筆して当然の「サスペリアミステリー」ならではのものだと思う。

解説は「サスペリアミステリー」でも何度か読んだけれど、浅見光彦ものの2時間ドラマにつてい一通りまとめられているのでなかなかよいと思う。そういえば水谷豊が演じたシリーズ(兄役:高橋悦史、 母親役:乙羽信子)がDVD-BOX化されたんですよね。買うまでにはいたらないけれど見たい。

秋田トップコミックスWIDEはコンビニ等で売られている廉価版のコミック。「その名は101」とか少年漫画系は割と見かけるのに、サスペリアミステリー系のものは初めて見かけた。今回はどちらも単行本を持っていないから買ってみたけど、単行本になっていないものを収録して欲しいかなあ。それよりもうちょっと見つけやすいといいのに。コンビニって決まったところしか立ち寄らないから、そこに入荷していないと見逃してしまう。

JBOOK:商品詳細:書籍:名探偵浅見光彦 旅情ミステリー:長尾 文子 他画
http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/2964542/s
秋田書店:内田康夫・長尾文子「風葬の城」
http://www.akitashoten.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?key=search&isbn=184448
秋田書店:内田康夫・月嶋つぐ美「浅見光彦殺人事件」
http://www.akitashoten.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?key=search&isbn=184588

2005/08/10

鉄人2号の愛知万博参加レポート

鉄人プロジェクトのサイトに2005年3月25日-4月24日の間、愛知工業大学の鉄人2号とモリゾーロボットが愛知万博に参加した様子のレポートがあります。なお、鉄人ロボットは8月16日(火)にEXPOドームで展示・デモ予定があるそうです。いつか会ってみたい。キッコロロボかわいー、ボツになったのもったいない。

愛知万博(動画あり)
http://aitech.ac.jp/~furuhasi/robo/tetujin2/expo/index.html
愛知万博参加レポート(動画あり)
http://aitech.ac.jp/~furuhasi/robo/tetujin2/expo/index2.html

こちらには大きな写真と、コマンド一覧がみられます。タッチパネル式でも命令がだせるんですね。
【愛知工業大学】軽い身のこなしで逆立ちまでする鉄人ロボット ITS DAYS
http://motor.days.co.jp/its/technews/20050409213916.html

この他にも鉄人プロジェクトのサイトにはいっぱい動画が載っています。ブラックオックスとの戦い?も。このオックス、ちょうどいい大きさみたいだけどどこから調達してきたんだろう。しかもいつのまにか鉄人3号のベールが脱がされている! でかー。しかも手足長ー。

愛知工業大学 鉄人プロジェクト
http://aitech.ac.jp/~furuhasi/robo/

映画「ルパン」の前売鑑賞券が発売中

映画「ルパン」は9月17日(土)から公開です。「ダ・ヴィンチ」2005年9月号をみてようやく来月と気づきました。では前売り券が発売されているはずと思って確認しましたら前売り特典は“ルパン・コレクション 絵はがき5枚セット”だそうです。先着順だそうなのでお早めに。

ルパンブログ powered by ココログ 【ルパンニュース】前売鑑賞券1500円絶賛発売中!!
http://lupin.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/1500_850c.html

上映館と前売り券を販売している劇場は、以下のページで調べられます。劇場名の右に☆マークがついている劇場で前売り券が購入できます。
HERALD ONLINE ルパン上映劇場
http://www.herald.co.jp/theater/lupin/

ルパン公式サイト - Arsene Lupin
http://www.arsene-lupin.jp/
ルパン HERALD ONLINE
http://www.herald.co.jp/official/lupin/index.shtml

2005/08/08

本日はビックファイア博士の誕生日

ということを思い出したので投稿。第24話に出てくる「捜索差押許可状」に“明治39年8月8日”と載ってるです(勿論この誕生日はアニメオリジナル)。末広がりでめでたやめでたや。確認したら許可状を出した日付に気づきました。このシーンは33年10月7日-23日の間のいつかです。なので冒頭は昭和32年であってますね。

明治39年生まれということは1906年生まれでご健在であれば今年99歳。99歳というと白寿だけど、それは数え年の99歳らしいので今年のビッグファイア様は該当しない。じゃあなにかというと数え100で百寿(ももじゅ)や紀寿というお祝いがあるらしい。紀寿は一世紀をすごしたから。一世紀、すごいな。

還暦・喜寿・米寿などプレゼント ヒント
http://www.11gift.net/kanreki-hint.htm

長谷川裕一「鉄人28号 皇帝の紋章」全3巻

BOOK倶楽部:長谷川裕一 作品リスト
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_tyosha.jsp?ty=7853&x=C
初出:講談社「マガジンZ」2004年1月号-2005年2月号
原作:横山光輝
出版社:講談社
出版年:2004年3月-2005年2月
価格:550円-600円(税込価格)

◆◇概要◇◆
□登場ロボット
鉄人28号(日本)、バッカス(ドイツ)、サターン(イギリス)、フランムII世、フランムIII世(フランス)、ギャロン(ソビエト)、モンスター(イタリア)、ブラックオックス(アメリカ)、ギルバート(不明)、DX-7、クラープ三型(カニロボット)、ロビー、シュメルツ・オーフェン(溶鉱炉)

□登場人物
金田正太郎、大塚署長、敷島博士、アリス・ドラグネット、村雨健児、ネルケ、フランケン博士、グラン・フランム教授、十字結社、ミス・ドロシー、ケリー

□あらすじ
昭和30年代初め、少年探偵事務所を構える金田正太郎のもとに一人の少女が訪ねてきた。少女は父でありロボット開発者のドラグネット博士に送られてきた“皇帝の紋章”を狙うものたちに追われていた。“皇帝の紋章”とは各国のロボット開発者に送られ、それを集めたものがナチスの秘宝を手にするという。ロボットを持つものたちがナチスの秘宝をめぐり戦いを繰り広げる。


◆◇目次◇◆
□第1巻
第1話 鋼の始動
第2話 鉄人・北へ
第3話 白銀の砲撃手
鋼鉄人間28号資料館(文責・松井一郎)

□第2巻
第4話 “黒い闘牛”(ブラック・オックス)
第5話 “考える”機械
第6話 そして再び 戦いのゴングは鳴る
第7話 鉄人v.s.ブラックオックス
第8話 死闘の大空港!!
鋼鉄人間28号資料館(文責・松井一郎)

□第3巻
第9話 暁に立つ者
第10話 束の間
第11話 鋼鉄の少年
第12話 最後の戦い
第13話 昔話
完結に寄せて


◆◇感想◇◆
□第1巻
結構読みやすい。鉄人のデザインはウエストがありどちらかといえば太陽の使者のデザインを髣髴とさせるけれど、頭部が丸っこいので全体的に丸い感じがする。ロボットたちが惜しげもなく登場し、そして破壊されていく。

□第2巻
対ブラックオックスがメインの巻。なんだかずーっと怪我をしている正太郎。しかし入院のおかげでオックス戦の戦略を見出す。オックスの飛行能力や知能について解釈がうまいなあと思う。オックスがかわいく見えてしまう巻。

□第3巻
太陽とFXネタが…この漫画の場合は原作と同じく敷島博士は妻子(鉄雄君)持ちなのだろうか。ワンピース姿のアリスちゃんがかわいくて戦いの前の静けさが続くとよかったのだけど、そうはいかず最後の戦いが迫ってくる。最後の鉄人が地球を手に掴もうとするようにも見え、そのスケールにも驚くけれど、アニメ版の鉄人が初回暴走時に月を掴まんとしていることにも通じているのかもと勝手に解釈してみる。もちろん単体で読んでも面白いけど、原作やアニメを見ていると2度3度美味しい作品となっている。

はしもと榊「嗤う蝶」(雑誌「ミステリーボニータ」掲載)

雑誌「ミステリーボニータ」2004年5月号-8月号
2005年8月現在単行本未収録。

□あらすじ
ヘアスタイリストの“あげは”の恋人貫田が殺された。蝶の模様のダイングメッセージを残して。犯人として疑われながら死の真相を知ろうと調べるあげはの前に次々と殺人が起きる。

□感想
「はしもとさかき」からの改名後第1作。途中で犯人が分かるんだけど、最後は分からなかった。他人からクズ呼ばわりされる恋人の“自分が知っている姿”を知ろう頑張る姿が健気で現実を見つめようとしないようでもあって危うくもあるのだけど、最後自分にとっての真実をつかんだということで、よかった…のかなあ。また会ったら、というのが切なかった。はしもとさんが描く十尾野くんみたいな2重キャラ好きだ。

この作品も(その前作も)単行本未収録だけど、はしもとさんの「月神」という作品は、単行本の刊行が途中で止まってしまっている。2003年6月号に最終回だったようだけど、単行本で読めると思って雑誌処分してしまった。ちゃんと完結しているのに途中で打ち切りだなんて切ない。「嗤う蝶」を久々に読んで面白かったので、これも読み返したかったのに。

月神(げっしん) 第3巻以降(はしもとさかき(現・はしもと榊)) 復刊リクエスト投票
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=23858

ちなみに現在「ミステリーボニータ」2005年9月号にははしもとさんの最新作「その獣を眠らせろ」が載っている。シリーズもので第3回になる。現在今度こそ単行本になって欲しい。

秋田書店:ミステリーボニータ
http://www.akitashoten.co.jp/CGI/autoup/listput.cgi?key=list&bunrui=015

2005/08/07

「西遊記」第10話 哀しき王妃二人の玄奘

MXで再放送中の西遊記を久々に見た。放送飛び飛びになることが多くて8月も2回しか放送しないようだ。太上老君が谷啓だった。冒頭は見逃したけど、妖怪が王を殺したあと化けて成り代わっていて、息子が国を取り返そうとする話。王妃が妖怪と関係を持ったからには妖怪に従う、もはや本物の王は過去の人間だみたいなことを言うのはよかったな。

そのエンドロールに江原正士さんの名前があった。何の役だったんだろうと調べたら“猪八戒が化けた男”らしい。えええ?だって二枚目呼ばわりされてなかったっけ?(←江原さんに失礼な) まあ八戒の基準の二枚目だけれども。声出してなかったから気づかなかったよ。(井戸にある王の死体を取りに行くときに、きっと美女がいるよーとだまされて八戒が二枚目の男に化けて井戸に向かったのです。だから声はずっと西田敏行だった)。普段吹替えをしている人が声を当てられる側というのは面白い。

古いドラマの再放送ではたまに声になじみの有る人が出ていたりする。数ヶ月前テレビ東京の時代劇の再放送で北村総一朗さんが出ていて若ーと思いながら見ていたけど、同じ回に“父さん”(「大草原の小さな家」のマイケル・ランドンの吹き替え、柴田てるひこ[イ+光・彦])さんが出ていて声で気づいた。それまで顔は知らなかったのだけど。「西遊記」ではこの後島本須美さんが第22話に出るようだ。ところで江原さんの顔を頭に浮かべようとすると、ロビン・ウィリアムズが浮かんでしまう…。

東京MXテレビ ※ 西遊記
http://www.mxtv.co.jp/saiyuki/index.html
西遊記(放映リスト)
http://members.jcom.home.ne.jp/kzogi/saiyu.htm
声優データベース:江原 正士
http://sdb.noppo.com/m_ebara.htm

2005/08/06

「ナッティ・プロフェッサー2」のキャスト欄

8月18日(木)の木曜洋画劇場で「ナッティ・プロフェッサー」を放送するけれど、翌8月19日に金曜ロードショーで2が放送される。そのキャスト欄。

金曜ロードショー:ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々
http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/2005/0819/index.html

<キャスト>
 シャーマン・クランプ
   エディ・マーフィ        (山寺宏一)
 バディ・ラブ
   エディ・マーフィ        (山寺宏一)
 クランプばあちゃん
   エディ・マーフィ        (山寺宏一)
 ママ・クランプ
   エディ・マーフィ        (山寺宏一)
 パパ・クランプ
   エディ・マーフィ        (山寺宏一)
 ヤング・パパ・クランプ
   エディ・マーフィ        (山寺宏一)
 アーニー・クランプ
   エディ・マーフィ        (山寺宏一)
 ランス・パーキンス
   エディ・マーフィ        (山寺宏一)
 デニース
   ジャネット・ジャクソン     (佐々木優子)

笑った。律儀に書くとこうなるか。テレ東も同じ山ちゃん吹替えなのは嬉しい。

テレビ東京 CINEMA STREET 木曜洋画劇場
http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/oa_thu_load/index.html

「花とゆめ」2005年17号 スキップ・ビート!感想

著者:仲村佳樹

逸美さんは若手実力派女優だったのか。女優と言うことの自負からテストの相手をOKしたみたいです。そりゃ失礼だよね。撮影遅らせて役をすっぽかした当の人物から「(アドリブでセリフを)言わせてみせます」と言われるなんて。

テストシーンは蓮が変わったということを周りに魅せる場面なんだけど、それが絵で伝わってきたかと言うとそうではない。そこがもう少し頑張って欲しいところ。それとも単行本でちゃんとよまないと分からないのかも。ローリィの反応から合格っぽそうだけど、テストは次号に続いてます。

それにしても、若手実力派女優もかけだし女優もいるというのに、この回でも一番かわいいのは緒方監督だわ。

テレビ東京木曜洋画劇場のCM

テレビ東京木曜洋画劇場のCMが面白いということに気づいた。先週流れた「ラストサマー」の予告(美少女いじめは楽しー)も面白かったけど、今日もCMの続き「ラストサマー2」のキャッチコピー“絶叫天使おかわり”って。続けて“脂肪的遊戯”と画面に出てるからどこ映画かと思っちゃったらナッティ・プロフェッサー。どこがだーといいたくなるくらい内容無視の内容。それにしても「ラストサマー」のCMの(大塚)芳忠さんの声はスケベ声だなー。「ナッティー〜」の若本(規夫)さんも濃いなー(けど好きだ)。

木曜洋画劇場のナレーターは毎回違うらしい(しかも実際の吹替え無関係)けど他局の映画放送は固定でナレーションしているのが多いかな。日本テレビ金曜ロードショーの坂上みきさん(このナレーション苦手だ)、テレビ朝日日曜洋画劇場の大塚明夫さんとか。TBSとフジテレビはちょっと思い出せない。

木曜洋画劇場のCMのはちゃめちゃさ加減は有名らしくファンサイトがあるようだ。そのサイトの存在は知っていたけど、時間ができれば見ようと思っていたのでテレ東であることはチェックしていなかったし、現在進行形だとは知らなかった。こういうCMはDVDには収録されないから見逃すとそれで終わりけど、残らないからこそ無茶ができると言うか各局の個性が出るというか、妙なテンションになるというか…。最近の吹替は、DVDにテレビ放送版の吹替を収録する流れも出てきたから、あまり無茶(アドリブなど)できないのかなという気がするけど、こういうテレビで見るからこその楽しみってあって欲しい。


若本さんと言えば今度やる「ブラック・ジャック」の劇場版でキリコ役なんですよね。公式サイトの特報みたけれど、ちょっとイメージとは合わないかも。ブラックジャック役の大塚明夫さんも違うといえば違うのだけど(お二人とも声が渋いというか太い)。

映画「ブラック・ジャック ふたりの黒い医者」オフィシャル・サイト
http://blackjack.jp/movie/index.html

2005/08/02

雑誌「声優グランプリGOLD」Vol.1

主婦の友社:本の注文係Web窓口:声優グランプリGOLD
http://www2.shufunotomo.co.jp/webmado/detail.php3?isbn=4-07-249248-5

大人向けの声優雑誌。表紙が文字だけなのは手にとりやすくてよい。値段がもう少し安ければいいんだけど。
内容はロボットアニメ声優進化論、洋画吹き替え声優名鑑、ポーツアニメ声優の法則、羽佐間道夫ロングインタビュー、変わっていく声優たち(リメイクによる声優の代替わり)など。見たことなくても知っているアニメ&声優のインタビューが多く載っている。歴代アッコちゃんを演じた声優の対談なども。


変わっていく声優たち(リメイクによる声優の代替わり)の一覧に「鉄人28号」があるけど、村雨健次の名前が間違ってる。それに1980年のアニメには出てないはず。白黒アニメでは途中で声優が交代しているらしいので正しくはこうかと。

1963 鉄人28号 金田正太郎/高橋和枝、大塚署長/富田耕生、敷島博士/矢田稔、村雨健次/久野四郎・安藤敏夫
1980 鉄人28号 金田正太郎/山田栄子、大塚警部/富田耕生、敷島博士/金内吉男
2004 鉄人28号 金田正太郎/くまいもとこ、大塚署長/稲葉実、敷島博士/牛山茂、村雨健次/幹本雄之

初代とリメイク(orリメイクとさらにリメイク)の両方を見た作品ってそんなにないかも。オバケのQ太郎なら天地総子さん、怪物くんなら野沢雅子さん、鬼太郎も野沢雅子さん(戸田恵子さん版もオンタイムで見てたと思う。ねずみ男は富山敬さんのイメージ)、秘密のアッコちゃんなら堀江美都子さん、バカボンなら雨森雅司さん、遊戯王なら緒方恵美さん。白黒とカラーで声優が変わってしまうことが多いけどパーマン(三輪勝恵さん)は変わらないね。アトムはずっと清水マリさんだと思っていたんだけどな。


洋画吹き替えの特集は洋画や、海外ドラマの吹き替えについての特集。コラム、吹き替えヒストリー、声優名鑑、俳優から声優逆引き。とり・みき監修の声優名鑑では111人の代表的な吹き替え役などを紹介。昼間や夕方にやっていた海外ドラマのをよく見ていたのでそれでなじみがある声優が何人もいる。雑誌「映画秘宝」2005年9月号のコラムに裏話がちょっと載っていたけど、声優名鑑に載せるにあたって事務所への問い合わせの返信が〆切に間に合わず、載らなかった方が何人かいたらしい。だとすると残念だな。

吹替えヒストリーは初めて知ることが多くて色々面白い。洋画最初の吹替えは1931年。テレビ放送最初の吹替えは1955年のアニメ『まんがスーパーマン』で、大平透氏が生で声をあてた(生でってすごい。失敗できないし)。『ルーシー・ショー』は高橋和枝さんだとか、『大草原の小さな家』の吹替放送は昭和50年だったとか(どうりで映像が古いわけだ)。「妻夫木聰、竹内結子版『タイタニック』(フジ)が批判を浴びる」にはつい笑ってしまった。確かにあれは滅多に見られない代物だった…。劇場版『ロードオブ・ザリング』吹替版が字幕版よりも高く評価、とあるのは字幕版の評価がよくなかったというのもあるけれど、作品世界を吹替え翻訳がしっかり補完していたところにあるのだろう。担当した人のインタビュー読んだことがある。映画自体は見てないんだけど。


この雑誌のとり・みき氏のコラムにあったけれど、「別冊映画秘宝 とり・みきの映画吹替王」と言う本が出ているらしい。面子がすごい豪華。この本を調べてたら広川太一郎さんのインタビューが雑誌「コンティニュー」の別冊(ハチミツとクローバーの特集の号)に載っていることを知って、読めてラッキーだった。

Amazon.co.jp: 本 とり・みきの映画吹替王
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896918371
週松/広川太一郎主義!
http://matsuhisa.com/hirokawa/

2005/08/01

「サントリー天国」を閲覧してきた

確認できました「サントリー天国」に載った「鉄人28号」。追って情報をアップしたいけど、いつになるやら。この雑誌を閲覧するために横浜の港が見える丘公園にある神奈川近代文学館にいってきたのだけど、坂がきつかった。体力に不安がある人は絶対バスを利用すべきかと。

これで漫画鉄人28号の全容が見えてきたかな(月刊ジャンプも確認済み)。あとは光文社文庫の続…、これは復刊を待ってもいいし、サンデーコミックス持っているから気楽に探そう。今度の鉄人28号の復刊では「少年」以外に掲載された作品についても収録されるようだ(※)けど、ソノシートの絵本?も復刻して欲しいなあ。第2集の方は「横山光輝グッズコレクション」でドラマを聞いたし絵本の言葉部分が載っていたけど、絵が見たいし、第1集も正式に復刻されたのを見たい。ドラマも聞きたい。

※この件について「鉄人28号」の原作「完全版」が今秋発売予定に情報を追加しました。

〇八一五

□登場メディア
平成版アニメ[○]、原作[○]、その他[]

□平成版アニメ
金田博士が最初に作ったロボット。金田邸の地下室に隠されていた。

□原作
敷島博士が製作。過去の鉄人の強度実験に使われていた。


□解説
小さくても強い小型ロボットの0815。読みは「ゼロハチイチゴ」。名前の由来は不明ながら(終戦記念の日が浮かぶけれど)少なくともハチイチゴでなくゼロハチイチゴなのは次の映画の影響じゃないかと思う。

08/15 -- 映画 「 08/15 」の詳細情報
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12844
戦場ロマンシリーズ:08/15
http://www.groove.jp/video/ww2/index.html

1956年公開のドイツ映画。原作はハンス・キルストで、「08/15」「戦線の08/15」「最後の08/15」の三部作。ちなみに、映画のタイトルにはこんな意味があるらしい。

日本機械学会:コラムNo.1 00、007、127、0815−−−とはなんぞや
http://www.jsme.or.jp/column/200205.htm
0815とは、この前の欧州大戦を描写した映画でナチスドイツ軍の下士官が登場すると必ず携帯しているサブマシンガン(短機関銃)の制式称呼番号である。どこの国の軍隊でも同じで、一般的に下士官は上官の命令を忠実に守り、頑固で融通が利かないことから、少し昔のドイツでは「融通の利かない馬鹿な頑固者」を意味していた。

http://shibuya.cool.ne.jp/steiner/99/99-05.html
『08/15(Null Acht Funfzehn)は「時代遅れ」もしくは「いまいましいほどくり返されるもの」という意味の「兵隊スラングとして使用されている。』

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