光文社文庫「鉄人28号」6巻-7巻 感想
拳銃撃ちまくり工場を壊しまくるニコポンスキー、「こんなものばくはつさしてしまえ」と火薬で爆発させる敷島博士、いい勝負だ。
操縦器を抱え正太郎邸の屋上で高笑いする怪人(そう、アニメのニコポンみたいに)にはすわ新勢力かとどきどきしてしまった。冷静に考えれば分かるのだけど。ジャネル・ファイブって…フランス人で怪盗だし、人殺し嫌いだし、おまけに奇巌城。ま、そういうことだろう。サンデーコミックスで読んだ、軟禁された敷島博士が鏡でチカチカ合図するのも“ルパン”を思い出した。ファイブのコレクションの中にロボット三等兵がいる。
7巻ラストはいきなりセリフコマで説明が。これは次の8巻との間に未収録があるためで(本来なら続1巻に続く)、これで8巻に繋げて辻褄が合わないこともないけど(説明なく復活しているキャラがいるが)、9巻ラストは開き直ったのか何のフォローもなし。
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