文化庁メディア芸術祭感想
「鉄人28号」については『文化庁メディア芸術祭「鉄人28号」上映の感想』で先に書いたので、それ以外の感想です。
「RYAN」Chris Landreth
NFB - RYAN
http://www.nfb.ca/ryan/
2005 AWN Oscar Showcase(View a clip from the filmのところで動画の一部が見られます)
http://awn.com/oscars05/?type=shorts&id=ryan
Alias Community:Chris Landreth - 'Ryan'
http://www.alias.co.jp/community/customer_stories/chris_landreth_ryan.shtml
静止画で見ると怖いなー。3Fのアニメーション部門短編作品のモニタで流れていてなんとなく惹かれて見てしまったのが「RYAN」と言う作品。英語だし筋がわからなかったけど。この作品、アカデミー賞を受賞したのですね。知らなかった。
「trainsurfer」中尾 浩之
MTV trainsurfer トレインサーファー公式サイト
http://www.trainsurfer.com/
「鉄路、それは日本の大動脈(略)この物語はスリルとスピードを求めて日夜列車の屋根に飛び乗る若者たちの脅威の物語である!」
同じくアニメーション部門短編作品。こういうお馬鹿ムービー大好きだ。列車の上に乗ってるっていうだけのことなんだけど、面白い。運転士?も味があってよし。一番おかしかったのが赤シャツの兄ちゃんが跨線橋歩いてるとこ。365日列車の上にいるんじゃないんだ、と妙に笑えた。ランダムに10話くらい流していて、一番若い話数で10、大きい話数で115だった。本当に115話あるかどうかもミソかも。最後の注意がトレインサーフは危険な行為ですってふつう真似できねーよっ!
「まかせてイルか!」大地 丙太郎
まかせてイルか!-irukaya.com-
http://www.irukaya.com/
1Fホールでは「鉄人28号」のあと「まかせてイルか!」と「鋼の錬金術師」を上映していたので続けてみました。なぜかこのアニメ、なんのてらいもなくイルカが出てくる話だと思ってました。最初セリフが聞き取りにくい箇所があるのとちと説教くさいけど明るくてよかったです。
「鋼の錬金術師」荒川 弘(原作)/水島 精二(監督)/曾川 昇(ストーリーエディター)
鋼の錬金術師
http://www.sonymusic.co.jp/Animation/hagaren/
視界に入る範囲に男の子とその保護者が居て、のっけからどぎつい描写があるものだからその反応が大丈夫かどうかドキドキものだった。このアニメを知っていればいいのだけど、知らなければびっくりするだろうな。上映していた第1話はオープニングがなく、エンディングにオープニング曲の「メリッサ」が流れる変則的なつくりになっています。エドが腕をあらわにするシーンからメリッサの鋼の手から続くながれはすごくよくて引き込まれてしまう。冒頭もショッキングなシーンとそれに続く「鋼の錬金術師」のロゴが白黒でなかなか印象深いです。放送後半期とは使われる音楽も違っていて興味深かった。
歴代受賞者展の中ではAIBOの実演をやっていて3DでAIBOが空を飛んでるのが見れたらしい(3D用眼鏡をかけなかったのでよく分からない)けど、それを動かしているのがプレイステーションのコントローラーだったのはさすがソニー。
最後に、今回功労賞ということで小学館の編集者であった山本順也氏が受賞していたのだけど、マンガ部門のコーナーに展示されたお祝いコメントの面々がすごかった。いちおう漫画家の名前は全員拾ったつもりだけど抜けあるかも。
秋里和国、いとうあいこ、上杉可南子、上原きみこ、大竹サラ、神坂智子、岸裕子、佐々木淳子、ささやななえ、佐藤史生、里中満智子、諏訪緑、高野文子、武田京子、竹宮惠子、つじいもとこ、奈知未佐子、名香智子、西炯子、萩尾望都、波津彬子、花村えい子、深谷かほる、細川智栄子、細川芙美子、真木しょうこ、牧美也子、水野英子、わたなべまさこ
文化庁メディア芸術プラザ:文化庁メディア芸術祭
http://plaza.bunka.go.jp/festival.html
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